世界の指導者一覧 首相や大統領の略歴 (2026年版)

📌 記事のポイント

  • 2026年9月16日現在の世界主要国首脳情報(最新版)
  • G7、G20、BRICS、ASEANの主要国を掲載
  • 現職、就任日、経歴を国別に整理

G20を中心に、世界の指導者の経歴などを整理します。G7やBRICS、ASEANの国々も含めて、主要国の大統領や首相を重点的に紹介します。現職一覧は2026年9月16日時点の各国政府・大統領府・首相府などの公式情報と主要報道を照合しています。

※G20には19か国に加えて、欧州連合(EU)とアフリカ連合(AU)が参加しています。[1] ASEANは2025年10月26日に東ティモールが正式加盟し、11か国となりました。[2] 本記事では国別の指導者を中心に掲載します。役職や就任日は変わる可能性があるため、基準日は2026年9月16日としています。

Contents

🌏 主要国の大統領・首相一覧

国・地域 指導者 主な役職
米国 ドナルド・トランプ[3] 大統領
日本 高市早苗[3] 首相
中国 習近平[3] 共産党総書記・国家主席
インド ナレンドラ・モディ[3] 首相
ロシア ウラジーミル・プーチン[3] 大統領
ドイツ フリードリヒ・メルツ[3] 首相
フランス エマニュエル・マクロン[3] 大統領
イギリス アンディ・バーナム[3] 首相
イタリア ジョルジャ・メローニ[3] 首相
スペイン ペドロ・サンチェス[3] 首相
オランダ ロブ・イェッテン[3] 首相
ウクライナ ウォロディミル・ゼレンスキー[3] 大統領
カナダ マーク・カーニー[3] 首相
オーストラリア アンソニー・アルバニージ[4] 首相
ニュージーランド クリストファー・ラクソン[4] 首相
台湾 頼清徳[3] 総統
韓国 李在明[3] 大統領
北朝鮮 金正恩[3] 朝鮮労働党総書記・国務委員長
ミャンマー ミン・アウン・フライン[4] 大統領
ベトナム トー・ラム/レ・ミン・フン[4] 党書記長・国家主席/首相
ラオス ソーンサイ・シーパンドーン[4] 首相
タイ アヌティン・チャーンウィーラクン[4] 首相
カンボジア フン・マネット[4] 首相
マレーシア アンワル・イブラヒム[4] 首相
シンガポール ローレンス・ウォン[4] 首相
フィリピン フェルディナンド・マルコス・ジュニア[4] 大統領
インドネシア プラボウォ・スビアント[4] 大統領
ブルネイ ハサナル・ボルキア[4] 国王・首相
東ティモール ジョゼ・ラモス=ホルタ/シャナナ・グスマン[4] 大統領/首相
イスラエル ベンヤミン・ネタニヤフ[5] 首相
サウジアラビア サルマン国王/ムハンマド皇太子[5] 国王/首相
アラブ首長国連邦 ムハンマド・ビン・ザーイド/ムハンマド・ビン・ラーシド[5] 大統領/首相
エジプト アブドルファッターフ・アッ=シーシー[5] 大統領
トルコ レジェップ・タイイップ・エルドアン[5] 大統領
イラン モジュタバ・ハメネイ/マスウード・ペゼシュキヤーン[5] 最高指導者/大統領
イラク アリー・ファーレハ・アル=ザイディ[5] 首相
アフガニスタン ハイバトゥラ・アクンザダ[5] 最高指導者
南アフリカ シリル・ラマポーザ[5] 大統領
エチオピア タエ・アツケセラシエ/アビィ・アハメド[5] 大統領/首相
ブラジル ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ[5] 大統領
アルゼンチン ハビエル・ミレイ[5] 大統領
ベネズエラ デリシー・ロドリゲス[5] 暫定大統領
メキシコ クラウディア・シェインバウム[5] 大統領

🇺🇸 米国:ドナルド・トランプ大統領の略歴

ドナルド・トランプ大統領

本名はドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump)。

  • 1946年:6月14日にニューヨーク州クィーンズに出生
  • 1964年:ニューヨーク・ミリタリー・アカデミー卒業/フォーダム大学在籍(2年間)
  • 1968年:ペンシルバニア大学ウォートン・スクール卒業(経済学)
  • 1969年:父が経営する「エリザベス・トランプ・アンド・サン」に入社
  • 1971年:父の会社を継ぎ、社名をトランプ・オーガナイゼーションに変更
  • 2004年~2015年:リアリティ番組「アプレンティス」をプロデュース&出演
  • 2017年~2021年:第45代大統領に就任
  • 2024年11月:大統領選でカマラ・ハリス副大統領(民主党)を破り勝利
  • 2025年1月:第47代大統領に就任

🇯🇵 日本:高市早苗首相の略歴

⭐ 2025年10月21日初就任/2026年2月18日第2次内閣発足
👩 日本初の女性首相

高市早苗首相

高市早苗氏は1961年3月7日に奈良県大和郡山市に生まれました。神戸大学経営学部を卒業後、松下政経塾(5期生)で政治行政を学び、米国連邦議会議員(パット・シュローダー下院議員)事務所でフェローを務めるなどの経験を経て、政界入りしました。その後の経歴は以下の通りです。

  • 1993年7月 衆議院議員に初当選(奈良県・無所属)
  • 1996年10月 新進党から出馬して再選、その後自民党に合流
  • 1999年10月 通商産業政務次官(小渕内閣)
  • 2006年9月 内閣府特命担当大臣(沖縄・北方、科学技術政策、男女共同参画、食品安全/第1次安倍内閣)
  • 2012年9月 自由民主党 政務調査会長(〜2014年9月)
  • 2014年9月 総務大臣(〜2017年8月/第2次安倍内閣)
  • 2019年9月 総務大臣(〜2020年9月/第4次安倍再改造内閣)
  • 2021年9月 自民党総裁選に出馬。1回目投票で188票を獲得して3位となり、決選投票には進まず。[6]
  • 2022年8月 経済安全保障担当相(〜2024年10月/岸田内閣)
  • 2024年9月 自民党総裁選に再挑戦し、決選投票で惜敗(石破茂氏が総裁就任)
  • 2025年10月4日 自由民主党総裁に選出(女性として初)
  • 2025年10月21日 国会の首班指名を経て第104代内閣総理大臣に就任(日本初の女性首相)
  • 2026年2月18日 総選挙後の首班指名を経て第105代内閣総理大臣に指名され、第2次高市内閣が発足

🇨🇳 中国:習近平総書記の略歴

習近平総書記

習近平(シージンピン/しゅうきんぺい)は共産党総書記と国家主席、党中央軍事委主席等を兼ねる中国の指導者。

(※「総書記」=共産党の長、「国家主席」=中華人民共和国の顔、「党中央軍事委員会主席」=人民解放軍の長(中国軍は共産党の軍))

その歩みは以下の通り。

  • 1953年6月:出生(原籍地は陝西省富平県)
  • 1969年:陝西省に送られ6年ほど農作業などの肉体労働を行う(下放された)
  • 1974年:中国共産党に入党
  • 1975年:22歳頃に清華大学化学工程学部に入学(その後、国務院副総理の秘書を3年務めた)
  • 1982年:29歳で河北省正定県党委員会副書記
  • 1985年:32歳で福建省廈門市党委員会常務委員/副市長
  • 1987年:歌手の彭麗媛と結婚(34歳頃。その後、福州市党委員会副書記、福建省省長を歴任)
  • 2003年:50歳で浙江省党委員会書記
  • 2007年:54歳で上海市党委員会書記に就任。その後、党中央政治局常務委員になる
  • 2008年:55歳で国家副主席となる(中央書記処書記/中央党校校長を兼任)
  • 2010年:57歳で中央軍事委員会副主席に(他の役職は継続)
  • 2012年:胡錦濤の後継者として総書記と党中央軍事委員会主席を兼任
  • 2017年:第二期習近平政権が発足
  • 2022年:党総書記として異例の3期目入り
  • 2023年3月:国家主席として3期目に選出

