Trump

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議会演説(2017)

トランプ大統領が2017年3月1日に行った議会演説の和訳です。

この演説は「穏健」な形で演説を終わり、その後、株価が上がりました。

2018年の議会演説と比較すると、今後の参考になるはずです。

1月31日の午前11時すぎ(日本時間)にトランプ大統領が一般教書演説を行います。

以下、出所はホワイトハウスHPの「PRESIDENT DONALD J. TRUMP'S ADDRESS TO A JOINT SESSION OF CONGRESS」(トランプ大統領の両議会合同会議での演説)です。

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祝辞と就任一カ月の歩み等

議長、副大統領、議会の皆様、ファーストレディ(※大喝采起こる)、米国市民のみなさん。

今晩、我々は黒人の歴史的な月を祝うその時に、我が国が市民権へと至る道を思い出し、その権利を守ろうとしている。

近年、ユダヤ人社会を狙った脅迫とユダヤ人墓地荒らしが広がっている。

昨週もカンザスシティで発砲事件があった。

これは我々に国が政策に関して分裂していることを思い出させる。

しかし、我々はあらゆる形の憎悪と悪を批判することで団結し、一つの国を形作っているのだ。

米国民のそれぞれの世代は真理の松明を受け継いでいる。

の真理とは、自由と正義ーーそれは(昔から)現在に至るまで破れることのない鎖のようなものだ。

その松明が今、われらの手の中にある。

我々はその松明で世界を照らそう。

私は今夜、ここで我々を団結させ、強くするためのメッセージを送りたい。そのメッセージは私の心の奥底から出てくるものだ。

偉大なるアメリカの新しい章が今、始まろうとしている。

新しい国の誇りがわが国に広がっている。

そして、新しい楽観主義の高まりは不可能とも思えるような夢を我々の中に吹き込んでいる。

我々が見ているものは、アメリカンスピリットの再生だ。

我々の同盟国は米国が再び世界を導くことを知るだろう。

世界のすべての国々ーー味方も敵もーーは見るだろう。アメリカの強さ、アメリカの誇り、アメリカの自由を。

我々の同盟国は米国が再び世界を導くことを知るだろう。

あと9年で米国は建国250周年だ。偉大なる父祖が独立を宣言してから250年が経つ。

それは世界史の中で最大の道標の一つになる。

米国が到達する建国250年は、どのように見えるのだろうか。

我々はどんな国を子供たちに残そうとしているのか。

私はここ数十年の間になされた過ちを赦すことができない。その過ちは、我々の未来の進路を決めるものだったからだ。

あまりにも長い間、我が国の中産階級がしぼみ、我が国にあるべき雇用と富が海外に移転する様を見てきた。

私たちは世界的なプロジェクトに資金を融通し、それを成し遂げようとしている。しかし、シカゴ、バルティモア、デトロイトの周辺地域に住む子供たちの運命は無視されてきた。

我々は我が国の国境を守っている。やってくるいかなる者にも、我々の国境を大きく開いたままにしながらーー今や前例のない比率で人が流れ込んでいる。

我々は何兆ドルものドルを海外で浪費したが、我が国のインフラはあまりにもひどく、ボロボロになっている。

2016年には、天地がひっくり返るような変化が起きた。

反乱は、あらゆる人種の家庭での静かな抗議から始まったーー多くの家庭はその子供たちへの公正な扱いを望んだ。彼らの悩みへの公正なヒアリングを望んだ。

その時、静かな声が大きな合唱に変わったーー幾千もの市民が今、共に語り、その声は、大小の都市で、我が国のいたるところで響くようになった。

最後に、その声が地震を生んだーーその人々は数千万人に至り、彼らの声は一つのシンプルな、決定的な要求となった。米国はまず、自国市民を尊重しなければならない。だからこそ、我々は真に、アメリカをもう一度、偉大にしなければならないのだ。

