安倍政権

安倍首相は18年9月に総裁選に勝利し、10月3日には安倍第4次改造内閣を発足させました。

この19人の閣僚には何が期待できるのでしょうか。

まずは、この新内閣を構成する19人の閣僚の顔ぶれを見ていきたいと思います。

※支持率の推移をNHK選挙ウェブで見ると、以下の通り。

支持 不支持
17年4月 53 27
17年5月 51 30
17年6月 48 36
17年7月 35 48
17年8月 39 43
17年9月 44 36
17年10月 37 43
17年11月 46 35
17年12月 49 35
18年1月 46 37
18年2月 46 34
18年3月 44 38
18年4月 38 45
18年5月 38 44
18年6月 38 44
18年7月 44 39
18年8月 41 41
18年9月 42 39

副総理兼財務相:麻生太郎(留任)

World Economic Forum, swiss-image.ch/Photo by Sebastian Derungs

正式な大臣の役職名は「財務大臣 内閣府特命担当大臣(金融)デフレ脱却担当」。

麻生太郎氏は1940年9月20日、福岡県飯塚市にて麻生家の長男として生まれます(現76歳)。

麻生氏の祖父は吉田茂首相です。吉田家の娘が九州財界の実力者である麻生太賀吉氏(麻生鉱業社長、麻生セメント社長、九州電力会長。衆議院議員でもある)に嫁いだわけです。

麻生氏も安倍首相と同じく世襲議員なのですが、本人はそう見られたくないのか、麻生氏HPのプロフィールでは、このあたりの話が出てきません。

麻生氏は安倍首相の盟友ですが、7月に麻生派が党内第二派閥となり、キングメーカーを狙っているとも見られています。

現在、自民党内で麻生派を率いる麻生太郎氏の経歴は以下の通りです。

  • 1963年:学習院大学政経学部卒業
  • 1966年:麻生産業株式会社入社
  • 1973年:麻生セメント株式会社の代表取締役社長(28~59歳)
  • 1978年:日本青年会議所会頭を務める
  • 1979年:49歳で衆議院議員に初当選(現当選回数は12回。福岡8区)
  • 1988年:文部政務次官
  • 1992年:自民党外交部会長(~93年)
  • 1993年:自民党副幹事長(~95年)
  • 1996年:経済企画庁長官(~97年)。56歳で閣僚入り
  • 1998年:衆院財政構造改革特別委員長
  • 2001年:経済財政政策担当大臣
  • 2001年:自民党政調会長(~03年)。61歳で党三役に
  • 2003年:総務大臣(~05年)
  • 2005年:外務大臣(~07年)
  • 2007年:自民党幹事長(~08年)
  • 2008年:自民党総裁(~09年)。
  • 2008年:内閣総理大臣(~09年)68歳で首相に。
  • 2012年:副総理兼財務大臣兼金融担当大臣。

政治家人生の中では、経済閣僚のキャリアが長いようです。

若いころから海外経験が豊富なのを活かし、外交畑でも仕事をしています。経済の要職をおさえ、外務大臣を経験するのは首相を目指す常道でもあるので、わりとオーソドックスなキャリアを積んできたとも言えます。

麻生氏と安倍首相で立場が違うのは、財政再建と消費税増税についての考え方です。

安倍首相は「景気回復のために増税延期も辞さず」というスタンスですが、麻生首相は「財政再建のために増税は必要だ」というのが基本路線です。

そのため、安倍政権が途中で倒れれば、麻生氏の影響力が拡大し、この違いが明確になってくるでしょう。

麻生氏が首相に返り咲いたり、麻生氏の影響力拡大に乗じて消費税増税が強行されたりする可能性が高まるわけです。

ただ、麻生氏もサブプライムショック後の不況に対しては企業への資金融通や大規模な財政出動を打っており、景気対策を重視していました(筆者としては、08~09年の経済の状況で消費税8%(以上)への増税を言い出す人の考え方を理解しかねるのですが)。

