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北朝鮮の戦力とは? 脅威の実態はミサイルと特殊部隊、核と化学兵器

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4月15日は北朝鮮の建国者である金日成の誕生日なので、軍事パレードが行われ、金正恩氏が閲兵をしました。これに伴って、ミサイル発射実験や核実験等の実施が警戒されています。

そして、25日には建軍節(北朝鮮軍創設の祝祭。17年で85周年)があるので、この15日~25日頃に、北朝鮮が挑発的な行動を起こす可能性が危険視されています。

安倍首相が、北朝鮮軍がサリン弾頭のミサイル発射能力を持っていることや、空自戦闘機に敵基地攻撃能力がないことに言及したりと、日増しに緊張が高まっていますが、そもそも、北朝鮮の軍事力の中で、日韓両国と米軍にとって脅威となるものは何なのでしょうか。

北朝鮮軍の規模とは?

まず、基本的な情報から見てみます。

『軍事研究(2016年8月号)』所収の福好昌治氏の記事(「『米韓連合師団』の誕生」)によれば、合算値で見た北朝鮮軍の実態は以下の通りです。

  • 総兵力:119万人
  • 陸軍:102万人
  • 戦車:3500両
  • 艦艇:780隻(10.3万トン)
  • フリゲート:3隻(※防衛白書2017では4隻)
  • 潜水艦:20隻
  • 作戦機:560機

(※この数字は防衛白書2017年版でもほぼ同じです)

人口は2470万人しかいないのに、軍人が120万人程度なので、だいたい20人に1人ぐらいの割合(0.48%)で軍人がいることになります。

(防衛白書 図表I-2-2-1:朝鮮半島における軍事力の対峙 http://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2017/html/n1221000.html

やたらと多い陸軍

異常に軍人比率が高いのですが、そのほとんどは陸軍です。

ただ、戦車はソ連製の旧型車や中国製の59式戦車(1980年代頃につくられた機種)なので、現代戦ができる水準ではありません。実際に開戦したら、最初にソウル市に猛攻をしかけることは可能ですが、イラク軍以上にあっさり米韓連合軍に撃破されてしまうでしょう。

平成28年度の防衛白書は「陸上戦力は、約102万人を擁し、兵力の約3分の2をDMZ付近に展開している」「戦車3,500両以上を含む機甲戦力と火砲を有し、また、240mm多連装ロケットや170mm自走砲といった長射程火砲をDMZ沿いに常時配備している」と述べています。

米韓連合軍に殲滅されることが必定でも、この火砲の猛攻はソウル市に甚大な被害を生みます。

元自衛官の佐藤正久参議院議員は『WILL 2017年6月号』にて、北朝鮮からソウルへの最短距離は40kmにすぎず、韓国との国境沿いに北朝鮮陸軍77万人(総数100万人)が集結しているため、遅れた兵器でも北朝鮮はソウルを火の海にできると警鐘を鳴らしています。韓国の人口5100万人の約半分(2500万人)がソウルーインチョン間数十kmに暮らしているため、数十万~百万人規模の避難民が出る恐れがあると言うのです。

朝鮮戦争が再開されれば、在韓米国人20万人、在韓邦人38000人にも被害が及ぶため、この陸上戦力は、北朝鮮にとって米韓連合軍からの攻撃を防ぐ機能を果たしています。

海軍で要注意なのは潜水艦

艦艇数は多いのですが、実際に戦力となる艦艇は旧型のフリゲート艦3隻と潜水艦20隻です。

(※フリゲート艦の機能は駆逐艦と似ているが、艦艇の規模が一回り小さい。フリゲート艦と潜水艦の隻数に関しては他のデータもある)

フリゲート艦は旧ソ連の巡視船や掃海艇を改造した艦艇らしく、たいした戦闘能力はありません。潜水艦も旧型ですが、魚雷発射や特殊部隊の輸送等で力を発揮するので、これは要警戒の対象とされています。近年では弾道ミサイルの発射実験にも力を入れているので、「まさか」の一撃の可能性も「浮上」してきています。騒音をふりまく旧型マシンなので、中国の潜水艦よりも発見しやすいのですが、潜水艦特有の奇襲能力が警戒されているわけです。

