2026年 中国の政治日程・経済イベント一覧|北戴河会議・全人代・APEC

政治経済

2026年の中国政治日程と主要な経済イベントを月別に整理します。

北戴河での夏季の政治活動、全国人民代表大会(全人代)、中国人民政治協商会議、APEC首脳会議、中国の祝日・大型連休に加え、GDP、CPI、PPI、PMI、鉱工業生産、小売売上高、不動産関連統計などの発表予定を掲載しています。

北戴河での非公式な意見交換や中央経済工作会議など、正式な開催日が事前に公表されないものについては、確定日ではなく公式に確認できる動きや例年の開催時期を記載しています。

最終確認日:2026年9月16日
※経済指標の発表予定は変更されることがあります。中国国家統計局の2026年発表日程表は「初歩的な予定」であり、実際の発表時刻が変更された月もあります。本記事では、終了した日程については実際の公表日時を優先しています。[1]

今後の注目日程|
中国の政治日程|
北戴河|
中国の祝日|
東アジア周辺の日程|
中国経済指標

2026年9月16日以降の主な中国関連日程

2026年9月16日以降は、中秋節と国慶節、第3四半期GDP、APEC関連会合、中国国際輸入博覧会、APEC首脳会議、年末の中央経済工作会議などが主な注目日程です。

日程 主な政治・経済イベント
9月16~22日 APEC人的資源開発担当大臣会合(南京)
9月20日 国慶節連休に伴う振替出勤日
9月21~22日 APEC交通担当大臣会合(北京)
9月25~27日 中秋節の連休
9月28日 中国の工業企業利益を発表予定
9月30日 中国国家統計局PMIを発表予定
10月1~7日 国慶節の大型連休
10月10日 国慶節連休に伴う振替出勤日
10月14日 中国CPI・PPIを発表予定
10月19日 2026年第3四半期GDP、住宅価格、鉱工業生産、固定資産投資、不動産開発投資、小売売上高などを発表予定
10月19~21日 APEC財務大臣会合(香港)
10月31日 中国国家統計局PMIを発表予定
11月5~10日 第9回中国国際輸入博覧会(上海)
11月14~16日 APECビジネス諮問委員会(ABAC)第4回会合(深圳)
11月17~18日 APEC CEO Summit(APEC工商領導人峰会、深圳)
11月18~19日 第33回APEC首脳会議(深圳)
11月28日 台湾地方公職人員選挙
12月 中央経済工作会議。2027年の経済運営方針を協議する見込み。正式日程は通常、事前には公表されません

2026年のAPEC首脳会議は11月18~19日に深圳で開催されます。これに先立ち、9月から11月にかけて担当大臣会合やABAC、APEC CEO Summitなどが予定されています。[2]

2026年9月15日までに公表された直近の中国経済指標

  • 2026年8月のCPI:前年同月比0.8%上昇
  • 2026年8月のPPI:前年同月比3.8%上昇
  • 2026年8月の規模以上工業生産:前年同月比5.2%増
  • 2026年1~8月の社会消費品小売総額:前年同期比1.1%増
  • 2026年1~8月の固定資産投資(農家を除く):前年同期比7.2%減
  • 2026年1~8月の不動産開発投資:前年同期比19.9%減

8月は工業生産が7月より加速した一方、固定資産投資と不動産投資の弱さが続いています。2026年9月15日時点の景気を見る際には、GDPだけでなく投資、消費、不動産を分けて確認する必要があります。[3]

2026年:中国の政治日程・主要イベント

2026年は、中国の第15次五カ年計画(2026~2030年)が始まる年です。3月の全国人民代表大会では第15次五カ年計画綱要が承認されました。また、中国は2026年のAPEC議長国を務め、第33回APEC首脳会議が11月18~19日に深圳で開催されます。[4]

