AMD:アドバンスト・マイクロ・デバイセズの業績
【2026年版】AMD 徹底分析:CPU・GPUの雄、AI市場への挑戦 – 2008-2025年財務データと2026年Q1最新動向
はじめに
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、AIアクセラレータ、DPU、FPGA、アダプティブSoCなどを設計する高性能半導体企業です。長年にわたりIntelやNVIDIAと競い合い、特にリサ・スーCEO就任以降の「Zen」CPUアーキテクチャの成功により、PCおよびサーバー市場で大きく復活しました。
近年では、データセンター事業の急成長とAI市場への本格参入が投資家の最大の注目点です。2025年通期は売上高346.39億ドル、2026年Q1は売上高102.53億ドルと、AMDはAI・データセンター企業としての色彩を強めています。この記事では、AMDの2008年から2025年までの財務データ、2026年Q1の最新決算、ZT Systems買収後のAIインフラ戦略、そして今後の成長可能性を投資家目線で整理します。[1][2]
【免責事項および出典について】
- 本記事に掲載している財務情報は、AMDの年次報告書、SEC提出資料、決算発表資料、IR資料などの一次情報を優先して整理しています。2025年通期は2026年2月3日公表の2025年Q4・通期決算資料および2025年Form 10-K、2026年最新情報は2026年5月5日公表の2026年Q1決算資料および2026年Q1 Form 10-Qを反映しています。[1][2][3]
- 成長率、CAGR、自己資本比率、負債比率など一部指標は、公式開示データを基に筆者が算出しています。四捨五入により端数差が出る場合があります。
- 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身でお願いします。
- スマートフォンでご覧の場合、表は横にスクロールしてご確認ください。
会計年度について: AMDの会計年度は暦年に近く、通常12月末の土曜日に終了します。本記事の「2025年」は2025年12月27日に終了した会計年度、「2026年Q1」は2026年3月28日に終了した四半期を指します。[1][2]
1. AMDの長期的な業績:復活と成長の軌跡
AMDの業績は、長年の苦境を乗り越え、特にリサ・スーCEOのリーダーシップのもとで劇的なV字回復と成長を遂げてきました。2017年以降はZenアーキテクチャの成功、EPYCのサーバー市場浸透、Xilinx買収による組み込み・FPGA領域の拡大、そしてInstinct GPUによるAI市場参入が成長を支えています。
1.1. 売上、利益、キャッシュフローの推移
AMDの主要な業績の移り変わりを見てみましょう。2025年通期は売上高346.39億ドル、GAAP営業利益36.94億ドル、GAAP純利益43.35億ドル、希薄化後EPS2.65ドルでした。Non-GAAPベースでは営業利益77.68億ドル、純利益68.31億ドル、希薄化後EPS4.17ドルです。[1]
| 会計年度 | 売上高 (百万$) |
売上成長率 | 営業利益/(損失) (百万$) |
純利益/(損失) (百万$) |
希薄化後EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2008 | 5,810 | -0.3% | (2,961) | (3,098) | (5.14) |
| 2009 | 5,401 | -7.0% | (720) | (557) | (0.85) |
| 2010 | 6,494 | 20.2% | 535 | 471 | 0.66 |
| 2011 | 6,568 | 1.1% | 491 | 491 | 0.68 |
| 2012 | 5,422 | -17.4% | (1,056) | (1,183) | (1.60) |
| 2013 | 5,299 | -2.3% | (103) | (83) | (0.11) |
| 2014 | 5,506 | 3.9% | (155) | (403) | (0.53) |
| 2015 | 3,991 | -27.5% | (481) | (660) | (0.84) |
| 2016 | 4,272 | 7.0% | (372) | (491) | (0.60) |