海軍戦力は限定的ですが、この部隊は特殊部隊の運搬に用いられます。冷戦初期にソ連がつくった旧式のロメオ級潜水艦(約20隻)や小型潜水艦約70隻、エアクッション揚陸艇約140隻等が、海戦以外の特殊部隊運搬に用いられることが警戒されているわけです。

戦闘機は旧型ばかり

福好氏の調査によれば、北朝鮮は旧ソ連製のミグ23を56機、ミグ29を18機、スホイ25(こちらは対地攻撃用とみられる)を34機持っています。

ミグ23は1967年初飛行。ミグ29は1977年に初飛行。スホイ25は1975年初飛行。

自衛隊のF15とF2(※F2はF16の日本版)は第四世代戦闘機に分類されますが、この世代に入れるのは18機のミグ29のみです。F15の初飛行も実は1972年ですが、日米の機体はその後、改善に改善を重ね、情報革命に合わせて戦闘情報を共有(データリンク)できるように中身を入れ替えています。

リニューアルを続けた日米の機体に比べると、北朝鮮機は約半世紀前(それぞれ42年前、45年前、50年前)のままの旧型機ばかりなので、空軍戦力で米韓連合軍に戦えるわけではありません。

ただ、北朝鮮には旧型機すぎてレーダーに映らない木製輸送機があり、これを用いて特殊部隊を韓国に輸送する作戦があるとも言われています。これは別の意味でのステルス機になっているので、思わぬ反撃がなされる可能性があります。

脅威の中心は核・ミサイルと特殊部隊

結局、通常戦力は大したことがないので、その脅威の中心はミサイル部隊と特殊部隊、何個あるかわからない「核兵器」と「化学兵器」になります。

核兵器と化学兵器はミサイルで飛ばすことが主たる運用法で、化学兵器は特殊部隊を通じても用いられるため、結局、ミサイル戦力と特殊部隊あたりが脅威の中心に収斂されます。

北朝鮮のミサイル戦力

著名なミサイルは、韓国と日本西部(九州や中国地方)あたりを射程に入れたスカッドミサイルとノドンミサイルです。米軍グアム基地までを狙うムスダンも完成に近づいていますが、一応、実験中と見るべきなのでしょう。

テポドンミサイルはアメリカ本土を狙う長距離弾道ミサイルですが、これは固定発射台から液体燃料をコトコトと入れて撃つので、発射前に米軍に破壊される可能性が高いと見てよさそうです。

ミサイルは隠されているため、正確な数は不明ですが、この中で脅威の中心になるのは、やはり、スカッドとノドンです。

北朝鮮のスカッドミサイルは改良版の「スカッドER」(射程距離800~1000km)なので、北朝鮮南部から大阪、阪神、長崎までが射程に入ると言われています。準中距離弾道ミサイル「ノドン」は(射程1300キロ)は日本全域を攻撃可能です。

そして、テポドンとは違い、この二種類は移動式発射台から撃てるので、発射前に隠されたミサイルを全て破壊するのは難しいのです。

そのため、特に我が国にとって危険なこの二種のミサイルの報道例などを紹介してみます。

  • 09年4月2日に、産経新聞は「ノドン」が最大で320基に上る可能性があるとした国際研究機関「インターナショナル・クライシス・グループ」の報告書の記述を紹介。
  • 北村淳氏(米海兵隊アドバイザー)は、「ノドン」200発、「スカッドER」350発の550発が日本を狙えるミサイルだと見なしている。(JB PRESS 2012.12.25)
  • 2014年3月の米国防省報告書によればスカッド用の発射台は最大100両、ノドン用の発射台は最大50両、新型ミサイル「ムスダン」(グアム等を狙う)用の発射台最大50両を保有しているとされる。(防衛白書2014)
  • また、2012年のジェーンズ・インフォーメーション・グループの報告書によれば、北朝鮮はスカッドを約600基、ノドンを約200基、その他の中・長距離ミサイルを約50~150基保有しているとみられている。(防衛白書2014)
  • 前掲の北村氏は2015年の著書『巡航ミサイル1000億円で、中国も北朝鮮も怖くない』(P127)で、北朝鮮は外貨獲得のために150発以上のノドンミサイルをイランに輸出したと指摘している。