  • 1月19日:中国の2025年GDP、2025年10~12月期GDP、主要経済統計を発表
  • 2月15~23日:中国春節の連休
  • 3月4~11日:中国人民政治協商会議第14期全国委員会第4回会議
  • 3月5~12日:第14期全国人民代表大会第4回会議
  • 4月4~6日:中国清明節の連休
  • 5月1~5日:中国労働節の連休
  • 6月19~21日:中国端午節の連休
  • 7月1日:中国共産党創立記念日
  • 7月15日:中国の2026年4~6月期GDPと主要経済統計を発表
  • 8月1日:中国人民解放軍建軍記念日
  • 8月1~7日:党中央・国務院が招待した専門家代表の北戴河での夏季休暇
  • 8月3日:蔡奇・中国共産党中央政治局常務委員が北戴河で専門家を慰問
  • 8月12日:日中平和友好条約締結記念日
  • 9月3日:中国人民抗日戦争勝利記念日
  • 9月25~27日:中秋節の連休
  • 9月29日:日中国交正常化記念日
  • 10月1日:中華人民共和国建国記念日
  • 10月1~7日:国慶節の大型連休
  • 10月19日:中国の2026年7~9月期GDPと主要経済統計を発表予定
  • 11月5~10日:第9回中国国際輸入博覧会(上海)
  • 11月18~19日:第33回APEC首脳会議(深圳)
  • 12月:中央経済工作会議が開かれる見込み。正式な開催日は事前には公表されないのが通例
  • 12月13日:南京大虐殺犠牲者国家追悼日
  • 12月18日:中国の改革開放政策に関する記念日

2026年の中国本土の祝日・振替出勤日は、国務院弁公庁が2025年11月4日に公表した日程に基づいています。[5]

2026年の北戴河会議はいつ?公式日程は非公表

北戴河会議(中国語:北戴河会议、繁体字:北戴河會議)とは、毎年夏に中国共産党の現役幹部と引退した長老が避暑地の北戴河(河北省秦皇島市北戴河区)で夏季に顔を合わせるとされる非公式な集まりの通称です。

一般には、党や政府の重要政策、人事、国内外の情勢などの重要な議案について意見交換や調整が行われるとみられています。ただし、非公式会合なので「北戴河会議」という正式な会議の開催通知、日程、参加者、議題、議事録が公表されるわけではありません(秘密会議なので「北戴河会議で政策や人事が正式に決定された」と断定できる証拠は公表されません)。

公式には、重要政策の決定は中国共産党中央委員会の全体会議、中央政治局会議、党大会、全人代などの公式機関を通じて行われるものとされます。

北戴河会議の開催時期を推測する材料

北戴河での非公式な意見交換が始まったかどうかを判断する際には、次のような動きが注目されます。

  • 中国共産党最高指導部の公務報道が一時的に減る
  • 北戴河での専門家・研究者の夏季休暇に関する国営メディア報道が出る
  • 党指導部の主要人物が北戴河で専門家を慰問する
  • 夏季休暇後の中央政治局会議や地方視察で新たな政策方針が示される

2024年と2025年には、8月3日に党指導部の幹部が北戴河で夏季休暇中の専門家を慰問したことが国営メディアで報じられました。こうした報道は、北戴河における夏季の政治活動を推測する一つの材料として扱われています。

2026年については、8月3日時点で北戴河における非公式協議の開催日を確定できる公式発表は確認できません。このため、本記事では「8月上旬ごろ」を時期の目安として記載しています。

2026年夏以降に確認したい論点

2026年は第15次五カ年計画の初年度です。今後の公式会議や政策発表では、次の分野が重要になります。

  • 内需と個人消費
  • 不動産市場
  • 地方政府債務と地方財政
  • 雇用情勢
  • 企業間の過度な価格競争への対応
  • 人工知能、半導体、先端製造業
  • 米中関係、関税、輸出規制
  • 国防・軍の人事や規律をめぐる公式発表

北戴河に関する観測だけで政策転換を判断するのではなく、その後の中央政治局会議、党中央委員会全体会議、国務院常務会議などの公式発表と照合することが重要です。

2026年の全人代と第15次五カ年計画

2026年の中国人民政治協商会議第14期全国委員会第4回会議は3月4~11日、第14期全国人民代表大会第4回会議は3月5~12日に北京で開催されました。[7]

全人代では、第15次五カ年計画(2026~2030年)の綱要が承認されました。2026年の実質GDP成長率の政府目標は4.5~5%とされ、実際の経済運営ではより良い結果を目指す方針が示されています。[8]

第15次五カ年計画では、現代的産業体系、科学技術の自立強化、デジタル化、国内市場、改革、対外開放、農業・農村、地域政策、民生、人口、国家安全など広範な政策分野が掲げられています。[9]

全人代終了後の経済を見る際には、政府目標だけでなく、財政・金融政策、地方政府債務、不動産対策、消費刺激策、雇用政策が実際にどの程度執行されるかも確認する必要があります。