外交面では日米同盟の堅持が基本スタイルです。”安全パイ”を抑えつつ、インドやオーストラリア等、周辺の自由主義諸国との関係強化を目指す方針です。麻生氏は05年~09年頃、「自由と繁栄の弧」という外交戦略を掲げ、アジア各国との関係強化を目指していました。

官房長官:菅義偉氏(留任)

(画像出所:官邸HP)

安倍政権の「番頭」と目される菅氏の経歴を見てみます。

菅氏は1948年12月6日に秋田県で生まれました(現68歳)。

1973年に法政大学法学部を卒業し、同年に建電設備に就職。2年後には衆議院議員秘書となりました。

84年に通産大臣秘書官となり、87年に横浜市議会議員に当選。1996年に衆議院議員として初当選しました(以後、7回当選)。

政治家としての経歴は以下の通りです。

  • 2000年:自民党総務 
  • 2002年:国土交通大臣政務官
  • 2003年:経産相政務官
  • 2005年:総務副大臣に就任
  • 2006年:総務大臣として初入閣(58歳)
  • 2007年:自民党選挙対策総局長
  • 2011年:自民党組織運動本部長
  • 2012年:自民党幹事長代行 
  • 2012年:内閣官房長官・国家安全保障強化担当大臣に就任
  • 2014年:内閣官房長官・沖縄基地負担軽減担当大臣

沖縄では普天間を巡って安倍政権VS翁長知事とのバトルが続いているので、総理の代理を務める菅氏が離任するのは困難な情勢です。

加計学園問題では「怪文書」発言で失言をしてしまいましたが、結局、その役職は動かず、留任となりました。

内閣官房は各省庁間の調整業務を担うだけでなく、各省庁の人事権を握り、睨みをきかせることができます。

総務大臣(マイナンバー担当):石田真敏

(画像出所:自民党HP)

石田真敏(いしだまさとし)氏は1952年4月11日に和歌山県海南市で洋服商の家に生まれました。

地元の黒江小学校、海南第1中学校、海南高校を卒業。

1976年に早稲田大学政経学部政治学科を卒業し、衆院議員の坊秀男氏(元大蔵大臣)の秘書となります。

83年(30歳)に和歌山県議会議員に初当選(3期11年を務めた)。

94年(41歳)で海南市長に初当選(2期8年を務めた)。

2002年(50歳)の頃、岸本光造衆議の死去に伴う和歌山2区補選に自民党公認で出馬し、初当選。

その後の経歴は以下の通りです。

  • 2009年3月:麻生内閣で財務副大臣に就任
  • 2009年8月:衆院選で落選するも比例近畿ブロックで復活当選。
  • 2012年/14年/17年:衆院選で再選(計7選)
  • 2012年12月:衆議院法務委員長
  • 2016年8月:自民党道州制推進本部長
  • 2018年10月:総務大臣。

法相:山下貴司

(画像出所:時事ドットコムHP)

山下貴司(やました たかし)氏は1965年9月8日に岡山市で生まれました。

岡山市立宇野小、岡山大学教育学部附属中、岡山操山高校を経て東大法学部を卒業。司法試験に合格し、検事となります。

法務省や東京地検特捜部に勤務し、その後、外交官として在ワシントン日本大使館に勤務。

司法試験委員(憲法)、慶応大講師なども歴任しました。

2010年12月31日に法務省を退官。

2012年の衆院選に岡山2区から出馬(自民党公認)。民主党の津村啓介氏(元内閣府大臣政務官)を破り、初当選。その後、14年と17年に再選(3期当選)。

自民党内では司法制度調査会副会長、経済産業部会副部会長、国防部会副部会長、情報・通信関係団体委員会副委員長、社会保障制度に関する特命委員会事務局長、知的財産戦略調査会事務局長などを務めました。

2017年8月には法務大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任。11月には国会にて法務委員会委員となります。

18年10月2日に法務大臣となりました。

外相:河野太郎(前行政改革担当相)※留任

(第3次安倍改造内閣 閣僚名簿 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ/Author 内閣官房内閣広報室)