| 2017 | 5,253 | 23.0% | 127 | (33) | (0.04) |
| 2018 | 6,475 | 23.3% | 451 | 337 | 0.34 |
| 2019 | 6,731 | 4.0% | 631 | 341 | 0.30 |
| 2020 | 9,763 | 45.0% | 1,369 | 2,490 | 2.06 |
| 2021 | 16,434 | 68.3% | 3,646 | 3,162 | 2.57 |
| 2022 | 23,601 | 43.6% | 1,264 | 1,320 | 0.84 |
| 2023 | 22,680 | -3.9% | 401 | 854 | 0.53 |
| 2024 | 25,785 | 13.7% | 1,900 | 1,641 | 1.00 |
| 2025 | 34,639 | 34.3% | 3,694 | 4,335 | 2.65 |
| CAGR(年平均成長率) | |||||
| 2008-2025 売上高 | 11.1% | – | – | – | – |
| 2017-2025 売上高 | 26.6% | – | – | – | – |
| 2017-2025 EPS | – | – | – | – | 赤字起点のため参考外 |
出典: AMD年次報告書、SEC提出資料、2025年通期決算資料を基に作成。[1][3]
- 売上高: 2025年通期は346.39億ドルで、前年比34.3%増でした。データセンターとクライアント・ゲーミングが主な成長要因です。[1]
- 営業利益・純利益・EPS: 2025年通期はGAAPベースで営業利益36.94億ドル、純利益43.35億ドル、希薄化後EPS2.65ドルでした。Non-GAAP EPSは4.17ドルです。[1]
- 2026年Q1: 売上高は102.53億ドル、GAAP純利益は13.83億ドル、Non-GAAP EPSは1.37ドルでした。前年同期比では売上高38%増、GAAP営業利益83%増と、AI・サーバーCPU需要が強く出ています。[2]
1.2. 収益性:AI製品の拡大と粗利率の改善
| 会計年度 | 売上総利益率 | 営業利益率 | 純利益率 |
|---|---|---|---|
| 2017 | 34.0% | 2.4% | -0.6% |
| 2018 | 38.3% | 7.0% | 5.2% |
| 2019 | 42.8% | 9.4% | 5.1% |
| 2020 | 44.6% | 14.0% | 25.5% |
| 2021 | 48.2% | 22.2% | 19.2% |
| 2022 | 45.2% GAAP / 51.6% Non-GAAP | 5.4% GAAP / 22.5% Non-GAAP | 5.6% GAAP / 17.8% Non-GAAP |
| 2023 | 46.1% GAAP / 50.3% Non-GAAP | 1.8% GAAP / 20.1% Non-GAAP | 3.8% GAAP / 15.0% Non-GAAP |
| 2024 | 49.3% GAAP / 53.4% Non-GAAP | 7.4% GAAP / 23.8% Non-GAAP | 6.4% GAAP / 21.0% Non-GAAP |
| 2025 | 50.0% GAAP / 52.0% Non-GAAP | 10.7% GAAP / 22.4% Non-GAAP | 12.5% GAAP / 19.7% Non-GAAP |
| 2026 Q1 | 53.0% GAAP / 55.0% Non-GAAP | 14.4% GAAP / 24.8% Non-GAAP | 13.5% GAAP / 22.1% Non-GAAP |
2025年と2026年Q1はAMD公式決算資料を基に作成。Non-GAAPは会社調整後指標。[1][2]
- 売上総利益率: 2026年Q1はGAAPで53%、Non-GAAPで55%でした。2025年通期に発生したMI308関連の在庫・輸出規制費用の影響が薄れ、製品ミックス改善が収益性を押し上げています。[1][2]
- Non-GAAP営業利益率: 2026年Q1は25%で、前年同期の24%から改善しました。AI向けGPUとEPYCの伸びにより、データセンターの利益貢献が増しています。[2]
2. 事業セグメントと製品ポートフォリオ:データセンター中心へ