🇮🇳 インド:ナレンドラ・モディ首相の略歴

ナレンドラ・モディ首相

グジャラート州首相を経て2014年にインド首相へ就任し、2024年の総選挙後に3期目へ入りました。略歴は以下の通りです。

  • 1950年:9月17日にグジャラート州ヴァドナガルにて誕生(6人兄弟の三番目。大学は政治学専攻)
  • 1972年:民族奉仕団(RSS)の専従活動家となる
  • 1987年:インド人民党(BJP)のグジャラート州組織書記として活動
  • 1988年:BJPグジャラート州組織で活動
  • 1995年:BJP書記
  • 1998年:BJP幹事長
  • 2001年:グジャラート州首相
  • 2014年:インド首相就任
  • 2019年:総選挙で圧勝し、首相に再任
  • 2024年:総選挙で勝利し、3期目続投

人口6000万人のグジャラート州で約12年半、州首相を務めた頃には電力や水道等のインフラ整備に尽力。外資を受け入れて経済成長を実現。

行政改革や汚職を減らす取組み等を進めた。雇用を生み出す海外直接投資を増やし、グジャラート州の成功モデルを全国に広げることを目指した。

モディ氏が掲げた「『優れた統治』と『開発』」というスローガンは、就任当時の国民の要望に一致していた。

選挙中は1800回もの演説をこなし、首相になってからは朝5時~夜12時まで働いたともいわれる。

🇷🇺 ロシア:ウラジーミル・プーチン大統領の略歴

ウラジーミル・プーチン大統領

ウラジーミル・ウラジーロヴィチ・プーチン氏は、旧ソ連国家保安委員会(KGB)勤務、サンクトペテルブルク市政、大統領府、連邦保安局(FSB)、首相を経て、2000年に大統領選で初当選しました。略歴は以下の通りです。

  • 1952年:10月7日にレニングラード(サンクトペテルブルク)に出生
  • 1975年:レニングラード国立大学法学部を卒業。その後、KGBに入る(冷戦末期に5年間東ドイツ勤務)
  • 1991年:ソ連崩壊。プーチン談「20世紀最大の地政学的悲劇」。帰国し、レニングラード国立大学で学長補佐官になる
  • 1994年:サンクトペテルブルク市副市長(恩師が市長をしていた。市長失脚後にモスクワへ)
  • 1997年3月:大統領府副長官および大統領監督総局局長
  • 1998年5月:大統領府第一副長官
  • 1998年7月:連邦保安局長官
  • 1999年3月:安全保障会議書記を兼職
  • 1999年8月:首相に就任
  • 1999年12月31日:エリツィン前大統領の辞任に伴い、大統領代行に任命
  • 2000年3月:大統領選挙で当選(2004年再選)
  • 2008年:首相に就任(メドベージェフが大統領になる)
  • 2012年:大統領選に当選(2018年に再選)
  • 2022年2月:ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始
  • 2024年3月:大統領選で圧勝し、5期目当選

(エリツィン大統領の)「『ファミリー』はプーチンのことを、権力のエンジニアではあるが、最高権力の座を狙っているわけではなさそうだ」と判断。「控えめな態度が信頼されて、プーチンはあらたな仕事を任され」た(ミヒャエル・シュティルマー著『プーチンと甦るロシア』)。

経済危機やチェチェン紛争で指導力を発揮し、エリツィン大統領の後継者になる。

🇩🇪 ドイツ:フリードリヒ・メルツ首相の略歴

⭐ 2025年5月6日就任
📊 史上初、首相指名選挙1回目で過半数を得られず2回目で選出

フリードリヒ・メルツ首相

メルツ氏の略歴は以下の通り。メルツ氏は長らくドイツを率いたメルケル氏のライバルでした。

  • 1955年:11月11日、西ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ブリーロンに出生
  • 1975年:兵役後、ボン大学およびマールブルク大学で法学を学ぶ
  • 1982年:第一次司法試験合格
  • 1986年:弁護士として活動開始
  • 1989年:欧州議会議員(~1994年)
  • 1994年:ドイツ連邦議会議員(2000年から2002年までCDU/CSU連邦議会議員団長)
  • 2009年:総選挙に立候補せず、政治活動を休止
  • 2021年10月:政界復帰
  • 2022年1月:キリスト教民主同盟(CDU)党首に就任
  • 2025年5月:ドイツ連邦首相に就任

🇫🇷 フランス:エマニュエル・マクロン大統領の略歴

エマニュエル・マクロン大統領

  • 生年月日:1977年12月21日
  • 出生地:アミアン(ソンム県)
  • 学歴:パリ第10ナンテール大学(ヘーゲル哲学を専攻)⇒パリ政治学院⇒国立行政学院卒業(2002年~2004年)

※パリ政治学院、国立行政学院は歴代大統領や首相を数多く出した名門校

2017年に39歳で大統領へ就任したマクロン氏の経歴は以下の通りです。

  • 2004年~2008年:会計検査官
  • 2008年~2011年:事業銀行家
  • 2011年~2012年:ロチルド・エ・コンパニー銀行共同経営者
  • 2012年~2014年:フランス大統領府副事務総長
  • 2014年~2016年:経済・産業・デジタル大臣
  • 2017年:フランス大統領に当選
  • 2022年:大統領選で再選

フランスの学者ジャック・アタリ氏の推薦でオランド大統領の側近となり、閣僚入りした。

オランド政権では「マクロン法」(解雇過程の簡略化や労働時間の規制緩和、長距離バス路線の自由化等の経済改革法案)を成立させた。

🇬🇧 イギリス:アンディ・バーナム首相の略歴

アンディ・バーナム首相

✅ 2026年9月16日時点
アンディ・バーナム氏は2026年7月20日にキア・スターマー氏の後任として首相に就任しました。[7]

キア・スターマー氏の退任表明を受けて実施された労働党党首選挙では、アンディ・バーナム氏が新党首に選出されました。バーナム氏は2026年7月20日に首相へ就任しています。

バーナム氏は、中央政府の閣僚や影の内閣の主要ポストを歴任したほか、2017年から2026年までグレーター・マンチェスター市長を務めました。地方行政での経験が長いことが、新首相の経歴上の大きな特徴です。

  • 1970年:イングランド北西部のマージーサイドに生まれる
  • ケンブリッジ大学フィッツウィリアム・カレッジで英文学を学ぶ
  • 2001年6月:労働党所属の庶民院議員としてリー選挙区から初当選
  • 2005年~2006年:内務政務次官を務める
  • 2006年~2007年:保健担当閣外大臣を務める
  • 2007年~2008年:財務省首席政務官を務める
  • 2008年~2009年:文化・メディア・スポーツ相を務める
  • 2009年~2010年:保健相を務める
  • 2010年~2011年:影の教育相を務める
  • 2011年~2015年:影の保健相を務める
  • 2015年~2016年:影の内相を務める
  • 2017年5月:初代グレーター・マンチェスター市長に選出
  • 2021年、2024年:グレーター・マンチェスター市長に再選
  • 2026年6月:メーカーフィールド選挙区の補欠選挙で当選し、庶民院議員に復帰
  • 2026年7月16日:労働党党首に選出
  • 2026年7月20日:イギリス首相に就任

バーナム氏は、グレーター・マンチェスター市長時代に、地域のバス路線を公的管理の下に戻す交通改革などを進めました。首相就任後も、中央政府から地方への権限移譲、生活費負担の軽減、住宅・社会保障制度の立て直しなどを主要課題に掲げています。

🇮🇹 イタリア:ジョルジャ・メローニ首相の略歴

「イタリアの同胞」(FDI)のジョルジャ・メローニ党首は2022年10月に首相に就任し、右派系3党を主体とする連立内閣を発足させた。

「イタリアの同胞」(FdI)は、戦後のイタリア社会運動(MSI)から国民同盟などを経た政治的系譜を持ち、研究者や報道機関から右派・極右と位置付けられることがあります。メローニ氏自身はファシズムを否定しています。

首相就任後はEU・NATOとの協調を維持し、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を継続してきました。