死に瀕した産業は息を吹き返すだろう。

英雄的な退役軍人に対しては、彼らが切望する手当が与えられる。

わが軍は補給を与えられる。兵はその勇気に十分に報われるのだ。

壊れたインフラは新しい道路、新しい橋に、トンネルに、空港に、地下鉄に、取り換えられる。我々の美しい土地で輝きを放っている。

ひどい麻薬の流行は遅くなり、最終的には止まるのだ。

そして、我々の無視された都市近郊(インナーシティ)は希望と平和と機会を取り戻す。

何を差し置いても、我々はわが国民への約束を守る。

就任一か月がたち、私は、我が国を新たにすべく、公約を守り続けている。

選挙の後、フォード、フィアットクライスラー、ゼネラルモーターズ、スプリント、ソフトバンク、インテル、ウォルマート、そして他の様々な企業が米国で数十億ドルの投資を行うことになった。その結果、幾万もの新たな雇用が生まれる。

株式市場の時価総額は11月8日の選挙以来、3兆ドルも増えた。

我々は数億ドルもの納税者の資金をF35戦闘機の値下げで節約した。そして、政府の契約に関して、数十億ドル以上を節約した。

我々は非軍事部門と不必要な連邦政府での職員採用を凍結した。

我々は政府の汚職の沼地から泥をはき出し始めた。

行政府の高官に退役後5年間のロビー活動を禁止し、生涯にわたって外国政府のためのロビイストになることを禁じたからだ。

我々は仕事を破壊する規制を大規模に減らすための歴史的な試みに取り掛かった。どの省庁でも規制緩和のタスクフォースがつくられている。

新しい規制を命じる際には、1つの新しい規制につき、2つの古い規制を除かなければならない。

そして、我々の偉大な石炭労働者たちの生活と未来を脅かす規制をなくした。

我々はキーストーンとダコタアクセスパイプラインの建設を明確にした。

そうして数万もの雇用をつくった。そして私は新しい米国のパイプラインを米国製の鉄鋼でつくることを命じた。

私は雇用を殺すTPP脱退を決めた。

カナダのジャスティン・トルドー首相の助けを得て、我々は近隣のカナダと委員会を結成した。

それは、女性起業家がネットワークや市場、資本にアクセスするのを助け、彼らがビジネスを開始し、豊かになる夢をかなえるためだ。

国境防衛と不法移民追放

国民を守るべく、私は司法省に暴力犯罪を減らすためのタスクフォース編成を指示した。

私は、国土安全保障省と司法省、国家情報長官に対して、暴力組織を解体する積極的な戦略のために協調し、我が国に広げることを命じた。

私たちは我が国に入り込み、若者を毒する薬物流入を止める。我々はその対策を麻薬中毒者に広げるつもりだ。

同時に、わが政権は移民法と国境法に対する米国民の嘆願を聞き続けている。

最終的に移民法を強化し、我々は賃金を上げ、失業者を雇い、数十億ドルを節約する。そして、コミュニティをあらゆる国民に対して安全にする。

我々は米国人全ての成功を望んだーーそれ(不法移民対策)は無法な混沌状況を生むものではない。

我々は国境法の規則を取り戻し、完全に機能させる。

我々は、南の国境沿いに巨大な壁の建設を開始した。

それは予定よりも早い。完成する時には、麻薬と犯罪に対する効果的な武器となる。

前述のように、我々は犯罪者のメンバーや麻薬と犯罪の売人を送り返す。彼らは我々のコミュニティを脅かし、市民を犠牲にしてきたからだ。

私が今晩、ここで述べ、公約したことは実行に移される。

私はあなたがたに問いたい。

議会の中で、我々に法執行の強化が必要だと信じない者がいるだろうか。

米国の家庭が雇用を失い、収入を失い、愛する者を失ったのはなぜだ。それは、米国がその法と国境の防衛を拒絶したからだ。

ISISを壊滅させる

我らの義務は、米国市民を守り、保全することだ。

過激なイスラムのテロリズムから我が国を守るために、我々は強力な措置を取る。