中央経済工作会議とは

中央経済工作会議は、中国共産党と政府が翌年の経済運営の基本方針を固める年末の重要会議です。

例年、財政・金融政策の方向性、成長政策、内需、不動産、地方政府債務、雇用、物価、産業政策、対外貿易などが主要テーマとなります。

2026年の会議では、2027年の経済運営方針と、第15次五カ年計画の初年度の進捗を踏まえた政策運営が焦点になると考えられます。ただし、2026年9月16日時点では正式な開催日は公表されていません。

中央経済工作会議は12月に開かれることが多いものの、開催日は年によって異なります。このため、従来の記事にあった「12月上旬ごろ」という表現を、より幅を持たせて「12月」としています。

2026年:中国の祝日・大型連休

2026年の中国本土の主な祝日と連休日程は次のとおりです。[5]

祝日 連休日程 振替出勤日
元旦 1月1~3日 1月4日
春節 2月15~23日 2月14日、2月28日
清明節 4月4~6日 なし
労働節 5月1~5日 5月9日
端午節 6月19~21日 なし
中秋節 9月25~27日 なし
国慶節 10月1~7日 9月20日、10月10日

※中国では大型連休の前後に土曜日・日曜日が平日の代わりの出勤日になることがあります。中国企業、行政機関などの営業日を確認する際には、祝日だけでなく振替出勤日にも注意が必要です。

2026年:中国市場に影響する東アジア・周辺地域の日程

中国の政治・外交や金融市場を見る際には、台湾、ロシア、朝鮮半島、ASEANなど周辺地域の日程も材料になります。

  • 2月8日:北朝鮮・朝鮮人民軍創建日に関連する記念日
  • 2月16日:北朝鮮・金正日氏の誕生日に関連する記念日
  • 4月15日:北朝鮮・金日成氏の誕生日に関連する記念日
  • 7月27日:北朝鮮が朝鮮戦争休戦協定締結日を記念する日
  • 8月8日:ASEAN設立記念日
  • 8月15日:朝鮮半島の日本統治からの解放を記念する日
  • 8月24日:中韓国交樹立記念日
  • 9月1~4日:第11回東方経済フォーラム(ロシア・ウラジオストク、開催済み)
  • 9月9日:北朝鮮建国記念日
  • 10月10日:北朝鮮・朝鮮労働党創立記念日
  • 11月28日:台湾地方公職人員選挙

2026年の東方経済フォーラムは9月1~4日にウラジオストクで開催されました。[10]

台湾では2026年11月28日に地方公職人員選挙が実施される予定です。直轄市長、県・市長、地方議会議員などが選出されます。台湾中央選挙委員会は2026年8月20日に選挙区や議席数、投票日時などを公告しています。[11]

2026年:中国の経済イベント・統計発表スケジュール

2026年は、第15次五カ年計画の初年度にあたります。中国経済を見るうえでは、政府目標だけでなく、内需、不動産、地方政府債務、輸出、設備投資、物価、雇用などの実績を継続して確認する必要があります。

投資家が特に注目したい中国統計は、四半期GDP、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発投資・販売、社会消費品小売総額、CPI、PPI、PMIです。

なかでも、小売売上高は個人消費、固定資産投資は企業・政府部門の投資、不動産開発投資と住宅価格は不動産市場の動向を確認する材料になります。

※以下の時刻は中国標準時です。日本時間は中国時間より1時間進んでいるため、中国時間9時30分は日本時間10時30分、中国時間10時は日本時間11時です。
※2026年9月16日以降の日程は中国国家統計局の発表予定です。変更される可能性があります。
※2026年9月15日までについては、公式サイトで確認できた実際の発表時刻を優先しています。
※PMIを除き、原則として前月、前四半期、前年または年初来累計のデータが発表されます。[1]

2026年の中国GDP発表日

発表日 主な対象期間
1月19日10時 2025年年間GDP、2025年10~12月期GDP
4月16日10時 2026年1~3月期GDP
7月15日10時 2026年4~6月期GDP
10月19日10時予定 2026年7~9月期GDP

2026年上半期の実質GDPは前年同期比4.7%増でした。四半期別では2026年1~3月期が5.0%増、4~6月期が4.3%増です。[12]