AMDの事業は、2025年時点では「データセンター」「クライアント・ゲーミング」「エンベデッド」の3つの報告セグメントで構成されています。クライアントとゲーミングは同一報告セグメント内で売上内訳が開示されています。データセンターには、EPYCサーバーCPU、Instinct GPU、DPU、AI NIC、FPGA、データセンター向けアダプティブSoCが含まれます。[1]
2.1. 主要セグメント別売上高・営業利益
| セグメント | 2025年 売上高 |
2025年 営業利益 |
2026年Q1 売上高 |
2026年Q1 営業利益 |
|---|---|---|---|---|
| データセンター | 16,635 | 3,603 | 5,775 | 1,599 |
| クライアント | 10,640 | 2,855 クライアント・ゲーミング合計 |
2,885 | 575 クライアント・ゲーミング合計 |
| ゲーミング | 3,910 | 720 | ||
| エンベデッド | 3,454 | 1,243 | 873 | 338 |
| 全社合計 | 34,639 | 3,694 | 10,253 | 1,476 |
単位: 百万ドル。全社営業利益には「All Other」の費用を含むため、各セグメント営業利益の単純合計とは一致しません。[1][2]
- データセンター: 2025年通期売上高は166.35億ドル、前年比32%増。2026年Q1売上高は57.75億ドル、前年同期比57%増でした。5世代EPYCとInstinct GPUの需要が牽引しています。[1][2]
- クライアント: 2025年通期売上高は106.40億ドル、前年比51%増。Ryzenの出荷増とASP上昇が寄与しました。[1]
- ゲーミング: 2025年通期売上高は39.10億ドル、前年比51%増。セミカスタム収入とRadeon GPU需要が改善しました。ただしゲーム機サイクルや部材コストの影響を受けやすい事業です。[1]
- エンベデッド: 2025年通期売上高は34.54億ドル、前年比3%減。2026年Q1は8.73億ドルで前年同期比6%増となり、一部市場で需要が回復しました。[1][2]
3. AI戦略とデータセンター事業の拡大:MI350・MI450時代へ
AMDは、データセンター事業の成長とAI市場でのシェア獲得を最重要戦略と位置づけています。2024年にMI300シリーズでAI GPU市場へ本格参入し、2025年にはMI350シリーズ、2026年以降はMI450やHeliosラックスケール・プラットフォームへ展開する流れです。
- Instinct GPUの展開:
- ROCmソフトウェアエコシステム: NVIDIA CUDAに対抗するため、AMDはROCmをオープンなAIソフトウェア基盤として強化しています。GPU性能だけでなく、開発者が使いやすいソフトウェア環境を整備できるかが、AI市場での競争力を左右します。
- EPYC CPUとの連携: AMDの強みは、AI GPUだけでなく、EPYC CPU、DPU、NIC、ラックスケール設計まで組み合わせて提案できる点にあります。
- ZT Systems買収: AMDは2025年3月31日にZT Systemsの買収を完了しました。これにより、AIおよび汎用データセンター・インフラの設計能力を取り込み、CPU、GPU、ネットワーキング、ROCm、ラックスケールシステムを組み合わせたエンドツーエンドAIソリューションを強化しています。[4]
4. 財務の健全性と成長投資
AMDは、XilinxやZT Systemsなどの大型買収を経ても、2026年Q1時点で比較的健全なバランスシートを維持しています。2026年Q1末時点の現金・短期投資は123.47億ドル、総資産は796.42億ドル、株主資本は644.62億ドルです。[2]
4.1. 資産・負債・資本の推移
| 会計年度末 | 総資産 (百万$) |
総負債 (百万$) |
株主資本 (百万$) |
自己資本率 | 有利子負債/ 株主資本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | 12,193 | 3,628 | 8,565 | 70.2% | 0.04 |
| 2021 | 18,313 | 4,178 | 14,135 | 77.2% | 0.02 |
| 2022 | 64,483 | 13,140 | 51,343 | 79.6% | 0.05 |