河野太郎氏は、1963年1月10日に神奈川県平塚市に生まれます(現54歳)。

父親は内閣官房長官等を務め、「河野談話」を残した河野洋平氏です。

河野氏は慶応義塾の中等部⇒高校⇒ 大学(経済学部)を卒業。ジョージタウン大学やポーランド中央計画統計大学(ワルシャワ市)でも学んでいます。

23歳の頃に富士ゼロックス株式会社に入社し、在宅勤務やサテライトオフィスの実験を担当。

その後シンガポールに赴任し、30歳の頃には日本端子株式会社に転職しました。ここでは電気機器の部品の開発や海外輸出を担当しています。

33歳で初当選し、自民党内では麻生派に所属しています。経歴は以下の通りです。

  • 1996年:衆院挙(神奈川第15区)で初当選。その後、7回当選。
  • 2002年:総務大臣政務官
  • 2004年: 議員立法で出した消費者基本法や特定船舶入港禁止法が成立
  • 2004年: 第九代自民党神奈川県連会長に就任(~07)
  • 2005年:法務副大臣(~06年)
  • 2008年:衆議院外務委員長(~09年)
  • 2009年:議員立法で出した臓器移植法改正案が成立
  • 2009年: 自民党総裁選挙で次点
  • 2015年:国家公安委員会委員長、特命大臣(行政改革担当)に就任
  • 2016年:一般職職員給与法改正案、特別職職員給与法改正案、特定商取引法改正案、消費者契約法改正案(閣法)成立に尽力。

自民党の行政改革推進本部長を務め、予算カットに辣腕をふるったので、官僚からは野党議員以上に恐れられました。衆議院では消費者問題特別委員会筆頭理事も務めています。

同氏が外務大臣になったのは「河野談話の見直し等は行わない」という安倍政権の意思表示にも見えます。

南スーダンPKOに関する「日報問題」では廃棄済とされたデータの存在を認めさせました。

防衛相:岩屋毅

(画像出所:衆議院HP)

岩屋毅(いわやたけし)氏は1957年8月24日に大分県別府市に生まれました。

別府市立青山小・青山中、鹿児島ラ・サール高を経て早稲田大学政経学部政治学科を卒業。

その後、代議士秘書となり、29歳(1987年)に大分県議選で初当選。

1976年に早稲田大学政経学部政治学科を卒業し、衆院議員の坊秀男氏(元大蔵大臣)の秘書となります。

83年(30歳)に和歌山県議会議員に初当選(3期11年を務めた)。

90年(32歳)には旧大分2区より衆院選に初当選。その後、90年代の二回の選挙では落選。2000年に当選。

その後の経歴は以下の通り。

  • 01年1月〜5月:防衛庁長官政務官
  • 02年1月〜04年10月:自民党副幹事長
  • 05年3月〜12月:自民党大分県連会長
  • 05年9月〜06年8月:自民党政務調査会副会長
  • 06年9月〜07年8月:外務副大臣
  • 07年9月:自民党国会対策副委員長
  • 08年9月:衆議院文部科学委員長就任
  • 09年10月:自民党大分県連会長就任
  • 10年9月:自民党シャドウキャビネット防衛大臣
  • 10年9月〜11年7月:自民党国防部会長
  • 12年10月:自民党安全保障調査会会長、自民党総務副会長

本人サイトでは、好きな言葉は「至誠通天」。感銘を受けた本は内村鑑三の『後世への最大遺物』だと述べています。

文部科学相:柴山昌彦

(画像出所:官邸HP)

柴山昌彦(しばやままさひこ)氏は1965年12月5日に愛知県名古屋市に生まれました。

狭山台南小、私立武蔵中、武蔵高を経て東大法学部を卒業。住友不動産に勤務するかたわら、司法試験に挑み、苦学の末に合格。

2000年から弁護士となり、2004年に衆院選に当選しました。

その後の経歴は以下の通り。

  • 06年9月:自民党遊説局長
  • 08年8月:外務大臣政務官
  • 12年11月:自民党副幹事長
  • 12年12月:総務副大臣
  • 13年10月:衆議院内閣委員長
  • 14年9月:自民党情報調査局長
  • 15年10月:首相補佐官(安保政策や選挙制度担当)

