【VNM】ベトナムETFの株価と配当

海外ETF

VNM(ヴァンエックベクトル ベトナムETF)の情報を整理してみます。

このページでは積立や資産運用の参考となるように、ETF(投資信託)の概要(連動するインデックス等)や株価チャート、配当利回り、ポートフォリオ等の詳細を紹介してみましょう

ベトナムETF(VNM)の概要

ヴァンエック・ベトナムETF(VanEck Vietnam ETF)はMVIS Vietnam指数に連動し、このインデックスと同水準の投資成果を目指します。

ベトナムの主要企業を中心に分散投資する米国籍の上場投資信託です。

株価:過去~現在

※チャート左目盛り:株価推移
※チャート右目盛り:緑線は米国10年国債利回り
※主要指標の単位 B:10億ドル、M:100万ドル。株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、総資産、配当利回り、経費率、権利落ち日などの情報を整理。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。




配当(分配金)と利回り

年間累計の分配金(ドル)を株価で割った利回りの推移を見てみます。

権利落ち日 分配金 利回り 株価
2021/12/20 0.1 0.56% 20.6
2020/12/21 0.07 0.42% 16.8
2019/12/30 0.02 0.1% 15.9
2018/12/20 0.12 0.82% 15
2017/12/27 0.03 0.14% 17.3
2017/12/18 0.15 0.9% 16.9
2016/12/29 0 0% 13.1
2016/12/20 0.32 2.53% 12.6
2015/12/30 0.05 0.32% 14.8
2015/12/22 0.5 3.49% 14.3
2014/12/23 0.51 2.74% 18.6
2013/12/25 0.6 3.23% 18.5


ポートフォリオ

次に、このETF(投資信託)の資産総額を占める金融商品(株式など)の構成比率を見てみます。
投資する企業の規模別比率、組入れ上位10銘柄ははチャールズシュワブのサイト内のページを参照。

ベトナム経済の現状

最後に、ベトナムの経済力を見ていきましょう。

ベトナムは社会主義国でしたが、冷戦の終わり頃から中国と同じく経済面での開放政策(ドイモイ)を進めました。

1986年の第6回党大会で市場経済システムの導入と対外開放からなるドイモイ(刷新)路線を継続。90年代には経済が好転し、1995~96年には9%台の経済成長率を記録しています。

その後、アジア経済危機でダメージを受けたものの、2000年~2010年の平均経済成長率は7%台となり、高成長を続けました.

2020年は感染症対策がうまくいったので、今後の経済回復が期待されています。

ここで、世界銀行のデータバンクから主要統計を閲覧してみます。

実質GDPと成長率

(※実質GDPは2015年米ドル基準。単位は億ドル )

実質GDP 名目GDP 実質成長率
2005 854 576 7.5
2006 913 664 7.0
2007 978 774 7.1
2008 1034 991 5.7
2009 1089 1060 5.4
2010 1159 1159 6.4
2011 1232 1355 6.2
2012 1296 1558 5.2
2013 1367 1712 5.4
2014 1448 1862 6.0
2015 1545 1932 6.7
2016 1641 2053 6.2
2017 1753 2238 6.8
2018 1877 2452 7.1
2019 2009 2619 7.0
2020 2067 2722 2.9

一人当たりGDP/人口/失業率

(*失業率はILO方式。一人当たりGDP〔実質〕の単位はドル、人口は万人)

1人当りGDP 人口 失業率
2005 1018 8383 ..
2006 1079 8462 ..
2007 1145 8542 2.0
2008 1198 8624 ..
2009 1251 8709 1.7
2010 1318 8797 1.1
2011 1386 8887 1.0
2012 1443 8980 1.0
2013 1506 9075 1.3
2014 1579 9171 1.3
2015 1667 9268 1.8
2016 1753 9364 1.8
2017 1853 9460 1.9
2018 1964 9554 1.2
2019 2082 9646 2.0
2020 2122 9741 3.3

Posted by 南 一矢