司法省からのデータによれば、大多数の人々は、9.11以来、我が国の外部から来たテロ攻撃を罪あるものだとみている。

我々は我が国への攻撃を見たーーボストンからサンディエゴ、ペンタゴンまで。そして、ワールドトレードセンター。

我々はフランスでの攻撃を見た。ベルギー、ドイツ、そして世界のいたるところへの攻撃を。

それは無慈悲で、向こう見ずで、入ってくる場所を管理できず、どこで起こるかもわからない。

米国の当局に高い敬意を払い、この国と国民、その価値を守る仕事を支持しなければならないのだ。

我々は米国内部へのテロリズムの上陸を容認できないーー我が国が犯罪者の聖域になるのは許せない。

こうした理由で、わが政権は審査の手続きを改善した。

我々は国を守るための新しいステップにとりかかった。

我々を害する者を締め出さなければならない。

公約の通り、私は国防総省にISIS打倒計画の作成を指示した。

イスラム教やキリスト教を信じる男女や子供を虐殺してきた残忍な無法者のネットワークを破壊しなければならない。

我々は同盟国と共に戦う。その友邦の中にはムスリム世界の同盟国も含まれる。卑劣な敵を我々の惑星から一掃するのだ。

私はイランの大陸間弾道ミサイル計画を支持する法人と個人に新しい制裁を課した。

イスラエルとの不易の同盟も再確認している。

最高裁判事の指名

私は、20人の司法関係者のリストの中から、最高裁判事を指名する。

私はスカリア氏が我々とともにいることを誇りに思う。

アントニン・スカリア氏は米国の正義の象徴だ。

彼の席を埋めるのは、ニール・ゴーサッチ判事だ。卓越したスキルをもって法に献身する人物である。

議会に対して、この人事の承認を求めたい。

雇用の創造

今晩、私はこの国の次なる計画を打ち出す。

私たちはこの国のおかれた状況を正しく認識したい。

9400万人の米国人は労働力から除かれている。

4300万人以上の人々が今、貧しい暮らしをしている。4300万人以上の米国人がフードスタンプをもらって生活しているのだ。

主要な労働年齢において5分の1以上の人々は働いていない。

我々は65年間の中で、最も財政的に悪い回復期にある。

過去の8年間、前政権は新しい大量の借金をつくった。

その金額は歴代政権の借金を合わせた金額よりも大きい。

我々は製造業の雇用の4分の1以上を、NAFTA承認以降、失ってしまった。

中国がWTOに加盟した2001年以来、6万の工場を失った。

我々の貿易赤字は昨年で8000億ドル近くになる。

海外で、我々は政治的な厄災を相次いで引き受けている。

多くの問題に直面している今、これらの問題を解決するために、党の違いを超えて我々は働く必要がある。

我々の長い歴史を通して、あらゆる困難を解決してきたアメリカンスピリットを呼び覚ます必要がある。

大規模な法人税減税

国の内外で目標を達成するためには、我々は米国経済のエンジンを再稼働させなければならない。

企業が働きやすく、仕事をしやすい米国にし、企業がいっそう働けるようにするのだ。

まさに今、米国は世界で法人税が最も高い税率の国だ。

私の経済チームは、歴史的な税制改革に挑戦している。企業がどこで誰を相手にしても競争できるように法人税を下げるのだ。

同時に中間所得層にも大規模な減税を行う。

貿易協定の再交渉、関税の賦課

我々は米国企業と労働者のために労働環境を整えなければならない。

現在、米国から生産物が輸出される時、他国はその品物に高い関税と税金を課している。しかし、外国企業が我が国に輸出する時に我々はほとんど関税をかけていない。

我々は偉大な米国企業であるハーレーダビッドソンの重役と労働者に会った。

実際に、彼らはすばらしいモーターサイクルを展示している。米国で、ホワイトハウスの表庭で。