現在は、文科相(教育再生担当)であると同時に、自民党の筆頭副幹事長を務めています。

本人サイトでは、尊敬する人物は野口英世とリンカーン。信条は「正直者がバカをみるのはまっぴらゴメン」と書いています。空手二段だそうです。

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厚生労働相:根本匠

(画像出所:wikipedia)

根本匠(ねもとたくみ)氏は1951年3月7日に福島県郡山市に生まれました。

福島県立安積高を経て 東京大学経済学部を卒業。1974年に建設省に入省。

93年の衆院選では粟山明衆議(自民党)の地盤を継承し、旧福島1区にて初当選。

本人サイトによれば、その後の経歴は以下の通り。

  • 98年7月:厚生政務次官(年金制度や医療制度の見直し、介護保険の導入などに取り組む)
  • 02年10月:内閣府副大臣・総理大臣補佐官(担当分野は、経済財政、行政改革、道路公団民営化、構造改革特区・産業再生機構・食の安全など)
  • 03年11月:衆議院経済産業常任委員長(中小企業金融関連2法案の成立などに尽力)
  • 04年10月:党広報本部長/党改革実行本部の副本部長にも就任
  • 05年3月:党国際競争力調査会事務局長(「我が国国際競争力強化に向けた提言」をとりまとめ)
  • 05年9月:人事委員長
  • 06年9月:総理大臣補佐官(「アジア・ゲートウェイ構想」の策定などに関わる)
  • 07年8月:党の国会対策委員会の副委員長(総括担当)と衆議院の議院運営委員会の理事(法案担当)に就任。
  • 08年9月:経済財政・総合調整を担当する政務調査会副会長に就任
  • 11年3月11日:東日本大震災。郡山市長から要請を受けて防災対策アドバイザーに就任。
  • 12年12月:第二次安倍内閣の復興大臣。
  • 14年12月:衆議院では予算委員会ならびに憲法審査会、東日本大震災復興特別委員会に所属。自民党では金融調査会長、税制調査会副会長、東日本大震災復興加速化本部長代理。

その後、2017年8月には自民党道州制推進本部長を務めています。

農林水産相:吉川貴盛

(画像出所:官邸HP)

吉川貴盛(よしかわたかもり)氏は1950年10月20日に東京都で生まれ、北海道余市郡余市町で育ちました。

北海道日本大学高等学校を経て日本大学経済学部を卒業。

鳩山威一郎氏、鳩山邦夫氏の秘書を務め、79年に北海道議会議員に初当選(三期務める)。

96年に北海道第二区から自民党公認で衆院選初当選。

その後の経歴は以下の通り。

  • 97年9月:北海道開発政務次官。
  • 08年8月:福田改造内閣で経済産業副大臣。
  • 08年9月:麻生内閣で経済産業副大臣。
  • 12年12月:消費問題に関する特別委員会委員長。
  • 13年9月:農林水産副大臣。
  • 14年9月:自民党経理局長。
  • 15年10月:自民党経理局長。
  • 16年9月:自民党道連会長。
  • 17年6月:自民党道連会長。
  • 17年8月:自民党経理局長。

衆院経済産業委員会の筆頭理事、北海道支部連合会会長なども務めています。

経済産業相:世耕弘成氏(留任)

世耕弘成(せこう ひろしげ)氏は1962年11月9日に大阪で生まれました(現54歳)。しかし、同氏の選挙区は和歌山県です。

世耕氏は1990年に早稲田大(政治経済学部政治学科)を卒業し、日本電信電話株式会社に入社します。そして、92年には米国ボストン大学コミュニケーション学部大学院を修了。

1996年には日本電信電話株式会社で広報部報道担当課長になっています。

自民党内でも前職の経験を活かし、メディア戦略や広報活動強化に取り組んでいました。

細田派に属し、以下のような経歴を重ねてきました。

  • 1998年:参院和歌山県選挙区補欠選で初当選(46歳。その後4回当選)
  • 2003年:総務大臣政務官
  • 2005年: 参院総務委員長
  • 2006年: 内閣総理大臣補佐官
  • 2010年:自主幹事長代理(党本部・参議院兼務)
  • 2012年:政調会長代理。
  • 2012年:内閣官房副長官(~16年)
  • 2016年:経済産業大臣(産業競争力担当、ロシア経済分野協力担当、原子力経済被害担当)
  • 2016年:内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

