Real, Estate

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不動産ETF

2018年の米国不動産に関する統計を参照しながら、不動産セクターの主要銘柄や株価の動きを見てみます。

今回、取り上げるETFは以下の二つです。

  • 【IYR】Iシェアーズ 米国不動産ETF
  • 【XLRE】不動産セレクト・センターSPDRファンド

米国不動産統計の推移(2015~2018年)

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新築住宅販売件数(2018年3月)

(統計の出所はWSJ:2018 Economic Calender

まず、新築住宅販売件数の推移を見てみます。

全体的には堅調に新築住宅販売件数が推移しています。

中古住宅販売件数(2018年3月)

中古住宅販売件数の方も、わりと高めに数字が推移しています。

こちらも良好な数字です。

IYRとXLREをチャートで比較

まず、二つの米国不動産セクターETFの概要を整理してみます。

【IYR】Iシェアーズ 米国不動産ETF

  • ダウ・ジョーンズ米国不動産指数と連動
  • 120以上の不動産セクターの株式に分散投資

【XLRE】不動産セレクト・セクター SPDR® ファンド

  • S&P不動産セレクト・センター指数に連動(S&Pの不動産銘柄の加重平均)
  • 不動産に関わる30以上の銘柄で構成される(9割はREIT)

まず、IYRの値動きをロイター社HPで見てみます。

【長期チャート】

iyr

2000年から2018年の推移を見ると、最近の価格は、サブプライムショック前の水準に近づいてきています。

2015年に設定されたSPDRの不動産ETFと比べても、だいたい、似たような値動きです。

(【XLRE】不動産セレクト・センターSPDRファンドは紫色の線)

こちらは3か月チャートになります。

iyrほか

不動産セクターにはサブプライムショックの恐怖感がつきまといます。

今後のFRBの利上げなどに注意が必要でしょう。

IYRとXLREのトータルリターン、分配金など

次に、それぞれのETFを指標で比較してみましょう。

(以下、%は省略。利回り=税込み配当利回り、TR=トータルリターン。データはブルームバーグHP〔2018/4/28閲覧〕)

IYR XLRE
52週レンジ 71.27~83.27 29.17~34.02
直近配当額 0.618 0.183267
直近配当利回り 3.26 2.36
経費率 0.44 0.13
3ヶ月TR -2.88 -3.01
1年TR -1.23 0.61
3年TR 3.17
5年TR 5.03

上記ETFの分配金の年間累計額($)は以下の通りです。

IYR XLRE
2017 3.0187 1.0701
2016 2.8292 1.2977
2015 2.8039 0.34
2014 2.8127 1.0839

2018年2月以降の株安の影響でトータルリターンはかなり下がりました。

両者を比べると、短期的なパフォーマンスで見れば、XLREのほうが上回っています。

長く運用してきた実績と直近の分配金を重視するならIYRでしょうか。

IYRとXLREの構成銘柄

最後に、二つのETFの構成銘柄を見てみます(以下、略称)。

  • AMT:アメリカン・タワー
  • SPG:サイモン・プロパティー・グループ
  • CCI:クラウン・キャッスル・インターナショナル
  • PLD:プロロジス
  • EQIX:エクイニクス
  • PSA:パブリック・ストレージ
  • WY:ウェアーハウザー
  • AVB:アバロンベイ・コミュニティーズ
  • EQR:エクイティ・レジデンシャル
  • DLR デジタル・リアルティー・トラスト

※SPGの関連記事:【SPG】サイモン・プロパティー・グループの株価と決算、配当

それぞれのETFの構成比率は以下の通りです(データはブルームバーグHP〔2018/4/25閲覧〕)。

  IYR XLRE
AMT 6.26 9.9
SPG 4.7 7.54
CCI 4.47 7.17
PLD 3.55 5.7
EQIX 3.32 5.32
PSA 2.97 4.76
WY 2.81 4.48
AVB 2.29 3.67
EQR 2.29 3.67
DLR 2.15 3.42

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