VYM・SPYD・HDVを比較【2026年】米国高配当ETFの利回り・違い

インデックス,高配当ETF

米国高配当ETFのうち、特に比較されることが多いVYM、SPYD、HDVを中心に、DVY、DHS、PFFの特徴も整理します。

同じ「高配当ETF」でも、銘柄の選び方、構成銘柄数、業種の偏り、経費率、利回り、分配頻度は大きく異なります。単純に表示利回りだけで選ぶと、不動産、金融、エネルギー、金利変動など、想定していなかったリスクを抱える可能性があります。

この記事では、最初に6本の比較とVYM・SPYD・HDVの違いを示し、その後、各ETFの銘柄選定ルール、構成、リスク、株価、過去の分配金を詳しく確認します。

【2026年8月更新】

経費率、30日SEC利回り、純資産、保有銘柄数、分配頻度を各運用会社の公式情報へ更新しました。VYMの経費率は0.04%、HDVは毎月分配です。また、HDVは2026年4月29日から5対1の株式分割後価格で取引されています。
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Contents

VYM・SPYD・HDVはどれを選ぶ?米国高配当ETF6本を比較

VYM、SPYD、HDVはすべて米国の配当株へ投資しますが、運用方針は同じではありません。

  • VYM:高配当の米国株へ広く分散する低コストETF
  • SPYD:S&P 500の高利回り銘柄を均等加重で保有するETF
  • HDV:高配当に加えて企業の質と財務健全性を重視するETF
  • DVY:配当支払い実績を重視し、金融・公益株の比率が高いETF
  • DHS:企業が支払う配当総額を基礎に比率を決める毎月分配型ETF
  • PFF:普通株ではなく、優先株・ハイブリッド証券などへ投資するETF

米国高配当ETFの比較一覧

以下の数値は、2026年6月末から7月下旬に各運用会社が公表した情報を中心に整理したものです。利回り、純資産、保有銘柄数などは日々変動します。

ETF タイプ 経費率 30日SEC
利回り
保有
銘柄数
純資産 分配頻度 主な特徴
VYM バランス・
分散型
0.04% 2.25%
2026/6末
605
2026/5末
約788億ドル
2026/5末
四半期 低コスト。大型株中心で分散性が高い。REITは指数対象外。
SPYD 高利回り・
均等加重型
0.07% 4.17%
2026/7/23
78
2026/7/23
約75.5億ドル
2026/7/23
四半期 高利回りを重視。REITを含み、不動産や景気・金利の影響を受けやすい。
HDV 財務健全・
持続性重視型
0.08% 3.14%
2026/6末
75
2026/7/27
約146.5億ドル
2026/7/27
毎月
2026/6変更
企業の質と財務健全性を重視。ヘルスケア・生活必需品・エネルギーへの集中度が高い。
DVY 配当持続性・
中型株型
0.38% 3.56%
2026/6末
約99 約237.7億ドル
2026/7/27
四半期 配当実績を重視。金融・公益の比率が高く、中型バリュー株も含む。
DHS 配当額加重・
毎月分配型
0.38% 3.28%
2026/7/27
約323 約15.8億ドル
2026/7/27
毎月 企業が支払う配当総額を基礎に加重。純資産と取引量は比較的小さい。
PFF 優先株・
ハイブリッド証券型
0.45% 6.51%
2026/6末
462
2026/7/27
約131.6億ドル
2026/7/27
毎月 普通株ETFではない。高インカムだが、金利・信用リスクと金融機関への集中に注意。


※純資産は四捨五入しています。VYMの保有銘柄数・純資産は2026年5月末、利回りは6月末の公式表示です。DHSの銘柄数は補助資料を含む概数です。数値は日々変動します。
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30日SEC利回りとは:直近30日間の純投資収益を一定の方法で年率換算した標準化指標です。過去12カ月の分配金を現在価格で割る分配利回りとは計算方法が異なり、将来の分配金を保証するものではありません。

先に結論

  • 幅広い分散と低コストを重視するならVYM
  • 普通株ETFで高い利回りを重視するならSPYD
  • 企業の質と毎月分配を重視するならHDV
  • 配当実績と金融・公益株を重視するならDVY
  • 配当額加重と毎月分配を重視するならDHS
  • 優先証券から高いインカムを得たいならPFF

