C3AIの業績

AI(人工知能),財務情報






【2025年版】C3.ai (AI) 徹底分析:エンタープライズAIのリーダー – FY2022-FY2025財務データと成長戦略


【2025年版】C3.ai (AI) 徹底分析:エンタープライズAIのリーダー – FY2022-FY2025財務データと成長戦略

はじめに
C3.ai (シースリーエーアイ) は、エンタープライズ規模のAIアプリケーション開発・導入を支援するプラットフォームとSaaSソリューションを提供するリーディングカンパニーです。石油・ガス、製造、航空宇宙、政府機関など、多様な産業におけるデジタルトランスフォーメーションとAI活用を推進しています。
この記事では、C3.aiの過去の会計年度 (主にFY2022~FY2025) の財務データを基に、その成長の軌跡、ビジネスモデル、そして将来の展望を、投資家の視点から分かりやすく解説します。

【免責事項および出典について】

  • 本記事に掲載されている財務情報(特にFY2022からFY2025までの時系列データ)は、主にC3.ai, Inc.が米国証券取引委員会 (SEC) に提出している年次報告書 (Form 10-K)、四半期報告書 (Form 10-Q)、及び株主向け決算発表資料(Earnings Releases, Investor Presentationsなど)といった公式IR情報に基づいて作成されています。特にFY2025のデータは、2025年5月28日発表の「C3 AI Announces Record Fiscal Fourth Quarter and Full Fiscal Year 2025 Financial Results」および関連資料に基づいています。 (出典: C3.ai Investor Relations)
  • 記事内の成長率 (CAGRなど) や一部の経営指標は、これらの公式データに基づき筆者が算出したものです。CFPS(1株当たり営業キャッシュフロー)やその他の1株当たり指標は、報告された数値または「純損失 ÷ EPS」等で算出した推定発行済株式数を基に計算しています。
  • 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券の購入や売却を推奨または勧誘するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
  • データは記事作成時点で入手可能な情報に基づき、正確を期すよう努めておりますが、常に最新かつ完全な情報を保証するものではありません。必ずC3.ai社の公式IR情報をご確認ください。
  • C3.ai社 投資家向け情報ページ: https://ir.c3.ai (こちらから最新の10-K、10-Q報告書、決算関連資料などがご覧いただけます)
  • スマートフォンでご覧の場合、表は横にスクロールしてご確認ください。

会計年度について: C3.aiの会計年度は、毎年4月30日に終了します。例えば、本記事で「FY2025」と表記する会計年度は、2024年5月1日から2025年4月30日までの期間を指します。表内の年度表記は、この会計年度 (Fiscal Year, FY) に基づいています。

1. C3.aiの業績:成長とAI市場への適応

C3.aiはIPO(2020年12月)以降、エンタープライズAI市場の拡大と生成AIへの関心の高まりを背景に事業を展開しています。近年はトップラインの成長に加え、パートナーエコシステムの強化と特定顧客との大型契約に注力しています。

1.1. 売上、利益、キャッシュフローの推移

C3.aiの主要な業績の移り変わりを見てみましょう。(FY2022以前のデータは限定的な場合があります)

会計年度 総売上高(百万$) 売上成長率 サブスク売上(百万$) 営業CF(百万$) 純損失 (GAAP)(百万$)
FY2022 252.8 38.0% 206.9 (19.0) (192.1)
FY2023 266.8 5.5% 230.4 (117.4) (268.9)
FY2024 310.6 16.4% 278.1 (62.4) (279.7)
FY2025 389.1 25.3% 327.6 (41.4) (288.7)
CAGR (年平均成長率)
過去3年(FY22-25) 15.4% 16.5% N/A N/A

出典: C3.ai Inc. 公式IR資料 (年次報告書 Form 10-K、決算発表資料等) より筆者作成。CAGRは上記データに基づき筆者算出。純損失はGAAPベース。