ジョルジャ・メローニ首相

経歴は以下の通りです。

  • 1977年:ローマで出生
  • 1992年:「イタリア社会運動」に入党
  • 1996年:アメリゴ・ヴェスプッチ寄宿学校卒
  • 2000年:「国民同盟」に参加
  • 2004年:「国民同盟」青年団全国書記長
  • 2006年:下院当選、下院副議長
  • 2007年:「自由の人民」の結党に参加(党青年団書記長)
  • 2008年:第4次ベルルスコーニ政権で青少年政策担当大臣(当時イタリア最年少の閣僚)
  • 2012年:「イタリアの同胞」をイグナジオ・ラ・ルッサ元国防相と結党
  • 2013年:下院議員に再選
  • 2014年:「イタリアの同胞」第2代書記長
  • 2016年:ローマ市長選に立候補
  • 2018年:下院議員に3選
  • 2022年10月:首相就任

🇪🇸 スペイン:ペドロ・サンチェス首相の略歴

スペインは議会君主制なので、元首は国王のフェリペ6世であり、二つの議会があります。ここは議院内閣制の国です。

ペドロ・サンチェス首相

ペドロ・サンチェス・ペレス=カステホン(Pedro Sánchez Pérez-Castejón)氏はスペイン社会労働党(PSOE)党首。

1972年:2月29日にスペインのマドリードにて出生。その後、経済学者になる(コンプルテンセ大学:経済学の学位/ベルギーのブリュッセル自由大学:経済政策の修士号/ビジネススクールのIESE:公共リーダーシップの修士号/カミーロ・ホセ・セラ大学:博士号)。

  • 2004年~2009年:マドリード市議会議員
  • 2008年~:カミーロ・ホセ・セラ大学で法経済学部で教壇に立つ
  • 2013年:マドリード県選挙区選出の下院議員
  • 2014年7月:社会労働党書記長に就任
  • 2016年10月:社会労働党書記長を辞任
  • 2017年6月:社会労働党書記長に再任
  • 2018年6月:首相に就任

🇳🇱 オランダ:ロブ・イェッテン首相の略歴

ロブ・イェッテン(Rob Jetten)氏は、オランダの中道・社会自由主義政党D66(民主66)に所属する政治家です。2026年2月23日に首相兼総務大臣(Minister of General Affairs)へ就任しました。[8]
イェッテン氏は1987年3月25日、北ブラバント州フェヘルに生まれました。ラドバウド大学で行政学を学び、卒業後は鉄道インフラ会社ProRailで勤務。その後、D66の若手政治家として頭角を現し、ナイメーヘン市議会議員、下院議員、D66下院院内総務、気候・エネルギー政策相などを歴任しました。38歳で首相に就任し、オランダ史上最年少級の首相であると同時に、D66出身として初めて首相となった人物です。

  • 1987年:3月25日、オランダ北ブラバント州フェヘルに生まれる
  • 2005年~2010年:ラドバウド大学で行政学の学士課程を修了
  • 2010年~2011年:同大学で行政学の修士課程を修了
  • 卒業後:鉄道インフラ会社ProRailで勤務
  • 2010年~2017年:ナイメーヘン市議会議員
  • 2017年:オランダ下院議員に初当選
  • 2018年:D66の下院院内総務に就任
  • 2022年~2024年:第4次ルッテ内閣で気候・エネルギー政策相を務める
  • 2023年:D66党首に就任
  • 2024年7月:下院議員に復帰し、D66下院院内総務を務める
  • 2025年:総選挙でD66を躍進させ、連立協議を主導
  • 2026年2月23日:オランダ首相に就任

🇺🇦 ウクライナ:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の略歴

ゼレンスキー大統領

ロシアとの対立を抱えたウクライナの大統領です。

コメディアンとして活躍し、国民的な人気を得て、既存の政治家に選挙で競り勝ちました。

学歴を見ると、キエフ国立経済大学で法学を専攻しています。

ゼレンスキー氏の略歴は以下の通り。

  • 1978年:1月25日にクリヴィー・リフ市にユダヤ系ウクライナ人として出生(父は研究者、母はエンジニア、東部出身)
  • 1997年:コメディ劇団「第95街区」を結成。番組の看板芸人となる
  • 2003年:「第95街区」をコメディ番組と舞台の制作会社に再編
  • 2006年:英ダンス番組「ストリクトリー・カム・ダンシング」のウクライナ版で脚光を浴びる
  • 2008年~2012年:ロシアとウクライナの映画俳優として活躍
  • 2015年:政治風刺ドラマ「国民の僕」で主演(大統領役)
  • 2016年:同上第二部で主演(大統領役)
  • 2019年4月:大統領選で当選
  • 2019年5月:大統領就任
  • 2022年2月:ロシアによる全面侵攻を受け、戒厳令を導入
  • 2026年9月16日現在:戒厳令下で大統領職を継続

🇨🇦 カナダ:マーク・カーニー首相の略歴

マーク・カーニー首相
中央銀行総裁を歴任した新首相の略歴。カーニー氏は2025年3月にカナダ第24代首相に就任し、同年4月の総選挙後も自由党政権を維持しました。

  • 1965年:3月16日、カナダのノースウエスト準州フォートスミスに生まれる
  • 1988年:ハーバード大学で経済学の学士号を取得
  • 1993年:オックスフォード大学で経済学の修士号(MPhil)を取得
  • 1995年:オックスフォード大学で経済学の博士号(DPhil)を取得
  • 1990年:ゴールドマン・サックス入社(ロンドン、東京、ニューヨーク、トロントで勤務)
  • 2008年:カナダ銀行総裁(~2013年まで)
  • 2013年:イングランド銀行総裁(~2020年まで)
  • 2025年3月:カナダ第24代首相に就任
  • 2025年4月28日:解散総選挙で自由党が勝利、政権維持に成功

🇦🇺 オーストラリア:アンソニー・アルバニージ首相の略歴

アンソニー・アルバニージ首相

2022年5月の総選挙で労働党を勝利に導き、首相に就任。

  • 1963年:シドニー郊外のダーリングハーストにて3月2日に出生(父親とは離れて母親に育てられ、実父と初めて対面したのは2009年)
  • 1980年:セントメリーズカセドラルカレッジを卒業、オーストラリア・コモンウェルス銀行に就職
  • 1985年~1989年:地方政府担当大臣トム・ユーレンの政策秘書
  • 1995年~1996年:カー首相(ニューサウスウェールズ州)の上級政策顧問
  • 1996年:下院議員(グレインドラー地区)
  • 2001年:労働党のシャドーキャビネットにて高齢者担当
  • 2007年~2013年:国土交通大臣
  • 2013年:労働党が下野後、党首選に立候補するも敗北
  • 2019年:労働党党首に就任
  • 2022年5月:首相に就任
  • 2025年5月:総選挙で労働党が勝利し、首相を続投

🇳🇿 ニュージーランド:クリストファー・ラクソン首相の略歴

⭐ 2023年11月就任
📊 前任:クリス・ヒプキンス氏(2023年1月~11月)

ラクソン氏は国民党(中道右派)党首として2023年10月の総選挙で勝利し、3党連立政権を樹立しました。政治家になる前は、ニュージーランド航空の最高経営責任者(CEO)を務めた経営者です。

  • 1970年:7月19日、クライストチャーチに生まれる
  • カンタベリー大学で商学を学ぶ
  • ユニリーバで勤務し、カナダ法人社長などを歴任
  • 2012年~2019年:ニュージーランド航空CEO
  • 2020年:国会議員に初当選
  • 2021年11月:国民党党首に選出
  • 2023年11月:総選挙後、首相に就任

※クリス・ヒプキンス氏は2023年1月にジャシンダ・アーダーン首相の後継として労働党党首・首相に就任しましたが、同年10月の総選挙で敗北し、11月に退任しました。

🇹🇼 台湾:頼清徳総統の略歴

頼清徳総統

2024年の台湾総統選を制した頼清徳(らいせいとく、ライ・チントー)の略歴です。

幼少時に父親を炭鉱事故で亡くし、苦学して医師となりました。国立台湾大学のリハビリテーション学科、国立成功大学の学士後医学科で学び、国立成功大学医学部附属病院などで医師として勤務。その後に政界入りし、立法委員在任中にハーバード大学で公衆衛生学の修士号を取得しました。

  • 1959年:10月6日に新北市で炭鉱労働者の息子として生まれる
  • 1998年:立法委員に初当選(2008年まで連続当選)
  • 2010年:台南市長に当選
  • 2014年:台南市長に再選
  • 2017年:行政院長
  • 2020年:副総統
  • 2024年1月:総統選で当選
  • 2024年5月:総統に就任