PFFだけは普通株中心の高配当ETFではありません。VYM、SPYD、HDVなどと利回りだけを比較せず、金利・信用リスクを含む別の資産として考える必要があります。

VYM・SPYD・HDVの違いを比較

VYM・SPYD・HDVの3本比較に加えて、「VYMとSPYD」「VYMとHDV」「SPYDとHDV」という組み合わせごとの違いを確認します。

VYMとSPYDの違い

比較項目 VYM SPYD
基本方針 市場平均より高い配当利回りの米国株へ広く分散 S&P 500の配当利回り上位銘柄へ均等投資
銘柄数 605 78
経費率 0.04% 0.07%
30日SEC利回り 2.25% 4.17%
REIT 指数から除外 組み入れる
主な特徴 分散、低コスト、株価成長とのバランス 高利回り、不動産・景気敏感業種の影響が大きい

VYMは約600銘柄へ分散するため、個別企業の減配や業績悪化の影響を抑えやすい設計です。一方、SPYDは高利回り銘柄を約80社に絞るため、現在の利回りは高いものの、業種の偏りや「配当の罠」の影響を受けやすくなります。

長期的な資産形成と分散を重視する場合はVYM、普通株ETFの中で現在のインカムを重視する場合はSPYDが候補です。

VYMとHDVの違い

比較項目 VYM HDV
銘柄選定 高配当株を幅広く保有 高配当に加え、企業の質と財務健全性を審査
銘柄数 605 75
経費率 0.04% 0.08%
30日SEC利回り 2.25% 3.14%
分配頻度 四半期 毎月
業種構成 比較的広い ヘルスケア・生活必需品・エネルギーへの集中が大きい

VYMは銘柄数と業種の分散で優位です。HDVは75銘柄に絞り、企業の競争優位性や財務健全性を重視します。

幅広い高配当株を低コストで保有するならVYM、銘柄を絞って配当の持続性と毎月分配を重視するならHDVが候補です。

SPYDとHDVの違い

比較項目 SPYD HDV
主眼 現在の高い配当利回り 企業の質と配当の持続性
加重方法 定期見直し時に均等加重 指数ルールに基づく配分
30日SEC利回り 4.17% 3.14%
不動産 約26.7% ごく小さい
主な業種 不動産、生活必需品、金融、公益 ヘルスケア、生活必需品、エネルギー
分配頻度 四半期 毎月

SPYDは現在の利回りが高い一方、REITと景気敏感業種の比率が高くなります。HDVは財務健全性を重視しますが、3業種への集中度が高いため、必ずしも広く分散されたETFではありません。

現在の利回りを優先するならSPYD、企業の質と毎月分配を優先するならHDVが候補です。

SCHDとの違い

SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)も代表的な米国配当ETFです。2026年7月24日時点で103銘柄、経費率0.06%、純資産約1,026億ドル、30日SEC利回り3.33%でした。
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SCHDは配当実績だけでなく、キャッシュフロー、負債、自己資本利益率などの企業指標を用いて銘柄を選びます。VYMより銘柄数を絞り、SPYDより企業の質を重視するため、性格としてはVYMとHDVの中間に近い面があります。

この記事では既存の比較対象6本を中心に扱いますが、米国配当ETFを選ぶ際にはSCHDも有力な比較対象です。

VYM・SPYD・HDVの銘柄選定ルール

VYM:分散と低コストを重視

  • 連動指数:FTSE High Dividend Yield Index
  • 選定方針:米国株のうち、市場平均より高い配当利回りが予想される企業へ幅広く投資
  • REIT:指数から除外
  • 加重方法:時価総額加重
  • 経費率:0.04%

VYMは約600銘柄を保有し、SPYDやHDVより個別企業への集中度が低いETFです。高い分配利回りだけを追求するのではなく、配当と株価成長を合わせたトータルリターンを重視する性格があります。

一方、時価総額加重であるため、大型企業の比率が高くなります。銘柄数が多いことと、すべての企業を同じ比率で持つことは同じではありません。
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SPYD:高利回り銘柄を均等加重

  • 連動指数:S&P 500 High Dividend Index
  • 選定方針:S&P 500の構成銘柄から配当利回り上位80社を選定
  • REIT:含む
  • 加重方法:定期見直し時に均等加重
  • 経費率:0.07%