活動分野が幅広いのですが、やはり、今の懸案事項はロシアとの経済協力活動です。これを手放せないのは、日露交渉には継続性が必要で、途中からの選手切り替えが難しいためだと思われます。

ロシアとの交渉のために情報漏洩の防衛を徹底し、経産省内の全執務室にカギをかけることを命令したことが最近は話題に上りました。批判を浴びましたが、これは、外交交渉上、しかたがないのも事実です。

世耕氏はロシア外交の窓口を務めているので、退任するわけにもいかなかったのでしょう。

国土交通相:石井啓一氏(留任)※公明党

石井氏は1958年3月20日に東京都で生まれました(現58歳)。

1981年に東大工学部を卒業し、同年に建設省(当時)に入省。1993年に建設省を道路局課長補佐として退職しました。その翌年から政治家としての人生が始まります。

  • 1994年:衆院選初当選(36歳。その後、8回当選)
  • 2003年:財務副大臣(~平成16年)
  • 2015年:国土交通大臣(~現在)

人生のあゆみがまことにシンプルです。

工学部⇒建設省⇒議員として、国土交通・公共事業等の部門で頭角を現す。⇒国土交通大臣

経歴を見ると、力を絞り込んだことが成功の秘訣だったのかなと思います。

入閣前は公明党で政調会長を5年務めた政策通でもあります。

2年前に就任して以来、外国人観光客を増やすことに尽力しています。

環境相(原子力防災担当):原田義昭

(画像出所:衆議院HP)

原田義昭(はらだよしあき)氏は1944年10月1日に福岡県山田市で生まれました。

下山田小学校、西南学院中、東京・小山台高等を経て東大法学部を卒業。

アメリカ・ボストン(タフツ)大政治外交大学院に留学後、新日本製鐵株式会社(八幡)に入社。

1970年に通産省に入省。中小企業庁参事官、渡辺美智雄通産大臣秘書官などを歴任(~85年)。

90年に衆院選に初当選。

その後の経歴は以下の通り。

  • 97年:厚生政務次官
  • 03年:文部科学副大臣
  • 05年:外務委員長
  • 06年:衆議院議院運営委員会 筆頭理事
  • 07年:財務金融委員長/自民党福岡県連合会長
  • 08年:自民党筆頭副幹事長など
  • 13年:衆院外務委員会筆頭理事/党競争政策(独禁法)調査会会長/国際情報検討委員会 委員長
  • 14年:衆院予算委員会 常任理事/党人事委員長/競争政策調査会 会長/外交経済連携本部 幹事長/衆議院拉致問題特別委員会 筆頭理事

復興相:渡辺博道

(画像出所:自民党HP)

渡辺博道(わたなべ ひろみち)氏は1950年8月3日に千葉県松戸市で生まれました。

松戸市立北部小、 松戸市立第一中、千葉県立東葛飾高を経て早稲田大学法学部を卒業。

明治大学大学院法学研究科(労働法専攻)修士課程を修了後、松戸市役所職員を勤務(1975~85年)。

会社役員を経て、1995年4月に千葉県議会議員に当選。翌年(96年)10月に衆院選に初当選。

その後の経歴は以下の通り。

  • 01年5月:内閣府大臣政務官
  • 02年1月:自民党国会対策副委員長/文部科学部会長代理
  • 03年11月:外務委員会筆頭理事
  • 04年10月:自民党副幹事長
  • 05年9月:自民党総括副幹事長
  • 06年9月: 経済産業副大臣
  • 07年9月:衆議院総務委員長
  • 08年9月:自民党国会対策副委員長/衆院運営委員会理事/予算委員会委員
  • 09年:衆院運営委員会理事/党国会対策副委員長
  • 12年12月:自由民主党副幹事長/自民党千葉県連選挙対策委員長/経済産業委員会理事。
  • 14年9月:科学技術・イノベーション推進特別委員長

