CRWD:クラウドストライクの業績

SaaS(クラウド+サブスク),サイバーセキュリティ,情報技術,業績





【2026年9月版】CrowdStrike (CRWD) 徹底分析:AI駆動型サイバーセキュリティのリーダー – FY2020-FY2026財務データとFY2027 Q2最新動向


【2026年9月版】CrowdStrike (CRWD) 徹底分析:AI駆動型サイバーセキュリティのリーダー – FY2020-FY2026財務データとFY2027 Q2最新動向

はじめに
CrowdStrike(クラウドストライク)は、AIを活用したクラウドネイティブのエンドポイント/クラウド/アイデンティティ/データ防御プラットフォーム「Falcon」を提供するサイバーセキュリティ企業です。独自のThreat Graph、AIネイティブな検知・対応機能、モジュール追加型のSaaSモデルを武器に顧客基盤を拡大してきました。
直近のFY2027 Q2(2026年7月31日終了)では、売上高は14.71億ドル、ARRは58.41億ドル、純増ARRは3.33億ドル、営業キャッシュフローは5.30億ドル、FCFは3.77億ドルとなりました。GAAP純利益は530.6万ドルと2四半期連続で黒字を確保し、Non-GAAP純利益は3.23億ドルです。[1]
Q2のForm 10-Qでは、2026年7月末の現金・現金同等物が50.14億ドル、総資産が120.25億ドル、総株主資本が51.40億ドルと確認できます。FY2027上半期の営業CFは11.21億ドルです。[2]
一方、最新通期であるFY2026(2026年1月31日終了)は売上高48.12億ドル、ARR52.53億ドル、営業CF16.12億ドル、FCF12.35億ドルでしたが、GAAPでは1.63億ドルの純損失でした。[3]
2024年7月19日の大規模障害に関する法務・顧客対応はなお継続しています。本稿ではFY2020〜FY2026の通期データにFY2027 Q1・Q2を加え、成長、収益性、財務の健全性、AI戦略、障害後リスクを整理します。

【免責事項・出典】

  • 数値は主にCrowdStrikeの年次報告書(Form 10-K)、四半期報告書(Form 10-Q)、決算リリース、決算プレゼンテーションに基づきます。FY2027 Q2は2026年8月26日公表の決算および2026年8月27日提出のForm 10-Qを反映しています。[1][2]
  • 成長率や一部指標(CAGR、マージン%、自己資本比率など)は本文で筆者計算です。
  • CrowdStrikeの会計年度は前年2月1日〜当年1月31日です。FY2027 Q2は2026年5月1日〜2026年7月31日です。
  • 2026年7月1日の取引終了後に4対1の株式分割が実施され、2026年7月2日から分割調整後で取引されています。Q2決算資料の1株当たり数値は遡及調整済みです。[1]
  • 本文に生URLは出さず、出典リンクは末尾の【注】に集約しています。
  • 投資判断は自己責任で。必ず最新の公式IRをご確認ください。

1. 長期業績:売上・ARR・CFの拡大

同社はSaaS特有の継続課金とモジュール拡張でARRと売上を長期に積み上げてきました。FY2026末のARRは52.53億ドル、FY2027 Q1末は55.09億ドル、Q2末は58.41億ドルです。Q2の純増ARRは3.33億ドルで前年同期比51%増となり、会社はFY2027通期ARRガイダンスを66.03億〜66.12億ドルへ引き上げました。[1]

FY2027 Q2売上高
$1.47B
FY2027 Q2末ARR
$5.84B
FY2027 Q2営業CF
$530M
FY2027 Q2 FCF
$377M

1.1 売上・ARR・利益・キャッシュフロー(FY2020–FY2026、FY2027 Q1–Q2)

(スマホ閲覧時は横スクロール)