SPYDは、高利回り銘柄へ直接的に投資する設計です。巨大企業だけが高い比率を占めにくい一方、株価下落によって配当利回りが上昇した企業が選ばれる可能性があります。

2026年7月下旬の業種構成では、不動産が約26.7%、生活必需品が約14.7%、金融が約12.8%、公益が約11.7%を占めていました。REITや金利敏感業種の影響を受けやすい点がVYMとの大きな違いです。
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HDV:財務健全性と配当持続性を重視

  • 連動指数:Morningstar Dividend Yield Focus Index
  • 選定方針:高配当に加え、企業の質、財務健全性、配当維持能力を審査
  • 銘柄数:75
  • 経費率:0.08%
  • 分配頻度:毎月

HDVは、単純に利回りが高い企業を集めるのではなく、企業の競争優位性と財務状態を重視します。

2026年7月下旬の構成では、ヘルスケア、生活必需品、エネルギーの3業種が大きな比率を占めていました。企業の質を重視する一方、業種分散はVYMより限定的です。
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HDVは2026年に毎月分配へ変更

HDVは2026年6月から毎月分配へ変更されました。それ以前は四半期分配だったため、過去の分配履歴を確認する際には制度変更前後を区別する必要があります。

毎月分配になったことは、年間の利益や分配総額が自動的に増えることを意味しません。受け取りの頻度が変わったものであり、1回当たりの金額は変動します。

HDVの5対1株式分割

HDVは2026年4月29日から5対1の株式分割後価格で取引されています。株式分割そのものによって保有資産の価値が5分の1になったわけではありません。

分割前後をまたぐチャートや株価表を見る場合は、価格が調整済みかどうかを確認してください。この記事後半の2025年以前の年間平均価格は、元データの分割前価格を掲載しています。

その他の米国高配当戦略ETF

DVY:配当実績と金融・公益株

DVY(iShares Select Dividend ETF)は、Dow Jones U.S. Select Dividend Indexへの連動を目指します。比較的高い配当利回りと配当支払い実績を持つ米国企業へ投資します。

  • 経費率:0.38%
  • 30日SEC利回り:3.56%
  • 純資産:約237.7億ドル
  • 分配頻度:四半期

金融と公益の比率が高く、中型バリュー株も含みます。VYM、SPYD、HDVより経費率が高いため、配当実績を重視する指数ルールに価値を見いだせるかが判断材料です。
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DHS:配当総額で加重する毎月分配型

DHS(WisdomTree U.S. High Dividend Fund)は、高配当企業を選んだうえで、企業が支払う現金配当総額を基礎に構成比を決めます。

  • 経費率:0.38%
  • 30日SEC利回り:3.28%
  • 分配利回り:3.67%
  • 純資産:約15.8億ドル
  • 分配頻度:毎月
  • 30日平均出来高:約2.3万口

時価総額加重とは異なる配当額加重を採用し、金融、ヘルスケア、生活必需品の比率が高いETFです。

VYM、SPYD、HDV、DVYより純資産と取引量が小さいため、成行注文ではなく指値注文を利用するなど、売買価格に注意する必要があります。
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PFFは普通株の高配当ETFではない

PFF(iShares Preferred and Income Securities ETF)は、高配当ETFとして紹介されることがありますが、VYMやSPYDのような普通株ETFではありません。上場優先株、ハイブリッド証券、劣後債などを保有し、値動きは金利と発行体の信用力に大きく左右されます。

  • 経費率:0.45%
  • 30日SEC利回り:6.51%
  • 過去12カ月利回り:5.60%
  • 保有銘柄数:462
  • 純資産:約131.6億ドル
  • 分配頻度:毎月

優先証券は、普通株より配当・利払いの順位が高い一方、一般的な社債より返済順位が低いことが多い証券です。議決権が限定され、満期のない商品や、発行体が繰上償還できる商品もあります。

PFFは金融機関の発行する優先証券を多く保有します。金融危機、銀行の資本規制、発行体の信用不安、金利上昇の影響を受ける可能性があります。

30日SEC利回りは6本の中で最も高い水準ですが、普通株の配当ETFとは収益構造が異なります。高い利回りだけでなく、金利、信用損失、繰上償還、価格下落を合わせて評価する必要があります。
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米国高配当ETFを選ぶ際の注意点