こうした報道を見ると、スカッドの数は350~600発程度。ノドンは100~350発程度の範囲で見積もられていることになります。

核兵器は何個ある?

そして、問題の核兵器に関しては、すでに2012年時点で、産経デジタルで「『北朝鮮は16年に核爆弾20個保有』米物理学者が推定」(2012/12/11)と題した記事が公開されていました。

(※以下は筆者のメモですが、現在はネット上で削除されている模様)

「聯合ニュースによると、訪韓中の米核物理学者、ヘッカー元ロスアラモス国立研究所長は10日、韓国国会議員らと会い、「北朝鮮は2016年までに核爆弾約20個を保有する」との推定を語った」

「ヘッカー氏は「北朝鮮は現在、年に4個程度の核爆弾を製造する能力があると推定される」と指摘。弾道ミサイル搭載のための核弾頭の小型化については「まだ(技術の確立を)確信していないとみられ、今後も核実験を行う可能性がある」とした」

「韓国政府のシンクタンク、統一研究院も、北朝鮮が15年末には計27個の核爆弾を保有する恐れがあるとする報告書をまとめている」

当時、ヘッカー博士は 「北朝鮮は大変精巧な第2世代遠心分離機を保有している」「遠心分離機で毎年1個の核爆弾製造が可能な高濃縮ウランを生産することができる」等と述べたことが報じられていました(聯合ニュース日本語版:11年1月24日 ヘッカー博士へのインタビュー記事)

2016年頃の報道では北朝鮮の核保有数は「10~20個」と見るものが多かったようです。

日経電子版(2016/2/10)では、「ファインスタイン米上院議員(民主党)は9日の上院情報特別委員会の公聴会で『北朝鮮はプルトニウム型とウラン型を合わせて核兵器10~20個を保有している』と述べた」と報じています。同議員が米情報機関の非公開報告を受けていることを重視し、「米政府の最新推計の可能性がある」としていたのです(米上院議員「北朝鮮、核兵器10~20個保有」 )

2017年には、科学国際安全保障研究所(ISIS)所長のデビッド・オルブライト氏が「北朝鮮は16年末までにプルトニウムを33キロ、濃縮ウランを175~645キロ保有し、核兵器を13~30発製造した。さらに実験用軽水炉を稼働させれば、最悪の場合、20年末までに最大60発まで増産される」との見通しを明かしました(産経ニュース「2020年末に核兵器60発保有も 日本、韓国に届く小型核弾頭少数保有か 米研究所試算」2017.4.15)

その後、2017年夏には米国防情報局(DIA:7/28)が、北朝鮮が核弾頭小型化に成功したこと(長距離弾道ミサイルに搭載可能になった)や同国保有の核爆弾の数が最大60発にまで上方修正したという分析の内容が各紙で報じられています(ワシントンポスト記事が出元)。

(出所:【北ミサイル】小型核弾頭の製造に成功、ICBMに搭載可能と米紙報道 トランプ氏「北は炎と怒り見舞われる」 - 産経ニュース

2017年8月の太平洋に向けたミサイル発射では、複数の弾頭に分かれた可能性が指摘されています。小型化から弾頭の複数化にまで技術が進化している可能性が指摘されているのです。