会合で、私は彼らに尋ねた。ビジネスは順調かと。

彼らは順調だと答えた。

私は彼らに他国でのビジネスはどうかと聞いてみた。それは主に海外の売上のことだ。

彼らは言った。彼らは長い間、不正に取り扱われ、それになじんでしまい、文句を言うこともなくなっていると。

他国でのビジネスは非常に困難だ。なぜならば、我々の商品にかかる税金は高いからだ。

彼らはある国がモーターサイクルに100%の税金をかけているとも述べた。

彼らは要望を出したわけではないが、私はこれを正したい。

私は自由貿易を信じているが、それは「公正な貿易」でなければならない。

最初の共和党大統領のエイブラハム・リンカンは「米国政府による保護政策の放棄は国民の生活を荒廃させる」と警告した。

リンカンは正しい。彼の言葉を耳にとめるべき時期だ。

私はもうこれ以上、米国の偉大な企業と労働者が不利に扱われるようにはさせない。

私は何百万もの雇用を取り戻す。

能力ベースの移民制度を導入

我々の労働者を守る。移民に関する法制改革を行う。

今の制度は時代遅れだ。我が国の労働者の給料を下げ、貧乏にし、納税者に大きな圧力をかけている

カナダやオーストラリア等、世界の多くの国々は能力ベースの移民制度をつくっている。

それは自分の生活を養える人々に対して国の門戸を開くという原則だ。

まだ米国ではこのルールは実施されていない。我が国で最も貧しい国民を守るための公的な資源は制約されている。

学者の意見に従えば、我が国の移民制度のコストに米国の納税者は年あたり数千億ドルを支払っている。

今の低スキル労働者を中心にした移民制度から、能力ベースの移民制度に変えることは多くのメリットをもたらす。

それは数限りないお金を節約し、労働者の給料を上げ、移民や中間層などを含めて、多くの苦しんでいる家庭を助ける。

私は前向きで本物の移民改革を行えると信じている。我々はその目的を定めた。

米国人の雇用と給料を改善し、我が国を安全にし、法への尊敬を取り戻す。

もし我々が一部の裕福な米国人によって指導されているのなら、共和党と民主党が共に働いても、この目的の達成は、数十年の間、実現しないだろう。

1兆ドル規模のインフラ投資

共和党のアイゼンハウアー大統領は、真に偉大なインフラ計画を始動させた。州を超えた高速鉄道の建設を始めたのだ。

当時は、国家の再建計画が必要な時期だった。

米国は中東で6兆ドルを費やしながらも、我が国のインフラを老朽化させてしまった。

6兆ドルは、我が国を再建できるお金の規模の二倍に相当する。

我々が他国と競争できる水準に達するには、その三倍が必要だ。

国家の再建を開始する。私は議会に対して、国内に1兆ドル規模のインフラ投資を生む立法の承認を求める。官民双方の資金を生かし、何百万もの雇用を生むために。

これは「米国製品を買え」「米国人を雇え」という、二つの原則に導かれるべきだ。

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オバマケア廃止

私は今晩、議会に向けて、オバマケアの撤廃と、その代替案の策定を要望する。

それは選択肢を広げ、アクセスを拡大し、費用を減らし、同時によりよいヘルスケアをもたらすものだ。

米国国民に政府が認めた健康保険を買うことを義務づけるのは、米国にとって正しい解決策ではなかった。

万人に健康保険の加入を容易にする道は、健康保険のコストを下げることだ。それを実現していきたい。

オバマケアのプレミアムは、倍増し、三桁に達した。

例えば、アリゾナでは昨年でそれが116%に達した。

ケンタッキー州のマットベビン知事はオバマケアは彼の州で失敗していると述べた。それは持続不可能で破たんしている。

国の三分の一は一つの保険しか入っていない。多くの米国人には選択肢がない。l.