2026年1月の中国経済指標

  • 1月9日(9時30分):消費者物価指数(CPI)、工業生産者物価指数(PPI)
  • 1月19日(9時30分):商品住宅販売価格指数
  • 1月19日(10時):国民経済の運行状況、規模以上工業生産、エネルギー生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 1月19日(10時):全国住民の収入・支出、全国工業生産能力稼働率
  • 1月20日(9時30分):四半期主要産業付加価値速報
  • 1月27日(9時30分):工業企業利益
  • 1月30日(9時30分):規模以上文化・関連産業の生産経営に関する四半期報告
  • 1月31日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)

2026年2月の中国経済指標

  • 2月11日(9時30分):CPI、PPI
  • 2月13日(9時30分):商品住宅販売価格指数
  • 2月28日(9時30分):2025年国民経済・社会発展統計公報

※統計制度上、2月は1月分の規模以上工業生産、エネルギー生産、固定資産投資、不動産開発投資・販売、社会消費品小売総額、工業企業利益を公表しません。春節の影響により、2026年2月分PMIは3月4日に発表されました。

2026年3月の中国経済指標

  • 3月4日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)
  • 3月9日(9時30分):CPI、PPI
  • 3月16日(9時30分):商品住宅販売価格指数
  • 3月16日(10時):国民経済の運行状況、規模以上工業生産、エネルギー生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 3月27日(9時30分):工業企業利益
  • 3月31日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)

2026年4月の中国経済指標

  • 4月10日(9時30分):CPI、PPI
  • 4月16日(9時30分):商品住宅販売価格指数
  • 4月16日(10時):2026年1~3月期GDP、国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 4月16日(10時):全国住民の収入・支出、全国工業生産能力稼働率
  • 4月17日(9時30分):四半期主要産業付加価値速報
  • 4月27日(9時30分):工業企業利益
  • 4月29日(9時30分):規模以上文化・関連産業の生産経営に関する四半期報告
  • 4月30日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)

2026年5月の中国経済指標

  • 5月11日(9時30分):CPI、PPI
  • 5月18日(9時30分):商品住宅販売価格指数
  • 5月18日(10時):国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 5月27日(9時30分):工業企業利益
  • 5月31日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)

2026年6月の中国経済指標

  • 6月10日(9時30分):CPI、PPI
  • 6月16日(9時30分):商品住宅販売価格指数
  • 6月16日(10時):国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 6月27日(9時30分):工業企業利益
  • 6月30日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)

2026年7月の中国経済指標

  • 7月9日(9時30分):CPI、PPI
  • 7月15日(9時30分):商品住宅販売価格指数
  • 7月15日(10時):2026年4~6月期GDP、国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 7月15日(10時):全国住民の収入・支出、全国工業生産能力稼働率
  • 7月16日(9時30分):四半期主要産業付加価値速報
  • 7月27日(9時30分):工業企業利益
  • 7月30日(9時30分):規模以上文化・関連産業の生産経営に関する四半期報告
  • 7月31日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)

2026年8月の中国経済指標

  • 8月9日(9時30分):CPI、PPI
  • 8月17日(15時):商品住宅販売価格指数
  • 8月17日(15時):国民経済の運行状況、規模以上工業生産、エネルギー生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 8月27日(9時30分):工業企業利益
  • 8月31日(9時30分):中国購買担当者指数(PMI)

2026年9月の中国経済指標

  • 9月9日(9時30分):CPI、PPIを発表済み
  • 9月15日(9時30分):2026年8月の商品住宅販売価格指数を発表済み
  • 9月15日(10時):2026年8月の国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額などを発表済み
  • 9月28日(9時30分予定):工業企業利益
  • 9月30日(9時30分予定):中国購買担当者指数(PMI)

2026年10月の中国経済指標

  • 10月14日(9時30分予定):CPI、PPI
  • 10月19日(9時30分予定):商品住宅販売価格指数
  • 10月19日(10時予定):2026年7~9月期GDP、国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 10月19日(10時予定):全国住民の収入・支出、全国工業生産能力稼働率
  • 10月20日(9時30分予定):四半期主要産業付加価値速報
  • 10月27日(9時30分予定):工業企業利益
  • 10月30日(9時30分予定):規模以上文化・関連産業の生産経営に関する四半期報告
  • 10月31日(9時30分予定):中国購買担当者指数(PMI)

2026年11月の中国経済指標

  • 11月9日(9時30分予定):CPI、PPI
  • 11月16日(9時30分予定):商品住宅販売価格指数
  • 11月16日(10時予定):国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 11月27日(9時30分予定):工業企業利益
  • 11月30日(9時30分予定):中国購買担当者指数(PMI)