| 2023 | 67,885 | 13,999 | 53,886 | 79.4% | 0.06 |
| 2024 | 69,226 | 11,658 | 57,568 | 83.2% | 0.03 |
| 2025 | 76,926 | 13,927 | 62,999 | 81.9% | 0.05 |
| 2026 Q1 | 79,642 | 15,180 | 64,462 | 80.9% | 0.05 |
2025年・2026年Q1はAMD公式決算資料・10-Qを基に作成。総負債は総資産-株主資本で算出。有利子負債/株主資本は長期債務と1年内返済予定債務を基に概算。[1][2]
- 財務基盤: 2026年Q1末の自己資本率は約80.9%で、半導体企業としては非常に厚い資本基盤を維持しています。
- 現金・短期投資: 2026年Q1末時点で現金及び現金同等物55.85億ドル、短期投資67.62億ドル、合計123.47億ドルでした。[2]
- 有利子負債: 2026年Q1末の長期債務と1年内返済予定債務は合計32.24億ドルで、現金・短期投資に比べると低い水準です。[2]
4.2. キャッシュフローと研究開発投資
| 会計年度 | 営業CF (百万$) |
設備投資 (百万$) |
フリーCF (百万$) |
研究開発費 (百万$) |
|---|---|---|---|---|
| 2020 | 1,072 | 249 | 823 | 1,979 |
| 2021 | 3,521 | 372 | 3,149 | 2,840 |
| 2022 | 3,758 | 527 | 3,231 | 5,005 |
| 2023 | 1,667 | 546 | 1,121 | 5,872 |
| 2024 | 3,041 | 636 | 2,405 | 6,456 |
| 2025 | 7,709 | 974 | 5,519 | 8,091 |
| 2026 Q1 | 2,955 | 389 | 約2,566 | — |
2025年のFCFは会社開示のFree Cash Flow。2026年Q1のFCFは営業CFから設備投資を差し引いた概算。[1][2]
- フリーキャッシュフロー: 2025年通期のFCFは55.19億ドルで、2024年の24.05億ドルから大きく改善しました。AI・データセンター向けの成長投資を続けながら、キャッシュ創出力が高まっています。[1]
- 研究開発費: 2025年通期のR&Dは80.91億ドルで、2024年の64.56億ドルから25%増加しました。会社はAI戦略を支える人員増と製品開発投資が主因と説明しています。[3]
- 自社株買い: 2026年Q1には2.21億ドルの自社株買いを実施しています。[2]
5. 市場での強みと競争環境:Intel・NVIDIAとの覇権争い
AMDは、CPU市場ではIntel、AIアクセラレータ/GPU市場ではNVIDIAと競合しています。EPYCとRyzenでは性能・電力効率・価格競争力によりシェアを拡大してきました。一方、AI GPU市場ではNVIDIAのCUDAエコシステムが非常に強く、AMDがシェアを伸ばすにはROCm、ラックスケール設計、供給力、クラウド顧客との共同開発が重要になります。
- 対Intel: サーバーCPUではEPYC、PCではRyzenが競争力を持ちます。2026年Q1のClient売上は前年同期比26%増で、Ryzenの需要とシェア獲得が続いています。[2]
- 対NVIDIA: AMDはInstinct GPUでAIアクセラレータ市場に挑戦しています。NVIDIAとの差はソフトウェアとエコシステムにありますが、価格、供給、オープン性、クラウド顧客の分散調達ニーズが追い風です。
- 対Arm系CPU: クラウド事業者の内製Arm CPUやAmpere系製品も長期的な競合です。AMDはx86互換性、EPYCの性能、GPU・DPUとの組み合わせで対抗します。
6. 2026年の見通しと今後のポイント:データセンターとAIが成長の鍵
2026年は、AMDにとってAIデータセンター事業の拡大が最大の焦点です。2026年Q1の売上高は102.53億ドル、Non-GAAP粗利率は55%でした。会社側は2026年Q2について、売上高112億ドル±3億ドル、Non-GAAP粗利率約56%を見込んでいます。売上ガイダンスの中央値は前年同期比約46%増、前四半期比約9%増に相当します。[2]
最新(2026年5月時点)