あなたがたは医者と保険のプランをキープできると言われたことを覚えていないか。

我々はその約束が破綻したことを知っている。

オバマケアは崩壊している。我々は米国人を守らなければならない。

選択肢はない。行動が必要なのだ。

私は、全民主党と共和党の議員に対して、米国をオバマケアの災厄から救うためにともに働くことを呼びかける。

ここに議会を導くべき原則がある。それは全国民にとってよりよりヘルスケアシステムに移行するためのものだ。

第一に、私は契約前にあった疾患に対する保障を提供し、今のヘルスケアからの移行を確かなものにしたい。

第二に、米国人は、税額控除と拡大された医療費用口座(expanded Health Savings Accounts)を使用して、自分たちの保険範囲を購入するのを手助けすべきだが、それは政府が強制する計画ではなく、彼らが望む計画でなければならない。

第3に、我々は、州知事にメディケイドが必要とする資源と柔軟性を与えて、そこからあぶれる人が出てこないようにする必要がある。

第4に、保険の価格を上げ,不必要な費用から患者や医師を守る法的改革を実施すべきだ。人工的に高くなった薬価をすぐに引き下げるよう努めなければならない。

最後に、米国の州境を越えて健康保険を購入する自由を米国人に与える時期が来た。それはコスト削減をもたらし、真に国の市場に競争力を生み、優れたケアを提供することができる。

わが国の壊れた制度はみな改める。

どんな問題も解決できる。

すべての傷ついている家族は、癒しと希望を見つけることができる。

我が国民はそう扱われるに値する。いや、それ以上に厚遇されるべきだ。この試みを完成させようではないか。

こうした多くの試みに関して、民主党と共和党はわが国と国民の利益のために力を合わせなければならない。

わが政権は両党のメンバーと力を合わせ、国民の育児を助けし、手頃な価格のサービスを提供し、親が家族休暇を取り、女性の健康に投資し、空気と水を清浄化し、軍とインフラを再建しようとしている。

わが国民の真なる愛は、共通の基盤を必要としている。

共通の利益のために、あらゆる米国の子どもの明るい未来のために力を合わせる必要がある。

我々を啓発する素晴らしい若い女性が、今晩、我々と同席している。

今日は稀少疾患の日だ。この日を記念し、希少疾患の生存者であるメガン・クローリー氏が同席している。

メガンは15ヶ月の時に、希少な重病であるポンペ病と診断された。彼女は5年以上生きるのは難しいと見られていた。

この知らせに対して、メーガンの父であるジョンは、大切な子どもの命を救うためにあらゆるものと戦った。

治すための会社をつくり、メガンの命を救う医薬品の開発を助けた。今、20歳の彼女はノートルダムの大学で二年生になった。

メガンの物語は、父の娘に対する無限の力を教えてくれる。

だが、食品医薬品局(Food and Drug Administration)の遅くて面倒な承認過程が多すぎて、メガンの命を助けた多くの進歩を必要とする人々に、それが届くのを妨げている。

FDAだけでなく、政府全体で規制を緩和すれば、メガンのような多くの奇跡を見ることになる。

教育の規制緩和(学校選択制)

実際に、我々の子供が、奇跡の国で育つのだ。

しかし、この未来を達成するには、あらゆる米国の子どもの心と魂を豊かにしなければならない。

教育は我々の時代では市民権の問題だ。

私は何百万人ものアフリカ系米国人とラテン系の児童を含む、恵まれない青少年のための教育法案の提出を両党の当事者に求めている。これは学校選択制に資金を提供するためのものだ。

家族は、子供のために適切な公立校、私立校、チャータースクール、マグネットスクール、宗教系学校、またはホームスクールを自由に選ぶべきだ。

今夜私たちのギャラリーに参加するのは素晴らしい女性、デニーシャ・メリウェザーさんだ。

若い女の子であるデニーシャは学校で苦労し、3年生で2回、落第した。

しかし、彼女は公的な奨学金プログラムに助けられ、私立の学習センターに入学できた。

今日、彼女は家族の中で初めて大学で卒業する。

今年の後半には社会科で修士号を取得する。

私たちは、全ての子どもがデニーシャのように貧困サイクルを克服できるようにしたい。

警察の強化

しかし、貧困のサイクルを壊すには、暴力のサイクルも壊さなければならない。

2015年の殺人率は、半世紀に近い期間で最大の単年度の増加率となった。

シカゴでは、昨年だけで4000人以上が銃で撃たれている。殺人率は、今年までで、さらに高まっている。

こんなことは容認できない。

あらゆる米国の子供は、安全なコミュニティで成長し、偉大な学校に通い、収入のよい仕事にアクセスできる。.