国家公安委員長(国土強靱化担当):山本順三

(画像出所:自民党HP)

山本順三(やまもとじゅんぞう)氏は1954年10月27日に愛媛県今治市で生まれました。

愛光中学・今治西高を経て早稲田大学政経学部を卒業後、川崎製鉄(株)に入社。

1983年に愛媛県議会議員で初当選(その後、6期連続当選)

愛媛県議会文教委員長、議会議会運営委員長、県監査委員、県議会副議長、自民党県連政調会長、党県連幹事長などを歴任。

2004年に参院選に初当選。

その後の経歴は以下の通り。

  • 06年2月~9月:参院総務委員会理事
  • 06年9月~07年8月:参院議院運営委員会理事/自民党国会対策副委員長
  • 07年8月~08年8月:国土交通大臣政務官
  • 08年3月~10年3月:自民党愛媛県支部連合会会長
  • 08年9月~09年10月:参院自民党国会対策副委員長
  • 08年10月~09年10月:参院国土交通委員会理事
  • 10年8月~11年10月:参院自民党国会対策筆頭副委員長
  • 10年10月~11年10月:参院国家基本政策委員会理事
  • 11年10月~12年10月:参院決算委員長
  • 12年10月~13年10月:自民党組織運動本部長代理/参議院総務委員会筆頭理事
  • 13年1月~10月:自民党政調総務部会長代理
  • 13年10月~14年9月:自民党幹事長代理
  • 14年9月~15年10月:自民党総務会長代理
  • 14年9月~15年10月:参院政府開発援助等に関する特別委員長
  • 15年10月~16年8月:国土交通副大臣兼内閣府副大臣兼復興副大臣
  • 16年9月:参議院議院運営委員長

科学技術相(知財・宇宙政策担当):平井卓也

(画像出所:自民党HP)

平井卓也(ひらいたくや)氏は1958年1月25日に香川県高松市に生まれました。

高松第一高を経て上智大学外国語学部英語科を卒業。

その後、電通に入社し、1987年に西日本放送代表取締役社長に就任。

1995年、高松中央高等学校理事長に就任。

2000年6月に衆院選で初当選(無所属)した。

その後の経歴は以下の通り。

  • 00年12月:自民党入党、香川県第一選挙区支部長
  • 05年11月:内閣府大臣政務官
  • 06年10月:自民党経済産業部会長
  • 07年8月:国土交通副大臣
  • 08年8月:自民党政務調査会副会長
  • 09年9月:自民党広報戦略局長・IT戦略特命委員長
  • 10年9月:自民党ネットメディア局長
  • 11年10月:自民党総務部会長(シャドウ・キャビネット総務大臣)
  • 12年10月:自民党政務調査会副会長
  • 12年12月 内閣常任委員長
  • 13年10月:自民党IT戦略特命委員長
  • 15年9月:自民党広報本部長代理
  • 16年8月:自民党情報調査局長
  • 17年8月:自民党広報本部長

経済再生担当相(全世代型社会保障担当):茂木敏充  ※留任

茂木敏充(もてぎとしみつ)氏は1955年10月7日に栃木県足利市に生まれました(現61歳)。

栃木県立足利高を卒業し、1978年に東大を卒業。78年から80年まで丸紅に勤務。83年にはハーバード大の大学院を修了(公共政策)。

その後、読売新聞社政治部記者やマッキンゼ-社コンサルタントを務め、1993年(38歳頃)に衆議院議員に初当選します(栃木5区で8期連続当選)。現在、額賀派に属しています。

  • 1999年: 通商産業政務次官
  • 2002年:外務副大臣
  • 2003年:沖縄・北方、科学技術、IT担当特命大臣で閣僚入り。
  • 2007年:衆院厚生労働委員長
  • 2008年:金融・行改担当大臣
  • 2009年:自民党栃木県連会長/幹事長代理
  • 2010年: 自民党広報本部長
  • 2011年: 自民党政調会長
  • 2012年:経済産業大臣
  • 2014年:選挙対策委員長
  • 2016年:自民党政調会長