🇰🇷 韓国:李在明大統領

⭐ 2025年6月4日就任(第21代)
📊 尹錫悦前大統領の非常戒厳・弾劾を受けた前倒し選挙

李在明大統領

  • 1964年:12月22日、慶尚北道安東市の貧困家庭に生まれる
  • 1986年:中央大学校法学部卒業、司法試験合格
  • 2010年:城南市長に当選
  • 2018年:京畿道知事に就任
  • 2022年:共に民主党代表就任
  • 2025年6月3日:大統領選挙で当選
  • 2025年6月4日:第21代大統領として正式に宣誓・就任
注:李在明氏は小学校卒業後に工場労働者となり、独学で中学・高校卒業資格を取得。その後弁護士となって政治家を目指しました。

🇰🇵 北朝鮮:金正恩・朝鮮労働党総書記/国務委員長

金正恩委員長

  • 1984年?:金正日総書記(北朝鮮指導者の2代目)の三男として生まれる
  • 1990年代後半:スイスに留学したとされる。その後の詳しい動向には不明な点が多い
  • その後、金日成総合大学に在学。金日成軍事総合大学で軍事訓練
  • 2010年9月:金正日は金正恩ら6人を朝鮮人民軍の大将に昇進させ、その後、正恩氏を事実上の後継者認定
  • 2011年12月17日:金正日の後を継いだ。2011年:12月30日:朝鮮人民軍最高司令官に就任

🇲🇲 ミャンマー:ミン・アウン・フライン大統領(軍主導政権)

⚠️ 重要:2021年2月のクーデター以降、軍が政治の実権を握っています。

2021年2月1日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問、ウィン・ミン大統領らを拘束。国家統治評議会(SAC)を設置し、ミン・アウン・フライン国軍総司令官が実権を掌握しました。

2025年12月から2026年1月にかけて軍主導の総選挙が行われ、その後、2026年4月3日に軍の影響が強い議会がミン・アウン・フライン氏を大統領に選出し、4月10日に就任しました。[9]

新政権は発足しましたが、選挙は軍の強い影響下で行われ、主要な反対勢力が排除されたとして、反対勢力や国際的な人権団体などから正統性への批判が続いています。内戦も継続しているため、制度上の政府再編と治安・統治の実態は分けて見る必要があります。

参考:アウンサン・スー・チー氏の経歴

アウンサン・スーチー

スーチー氏は2016年から2021年まで「国家顧問」を務めました(大統領はティン・チョー氏)。

憲法上、外国籍の親族のいる人物は大統領になれませんが(スーチー氏は2人の息子が英国籍)、国家顧問として影響力を発揮していました。スーチー氏の経歴とは。

  • 1945年:独立の父アウンサンの娘として6月19日に出生
  • 1960年:敬虔な仏教徒の看護婦だった母と共にインドに留学(政治学を学び、ネルー首相やガンジーの思想に影響を受けた)
  • 1964年:英オックスフォード留学(哲学・政治学・経済学を専攻)
  • 1972年:オックスフォード大学の研究者と結婚
  • 1985年:京都大学東南アジア研究所研究員
  • 1987年:ロンドン大学でアジア・アフリカ研究所にも在籍
  • 1988年:母親の病気を契機に帰国し、民主化運動に参加
  • 1988年:9月に国民民主連盟(NLD)を結成し、総書記に就任
  • 1989年:7月に「国家防御法違反」で自宅軟禁
  • 1991年:3月には総書記を解任され、ノーベル平和賞を受賞
  • 1995年7月:自宅軟禁解除
  • 2000年9月:当局により地方訪問を阻止され自宅軟禁
  • 2002年5月:自宅軟禁解除
  • 2003年5月:地方遊説中、当局に拘束され、同年9月28日より自宅軟禁
  • 2009年5月:米国人自宅侵入事件で禁固3年。政府の特別措置で刑期を1年半に短縮、自宅軟禁措置に変更
  • 2010年11月: 自宅軟禁解除

(※同氏は、父アウンサン将軍のことを詳しく知るために日本語を学んだ。1980年代に2年間、英国のオクスフォード大学で日本語を学び、漢字を習得して三島由紀夫の小説を日本語で読めるまでになったとも言われる)

スーチー氏は、20年間のうち14年以上を獄中や自宅軟禁下で過ごし、2011年8月にテイン・セイン大統領と会談後、2012年1月に国民民主連盟(NLD)議長に就任した。

  • 2012年:4月の議会補欠選に当選。45議席中43議席をNLDが獲得
  • 2015年:11月に民政転換後の総選挙でNLDが圧勝
  • 2016年:3月に国家最高顧問に就任(※四閣僚兼務をやめ、外相と大統領府相兼務に仕事を絞った)

スーチー氏は4月22日に首都ネピドーに各国外交団を招き「全ての国と友好関係を構築する」と述べ、欧米への友好路線を打ち出す。

2021年2月にクーデターが起き、再び軍政が復活(軍政時代に副大統領、大統領代行を務めたミンスエが復権)。

スーチー氏は2021年のクーデター後に再び拘束され、2026年7月時点でも収監状態が続いていると報じられています。

🇻🇳 ベトナム:トー・ラム(共産党書記長・国家主席)の略歴

トー・ラム(ベトナム共産党書記長)

ベトナムでは党書記長が共産党を仕切り、国家主席が軍事・外交を担い、首相は経済政策等の内政を担う。

  • 1957年7月10日:フンイエン省に生まれる
  • 1981年:ベトナム共産党に入党
  • 2016年~2024年:公安大臣を務める
  • 2021年:ソーシャルメディアの動画をめぐる論争に巻き込まれる
  • 2024年5月:ベトナム国家主席に就任
  • 2024年8月:ベトナム共産党書記長に選出
  • 2026年4月:国家主席に選出され、共産党書記長と国家主席を兼任
補足(2026年9月16日時点の主要ポスト)[10]

  • 共産党書記長:トー・ラム
  • 国家主席:トー・ラム
  • 首相:レ・ミン・フン

🇱🇦 ラオス:ソーンサイ・シーパンドーン首相の略歴

ソーンサイ・シーパンドーン首相

ラオス人民革命党の元最高指導者の息子であり、エリートとしてキャリアを積んできました。

  • 1966年:1月26日生まれ
  • 旧ソ連で教育を受ける
  • 2016年:副首相に就任
  • 2022年12月:国会で首相に選出される

🇹🇭 タイ:アヌティン・チャーンウィーラクン首相の略歴

⭐ 2025年9月7日就任(第32代)
📊 2年で3人目の首相

アヌティン・チャーンウィーラクン首相

アヌティン・チャーンウィーラクン(Anutin Charnvirakul)氏は1966年9月13日にバンコクで生まれました。工学を専攻し1989年に米ホフストラ大学を卒業、1990年にタマサート大学でMBAを取得。家業の大手建設会社「シノタイ・エンジニアリング(STECON)」で幹部としてインフラ案件に関わった後、政界入りしました。その後の経歴は以下の通りです。

  • 1996年 外務大臣顧問として政界入り。その後、タイ愛国党(TRT)で活動。2004年に商務副大臣、同年〜2006年に公衆衛生副大臣。2006年のTRT解党後は5年間の政治活動禁止に処される
  • 2012年10月 プームジャイタイ党(Bhumjaithai)党首に就任。以降、同党を地域基盤の有力与党勢力へと拡大
  • 2019年7月 副首相・公衆衛生相に就任(〜2023年9月)。新型コロナ対応の陣頭指揮を執り、2022年の大麻非犯罪化を主導
  • 2023年9月 内務大臣に就任(〜2025年6月)
  • 2025年9月5日 下院の投票で首相に選出。9月7日に国王の認証を受け就任(第32代首相)
  • 2025年10月 新政権の経済対策・災害対応を主導。内閣は家計債務や消費低迷に対応する景気刺激策を承認、豪雨災害には緊急支援を指示
  • 2026年3月19日 総選挙後の下院投票で首相に再選。翌20日に国王の認証を受ける。[11]