  • 総売上高: FY2022の約2.5億ドルからFY2025には約3.9億ドルへと成長。FY2023は成長が鈍化しましたが、FY2024、FY2025と再び成長が加速しています。

    CAGR (Compound Annual Growth Rate / 年平均成長率): 複数年の成長率を平均化したもので、長期的な成長トレンドを示します。
  • 営業キャッシュフロー (営業CF): 投資フェーズにあり、マイナスが続いていますが、変動が見られます。
  • 純損失 (GAAP): 高い研究開発費や営業費用により、GAAPベースでは損失を計上しています。

1.2. 収益性:改善への道筋

会計年度 営業CF率 GAAP営業利益率 Non-GAAP営業利益率 GAAP純利益率
FY2022 -7.5% -74.0% -34.5% -76.0%
FY2023 -44.0% -100.8% -24.4% -100.8%
FY2024 -20.1% -102.5% -30.5% -90.1%
FY2025 -10.6% -83.4% -22.7% -74.2%

出典: C3.ai Inc. 公式IR資料より筆者作成。各利益率は対応する利益と売上高より算出。Non-GAAP営業利益率はC3.ai社の開示に基づく。

  • 営業CF率: FY2025にはマイナス幅が改善。
  • GAAP営業利益率・純利益率: 引き続き大幅なマイナスですが、FY2025では改善の兆しが見られます。
  • Non-GAAP営業利益率: 株式報酬費用などを除いた指標。こちらもマイナスですが、FY2025には改善しています。

1.3. コスト構造:イノベーションと市場開拓への投資

C3.aiはエンタープライズAIという先進分野の企業として、研究開発費と販売・マーケティング費の比率が高い特徴があります。

会計年度 Non-GAAP
グロスマージン率
販売・マーケ費率(対売上高) 研究開発費率(対売上高) 一般管理費率(対売上高)
FY2022 79.3% 34.7% 57.6% 25.5%
FY2023 71.0% 48.9% 62.5% 27.9%
FY2024 69.4% 69.0% 64.8% 25.9%
FY2025 69.5% 61.6% 58.2% 24.2%

出典: C3.ai Inc. 公式IR資料より筆者作成。各費用率は売上高に対する比率。Non-GAAPグロスマージン率はC3.ai社開示。FY24の費用率は10-Kより算出。

  • Non-GAAPグロスマージン率: 70%前後で推移。
  • 販売・マーケティング費率: 大口顧客獲得やパートナー戦略強化のため高い水準が続いています。FY2024は特に高くなりましたがFY2025は低下。
  • 研究開発(R&D)費率: AIプラットフォームとアプリケーションのイノベーション維持のため、継続的に高い水準の投資を行っています。

1.4. 投資家向け指標:1株あたりの価値 (GAAPベース)

会計年度 SPS ($)(1株当たり売上高) CFPS ($)(1株当たり営業CF) EPS ($)(1株当たり純損失) BPS ($)(1株当たり純資産)
FY2022 2.38 (0.18) (1.84) 8.46
FY2023 2.41 (1.06) (2.43) 8.02
FY2024 2.62 (0.53) (2.34) 7.31
FY2025 3.19 (0.34) (2.24) 6.87

出典: C3.ai Inc. 公式IR資料より筆者作成。各指標は期中平均発行済株式数(希薄化後、損失の場合は基本)を基に算出または推定。BPSは期末純資産と期末発行済株式数に基づく。C3.aiはNon-GAAP EPSも開示しており、FY2025は$(0.41)でした。

  • SPS (Sales Per Share / 1株当たり売上高): 成長傾向。
  • CFPS (Cash Flow Per Share / 1株当たり営業CF): マイナスだが、改善傾向。
  • EPS (Earnings Per Share / 1株当たり純損失 – GAAP): GAAPベースでは損失が継続。 Non-GAAPベースではFY2025のEPSは$(0.41)と、GAAPより損失幅は小さい。
  • BPS (Book-value Per Share / 1株当たり純資産): 近年やや減少傾向。

