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【AMZN】ジェフ・ベゾスの名言と戦略10カ条

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アマゾンを日頃、やたらと使っている筆者にとって、この企業は半ばインフラになりつつあります。

アマゾンプライムの本と映画だけでなく、最近はクラウドにまで関心を持ち始めました。

古本屋とCDレンタルを不要にし、さらには小売全般を食い尽くそうと狙っているアマゾン。

ブルームバーグHPの解説では「主な製品は、書籍、音楽、ビデオテープ、コンピューター、電子機器、家庭・園芸用品など」と書かれており、近年の多角化が反映されています。

近年は、小売だけでなくクラウドサービスの充実ぶりが際立っています。

そのパフォーマンスと、躍進の原動力になったベゾスの考え方に焦点を当ててみましょう。

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【AMZN】アマゾン・ドットコムのトータルリターン

まず、ブルームバーグHPでアマゾンの指標を見てみます(2018/2/16閲覧)

  • 株価52週レンジ:833.5~1498
  • 1年トータルリターン:73.46%
  • 年初来リターン:24.99%
  • 株価収益率(PER) :320.61
  • 1年1株当り利益 (EPS):4.56
  • 株価売上高倍率(PSR) :3.95
  • 直近配当利回り(税込):無配当

トータルリターンは73%。

100万円投資したら、1年後に173万円になります。

70万円も増えたら、それだけで一年間の小遣いは賄えるかもしれません。

しかし、PERは320というスゴイ数字が躍っています。

株価の推移は以下の通り。

18年に入ってから、猛烈な勢いで株価が伸び、2月の株安後も反転。

株価の天井が破れるかどうかの境目が来ています。

アマゾンの株価推移をチャートで一覧

青太字がアマゾン、がグーグル、水色がフェイスブック、がマイクロソフト、黄土色がアップルです。

2018年に入って猛烈に株価が伸びています。

アマゾンは2月の株安後も10日で元の水準に戻りました。

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次に、ここ2年の株価の動きを見てみます。

gafam (3)_

アマゾンの伸び率は150%ほどになります。

FB、MSFT、AAPLは75%ぐらい、GOOGLは50%のようです。

次に5年チャートを見てみましょう。

gafam

5年の伸び率で見るとフェイスブックが600%でトップになります。

アマゾンは450%、アップルやグーグルが200%、マイクロソフトが250%近い水準です。

2月株安後、フェイスブックだけが伸びが悪いのですが、もしかしたら、もう、すでに十分、株価が伸び切ってしまったと見られているのかもしれません。

アマゾン:最近の出来事

ここで最近、アマゾンに関して報じられたニュース等を振り返ってみます。

  • 1月26日:ライバルのウォルマートが楽天と提携。
  • 1月23日:アマゾンがレジなしコンビニを開店
  • 1月22日:アマゾンが米国でプライムの月会費を12.99ドルに引き上げ(18%増)。日本はまだ割安ですが、今後、値上げがありそうです。
  • 1月10日:「アレクサ」が一部のトヨタ車両に搭載されることになりました。これは「コネクテッドカー」構想です。
  • 1月9日:トヨタが自動運転のEVで宅配や移動ホテルを運営する構想を明かす
  • 1月9日:ベゾスの純資産が11兆8000億円超になりました。
  • 12月30日:トランプ大統領がアマゾン向け郵送料金を大きく引き上げるべきだと発言
  • 12月14日:グーグルがアマゾン「ファイアTV」からのユーチューブ利用遮断

ジェフ・ベゾスの資産は1000億ドル超:その発想とは

アマゾンの株価上昇により、ベゾス氏の純資産は1051億ドルに達したとも報じられています。

注目が集まる同氏の考え方が、フォーブスの記事で紹介されていたので、その概要を整理してみましょう。

参考記事は以下の3つ(実質2つ)です。

ジェフ・ベゾスの名言:ベスト10

変わらないものを軸に戦略を立てよ。
「選択肢はより多く、価格はより安く、配達はより迅速で確実に」⇒これが顧客が「変わらず求め続けるもの」とされています。

顧客に執着せよ。
ベゾスは会議室に誰も座らない椅子を持ち込み、そこに顧客がいると思って話せと幹部に述べています。

我々は長期間にわたって誤解されることを厭わない。
新規事業は道楽に見えるが、花開くまで5~7年かかっても問題なし。

会社には2種類ある。高く売るために努力する会社と、安く売るために努力する会社だ
後者を目指したのがアマゾンの歩みでした。

顧客のニーズから逆算せよ。
キンドルもこの発想の産物です。顧客重視の姿勢はウォルマートに学んだともいわれています。

アマゾンの企業文化は「調和」と「情熱」だが、いざどちらかを選ぶとなれば、我々は「情熱」をとる。
筆者には「調和」がどこにあるのか、疑問視しています。「調和」を持ち出すのは外向けのポーズではないでしょうか。

発明家になりたければ失敗を恐れるな。
ベゾスいわく「なにかを学べるなら、つまずきも人生の一部だ」

時間を100%とすると、かつては30%をサービスの構築に、残りの70%をプレゼンに充てたが、時代は変わった。これからは逆だ。
プレゼン7割、サービス3割の企業からは買いたくありません。確かに、これはもっともな話です。

誰もがコールセンターで働けるようにならなければいけない。
ベゾスは自身も含め、全管理職に毎年2日間のコールセンタートレーニングを受けさせているといわれています。ベゾスに電話を取ってもらいたいです。

今日はインターネットの1日目だ。
これは1997年にアマゾンが出した最初の株主への手紙です。学ぶことが膨大にあることを名文句で表現しています。

ジェフ・ベゾスの決断:10の指針

フォーブス誌には、10の決断の指針も書かれていました。

  1. 情報を70%集めたところで決断を:90%になるまで待つと手遅れになる
  2. 競争を無視:他社を気にして模倣するよりも、自社サービスの充実が第一
  3. 10%の可能性に賭けよ:ベゾスいわく「100倍の利益が返ってくる可能性が10%あれば、必ず賭けるべき」
  4. 現状の成功に甘んじるな:配当金なしで成長にすべてをつぎ込むのも、このスタンスの表れ
  5. 特異な文化の形成:開拓や発明を愛する人のための独自の文化づくりを薦める
  6. プロセスに進化を阻ませない:アマゾンは大企業病を認めない
  7. 全てを分解する:従来の商品配送の過程を分け、ベゾスは独自の商品配送方法を再構築。
  8. ビジネスを「役所仕事」にしない:スタートアップの精神が第一
  9. 失敗の達人になる:失敗後の対処ができる人材にならないと挑戦はできない
  10. 長期的視点を大事にする:現在の成功も長期的視点の賜物です。

ベゾス氏の発想はいろいろな面で参考になります。

長期で見た戦略が優れているからこそ、投資先としてお金が集まっているわけです。

ヘビーユーザーの一人として、今後のアマゾンの発展に期待したいものです。

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