しかし、こうした未来をつくるには、警察の男女だけでなく、我々が力を合わせなければいけない。

我々は協力と信頼の橋をつくらなければならない。分断と分裂の楔は要らないのだ。

警察や保安官は我々のコミュニティの一員だ。

彼らもまた友人や隣人だ。彼らは母親であり、父親であり、息子であり、娘でもある。

彼らは毎日、愛する者に出勤の挨拶をする時、安全で健全な家に帰れるかどうかを心配している。

法執行機関の男性と女性に対して、大規模な支援が必要だ。

我々は犯罪の被害者をも支援しなければならない。

米国の犠牲者を助ける事務所の開設を、私は国土安全保障省に命じた。

事務所はVOICEと呼ばれている(Victims Of Immigration Crime Engagement)。

我々が発言しているのは、メディアに無視され、特殊な利害関係で沈黙を強いられた人々のためだ。

今夜、聴衆に4人の非常に勇敢な米国人が同席している。

彼らの名前はジャミエル・ショー、スーザン・オリバー、ジェンナ・オリバー、ジェシカ・ディビスだ。

ジャミエルの17歳の息子は不法移民の犯罪者の一員による凶悪犯罪の犠牲者になった。その男は刑務所から釈放されたばかりだった。

大学に行く準備をしていたショーさんは学業の成績は優秀で、無限の可能性を秘めた若者だった。

しかし、彼はその機会を得ることができなかった。

今夜、聴衆として参加した彼の父親は、私の親友だ。

スーザン・オリバーさんとジェシカ・デイビスさん。

彼らの夫であるダニー・オリバー副院長とマイケル・デイビス刑事はカリフォルニア州で勤務中に犯罪の犠牲者になった。

彼らはコミュニティの柱だった。

彼らは勇敢な男たちだ。しかし、犯歴を持ち2回の強制退去の前歴を持つ不法移民によって彼らは凶悪なる銃撃を受けた。.

スーザンはその娘ジェナが同席している。

ジェナさん、あなたの父親は英雄です。今夜は、国中でみながあなたのために祈っています。

ジャミエル、ジェンナ、スーザン、ジェシカさん:

我々は決して正義のために戦うことをやめることはない。

あなたがたの愛する人は決して忘れられることがない。我々はいつも彼らの記憶を尊んでいる。

国軍の再建と同盟強化

最後に、米国の安全を保つために、我々は戦争を抑止するための装備を米軍の男女に提供しなければならない。

私は議会に軍再建のための予算プランを送った。

防衛費の強制削減を廃止し、米国の歴史上、最大規模の一つに数えられる国防費の増額を求めている。

この予算は退役軍人のための資金を増やす。

退役軍人は、この国家のために貢献した。今や我々が彼らのために尽くすべきだ。

我々が直面する国の課題は大きい。

しかし、我らが国民はそれよりもいっそう偉大だ。

米国軍人よりも偉大で勇敢な人々は存在しない。

米海軍特殊部隊長のキャリン・オーウェンズを顕彰し、そのオーウェンズ夫人も今晩、同席している。軍高官のリャンさんだ。

リャンは戦士であり英雄だった。テロに対抗し、国を護るために戦った。

私はマティス大将とも話した。彼が再確認したことを引用する。

「リャンは、今後、多くの勝利に貢献する数多くの重要な情報(インテリジェンス)を引き出し、敵に対抗する作戦成功の一翼を担った」

リャンの遺産は永遠に刻まれている。

聖書も我々に教えている。友のために人生を捧げることよりも大きな愛情はないと。

リャンは友と国、自由のために命を捧げた。我々は彼を決して忘れない。

米国がどのような友人になるかを不安がっている同盟国の皆さんは、我が国の軍服を着た英雄たちを見て下さい。

我々の外交政策は世界への直接的で活発かつ有意義な関与を要請する。

安全保障上の国益に立脚した米国のリーダーシップが世界中の同盟国と共有されているのだ。

我々はNATOを支持する。それはファシズムを除くための世界大戦、そし共産主義を破った冷戦期に築かれた同盟の絆だ。

しかし、我々のパートナーは財政上の義務を果たすべきだ。

今、我々との率直な対話に基づき、彼らもその準備を始めた。

我々はNATO、中東、太平洋のどのパートナーも、戦略的・軍事的な任務の双方において直接的で有意義な役割を果たすことと相応の費用を負担することを期待している。

我々は歴史的にできた国際機関を尊重するが、国家主権をも尊重する。

自由な国民国家は人民の意志を表す最良の手段であるーー米国は全ての国が独自の未来図を描く権利を尊ぶ。

私の仕事は世界を代表することではない。

私の仕事は米国を代表することだ。

しかし、我々は紛争が少ない時のほうが、米国はよりよい状態にあることを知っている。

我々は過去の失敗から学ばねばならないーー世界各地で勃発する戦争と破壊を見てきたからだ。

これらの人災への唯一の長期的な解決策は、戦災に直面した人々が安全に本国に帰り、長期的な再建過程を開始する条件を作ることだ。

米国は新しい友人を探している。利益を共有する新たなパートナーシップを作ろうとしているのだ。我々は戦争と紛争ではなく、調和と安定を望む。

我々は世界各地で平和を求めている。

米国の過去の敵と今日の友人になっている。

我々に最も親密な同盟国の何カ国と、地球の反対側で、数十年前に世界大戦で戦った。

この歴史は我々により良い世界ができる可能性と自信を与えてくれる。

建国250年に向けてアメリカンスピリットを再生させる

うまくいけば、建国250年目の米国はもっと平和で公正かつ自由な世界を見ることになるのだ。

建国100年の1876年、国民が米国そのお祝いのためにフィラデルフィアに来た。

その祝典では、建築家や芸術家や発明家がその創造性を披露した。

アレクサンダー・グラハム・ベルが初めて電話を披露した。

レミントンは最初のタイプライターを発表した。電気の光で迅速な反応を見せた。

トマス・エジソンは、電信と電気ペンを見せた。

わが国が建国250年目を迎えることにわくわくする。想像してみてほしい。

国民の夢を解き放ち、驚異的な成果を達成することを考えよう。

いつも私たちを悩ませている病気を治すことを。

米国の足跡はもっと広大な世界から見れば、それほど大きな夢ではない。

福祉から仕事に何百万もが移行する。

母親が恐怖から解放される安全な街路 - 子供が平和に学べる学校 - 米国人の繁栄と成長から生まれた雇用ーー

これらの要望が多すぎるということはない。

我々がこれらの全てを持てば、米国をこれまで以上の大国にできる。すべての米国人のために。

これが私たちのビジョンだ。

これが私たちの使命だ。

我々は一緒に行くしかない。

我々は一つの運命を持つ一人の人間のようなものだ。

我々にはみな同じ血が流れている。

我々は皆同じ旗に敬意を表しているのだ。

我々がすべて同じ神によって作られている。

我々がこのビジョンを達成し、 250年の輝かしい自由を祝うだろう。

その時、我々が今夜、経験する、この新しい米国大陸の章の始まりも振り返るはずだ。

小さく考える時代は終わった。

つまらない争いの時代も終わる。

心を満たす夢を分かち合うこと。そのための勇気が要る。

我々の魂をかきたてる希望を表現する勇気。

そうした希望と夢を行動に変えるための自信。

これから、米国は我々の希望によって強くなる。恐怖の重荷に妨げることなくーー未来に啓発される。過去の失敗に縛られることはない。

全市民にこのアメリカンスピリットの復活を経験してもらいたい。

議会の全員に国のために大きな夢を描く企てに参加することを望んでいる。

そして、私は今夜誰もがこの経験を得ることを望んでいる。

それは、あなた自身を信じること。

あなたの未来を信じること。

もう一度米国を信じることだ。

ありがとう、神はあなたを祝福している。神は米国を祝福している

我々がこれらの全てを持てば、米国をこれまで以上の大国にできる。すべての米国人のために。

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