2. ビジネスモデル:エンタープライズAIの実現を加速

C3.aiのビジネスモデルは、大企業や政府機関向けに、AIアプリケーションの開発・展開・運用を効率化する包括的なプラットフォームと、すぐに利用可能なSaaS型AIアプリケーションを提供することにあります。

  • C3 AI Platform:
    • データ統合、モデル開発、運用管理まで、AIアプリケーションのライフサイクル全体をサポートするPaaS。
    • モデル駆動型アーキテクチャにより、開発効率と柔軟性を高める。
  • C3 AI Applications:
    • 特定業界(石油・ガス、製造、金融、航空宇宙、防衛など)や共通の業務課題(サプライチェーン最適化、予知保全、不正検知、顧客関係管理など)に対応したSaaSアプリケーション群。
    • C3 Generative AI Suite: 企業データと連携した信頼性の高い生成AIソリューションを提供。
  • ビジネスモデルの特徴:
    • 主にサブスクリプションベースの収益。契約期間は複数年にわたることが多い。
    • 大口顧客への集中と、パートナー(AWS, Google Cloud, Microsoft Azure, Baker Hughes等)経由での拡販を強化。
    • 消費ベースの価格モデルへの移行も進めている。
  • 主要KPI:
    • 総顧客エンティティ数: FY2025末で432社 (前年同期の398社から増加)。
    • Remaining Performance Obligations (RPO): FY2025末で$235.1億ドル。将来の収益の先行指標。内、今後12ヶ月以内に認識されるcRPOは$160.1億ドル。 (RPOは近年減少傾向にあり、注視が必要)
    • 大型契約: Baker Hughesとの戦略的提携契約の更新・拡大など、特定顧客との関係深化が重要。

現在の主要事業 (FY2025)

C3.aiの収益は主にサブスクリプション収益とプロフェッショナルサービス収益から構成されます。

  1. サブスクリプション収益: 売上の約84% (FY2025)。C3 AI PlatformおよびC3 AI Applicationsの利用料。
  2. プロフェッショナルサービス他: 売上の約16% (FY2025)。導入支援、コンサルティング、トレーニングなど。

顧客は石油・ガス、製造、政府・防衛、航空宇宙、公益事業など多岐にわたります。近年は非石油・ガス分野の顧客開拓も進んでいます。

3. 財務の健全性:豊富な手元資金と投資継続

C3.aiは成長のための投資を継続しつつ、一定の財務基盤を維持しています。

3.1. 資産・負債・資本の推移

会計年度末 総資産(百万$) 総負債(百万$) 株主資本(百万$) 自己資本率 D/Eレシオ
FY2022 (Apr 30, ’22) 1,101.8 182.4 919.4 83.4% 0.20
FY2023 (Apr 30, ’23) 1,022.5 139.5 883.0 86.4% 0.16
FY2024 (Apr 30, ’24) 1,038.2 164.9 873.3 84.1% 0.19
FY2025 (Apr 30, ’25) 1,025.9 187.6 838.3 81.7% 0.22

出典: C3.ai Inc. 公式IR資料 (年次報告書 Form 10-K、決算発表資料等) より筆者作成。自己資本率、D/Eレシオは上記データより算出。

  • 自己資本比率: 80%以上と非常に高い水準を維持しており、財務基盤は安定しています。
  • D/Eレシオ (Debt to Equity Ratio / 負債資本倍率): 低い水準でコントロールされています。
  • 現金及び現金同等物・短期投資: FY2025末(2025年4月30日)時点で約$7.4億ドルと豊富で、事業運営と戦略的投資のための十分な流動性を確保しています。

3.2. キャッシュフロー分析:フリーキャッシュフローと戦略的投資

C3.aiは現在投資フェーズにあり、営業キャッシュフローはマイナスが続いていますが、そのコントロールに注力しています。フリーキャッシュフロー(FCF)は、企業が自由に使える現金であり、成長投資や財務基盤の強化に充てられます。