利回りは固定ではない

企業の減配、ETFの銘柄入れ替え、株価の変化によって、30日SEC利回りと実際の分配金は変動します。

高利回りは株価下落の結果でもある

業績不安によって株価が下落すると、計算上の配当利回りは上昇します。高利回りであることだけでは、企業の財務健全性や将来の分配金を判断できません。

分配頻度と収益性は別

毎月分配は現金収入の管理に便利ですが、四半期分配よりリターンが高いことを意味しません。分配回数ではなく、年間分配額と価格変動を合わせて確認する必要があります。

業種集中を確認する

  • SPYDは不動産の比率が高い
  • HDVはヘルスケア、生活必需品、エネルギーに集中する
  • DVYとDHSは金融の比率が高い
  • PFFは金融機関の優先証券を多く保有する

日本の投資家には為替と税が加わる

6本はいずれも米ドル建てです。ETF価格が上昇しても円高・ドル安が進めば、円換算リターンが小さくなることがあります。

分配金には米国と日本の課税が関係します。課税口座、NISA、外国税額控除などで扱いが異なるため、利用する証券会社と税務上の取扱いを確認してください。

分配金だけでなくトータルリターンを見る

最終的な投資成果は、受取分配金だけでは決まりません。ETF価格の変化、経費、税金、為替を含めたトータルリターンで比較する必要があります。

株価:過去から現在まで

以下のスプレッドシートでは、VYM、SPYD、HDV、DVY、DHS、PFFのETF価格、一定期間の騰落率、52週高値・安値、純資産、分配利回り、経費率、権利落ち日などを整理します。

  • チャート左目盛り:ETF価格の推移
  • チャート右目盛り:米国10年国債利回り
  • Bは10億ドル、Mは100万ドル
  • 価格は最大20分程度遅れる場合があります





分配金と利回りの推移

以下は、年間累計の分配金を年間平均価格で割った概算利回りです。

ここでは特別分配金を含めて計算しているため、通常の定期分配だけで計算した場合より利回りが高く表示されることがあります。また、以下の平均利回りと、運用会社が公表する30日SEC利回りは別の指標です。

HDVの価格について:HDVは2026年4月に5対1の株式分割を実施しました。以下の2025年以前の年間平均価格は分割前の価格です。分割後の現在価格と単純比較しないでください。

VYMの利回り

分配金 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2025 2.63% 3.50 0.0% 133.2 9.4%
2024 2.87% 3.50 0.6% 121.8 14.7%
2023 3.28% 3.48 7.7% 106.2 -1.2%
2022 3.00% 3.23 39.2% 107.5 3.3%
2021 2.23% 2.32 71.9% 104.1 25.3%
2020 1.62% 1.35 -52.1% 83.1 -4.6%
2019 3.24% 2.82 7.2% 87.1 2.6%
2018 3.10% 2.63 10.0% 84.9 6.8%
2017 3.01% 2.39 9.6% 79.5 12.9%
2016 3.10% 2.18 2.3% 70.4 4.0%
2015 3.15% 2.13 12.7% 67.7 3.8%
2014 2.90% 1.89 9.2% 65.2 14.4%
2013 3.04% 1.73 9.5% 57.0 17.8%
2012 3.26% 1.58 20.6% 48.4 11.0%
2011 3.00% 1.31 22.4% 43.6 12.1%
2010 2.75% 1.07 -7.8% 38.9 18.2%
2009 3.53% 1.16 -19.4% 32.9 -23.8%
2008 3.33% 1.44 43.2

SPYDの利回り

分配金 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2025 4.59% 1.96 5.4% 42.7 1.7%
2024 4.43% 1.86 1.6% 42.0 12.0%
2023 4.88% 1.83 -6.6% 37.5 -9.2%
2022 4.75% 1.96 28.9% 41.3 4.6%
2021 3.85% 1.52 -5.6% 39.5 30.4%
2020 5.31% 1.61 -6.4% 30.3 -19.6%
2019 4.56% 1.72 7.5% 37.7 2.2%
2018 4.34% 1.60 14.3% 36.9 3.1%
2017 3.91% 1.40 -6.0% 35.8 9.1%
2016 4.54% 1.49 351.5% 32.8 11.2%
2015 1.12% 0.33 29.5