会計年度・四半期 総売上高
(百万$)
売上成長率 ARR
(百万$)
ARR成長率 営業CF
(百万$)
GAAP純利益/損失
(百万$)
Non-GAAP純利益
(百万$)
FY2020 481.4 92.7% 600.5 91.9% 99.9 (141.8) (62.6)
FY2021 874.4 81.6% 1,049.8 74.8% 356.6 (92.6) 62.6
FY2022 1,451.6 66.0% 1,731.4 65.0% 574.8 (234.8) 160.7
FY2023 2,241.2 54.4% 2,556.9 47.7% 941.0 (183.2) 368.4
FY2024 3,055.6 36.3% 3,441.8 34.6% 1,166.2 72.2 751.8
FY2025 3,953.6 29.4% 4,241.8 23.2% 1,381.7 (15.2) 987.6
FY2026 4,812.0 21.7% 5,252.8 23.8% 1,612.3 (162.5) 956.6
FY2027 Q1 1,385.6 25.6% 5,508.6 24.2% 590.9 27.8 283.4
FY2027 Q2 1,470.9 25.8% 5,841 25% 530.3 5.3 322.9
CAGR FY2020–FY2026:売上 約46.8%、ARR 約43.6%(筆者計算)。FY2027の四半期値はCAGR計算から除外。

FY2027 Q2はQ2決算・10-Q、FY2027 Q1はQ1決算、FY2026は通期決算・10-K、FY2025以前は各通期決算・年次開示をもとに整理。[1][2][4][3][5][6]

  • 売上・ARR:FY2027 Q2は売上高が前年同期比25.8%増、ARRが25%増でした。Q1の売上25.6%増、ARR24.2%増に続き、高い成長率を維持しています。[1][4]
  • 純増ARR:Q2の純増ARRは3.328億ドルで前年同期比51%増。Q1の2.558億ドルからも増加しました。[1][4]
  • GAAP損益:FY2026は1.63億ドルの純損失でしたが、FY2027 Q1は2,777万ドル、Q2は530.6万ドルの純利益となりました。[1][3][4]

1.2 収益性(FY2020–FY2026、FY2027 Q1–Q2)

会計年度・四半期 GAAPサブスク
粗利率
Non-GAAPサブスク
粗利率
GAAP営業利益率 Non-GAAP営業利益率 営業CF率 FCF率
FY2020 74% 75% -30.3% -13.6% 20.7% 2.6%
FY2021 77% 79% -10.6% 7.1% 40.8% 33.5%
FY2022 76% 79% -9.8% 13.5% 39.6% 30.4%
FY2023 76% 78% -8.5% 15.9% 42.0% 30.2%
FY2024 78% 80% -0.1% 21.6% 38.2% 30.7%
FY2025 78% 80% -3.0% 21.2% 34.9% 27.1%
FY2026 78% 81% -6.1% 21.7% 33.5% 25.7%
FY2027 Q1 78% 81% -2.2% 23.5% 42.6% 33.8%
FY2027 Q2 78% 81% -2.3% 25.3% 36.1% 25.7%

サブスクリプション粗利率・Non-GAAP営業利益率は会社開示、営業CF率・FCF率は売上高に対する比率として算出。FY2027の四半期値は各四半期単独。[1][4][3][5][6]

ミニ解説
FY2027 Q2は、GAAP営業損失が残る一方、Non-GAAP営業利益率は25.3%へ上昇しました。営業CF率36.1%、FCF率25.7%とキャッシュ創出力も高水準です。Q1ほどのCFマージンではありませんが、上半期累計では営業CF11.21億ドル、FCF8.46億ドルを確保しています。[1][2]