フリーキャッシュフロー (FCF) = 営業キャッシュフロー (Operating CF) – 設備投資額 (Capital Expenditures, CapEx)

会計年度 営業CF(百万$) 設備投資(CapEx)(百万$) FCF(百万$) FCFマージン
FY2022 (19.0) 6.8 (25.8) -10.2%
FY2023 (117.4) 2.6 (120.0) -45.0%
FY2024 (62.4) 25.3 (87.7) -28.2%
FY2025 (41.4) 3.0 (44.4) -11.4%

出典: C3.ai公式IR資料 (年次報告書、決算発表資料) より。FCFは営業CF-設備投資額で筆者算出。FCFマージンはFCF/総売上高。

FY2025にはFCFのマイナス幅が大幅に改善しました。C3.aiは生成されたキャッシュ(主にIPO時の調達資金)と手元資金を、研究開発、市場拡大、パートナーエコシステム構築などの戦略的投資に活用しています。

4. 資本効率性と収益性:改善への取り組み

C3.aiは成長企業としてGAAPベースでの利益はマイナスですが、Non-GAAPベースでの収益性改善と将来の黒字化を目指しています。

会計年度 ROA (%)(総資産利益率, GAAP) ROE (%)(自己資本利益率, GAAP)
FY2022 -17.4% -20.9%
FY2023 -26.3% -30.4%
FY2024 -27.0% -32.0%
FY2025 -28.1% -34.4%

出典: C3.ai Inc. 公式IR資料より筆者作成。ROA, ROEはGAAP純損失と期中平均総資産・自己資本より算出。継続的な損失計上のためマイナスとなっています。

  • ROE (Return On Equity / 自己資本利益率 – GAAP): GAAP純損失のためマイナスが継続。Non-GAAP指標や将来の黒字化ポテンシャルがより重視されます。
  • ROA (Return On Assets / 総資産利益率 – GAAP): 同様にマイナス。

C3.aiのような高成長・高投資型のAI企業の場合、初期段階ではGAAPのROE/ROAはマイナスになることが一般的です。投資家は、売上成長率、顧客獲得、RPOの動向、技術的優位性、そして将来のNon-GAAP利益率改善パスなどを重視する傾向があります。

5. C3.aiの戦略:エンタープライズAIの普及とリーダーシップ確立

C3.aiの成長戦略は、エンタープライズAI市場におけるリーダーシップを強化し、プラットフォームとソリューションの普及を加速させることにあります。

  • エンタープライズAIのフルスタック提供:
    • C3 AI PlatformによるカスタムAIアプリケーション開発の支援。
    • 業種特化型および業務特化型のC3 AI Applicationsによる迅速な価値提供。
    • C3 Generative AIによる、信頼性と安全性を重視した企業向け生成AIソリューションの展開。
  • パートナーエコシステムの拡大:
    • AWS, Google Cloud, Microsoft Azureといった主要クラウドプロバイダーとの連携強化。
    • Baker Hughes、Booz Allen Hamiltonなどの業界パートナーやシステムインテグレーターとの協業による市場リーチ拡大とソリューション提供力の向上。FY2025にはパートナー経由の契約が全体の73%を占めるなど、成果が出始めています。
  • 市場拡大と顧客基盤の多様化:
    • 従来の強みである石油・ガス、製造、政府・防衛に加え、金融、ヘルスケア、小売など新たな業種への展開。
    • 大規模なエンタープライズ顧客への深耕と同時に、より幅広い顧客層へのアプローチも模索。
  • イノベーションへの継続投資:
    • AI技術の進化(特に生成AI、エージェントAI)に対応するための研究開発を継続。
    • プラットフォームの機能強化と、新たなAIアプリケーションの開発に注力。FY2025の研究開発費は売上の約58%に相当。