その後、9月3日には、北朝鮮は核実験を実施。日本政府は地震波の観測後、即座に核実験と断定。

時事通信(2017/9/3)は北朝鮮の朝鮮中央テレビがICBM搭載の水爆実験に成功したことや、電磁パルス(EMP)攻撃もできる多機能弾頭を開発したと主張したことを報じています(「水爆弾頭化」誇示=ICBM開発で北朝鮮-電磁パルス攻撃に初言及)。

電磁パルス攻撃というのは、高高度で核兵器を爆発させ、電磁パルスで発電・送電インフラや通信機器等を麻痺させ、国家を機能停止に追い込む攻撃のことです。

これが真実であれば、北朝鮮は新たな攻撃手段を手にしたことになります。

北朝鮮は世界第三位の化学兵器大国

毎日新聞(2017/2/25)では、韓国国防研究院(KIDA)関係者が「北朝鮮は化学兵器を大量に製造しており、保有量は米国、ロシアに続き世界3位だ」と述べた聯合ニュースの報道を紹介していました。

「KIDAなどによると、北朝鮮は1980年代から化学兵器の生産を開始し、現在はVXやサリンなどを計2500~5000トン保有している」としていたのです。

北朝鮮には20万人の特殊部隊がいる

北朝鮮には120万人規模の軍隊がありますが、韓国の国防部はそのうち、20万人が特殊部隊を構成しているとみています。

北朝鮮の特殊部隊の練度は高く、2001年にはビンラディンの配下が北朝鮮人から化学兵器対策の特訓を受けていたとも報じられています(東亜日報「アフガニスタンのビンラディン訓練キャンプ、北朝鮮人が化学武器教育」2001/9/30)

この部隊の練度の高さが証明されたのは1996年9月の江陵浸透事件です。

韓国の江原道江陵市近辺で工作員を回収するための北朝鮮特殊潜水艦が座礁し、その乗組員と工作員を合わせた26名が韓国内に逃亡したのですが、軍と警察が総がかりの掃討作戦には二か月もの時間を要しました。韓国側は、軍人12名、警察官1名、民間人4名の犠牲者が出たのです(そのほか負傷者17名)。北朝鮮本国への忠誠心をもつ1名の工作員を追うには数十人の兵が必要になる有様だったのです。

日本の海保の巡視船が北朝鮮の不審船を撃ち、沈めた時も、北朝鮮工作員は自沈を選んだことから見ても、彼らは本国への強い忠誠心を見せています。

この特殊部隊20万人の部隊は北朝鮮軍の選び抜かれた精鋭です。高い練度を誇るため、周辺諸国にとっては脅威の一つになっています(日本から見れば、拉致問題を引き起こした実行部隊、つまり金正日の手足に相当する)。

ジャーナリスト・コリア・レポート編集長の辺真一氏も、2016年にその危険性を指摘していました。その要点は以下の通りです(「米国の特殊部隊vs北朝鮮の特殊部隊、どちらが強い!?」2016/3/1)。

  • 特殊部隊の中心は軍総参謀部傘下の偵察総局と矯導隊指導局。
  • 矯導隊指導局は特殊部隊の戦力を強化すべく1991年に総参謀部直属の部隊として発足した最先鋭部隊(5万人)。同局は狙撃旅団、空軍狙撃団、航空陸戦団、軽歩旅団から成る。
  • 戦時に狙撃旅団は先鋒として敵地に潜入し、ミサイル基地などの軍事施設を破壊し、産業・公共施設を速やかに占拠する
  • 原子力発電所などを戦略目標も攻撃の対象である。要人の暗殺も任務に含まれる。
  • 空軍狙撃旅団は米韓連合軍が使用する飛行場、レーダー、管制施設、地対空ミサイル基地などを襲撃。
  • 航空陸戦旅団は敵陣の後方に落下傘降下して味方の主力が到着するまでの間、占領地域を確保する
  • 軽歩旅団は有事に背後を突く米韓の落下傘部隊に対処。
  • 平時は平安北道の熙川や咸鏡南道の咸興に駐屯し30kgの軍装備を背負って6時間以上行軍したり、2~3一睡もせず、160kmを歩くなど、毎日超人的な訓練に明け暮れている。
  • 思想教育は徹底しており「将軍様の命令とあれば、爆弾を抱えて敵陣に飛び込むことも辞さない」との「特攻精神」で武装されている。
  • 2009年4月には日米のイージス艦による迎撃に備え、14人の空軍パイロットから成る特攻隊を編成し、爆弾を搭載して、そのままイージス艦に突撃する訓練を行っていた。