1.3 主要KPIの見方

  • FY2027 Q2末ARR:58.41億ドル。純増ARRは3.328億ドルで前年同期比51%増でした。[1]
  • 継続率:Q2決算ではdollar-based gross retentionとnet retentionが前年・前四半期から改善したと会社が説明しています。数値の単純比較より、障害後の解約・更新の正常化が続いているかを確認する局面です。[1]
  • モジュール拡張:Q2末のモジュール採用率は、6以上が51%、7以上が35%、8以上が26%でした。Q1の51%・35%・25%から8以上の採用が1ポイント上昇しました。[1][4]
  • Falcon Flex:Q2末のFlex採用アカウント由来ARRは22.9億ドル超で前年同期比101%増。Q1の19億ドル超から拡大しています。[1]

2. ビジネスモデル:Falcon × AI × Flex

  • Falcon:単一エージェントとクラウド基盤を軸に、EDR/NGAV、XDR、クラウド、アイデンティティ、次世代SIEM、データ保護、AIセキュリティなどをSaaS提供し、同一基盤上でモジュールを追加できます。[2]
  • Threat Graph:大規模テレメトリを相関分析し、AIと組み合わせて未知の脅威検知と自動化を強化します。
  • Charlotte AI / AIDR:生成AI・エージェント活用の調査、検知、運用支援を中核機能として拡張しています。Q2ではAIDRを複数のAIゲートウェイへ広げました。[1]
  • Falcon Flex:柔軟な消費型契約により大口顧客の複数モジュール導入を促進します。Q2末のFlex採用アカウント由来ARRは22.9億ドル超でした。[1]
  • 買収:SGNLとSeraphicをFY2027上半期に取得し、アイデンティティとブラウザランタイムセキュリティを補強しました。2026年7月にはXM Cyberの技術資産取得契約も締結し、取引完了時の対価は現金・株式合計で少なくとも1.45億ドルを予定しています。[2]
  • Fal.Con 2026:2026年9月には、OpenAIとの提携拡大、Anthropic Claude MarketplaceへのFalcon提供、複数AIエージェントが協調する「agentic SOC」構想、Falcon IQなどを発表しました。AIを防御対象とするだけでなく、Falcon側の分析・運用にもAIエージェントを組み込む方向が鮮明になっています。[7]

3. 財務の健全性:潤沢な手元資金と高いCF創出力

3.1 資産・負債・資本(FY2020–FY2026、FY2027 Q1–Q2)

会計年度・四半期末 総資産
(百万$)
総負債
(百万$)
株主資本
(百万$)
自己資本比率 現金等
(百万$)
FY2020 1,404.9 662.3 742.6 52.9% 912.1
FY2021 2,732.5 1,860.7 871.9 31.9% 1,918.6
FY2022 3,618.4 2,580.7 1,037.6 28.7% 1,996.6
FY2023 5,026.5 3,539.1 1,487.4 29.6% 2,705.4
FY2024 6,646.5 4,309.4 2,337.1 35.2% 3,474.7
FY2025 8,701.6 5,382.7 3,318.9 38.1% 4,323.3
FY2026 11,086.7 6,614.1 4,472.6 40.3% 5,230.1
FY2027 Q1 11,270.1 6,594.8 4,675.3 41.5% 4,552.8
FY2027 Q2 12,025.0 6,885.5 5,139.5 42.7% 5,013.8

FY2027 Q2・Q1は10-Q、FY2026・FY2025は10-K、FY2024〜FY2020は各通期開示。自己資本比率は筆者算出。FY2027 Q2の「現金等」は現金・現金同等物。[2][3][5][6]

  • 手元資金:2026年7月31日時点の現金・現金同等物は50.14億ドル。Q1末の45.53億ドルから増加しました。[2]
  • 自己資本:総株主資本は51.40億ドル、自己資本比率は約42.7%です。[2]
  • 繰延収益:流動・非流動を合わせた繰延収益は約48.42億ドルで、うち流動分は34.97億ドルです。契約前受けの厚さはSaaSモデルのキャッシュ創出を支えます。[2]
  • のれん:2026年7月末ののれんは22.51億ドル。FY2027上半期にSGNL・Seraphic買収で増加しました。[2]