自民党幹部として政調会長や選対、広報本部長等を歴任しています。

経産相時代には電力制度改革に、党政調会長時代には天皇退位のための皇室典範特例法や党則改正に取り組みました。

茂木経済財政・再生相はTPPやRCEPの交渉を担当します。

3日の記者会見では米国抜きの11カ国TPPの成立に関して「スピード感をもって各国と緊密に連携して議論を前進させたい」と述べています。

政策通として知られており、現在61歳なので、今後も大臣や党幹部として要職を占めていくことになりそうです。

1億総活躍・沖縄北方担当相:宮腰光寛

(画像出所:自民党HP)

宮腰光寛(みやこしみつひろ)氏は1950年12月21日に香川県高松市に生まれました。

黒部市立石田小、白鷹中学校、富山県立桜井高を経て京都大学法学部を中退。

株式会社安藤大理石店、有限会社宮腰工業所に勤務。社団法人黒部青年会議所理事長を経て、富山県県議選に初当選(連続4期)

富山県議会副議長を経て、98年の衆院富山二区補欠選で初当選。

その後の経歴は以下の通り。

  • 02年1月:農林水産大臣政務官(第1次小泉内閣)
  • 03年9月:内閣府大臣政務官(第1次小泉内閣、第2次小泉改造内閣)
  • 05年9月:農林水産副大臣(第3次小泉内閣、第3次小泉改造内閣)
  • 07年9月:衆議院農林水産常任委員長
  • 17年8月:総理大臣補佐官

地方創生相(女性活躍担当):片山さつき

(画像出所:自民党HP)

片山さつき氏は1959年5月9日に埼玉県さいたま市に生まれました。

東京教育大学附属中・高等学校を経て東大法学部を卒業し、大蔵省に入省。

主税局に配属され、フランス国立行政学院(エナ)に留学後、広島国税局海田税務署長、主計局主査、横浜税関総務部長、関税局調査課関税企画官などを歴任。

04年7月に主計局主計官に就任した(防衛予算を担当)

05年7月、国際局開発機関課長に就任し、8月に財務省を退官。

05年9月に自民党から衆院選に初当選。

その後の経歴は以下の通り。

  • 05年11月:第3次小泉改造内閣で経済産業大臣政務官
  • 06年9月:自由民主党広報本部長代理兼広報局長(07年7月まで)
  • 09年衆院選では落選。
  • 10年7月:参院選で当選。
  • 12年12月:総務大臣政務官
  • 14年:参議院外交防衛委員長

その後、党の政務調査会長代理を務めています。

五輪相:櫻田義孝

(画像出所:Wikipedia)

櫻田義孝(さくらだよしたか)氏は1949年12月20日に千葉県に生まれました。

千葉県立東葛飾高を経て明治大学商学部商学科を卒業。

1976年に桜田建設創立。柏青年会議所理事長、柏市議会議員、千葉県議会議員を経て96年に衆院選に初当選。

以後連続当選4回を経て、09年落選。12年に国政復帰。経歴は以下の通り。

  • 01年1月 外務大臣政務官
  • 02年10月 経済産業大臣政務官
  • 03年11月 経済産業委員会理事
  • 05年11月 内閣府副大臣(経済財政政策・金融担当)
  • 06年9月 衆議院厚生労働委員長
  • 08年9月 衆議院経済産業委員会 筆頭理事
  • 09年8月 衆議院選挙 次点にて惜敗。
  • 11年 宇宙開発推進議員連盟顧問
  • 12年12月 衆議院議員総選挙 国政復帰 5期目当選
  • 13年1月 国会対策副委員長、議会運営委員会理事、国家基本政策委員会委員
  • 13年9月 文部科学副大臣(科学技術・学術・スポーツ担当)
  • 14年9月 自民党副幹事長
  • 15年1月 文部科学委員会理事、災害対策特別委員会理事、沖縄及び北方問題に関する特別委員会理事
  • 15年11月 自民党行政改革推進本部長
  • 16年8月 自民党教育再生実行本部長

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