HDVの利回り

分配金 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2025 3.24% 3.91 -4.9% 120.7 8.2%
2024 3.68% 4.11 5.7% 111.6 10.5%
2023 3.85% 3.89 5.4% 101.0 -2.1%
2022 3.58% 3.69 5.4% 103.2 7.7%
2021 3.65% 3.50 -1.4% 95.8 13.8%
2020 4.22% 3.55 11.3% 84.2 -9.8%
2019 3.42% 3.19 3.9% 93.3 6.4%
2018 3.50% 3.07 4.8% 87.7 3.4%
2017 3.46% 2.93 9.7% 84.8 7.1%
2016 3.37% 2.67 -6.6% 79.2 5.9%
2015 3.82% 2.86 17.7% 74.8 1.5%
2014 3.30% 2.43 10.5% 73.7 10.2%
2013 3.29% 2.20 5.8% 66.9 14.4%
2012 3.56% 2.08 160.0% 58.5 12.9%
2011 1.54% 0.80 51.8

DHSの利回り

分配金 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2025 3.47% 3.38 -1.2% 97.5 10.3%
2024 3.87% 3.42 0.6% 88.4 9.1%
2023 4.20% 3.40 17.2% 81.0 -4.7%
2022 3.41% 2.90 5.8% 85.0 9.7%
2021 3.54% 2.74 3.8% 77.5 18.5%
2020 4.04% 2.64 -6.0% 65.4 -10.2%
2019 3.86% 2.81 16.6% 72.8 3.4%
2018 3.42% 2.41 12.1% 70.4 1.7%
2017 3.11% 2.15 0.0% 69.2 8.1%
2016 3.36% 2.15 5.4% 64.0 6.8%
2015 3.41% 2.04 17.2% 59.9 2.9%
2014 2.99% 1.74 -0.6% 58.2 11.9%
2013 3.37% 1.75 -2.8% 52.0 14.5%
2012 3.96% 1.80 27.7% 45.4 12.1%
2011 3.48% 1.41 -10.8% 40.5 13.4%
2010 4.43% 1.58 36.2% 35.7 22.7%
2009 3.99% 1.16 -46.0% 29.1 -31.9%
2008 5.04% 2.15 42.7

DVYの利回り

分配金 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2025 3.81% 5.15 7.5% 135.0 7.1%
2024 3.80% 4.79 7.6% 126.1 10.0%
2023 3.88% 4.45 8.0% 114.6 -6.1%
2022 3.38% 4.12 8.1% 122.0 5.8%
2021 3.30% 3.81 9.2% 115.3 31.9%
2020 3.99% 3.49 -2.8% 87.4 -12.0%
2019 3.62% 3.59 12.9% 99.3 1.6%
2018 3.25% 3.18 8.5% 97.7 5.3%
2017 3.16% 2.93 9.3% 92.8 12.1%
2016 3.24% 2.68 4.3% 82.8 7.5%
2015 3.34% 2.57 7.5% 77.0 3.2%
2014 3.20% 2.39 10.6% 74.6 14.1%
2013 3.30% 2.16 2.9% 65.4 16.2%
2012 3.73% 2.10 14.8% 56.3 9.5%
2011 3.56% 1.83 8.3% 51.4 11.7%
2010 3.67% 1.69 3.0% 46.0 22.3%
2009 4.36% 1.64 -31.7% 37.6 -29.6%
2008 4.49% 2.40 53.4

PFFの利回り

分配金 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2025 6.27% 1.95 -2.0% 31.1 -3.1%
2024 6.20% 1.99 -1.5% 32.1 4.2%
2023 6.56% 2.02 12.8% 30.8 -8.9%
2022 5.30% 1.79 2.3% 33.8 -12.7%
2021 4.52% 1.75 2.9% 38.7 8.1%
2020 4.75% 1.70 -12.4% 35.8 -2.7%
2019 5.27% 1.94 -7.6% 36.8 -0.3%
2018 5.69% 2.10 1.0% 36.9 -4.4%
2017 5.39% 2.08 -1.9% 38.6 -0.5%
2016 5.46% 2.12 -3.2% 38.8 -1.5%
2015 5.56% 2.19 -10.6% 39.4 0.5%
2014 6.25% 2.45 -13.1% 39.2 0.3%
2013 7.21% 2.82 22.1% 39.1 0.0%
2012 5.91% 2.31 -4.9% 39.1 2.6%
2011 6.38% 2.43 -12.0% 38.1 -1.0%
2010 7.17% 2.76 -2.5% 38.5 25.4%
2009 9.22% 2.83 20.4% 30.7 -18.1%
2008 6.27% 2.35 37.5

VYM・SPYD・HDVに関するFAQ

VYMとSPYDはどちらがよいですか?