3.2 キャッシュフロー(FY2020–FY2026、FY2027 Q1–Q2)

会計年度・四半期 営業CF
(百万$)
FCF
(百万$)
営業CF率 FCF率
FY2020 99.9 12.5 20.7% 2.6%
FY2021 356.6 292.9 40.8% 33.5%
FY2022 574.8 441.8 39.6% 30.4%
FY2023 941.0 676.8 42.0% 30.2%
FY2024 1,166.2 938.2 38.2% 30.7%
FY2025 1,381.7 1,070.0 34.9% 27.1%
FY2026 1,612.3 1,235.0 33.5% 25.7%
FY2027 Q1 590.9 468.5 42.6% 33.8%
FY2027 Q2 530.3 377.4 36.1% 25.7%

FCFは会社定義。FY2027 Q2は四半期単独、FY2027上半期累計FCFは845.9M$。[1][2][4][3][6]

FY2027 Q2の営業CFは5.30億ドル、FCFは3.77億ドルでした。上半期累計では営業CF11.21億ドル、FCF8.46億ドルです。一方、上半期の投資CFではSGNL・Seraphic取得に関連して8.81億ドルの事業買収支出が発生しました。[1][2]

4. 資本効率・収益性(参考)

GAAPベースではFY2026は赤字でしたが、FY2027 Q1・Q2は小幅ながら黒字へ戻りました。Q2のGAAP純利益は530.6万ドル、Non-GAAP営業利益は3.72億ドル、Non-GAAP純利益は3.23億ドルです。株式報酬や買収関連費用などを除いたNon-GAAPとの差は依然大きく、両方を併記して見る必要があります。[1]

重要な見方
July 19 Incident関連では、FY2027上半期の「費用発生額-保険回収見込み」のネット額は360万ドル、2026年7月末の関連引当残高は1,313.9万ドルでした。ただし会社は、将来も法務・専門サービス費用などの重要な支出が続く可能性を明記しています。Delta Air Linesとの訴訟はディスカバリーが継続中です。また、DOJとSECから、一部顧客との取引に関する売上認識・ARR報告、July 19 Incident等について情報提供要請を受けており、会社は協力していると開示しています。[2]

5. 市場ポジショニングと競合

  • 競合:Microsoft、Palo Alto Networks、SentinelOne、Zscaler、Cisco/Splunk、Fortinetなどが主な比較対象です。
  • 差別化:Falcon単一基盤、Flex契約、AIネイティブ訴求、モジュール横展開が中核です。Q2ではFlex採用ARRの前年比101%増と純増ARRの加速が、その販売モデルの牽引力を示しました。[1]
  • AI領域:Fal.Con 2026でOpenAI・Anthropicとの連携を拡大し、AIエージェントの実行時保護とSOC自動化の双方を強めています。新規AI機能がARR成長へどの程度寄与するかは今後の重要な確認項目です。[7]
  • 留意点:サイバーセキュリティ市場は成長余地が大きい一方、競争も激しく、顧客の更新率、販売サイクル、価格競争、買収統合、障害後の信頼回復が業績変動要因になります。[2]

6. FY2027年の見通し(FY2027 Q2決算後)

2026年8月26日のQ2決算で、会社はFY2027 Q3と通期のガイダンスを更新しました。通期の純増ARR成長率見通しは中央値で前年比34%へ引き上げられています。[1]

項目 FY2027 Q3 ガイダンス FY2027 通期ガイダンス
ARR $6,184.4M – $6,188.4M $6,603.0M – $6,611.9M
売上高 $1,523.2M – $1,529.2M $5,991.1M – $6,011.1M
Non-GAAP営業利益 $372.7M – $375.9M $1,497.2M – $1,508.4M
Non-GAAP純利益 $325.4M – $327.9M $1,302.7M – $1,311.6M
Non-GAAP EPS(希薄化後) $0.31 $1.25 – $1.26
希薄化後株式数 1,048M 1,044M