🇰🇭 カンボジア:フン・マネット首相の略歴

⭐ 2023年8月就任
👨‍👦 父:フン・セン元首相(38年間首相を務めた)

フン・マネット氏は1977年10月20日生まれ。フン・セン元首相の長男として生まれました。

  • 1999年:米国ウェストポイント陸軍士官学校卒業
  • 2002年:ニューヨーク大学で経済学修士号取得
  • 2008年:英国ブリストル大学で経済学博士号取得
  • 2018年:カンボジア人民党副党首に就任
  • 2023年7月:総選挙後、首相に指名される
  • 2023年8月:正式に首相就任

※フン・セン氏は1985年から2023年まで38年間首相を務めた後、息子に権力を委譲しました。

参考:フン・セン元首相の略歴

フン・セン元首相

  • 1951年:4月4日にカンボジア中部コンポンチャムの農家に出生(父親は海南島出身の華人。フンセン≒雲昇?)
  • 1970年代:ロン・ノル政権に対抗し、北京亡命政権の下級部隊指揮官として従軍し(クメール・ルージュ軍に参加)、左目を負傷した
  • 1977年:人民虐殺で悪名高いポル・ポト政権から離脱し、反ポル・ポト軍を結成し、ベトナムに亡命
  • 1979年:プノンペン陥落。カンボジア成立。28歳で外務大臣
  • 1981年:コンポン・チャム州の国会議員に当選。副首相になる
  • 1984年末:チャン・シ首相が死去。フン・セン氏が1985年に首相
  • 1991年:フン・センは党中央委員会副議長に
  • 1993年:5月に国連管理下の総選挙。フンセン氏はノロドム・ラナリット(シアヌーク国王の次男)殿下が率いる暫定政権の共同首相に就任

この年に新憲法が発効し、カンボジア王国が成立すると、第二首相になる。

その後もカンボジアでは内部闘争が続いたが、フンセン氏は1998年、2004年、2008年、2013年に首相を続投。

2009年以降、隣国のタイから逃亡中のタクシン・チナワット元首相を、個人アドバイザーに迎え入れた。

🇲🇾 マレーシア:アンワル・イブラヒム首相の略歴

アンワル・イブラヒム首相

波乱万丈の政治キャリアを経て、2022年11月に第10代首相に就任しました。

  • 1947年:8月10日にペナン州で生まれる
  • 1993年:マハティール政権下で副首相に就任
  • 1998年:マハティール首相と対立し、汚職などの罪で逮捕・訴追される
  • 2008年:野党連合を率いて躍進
  • 2018年:マハティール氏と協力し政権交代を実現、恩赦で釈放される
  • 2022年11月:総選挙後の協議を経て、首相に就任

🇸🇬 シンガポール:ローレンス・ウォン首相の略歴

ローレンス・ウォン首相

2024年5月15日、リー・シェンロン氏の退任に伴い、ローレンス・ウォン氏が第4代首相に就任しました。

  • 1972年:12月18日シンガポールに生まれる
  • 公共政策を学び、米国で修士号を取得後、官僚としてキャリアを積む
  • 2011年:国会議員に初当選
  • 2020年:教育大臣兼第二財務大臣に就任。コロナ対策の責任者の一人として注目を集める
  • 2021年:財務大臣に就任
  • 2022年:副首相に就任
  • 2024年5月:首相に就任

🇵🇭 フィリピン:ボンボン・マルコス大統領の略歴

ボンボン・マルコス大統領

「ボンボン(Bongbong)」は通称で、本名はフェルディナンド・ロムアルデス・マルコス・ジュニア(Ferdinand Romualdez Marcos Jr.)です。

父は元大統領のフェルディナンド・マルコス。母はイメルダ夫人。1957年、マニラ市でマルコス一家の長男(第二子)として生まれました。

その後、1970年に英ウェストサセックスのワーススクールに入学。その後、オックスフォード大とペンシルベニア大のウォートンスクールに学んでいます(いずれも非卒業)。

  • 1980年、無投票で北イロコス州副知事に就任
  • 1983年、州知事に就任
  • 1986年、エドゥサ革命によりマルコス・シニア政権が打倒され、その一家は米軍とともにハワイに亡命。移住生活が始まる
  • 1989年、マルコス・シニアがハワイで死去。その後、アキノ大統領はマルコス家の帰国を許可
  • 1992年~1995年:北イロコス州第2区地区選出の下院議員
  • 1998年:北イロコス州知事に当選
  • 2010年:上院議員に当選
  • 2016年:副大統領候補に出馬するも敗北
  • 2021年:10月にFB上で翌年の大統領選に出馬表明
  • 2022年:5月9日のフィリピン大統領選に当選

ドゥテルテ前大統領の娘であるサラ・ドゥテルテ氏(ダバオ市長)が大統領選への出馬をとりやめ、マルコスと連携したこと(サラは副大統領候補となる)で勢いを得て、2022年の大統領選に圧勝しました。

現在はドゥテルテ家とは対立。就任から4年が経過し、外交・経済・国内政治をめぐる評価は分かれています。

🇮🇩 インドネシア:プラボウォ・スビアント大統領の略歴

プラボウォ・スビアント大統領

1951年10月17日にジャカルタに生まれた(現74歳)。

1969年にイギリス・アメリカンスクールを卒業した後、陸軍士官学校に入学。

1974年に卒業した後、軍人としてキャリアを重ねた

  • 1996年:陸軍特殊部隊司令官
  • 1998年:陸軍戦略予備軍司令官
  • 1998年:国軍国防大学校長
  • 1998年:国軍退官

軍を退官後、政治活動を始める。

  • 2004年:インドネシア農業融和協会(HKTI)会長
  • 2009年:グリンドラ党諮問評議会議長
  • 2014年:グリンドラ党党首
  • 2019年:国防大臣
  • 2024年:大統領

前任者ジョコ・ウィドド氏とは過去の大統領選で争いましたが、2024年の大統領選ではウィドド氏の長男ギブラン・ラカブミン・ラカ氏を副大統領候補として組み、当選しました。

🇧🇳 ブルネイ:ハサナル・ボルキア国王兼首相の略歴

ブルネイは、国王が首相を兼ねる君主国です。ハサナル・ボルキア国王は1967年に即位し、1984年の独立後は首相も務めています。

石油と天然ガスに恵まれた小国を、半世紀以上にわたって率いてきた世界でも在位期間の長い君主です。

  • 1946年:7月15日、ブルネイ・タウン(現在のバンダルスリブガワン)に生まれる
  • 英国のサンドハースト王立陸軍士官学校で学ぶ
  • 1967年10月:父オマール・アリ・サイフディン3世の退位を受け、第29代スルタンに即位
  • 1984年1月:英国からの完全独立後、首相を兼任

🇹🇱 東ティモール:ラモス=ホルタ大統領/シャナナ・グスマン首相

⭐ 2025年10月26日、ASEANの正式加盟国に
東ティモールは第47回ASEAN首脳会議で正式加盟し、ASEANの11番目の加盟国となりました。[2]

ジョゼ・ラモス=ホルタ大統領

独立運動を国際社会に訴え続け、1996年にノーベル平和賞を受賞した人物です。

  • 1949年:12月26日、ディリに生まれる
  • 1975年:インドネシア軍侵攻後、国外で東ティモール独立運動を展開
  • 1996年:カルロス・ベロ司教とともにノーベル平和賞を受賞
  • 2002年:独立後の初代外相に就任
  • 2006年:首相に就任
  • 2007年~2012年:大統領
  • 2022年5月:大統領に再就任

シャナナ・グスマン首相

独立闘争の指導者として知られ、独立後は大統領、首相を歴任しました。

  • 1946年:6月20日、マナトゥトに生まれる
  • 1970年代以降:東ティモール独立運動に参加
  • 1992年:インドネシア軍に拘束され、収監
  • 1999年:住民投票後に釈放
  • 2002年~2007年:初代大統領
  • 2007年~2015年:首相
  • 2023年7月:首相に再就任