6. 市場での強みとライバル:競争環境とC3.aiのポジショニング

C3.aiは急成長するエンタープライズAI市場で事業を展開していますが、競争も激しい環境にあります。

市場シェアに関する記述は、各種業界レポートやアナリスト評価に基づく一般的な認識ですが、具体的な数値や調査時期は変動します。

  • 市場機会:
    • 企業のデジタルトランスフォーメーションとAI導入の加速により、エンタープライズAI市場は巨大な成長潜在力を秘めています。C3.aiはTAM(Total Addressable Market)を非常に大きなものと捉えています。
  • 主な競合:
    • 大手クラウドプロバイダー (AWS, Microsoft Azure, Google Cloud): AI/MLプラットフォームやサービスを提供。
    • Palantir Technologies: データ分析プラットフォームで特に政府・大企業向けに強み。
    • Snowflake, Databricks: データプラットフォーム上でAI/MLワークロードをサポート。
    • その他、Salesforce (Einstein AI), SAP, Oracleなどの大手エンタープライズソフトウェア企業や、多数のAI特化型スタートアップ。

C3.aiの強み:

  • エンドツーエンドのエンタープライズAIプラットフォームと豊富なSaaSアプリケーション群。
  • 複雑な産業ユースケースに対応可能なモデル駆動型アーキテクチャと深い業種知識。
  • 大手企業や政府機関での導入実績と信頼性。
  • CEOトーマス・シーベル氏のリーダーシップと経験豊富な経営陣
  • パートナーエコシステムの拡大による市場リーチの向上。

7. FY2026年の見通しと今後のポイント:成長加速と収益性改善への道筋

C3.ai経営陣は、FY2026(2025年5月1日~2026年4月30日)において、トップラインの成長継続とNon-GAAPベースでの収益性改善を目指しています。(下記は、FY2025第4四半期決算発表時などに示されたFY2026年度に関する会社ガイダンスです。最新のガイダンスはC3.ai社のIR情報をご確認ください。)

FY2026年度 会社予想(2025年5月発表時点):

  • 総売上高: $447.5億~$484.5億ドル (前年同期比 約15%~25%増を見込む)
  • Non-GAAP営業損失: $(65.0)億~$(100.0)億ドル

上記ガイダンスは、C3.ai社が過去に発表した情報に基づくものであり、将来の業績を保証するものではありません。最新情報はC3.ai社のIR資料をご確認ください。

投資家が注目すべきリスク:

  • マクロ経済の不確実性による企業のIT投資判断の遅れや抑制。
  • 大手クラウドベンダーや他のAI企業との競争激化。
  • 大口顧客への依存度と契約更新リスク。RPOの動向(特に減少傾向)。
  • 収益性の改善ペース。GAAPベースでの黒字化までの道のり。
  • 新しい価格モデル(消費ベース)への移行と、その収益への影響。
  • 株式報酬費用が高水準であること。

8. まとめ:C3.aiはエンタープライズAIの波に乗り続けられるか?

C3.aiは、エンタープライズAIという巨大な市場機会において、独自のプラットフォームとソリューションで挑戦を続けています。CEOトーマス・シーベル氏の強力なリーダーシップのもと、技術革新と市場開拓を進めてきました。

  • 強み: 包括的なAIプラットフォーム、業種別ソリューション、大手企業への導入実績、強力なパートナー戦略。
  • 今後の鍵: 安定的なトップライン成長の実現、大口顧客との関係維持・拡大、パートナーエコシステムからの収益貢献本格化、そしてNon-GAAPベースでの収益性改善と将来的な黒字化への道筋を示すこと。RPOのトレンド好転も重要。

エンタープライズAI市場は黎明期を過ぎ、実用化と普及のフェーズに入りつつあります。C3.aiがこの大きな変化の波を捉え、持続的な成長と企業価値向上を実現できるか、その戦略と実行力、そして市場の評価に引き続き注目が集まります。

本記事は、公開情報に基づき筆者の分析を加えたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行うようにしてください。本分析は、C3.ai, Inc.の公式IR情報および信頼できると考えられる情報源に基づいていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。常に最新の公式情報をご参照ください。

最終更新日時: 2025年6月4日


Posted by 南 一矢