分散性と低コストを重視するならVYM、普通株ETFで現在の高い利回りを重視するならSPYDが候補です。SPYDはREITや景気敏感業種の比率が高い点に注意が必要です。

VYMとHDVの違いは何ですか?

VYMは約600銘柄へ広く分散します。HDVは約75銘柄に絞り、高配当に加えて企業の財務健全性と配当の持続性を重視します。VYMは四半期分配、HDVは毎月分配です。

SPYDとHDVの違いは何ですか?

SPYDはS&P 500の高利回り銘柄を均等加重で保有します。HDVは企業の質を審査し、ヘルスケア、生活必需品、エネルギーを高い比率で保有します。

最も利回りが高いETFはどれですか?

6本の中ではPFFの30日SEC利回りが最も高い水準です。ただし、PFFは普通株ETFではなく、優先株やハイブリッド証券を中心に保有します。普通株ETFではSPYDが高い水準です。

HDVはいつから毎月分配になりましたか?

HDVは2026年6月から毎月分配へ変更されました。それ以前の分配履歴を確認する際は、四半期分配だった期間と区別する必要があります。

HDVの株価が急に5分の1になったのはなぜですか?

2026年4月29日から5対1の株式分割後価格で取引されているためです。分割によってETFの保有価値が5分の1になったわけではありません。

SCHDは比較対象に入らないのですか?

SCHDも代表的な米国配当ETFです。配当実績と企業の財務指標を重視し、VYMより銘柄数を絞り、SPYDより企業の質を重視する設計です。本記事では既存の6本を主対象としていますが、ETFを選ぶ際にはSCHDも比較候補になります。

高配当ETFを複数保有すれば分散できますか?

必ずしも十分な分散になるとは限りません。ETF同士で構成銘柄や業種が重複するためです。複数保有する場合は、ETFの本数ではなく、最終的にどの企業と業種をどの比率で保有するかを確認してください。

まとめ

  • VYMは低コストで銘柄数が多く、分散と株価成長のバランスを重視する
  • SPYDは普通株ETFで高い利回りを狙うが、REITと景気敏感業種の影響が大きい
  • HDVは企業の質を重視し、2026年6月から毎月分配
  • DVYは配当実績、DHSは配当額加重に特徴がある
  • PFFは普通株ETFではなく、金利・信用リスクを持つ優先証券ETF
  • 利回りだけでなく、業種構成、経費、価格変動、為替、税を含めて比較する

免責事項:本記事は2026年8月3日時点で確認できる情報に基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。保有銘柄、構成比率、利回り、分配金、純資産、分配頻度などは変動します。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。

【注】(出典リンク)

  1. VYMの指数、経費率、30日SEC利回り、保有銘柄数、純資産、分配頻度
    Vanguard:VYM公式ページ
    Vanguard:VYMファクトシート
    (確認日:2026-08-03)
  2. SPYDの指数、経費率、30日SEC利回り、保有銘柄数、純資産、分配頻度、業種構成
    State Street:SPYD公式ページ
    S&P Dow Jones Indices:S&P 500 High Dividend Index
    (確認日:2026-08-03)
  3. HDVの経費率、利回り、銘柄数、純資産、業種構成、毎月分配、株式分割
    iShares:HDV公式ページ
    iShares:2026年分配スケジュール
    iShares:HDV株式分割資料
    (確認日:2026-08-03)
  4. DVYの経費率、利回り、純資産、分配頻度、投資対象
    iShares:DVY公式ページ
    (確認日:2026-08-03)
  5. DHSの経費率、利回り、純資産、配当額加重、構成銘柄、分配履歴、取引量
    WisdomTree:DHS公式ページ
    (確認日:2026-08-03)
  6. PFFの経費率、利回り、保有銘柄数、純資産、分配頻度、投資対象
    iShares:PFF公式ページ
    (確認日:2026-08-03)
  7. SCHDの経費率、利回り、保有銘柄数、純資産、指数
    Schwab Asset Management:SCHD公式ページ
    (確認日:2026-08-03)

Posted by 南 一矢