🇮🇱 イスラエル:ベンヤミン・ネタニヤフ首相の略歴

ベンヤミン・ネタニヤフ首相

2021年6月にネタニヤフ政権が崩壊。

その後、ベネット政権が発足するも2022年11月の総選挙の結果、リクードをはじめとする右派勢力の連立政権が発足。

ビンヤミン・ネタニヤフ(H.E. Mr. Benjamin NETANYAHU)は首相に返り咲いた。

  • 1949年:シオニストの家にテルアビブで出生(10月21日)
  • 1967年~1972年:国防軍コマンド部隊所属
  • 1979年:「ヨナタン研究所」(民間のテロ研究機関)所属
  • 1982年~1984年:在米イスラエル大使館次席
  • 1984年~1988年:国連大使
  • 1988年:総選挙初当選
  • 1988年~1991年:外務副大臣
  • 1991年:マドリッド中東和平会議イスラエル代表上級団員
  • 1993年:リクード党首選挙で勝利
  • 1996年~1999年:首相
  • 2002年~2003年:外相
  • 2003年~2005年:財務相
  • 2009年:首相
  • 2021年:6月に首相退任
  • 2022年12月29日:首相に復帰

🇸🇦 サウジアラビア:サルマン国王の略歴

サルマン国王

サルマン国王の本名は「サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード」。

「二聖モスクの守護者国王」の略歴は以下の通り(これは、サウジアラビアがイスラムの聖地メッカとメディナを防衛していることに由来した敬称)

  • 1935年:12月31日に首都リヤドで出生(現90歳)。イスラムの指導者からの家庭教育を受けて育った
  • 1954年:19歳でリヤド州知事となる
  • 2011年:国防相
  • 2012年:国防相と皇太子、副首相を兼任
  • 2015年:国王に即位(当初は首相も兼任)
  • 2022年9月:ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が首相に就任

57年もの長きにわたって知事を務め、皇太子になり、兄であるアブドラ前国王の死後、国王になった。

即位後、息子のムハンマド国防相(1985年生なので当時29歳)を副皇太子(王位継承順位第二位)に任命し、世代交代の道を開いた。

サルマン王は、即位後に原油価格の急落や、サウジ内のシーア派指導者の処刑に端を発したイランとの国交断絶など激しい国際情勢の変化に直面している。
高齢のサルマン国王の下で、実務上はムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相が内政・外交・経済改革の中心的役割を担っています。

🇦🇪 アラブ首長国連邦:ムハンマド大統領/ムハンマド首相

アラブ首長国連邦(UAE)は、アブダビやドバイなど7つの首長国からなる連邦国家です。大統領と首相がともに「ムハンマド」なので、少し紛らわしい国でもあります。

ムハンマド・ビン・ザーイド大統領

アブダビ首長を兼ね、外交・安全保障政策で大きな影響力を持っています。

  • 1961年:3月11日、アル・アインに生まれる
  • 1979年:英国サンドハースト王立陸軍士官学校を卒業
  • 2004年:アブダビ皇太子に就任
  • 2014年以降:病気療養中の兄ハリーファ大統領に代わり、事実上の指導者として活動
  • 2022年5月:UAE大統領、アブダビ首長に就任

ムハンマド・ビン・ラーシド首相

ドバイ首長を兼ね、都市開発や航空、観光、金融を軸としたドバイの成長を主導してきました。

  • 1949年:7月15日、ドバイに生まれる
  • 1971年:UAE建国後、国防相に就任
  • 1995年:ドバイ皇太子に就任
  • 2006年1月:ドバイ首長、UAE副大統領兼首相に就任

🇪🇬 エジプト:アブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領の略歴

アブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領

  • 1954年:カイロに生まれる
  • 1977年:エジプト陸軍士官学校卒(その後、機械化師団長。国防省事務総局首席補佐官を歴任。サウジアラビア大使館付陸軍武官等を歴任)
  • 2011年:エジプト軍軍事情報庁長官
  • 2011年:アラブの春が起き、ムバラク追放。モルシ政権成立(軍最高評議会に抜擢されたシシとモルシの対立が深刻化)
  • 2013年:軍がモルシ政権を退陣させ、シシ氏が政権移行を主導
  • 2014年:大統領選に勝利し、大統領に就任
  • 2018年:大統領選で再選
  • 2024年4月:3期目の任期を開始

シーシー政権は治安と経済安定を重視してきた一方、政治的自由や人権をめぐって国内外の人権団体などから批判も受けています。

🇹🇷 トルコ:レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の略歴

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領

本名はレジェップ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip ERDOĞAN)。

  • 1954年2月26日にイスタンブールで生まれ、
  • 1973年:宗教指導者を養成するイスタンブール・イマーム・ハティプ校を卒業(マルマラ大学経済商学部をも卒業。商社に勤務し、アマチュア・サッカー選手にもなった)
  • 1975年:21頃に国家救済党(MSP)で支部青年局長
  • 1985年:31歳頃に福祉党(RP)でイスタンブール総支部代表
  • 1986年:福祉党の中央執行委員
  • 1991年:福祉党から1991年(37歳)で総選挙に立候補し、落選
  • 1994年:40歳頃にイスタンブール特別市長に当選

その政治経歴では、1998年に演説内容を理由として有罪判決を受け、市長職を失い、翌1999年に収監された時期があります。

  • 1997年:演説内容が扇動罪に問われ検察に訴えられる
  • 1998年:禁固10ヶ月の実刑判決(有罪確定。市長解任)
  • 1999年:刑務所に収監され、7月に特赦で釈放

その後、2001年に公正発展党(AKP)の結成に参加し、国政で影響力を強めました。

  • 2001年8月(47歳):公正発展党(AKP)を結成。立党以来、党首を務める
  • 2002年9月(48歳):高等選挙評議会に総選挙立候補を却下される
  • 2003年3月(49歳):国会議員に初当選。首相就任
  • 2007年7月(53歳):国会議員再選。翌月に第2次内閣発足
  • 2011年6月(57歳):国会議員3選。翌月に第3次内閣発足
  • 2014年8月(60歳):大統領に就任
  • 2016年7月(62歳):トルコ軍クーデターを鎮圧。その後、非常事態宣言
  • 2018年:大統領制移行後、最初の大統領選で再選
  • 2023年:大統領選で再選

2016年7月のクーデター未遂後には非常事態宣言、大規模な公職追放・拘束が行われ、2017年の憲法改正を経て2018年に大統領制へ移行しました。民主主義や法の支配をめぐっては、EUや人権団体などから継続的に懸念が示されています。経緯は以下の通りです。

  • 2016年7月15日:蜂起したトルコ軍の一派は国営放送局を占拠し、「軍の権限を掌握」と発表。ボスポラス海峡大橋と空港を封鎖。首都アンカラでもトルコ大国民議会を空爆し、軍関連施設や大統領府、官公庁等を襲撃
  • エルドアン大統領は休暇先のマルマリスから全国民にクーデターに対抗すべきだと訴え、広場・空港等に出ることを呼びかけた。各地で市民が街頭に集まり、クーデター派に対抗
  • 2016年7月16日にはクーデター派が投降を開始。参謀総長代行がクーデターは失敗と発表した(市民を中心に死者250名、負傷者2193名の犠牲を生んだ)
  • トルコ政府はクーデター首謀者は宗教指導者のギュレン師だと断定
  • 2016年7月20日にギュレン派を公的機関から一掃すべく90日間の非常事態を宣言
  • その後、2017年以降も非常事態宣言の延長を続け、それを大国民議会で承認させている

🇮🇷 イラン:モジュタバ・ハメネイ最高指導者/マスウード・ペゼシュキヤーン大統領

イランでは大統領の上に「最高指導者」という役職があります。

(※「最高指導者」=国軍や司法、国営放送などに大きな権限を持つ体制上の最高権力者。「大統領」=行政を担う政府の長)

⚠️ 2026年の指導者交代
1989年以来、最高指導者を務めてきたアリー・ハメネイ氏は2026年2月28日に死亡しました。後継者には息子のモジュタバ・ハメネイ氏が選出され、3月8日に新たな最高指導者となりました。[12]

モジュタバ・ハメネイ最高指導者

モジュタバ・ハメネイ氏は、アリー・ハメネイ前最高指導者の次男です。長く表舞台に立つことは少なかったものの、父の側近や治安機構との関係を通じて、政権内部で影響力を持つ人物と見られてきました。