サイバー部隊(6000~7700人)は侮れない伏兵

サイバー攻撃は、一見、貧乏な北朝鮮にとっては難しそうにみえますが、あにはからんや、同国はハッカーの「才能」を持つ子供に「英才教育」を施し、6000人以上のサイバー攻撃部隊を確保しています(産経WEST記事では北朝鮮には7700人のサイバー部隊があるとしていた)。

『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』を著した山田敏弘氏は文春オンライン(5/29)で、北朝鮮のサイバー戦力について解説しています(「北朝鮮の「サイバー攻撃」を侮ってはいけない。軍が抱えるハッカーは6000人以上」)

  • 北朝鮮でサイバー作戦を担っているのは、朝鮮人民軍偵察総局だ。中でも121局という組織が優秀なハッカーなど6000人以上を抱えている
  • 偵察総局には91部隊という組織もあり、こちらはハッキングを専門に行っている
  • 今回のランサムウェアでも犯人として名前が挙がった謎のハッカー集団「ラザルス」は、この121局との関係が指摘されている。ラザルスは2009年から活動している。
  • 北朝鮮のサイバー部隊は、韓国の放送局や銀行(13年)、ソニーピクチャーズ(14年)、インド、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、イラク、ケニア、ナイジェリア、ガボン、ウルグアイ、コスタリカなどの中央銀行への攻撃をしかけた。
  • 攻撃の際は身元を隠すためにフランスや韓国、台湾等の他国サーバーを幾重にも経由して攻撃を行っている。

後進国と思われがちな北朝鮮でも、特定の分野には異様に力を入れて、先進国を脅かすような力を手に入れていることがあるので、注意が必要です、

北朝鮮軍の中で異様に突出しているのは、ミサイル戦力、特殊部隊(10万~20万人)、そしてサイバー部隊です。

2004年に脱北したコンピューター科学を専攻するKim Heung-kwang元教授は「資金集めを目的とする北朝鮮のサイバー攻撃は、主要な対外工作機関である『偵察総局(RGB)』の一部である『180部隊』によって組織されている」「180部隊の任務は、金融機関に不正侵入し、銀行口座から金を盗み出すことだ」と述べています(ニューズウィーク日本語版「北朝鮮のサイバー攻撃専門「180部隊」 各国の銀行から預金強奪?」2017年5月23日)

北朝鮮のサイバー部隊の特徴については『「第五の戦場」サイバー戦の脅威』(伊藤寛著)という書籍にも書かれています。

同書では、サイバー戦には大規模な工場設備も要らず、人員養成の費用にも巨額の金額がかからないので、北朝鮮は90年代前半から、部隊の養成に着手していたと指摘していました。学校教育の中で適性の高い者を選び出し、特別な教育を施した結果、北朝鮮は2005年時点ですでに500人のハッカーを擁しており、2000年代の後半以来、ネット上での世界囲碁選手権で5年連続、日本や中国のソフトに勝ち続けるだけの実力を確保していたことに注意を喚起しています。

そして、北朝鮮がサイバー部隊が動く際には、セキュリティ意識の薄い中国のユーザーのPCを乗っ取り、そこを経由して外国を攻撃したり、中国の瀋陽にあるホテルを活動拠点にしたりするそうです。

実に油断ならぬ危険な戦力なので、今後、日本も北朝鮮のサイバー部隊に対して、もっと警戒の目を光らせなければいけないでしょう。

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