- 2026年Q1実績: 売上高102.53億ドル、GAAP粗利率53%、GAAP営業利益14.76億ドル、GAAP純利益13.83億ドル、希薄化後EPS0.84ドル。Non-GAAPでは粗利率55%、営業利益25.40億ドル、純利益22.65億ドル、EPS1.37ドルでした。[2]
- 2026年Q2ガイダンス: 売上高112億ドル±3億ドル、Non-GAAP粗利率約56%。[2]
- データセンター: 2026年Q1のデータセンター売上は57.75億ドルで、前年同期比57%増でした。5世代EPYCとInstinct GPUの出荷拡大が続いています。[2]
投資家が注目すべきポイントとリスク
- Instinct GPUの市場浸透: MI350、MI450、Heliosが主要クラウド・AI企業にどれだけ採用されるか。
- ROCmエコシステム: CUDA対抗として、開発者・クラウド・大規模AIモデルの支持をどこまで獲得できるか。
- 粗利率: AI GPUは成長余地が大きい一方、競争、メモリコスト、輸出規制、顧客ミックスで粗利率が変動しやすい。
- 輸出規制・地政学: 2025年にはMI308関連で約4.4億ドルの在庫・関連費用が発生しました。中国向けAI半導体の規制は今後もリスクです。[1]
- PC・ゲームサイクル: Ryzen需要は強いものの、PC市場やゲーム機サイクル、メモリ・部材コストに左右されます。
- M&A統合: ZT Systems買収によりAIインフラ設計力は強化されましたが、統合効果と製造事業の扱い、利益率への影響を確認する必要があります。
7. まとめ:AI市場への本格参戦で、次なる飛躍を目指すAMD
AMDは、EPYCとRyzenで築いた地位を足場に、Instinct GPUとROCmでAIアクセラレータ市場に本格参戦しています。2025年通期は売上高346.39億ドル、データセンター売上166.35億ドル、FCF55.19億ドルと、過去最高水準の成長を実現しました。2026年Q1も売上高102.53億ドル、データセンター売上57.75億ドルと、AI・サーバー需要を背景に高成長が続いています。[1][2]
投資家にとってのポイントは、AMDが単なる「Intel対抗CPU企業」から、AIデータセンターの総合半導体・システム企業へ移りつつあることです。ただし、NVIDIAとの差はまだ大きく、AI GPUのシェア拡大、ROCmの普及、粗利率の維持、輸出規制の影響を慎重に見る必要があります。成功すれば成長余地は大きい一方、期待値も高まりやすい銘柄です。
本記事は、公開情報に基づき筆者の分析を加えたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。最新の公式情報も必ずご確認ください。
最終更新日時: 2026年5月9日
【注】(出典リンク)
- 2025年通期決算 → AMD公式:Fourth Quarter and Full Year 2025 Financial Results → SEC Form 10-K(2025年)(確認日:2026-05-09) ↩
- 2026年Q1決算・Q2ガイダンス → AMD公式:First Quarter 2026 Financial Results → AMD Form 10-Q(2026年Q1)(確認日:2026-05-09) ↩
- 2025年Form 10-K補足・R&D・セグメント説明 → AMD Form 10-K/A(2025年) → 一次情報:R&D、セグメント、国際売上、輸出規制関連費用(確認日:2026-05-09) ↩
- ZT Systems買収完了 → AMD公式:Completes Acquisition of ZT Systems → 一次情報:2025年3月31日買収完了、AIインフラ設計能力の強化(確認日:2026-05-09) ↩
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ミニ解説:AMDのAI戦略は「NVIDIAと同じGPU単体勝負」だけではありません。EPYC CPU、Instinct GPU、Pensando系DPU、Xilinx由来のFPGA、ZT Systems由来のラック設計能力を組み合わせ、クラウド事業者向けに大規模AIインフラを提案する方向へ進んでいます。ただし、CUDAに対するROCmの開発者支持、供給能力、粗利率、クラウド顧客の採用継続が今後の焦点です。