  • 1969年頃:マシュハドに生まれる
  • 宗教都市ゴムなどでイスラム法学を学ぶ
  • 父アリー・ハメネイ氏の周辺で政治・宗教界との関係を深める
  • 2026年3月8日:専門家会議により最高指導者に選出

前最高指導者の息子が後継者となったことで、イラン国内外では権力継承のあり方をめぐる議論が起きています。

参考:アリー・ハメネイ前最高指導者の略歴

アリー・ハメネイ最高指導者

ハメネイ氏はホメイニ師の後継者として、1989年から2026年までイランを率いました。

  • 1939年:7月15日に出生。小中学校を卒業後、イスラム諸学を修める
  • 1958年:イラクのナジャフで神学を学ぶ。その後、1964年までホメイニのもとでイスラム法学を学ぶ
  • 1962年:ホメイニの呼びかけに応え、イスラム勢がゴム市で革命運動に蜂起。失敗し、ハメネイ氏は投獄された。釈放後は革命の組織づくりに貢献
  • 1981年:前任のモハンマド・アリー・ラジャーイー大統領が暗殺され、大統領となる
  • 1985年:大統領に再選される
  • 1989年:ホメイニ師の死後、最高指導者に選出される
  • 2026年2月28日:死亡

マスウード・ペゼシュキヤーン大統領

マスウード・ペゼシュキヤーン大統領

略歴は以下の通り。

  • 1954年:マハバードでイラン系アゼルバイジャン人の父とクルド人の母との間に生まれた
  • 1973年:卒業証書を授与され、兵役のためザーボルへ移る
  • 1980年~1988年:イラン・イラク戦争で従軍
  • 1985年:一般医コースを修了し、医科大学で生理学を教え始める
  • 1993年:イラン医科大学で心臓外科の専門分野を取得
  • 1997年:ハータミー政権に保健医療教育副大臣として入閣
  • 2001年~2005年:保健・医療教育大臣を務める
  • 2008年:タブリーズ代表としてイラン国会に選出される
  • 2016年~2020年:イラン国会の第一副議長を務める
  • 2024年:大統領選挙で当選する

🇮🇶 イラク:アリー・ファーレハ・アル=ザイディ首相の略歴

⭐ 2026年5月14日就任
長引く連立協議の末、アリー・ファーレハ・アル=ザイディ氏が首相に就任しました。

ザイディ氏は、従来の有力政党の中心人物とは距離のある実業家出身の政治家です。イラクでは選挙後の連立協議や宗派・民族間の調整に時間がかかることが多く、2026年の政権発足も難航しました。

  • 1986年:バグダッドに生まれる
  • 法律や金融を学び、実業界で活動
  • その後、政治・経済分野で政府や議会関係者との協議に携わる
  • 2026年4月27日:首相候補に指名され、組閣に着手
  • 2026年5月14日:議会が新内閣を承認し、首相に就任。[13]

🇦🇫 アフガニスタン:タリバン暫定政権

⚠️ 重要:2021年8月にタリバンが首都カブールを制圧

米軍が撤退したアフガニスタンではタリバンが首都カブールを制圧し、2014年9月末から2021年8月15日まで大統領を務めたアシュラフ・ガニ大統領は国外に脱出しました(現在亡命中)。

ガニ氏(1949年5月19日、アフガンのロガール生)はソ連軍侵攻(1978年)の前はカーブル大で教鞭をとっていた知識人でしたが、その後、渡米し、ジョンズ・ホプキンス大学を経て、1991年以降、世界銀行に勤務します。その後、アフガンでカルザイ氏の暫定政権が成立すると財務相となり(2002年~2004年)、2006年には国連事務総長選挙に立候補を表明(落選)。さらには、2009年のアフガン大統領選挙に出馬しました(4位)。2014年には当選し、大統領に就任します。

オバマ政権のアフガン戦争の後、治安の強化をはかり、地域の安定化を目指したわけですが、結局のところ、米軍が手を引くことになり、後ろ盾を失ったガニ政権は崩壊。カブールを中心にしたアフガンの行政をタリバンが仕切ることになりました。

タリバン側は、今後、アフガンは評議会により統治され、最高指導者のハイバトゥラ・アクンザダ師が実権を握ると述べています。評議会議長が従来の大統領のような役割を果たし、最高指導者がその上に立つわけです。

2026年9月時点でも最高指導者ハイバトゥラ・アクンザダ氏が体制の最上位にあり、タリバン暫定政権による統治が続いています。女性・女児の教育や就労、表現・宗教の自由などをめぐって、国際機関や各国政府から批判が続いています。

🇿🇦 南アフリカ:シリル・ラマポーザ大統領

ズマ大統領が汚職で辞任し、2018年2月にラマポーザ副大統領が新大統領となった。

シリル・ラマポーザ大統領

その経歴は以下の通り。

  • 1952年:南アフリカのスエトに11月17日に生まれる。リンポポ大と南アフリカ大を卒業
  • 1991年~1997年:アフリカ国民会議事務局長
  • 2012年~2017年:アフリカ国民会議副総裁
  • 2014年~2018年:副大統領
  • 2018年:南アフリカ大統領に就任
  • 2024年:総選挙後、ANCが単独過半数を失う中で大統領を続投

ラマポーザ氏は2018年に大統領へ昇格して以降、ズマ政権下で汚職の温床となった国営企業改革を掲げてきました。ただし、2024年総選挙でANCは単独過半数を失い、現在は複数政党との協力を前提に政権運営を続けています。

🇪🇹 エチオピア:タエ大統領/アビィ首相の略歴

エチオピアは議院内閣制の連邦共和国で、大統領は主に儀礼的な国家元首、首相が政府を率います。

タエ・アツケセラシエ大統領

長く外交官として活動し、国連大使や外相を経て大統領に選出されました。

  • 1956年:1月13日、デブレ・ゼイトに生まれる
  • 外交官としてエジプト、イスラエル、米国などで勤務
  • 2018年~2023年:国連大使
  • 2024年2月:外相に就任
  • 2024年10月:大統領に選出

アビィ・アハメド首相

隣国エリトリアとの和平を進め、2019年にノーベル平和賞を受賞しました。一方、その後のティグレ紛争や国内の民族対立をめぐっては、厳しい批判も受けています。

  • 1976年:8月15日、オロミア州ベシャシャに生まれる
  • 軍・情報機関で勤務した後、政界入り
  • 2010年:下院議員に初当選
  • 2018年4月:首相に就任
  • 2019年:ノーベル平和賞を受賞
  • 2021年:総選挙後、首相を続投

🇧🇷 ブラジル:ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領の略歴

ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領

ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ(Luiz Inácio “Lula" da Silva)は2003年から2010年まで大統領を務めた後、2023年にまた大統領に返り咲いた。

  • 1945年:10月27日にペルナンブーコ州ガラニュンスの農家に出生
  • 1975年:サンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポとジアデーマの鉄鋼労働者組合長
  • 1980年:労働者党の創立に参加。軍事政権下で冶金労働者のストライキを組織
  • 1982年:サンパウロ州知事選に立候補
  • 1994年:大統領選挙に出馬
  • 1998年:大統領選挙に出馬
  • 2002年10月:大統領選に当選
  • 2003年1月:大統領就任
  • 2011年1月:大統領退任
  • 2022年10月:大統領選に当選
  • 2023年1月:大統領就任

🇦🇷 アルゼンチン:ハビエル・ミレイ大統領の略歴

ハビエル・ミレイ大統領

  • 1970年: ブエノスアイレスでイタリア系の家庭に生まれる。父はバス運転手であった
  • 1992年: ベルグラノ大学で経済学の学位を取得、トルクァト・ディ・テラ大学で経済学の修士号を取得する
  • 2010年代:アルゼンチンの討論番組で影響力を発揮
  • 2015年: 経済学の講演活動を行いながら、政治的な影響力を高める
  • 2020年: 自由前進党を結成
  • 2021年: 代議院議員に選出される
  • 2023年: 大統領選挙に出馬し、勝利を収める
  • 2023年5月: インフレが高まり、ミレイの支持率が上昇する。アルゼンチン・ペソを廃止してアメリカ合衆国ドルを採用することを公約する
  • 2023年12月: アルゼンチン大統領に就任