出典:FY2027 Q2決算リリース。1株当たり数値と株式数は4対1株式分割後ベース。[1]

  • ARR見通し:Q1決算時の65.32億〜65.56億ドルから、Q2決算後は66.03億〜66.12億ドルへ上方修正されました。[1][4]
  • 売上見通し:通期売上ガイダンス中央値は約60.01億ドルで、FY2026実績48.12億ドルに対して約24.7%増に相当します。
  • 株式分割:4対1の株式分割は2026年7月1日に実施済みです。過去の1株当たり数値と比較する際は分割調整の有無に注意が必要です。[1]
  • 注目点:純増ARRの加速、Flex拡大、AIセキュリティの収益化、GAAP利益の改善、July 19 Incident関連の法務・顧客対応が今後の焦点です。

7. まとめ

  • 強み:クラウドネイティブなFalcon基盤、モジュール横展開、Flexの急拡大、50億ドル超の現金、高い営業CFとFCF。[1][2]
  • 成長:FY2027 Q2は売上+26%、ARR+25%、純増ARR+51%で、Q1に続き高成長を維持しました。[1]
  • 改善点:Q1・Q2はGAAP純利益が黒字化し、通期ARRガイダンスも再度上方修正されました。[1][4]
  • リスク:July 19 Incident関連訴訟・当局対応、買収統合、株式報酬、激しい競争、AI新機能の収益化速度。[2]

要するに、CrowdStrikeはFY2027上半期に入って、障害後の回復局面から再加速局面へ移りつつあります。Q2では純増ARRが大きく伸び、FCFも高水準を維持し、通期見通しも引き上げられました。一方、GAAP営業損失はなお残り、障害関連の法務・規制リスクも解消していません。ARR・FCF・Non-GAAP利益だけでなく、GAAP利益の質、更新率、Flexの拡大、AI機能の収益化、法務コストを同時に追うことが重要です。[1][2]

ミニ解説
CrowdStrikeは配当株ではなく、現時点では「高成長SaaS+高FCF銘柄」と見るのが自然です。FY2027 Q2では成長率が再び強まりましたが、株価評価を考える際は高い成長率を前提にしたバリュエーションと、July 19 Incident後の法務・運用リスクの双方を織り込む必要があります。

【注】(出典リンク)

  1. FY2027 Q2実績・ARR・FCF・ガイダンス・株式分割 → 一次情報:CrowdStrike「Second Quarter Fiscal Year 2027 Financial Results」 → 一次情報:2Q27 Earnings Presentation(確認日:2026-09-17) ↩
  2. FY2027 Q2 10-Q(PL・BS・CF・買収・July 19 Incident・法務) → 一次情報:SEC「CrowdStrike Form 10-Q, quarter ended July 31, 2026」 → 一次情報:SEC Filing Detail(確認日:2026-09-17) ↩
  3. FY2026通期実績・ARR・FCF・GAAP/Non-GAAP利益 → 一次情報:CrowdStrike FY2026 Q4 / 通期決算 → 一次情報:FY2026 Form 10-K(確認日:2026-09-17) ↩
  4. FY2027 Q1実績・比較用ガイダンス・KPI → 一次情報:CrowdStrike FY2027 Q1決算(確認日:2026-09-17) ↩
  5. FY2025通期実績(比較用) → 一次情報:CrowdStrike FY2025 Q4 / 通期決算(確認日:2026-09-17) ↩
  6. FY2024〜FY2020の通期実績(長期系列) → 一次情報:CrowdStrike Quarterly Results Archive(確認日:2026-09-17) ↩
  7. Fal.Con 2026のAI関連発表 → 一次情報:CrowdStrike / OpenAI partnership → 一次情報:Anthropic Claude Marketplace → 一次情報:Agentic SOC(確認日:2026-09-17) ↩


Posted by 南 一矢