2026年12月の中国経済指標

  • 12月9日(9時30分予定):CPI、PPI
  • 12月15日(9時30分予定):商品住宅販売価格指数
  • 12月15日(10時予定):国民経済の運行状況、規模以上工業生産、固定資産投資、不動産開発・販売、社会消費品小売総額
  • 12月27日(9時30分予定):工業企業利益
  • 12月31日(9時30分予定):中国購買担当者指数(PMI)

中国経済指標を見る際の注意点

1~2月分は春節の影響を受けやすい

中国では春節の日程が毎年移動するため、1月と2月の生産、消費、物流、旅行などの前年比は、春節の時期の違いによって大きく変動することがあります。

鉱工業生産、固定資産投資、小売売上高などは、1~2月を合算したデータとして3月に発表されます。単月だけで景気を判断せず、1~2月累計や3月以降の動きも確認する必要があります。

PMIには国家統計局版と民間版がある

中国のPMIには、中国国家統計局が公表するPMIと、民間調査機関などが公表するPMIがあります。調査対象企業や業種構成などが異なるため、数値が一致しないことがあります。

そのため、国家統計局PMIと民間調査のPMIは、一方をもう一方の代替として見るのではなく、異なる調査として比較する方が適切です。

GDPだけでなく内需と不動産を確認する

中国の実質GDP成長率だけでは、家計消費、不動産、民間投資など個別分野の強弱が分かりにくい場合があります。

2026年9月15日に公表されたデータでは、8月の規模以上工業生産は前年同月比5.2%増となった一方、1~8月の固定資産投資は前年同期比7.2%減、不動産開発投資は19.9%減でした。社会消費品小売総額は1~8月累計で1.1%増です。[3]

景気の実態を見る際には、GDPに加えて、社会消費品小売総額、不動産開発投資、商品住宅販売価格、固定資産投資、工業企業利益などを組み合わせて確認することが重要です。

【注】(出典リンク)

  1. 2026年の中国主要統計の発表予定 → 中国国家統計局「2026年国家統計局主要統計情報発表日程表」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:0]{index=0} ↩
  2. 2026年APECの主要日程 → APEC公式サイト / 深圳市政府「APEC工商領導人峰会11月17日至18日在深圳举办」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:1]{index=1} ↩
  3. 2026年8月の中国経済指標 → 中国国家統計局「8月份国民经济运行平稳、发展向新向优」 / 中国国家統計局「2026年8月份居民消费价格」 / 中国国家統計局「2026年1—8月份全国房地产市场基本情况」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:2]{index=2} ↩
  4. 2026年の全人代とAPEC → 中国人大網「第十四届全国人民代表大会第四次会议日程」 / APEC公式サイト(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:3]{index=3} ↩
  5. 2026年の中国本土の祝日・振替出勤日 → 中国国務院弁公庁「2026年部分節假日安排的通知」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:4]{index=4} ↩
  6. 2026年の北戴河での専門家夏季休暇と蔡奇氏の慰問 → 新華網「蔡奇看望慰问北戴河暑期休假专家」 / 新華網「党中央国务院邀请优秀专家人才代表北戴河休假侧记」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:5]{index=5} ↩
  7. 2026年の全国政協・全人代の日程 → 中国人民政治協商会議「第14期全国委員会第4回会議政治決議」 / 中国人大網「第十四届全国人民代表大会第四次会议日程」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:6]{index=6} ↩
  8. 2026年GDP成長率政府目標 → 中国人大網「2025年国民经济和社会发展计划执行情况与2026年计划草案的报告」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:7]{index=7} ↩
  9. 第15次五カ年計画綱要 → 中国国家発展改革委員会「中華人民共和国国民経済・社会発展第15次五カ年計画綱要」(確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:8]{index=8} ↩
  10. 2026年東方経済フォーラム → Eastern Economic Forum公式サイト(2026年9月1~4日、確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:9]{index=9} ↩
  11. 2026年台湾地方公職人員選挙 → 台湾中央選挙委員会「2026地方公職人員選挙」(投票日:2026-11-28、確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:10]{index=10} ↩
  12. 2026年上半期GDP → 中国国家統計局「上半年经济运行在合理区间 新动能快速成长」(2026年7月15日、確認日:2026-09-16) :contentReference[oaicite:11]{index=11} ↩

Posted by 南 一矢