🇻🇪 ベネズエラ:デリシー・ロドリゲス暫定大統領/ニコラス・マドゥロ前大統領

⭐ 最新動向(2026年9月16日時点)
2026年1月の米軍作戦でニコラス・マドゥロ氏が拘束され米国へ移送された後、ベネズエラでは副大統領だったデリシー・ロドリゲス氏が暫定大統領として政権を担っています。[14]

デリシー・ロドリゲス暫定大統領

  • デリシー・ロドリゲス(Delcy Rodríguez):ベネズエラの政治家。外相、制憲議会議長、副大統領などを歴任。
  • 2018年:副大統領に就任
  • 2026年1月:ニコラス・マドゥロ氏の拘束後、暫定大統領として政権を担う
  • 2026年5月:ガイアナとのエセキボ地域をめぐる国際司法裁判所(ICJ)での審理に出席

前任:ニコラス・マドゥロ(Nicolás Maduro)

ニコラス・マドゥロ前大統領

本名は、ニコラス・マドゥーロ・モロス(Nicolás Maduro Moros)。

1962年11月23日にミランダ州カラカスの労働者街に、労働組合の指導者の息子として生まれた。

同市内の公立高を退校後、メトロバスに勤務しながら労働組合運動に参加。1986年(24歳)にキューバに渡航して共産主義を学び、帰国後、後にクーデターを起こすウゴ・チャベス陸軍中佐に協力した。

1992年、チャベスはクーデターに失敗したが、1994年の釈放後、1997年に「第五共和国運動」を結成し、翌年に大統領選で勝利する。マドゥロはチャベスの腹心として働き、チャベスの死後、大統領の地位を引き継いだ。

その経歴は以下の通り。

  • 2005年1月~2006年8月:国民議会議長
  • 2006年8月9日:外務大臣
  • 2012年10月13日:副大統領就任
  • 2013年3月5日:大統領就任
  • 2016年4月~2017年4月:南米諸国連合議長

ニュース解説:トランプ政権による「攻撃(軍事作戦)」の概要(コンパクト)

2026年1月初旬、米国はベネズエラ領内で軍事作戦を実施し、マドゥロ氏を拘束して米国へ移送しました。米政権は「麻薬・テロ関連の刑事訴追に基づく法執行」と説明する一方、各国からは主権侵害や国際法上の適法性を巡る批判が噴出し、国連安全保障理事会でも非難が相次ぎました。

🇲🇽 メキシコ:クラウディア・シェインバウム大統領

クラウディア・シェインバウム大統領

クラウディア・シェインバウム・パルド氏は1962年6月24日にメキシコシティのユダヤ人家庭(両親はともに科学者)に生まれ、科学者としてキャリアを積んだ後、首都メキシコシティの市長を務め、2024年に大統領に就任しました。

メキシコ国立自治大学において、物理学で修士号、環境工学で博士号を取得。国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)に参加。

その政治路線は前任者のロペス・オブラドール氏を継承すると見られています。

  • 2000年12月~2006年5月:メキシコシティ環境局長
  • 2015年10月~2017年12月:トラルパン区長
  • 2018年12月~2023年6月:メキシコシティ市長
  • 2024年10月:大統領就任

❓ 大統領・首相・国家元首の違い

国家元首とは?

国家元首は、国を対外的に代表する地位です。大統領が国家元首となる国もあれば、日本やイギリス、スペインのように国王や天皇が国家元首に相当する役割を担い、首相が政治を動かす国もあります。

大統領と首相が両方いる国では、どちらが指導者?

国によって違います。ドイツやイタリア、インドでは大統領より首相のほうが政治上の権限を持ちます。フランスでは大統領の権限が強く、首相と行政を分担します。

中国では国家主席が一番偉い?

中国では、共産党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席を同じ人物が兼ねるのが現在の形です。このうち、政治権力の中心となるのは共産党総書記です。

イランでは大統領より上の役職がある?

イランでは、国民の選挙で選ばれる大統領の上に最高指導者がいます。軍や司法などへの強い権限を持つため、イランの動向を見る際には両者を確認する必要があります。


※本記事の現職・役職・就任日は2026年9月16日時点の情報です。政治情勢によって短期間で変わることがあります。最新情報は各国政府、議会、国際機関などの公式発表をご確認ください。

【注】(出典リンク)

  1. G20の構成(19か国+EU+AU) → G20 South Africa: ABOUT THE G20(一次情報)。確認日:2026-09-16。↩
  2. ASEANの加盟国・東ティモールの正式加盟日 → ASEAN Secretariat(2025-10-29)(一次情報、2025-10-26の第47回ASEAN首脳会議で正式加盟と記載)。確認日:2026-09-16。↩
  3. 米欧・東アジアなどの現職確認(2026-09-16) → White House: President Donald J. Trump/首相官邸:第105代内閣総理大臣/中国政府:Xi Jinping/Prime Minister of India/German Federal Government/Élysée: Emmanuel Macron/UK Government: Prime Minister/Governo Italiano/La Moncloa/Government of the Netherlands/President of Ukraine/Prime Minister of Canada/Office of the President, Taiwan/大韓民国大統領室。ロシアの現職確認はReuters(2026-09-15)。確認日:2026-09-16。↩
  4. オセアニア・ASEAN主要国の現職確認(2026-09-16) → Prime Minister of Australia/Myanmar President Office/Prime Minister of Vietnam/Lao News Agency/Thailand MFA/Cambodia Office of the Council of Ministers/Brunei Prime Minister’s Office/Government of Timor-Leste。ニュージーランド、シンガポール、フィリピン、インドネシアはReuters(NZ)/Reuters(Singapore)/Reuters(Philippines)/Reuters(Indonesia)で補完。確認日:2026-09-16。↩
  5. 中東・アフリカ・中南米主要国の現職確認(2026-09-16) → Reuters(Israel)/Reuters(Saudi Arabia/Egypt)/Reuters(Türkiye)/Pajhwok Afghan News(Afghanistan)/Ethiopia PM Office/Ethiopian News Agency(President Taye)/Reuters(South Africa)/Reuters(Brazil)/Reuters(Argentina)。確認日:2026-09-16。↩
  6. 2021年自民党総裁選の開票結果 → 自由民主党:第27代自民党総裁に岸田文雄衆議院議員が決定(2021-09-29)(一次情報)。高市早苗氏は1回目投票188票で3位。確認日:2026-09-16。↩
  7. アンディ・バーナム氏の首相就任・経歴 → UK Government: The Rt Hon Andy Burnham MP(一次情報)。労働党党首選出は2026-07-16、首相就任は2026-07-20。確認日:2026-09-16。↩
  8. ロブ・イェッテン氏の首相就任・学歴 → Government of the Netherlands: Rob Jetten(一次情報)。2026-02-23に首相兼総務大臣へ就任。確認日:2026-09-16。↩
  9. ミン・アウン・フライン氏の大統領選出 → Reuters(2026-04-03)。軍の影響が強い議会で大統領に選出された経緯を確認。確認日:2026-09-16。↩
  10. ベトナムの2026年主要ポスト → Government News: General Secretary and President To Lam(2026-08)/Vietnam Ministry of Industry and Trade: Le Minh Hung elected Prime Minister(一次情報)。確認日:2026-09-16。↩
  11. アヌティン首相の2期目 → Royal Thai Government: Anutin Charnvirakul appointed as 32nd Prime Minister (2nd Term)(2026-03-20)(一次情報)/Reuters(2026-03-19更新)。確認日:2026-09-16。↩
  12. イラン最高指導者の交代 → AP(2026-03-08)/Reuters(2026-03-23)。アリー・ハメネイ氏の死去後、モジュタバ・ハメネイ氏が最高指導者に選出されたことを確認。確認日:2026-09-16。↩
  13. イラク新政権・アリー・ファーレハ・アル=ザイディ首相 → Al Jazeera(2026-05-14、INA等を引用)/Reuters(2026-09-09)。確認日:2026-09-16。↩
  14. ベネズエラの暫定大統領とマドゥロ前大統領の拘束後の状況 → Reuters(2026-09-15)/Reuters(2026-09-15)。確認日:2026-09-16。↩

Posted by 南 一矢