電気通信

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【VOX】対【IXP】電気通信サービスセクターETF 米国かグローバルか

今回は電気通信サービスセクターのETFの情報を見てみます。

米国に投資する【VOX】と全世界に投資する【IXP】を比較してみます。

【VOX】 バンガード®・米国電気通信サービスセクターETFとは

バンガード社のVOXファクトシートによれば、商品の概要は以下の通り。

  • 「MSCI USインベスタブル・マーケット・電気通信サービス25/50インデックス」と連動
  • 投資先は米国の電気通信サービスセクターの大型株(53.7%)、中型株(10.7%)、小型株(35.6%)。
  • 固定回線、携帯無線、ワイヤレス、広帯域通信、光ファイバー・ケーブルネットワークを通じて通信サービスを提供する企業、独立系発送電事業などの27銘柄で構成されている。
  • 経費率は0.1%

(※『米国会社四季報』(秋冬版)によれば1単位あたりの分配金は0.75~0.811ドル)

【IXP】iシェアーズ グローバル電気通信サービス ETF(※参考:米国4割配分)

ブラックロック社のIXP紹介ページによれば、商品の概要は以下の通り。

  • 米国が4割、そのほかは世界各国の電気通信サービス企業に投資。電気通信サービス関連の30銘柄で構成。
  • 連動している指数は「S&P Global 1200 Telecommunications Services Sector Index™」
  • 運用の指標は以下の通り。
  • 経費率:0.48%
  • 分配金利回り:3.78%(17/11/30)
  • 株価収益率(PER) :15.51(17/12/28)
  • 株価純資産倍率(PBR) :2.16 (17/12/28)
  • 過去12ヶ月分配金利回り:3.78%(17/11/30)

【VOX】【IXP】の株価推移を比較

ロイター社HPで見たここ3年の値動きの推移は以下の通り。

VOXは、S&P500が盛り上がった時に盛り下がるという残念な推移を見せています。

一方、IXPは17年以降もあまり大きな変動がありませんでした。

 

次は5年間で見た推移です。

米国に特化した電気通信サービスETFのほうが高値になっていますが、特に株価が伸びているわけではありません。

最長期のグラフを見ると、米国特化のVOXが次第にIXPと同水準に下がっていくように見えます。

長い目で見るとどちらを選んでも大差はないのかもしれません。

MXIは2010年以降、伸び悩み、最近は株価が上がりつつあります。

【VOX】【IXP】のトータルリターンを比較

さらに、それぞれのETFを指標で比較してみましょう。

(以下、%は省略。利回り=直近配当利回り(税込)、TR=トータルリターン。データはブルームバーグHP〔2017/12/29閲覧〕)

VOX IXP
直近配当額 1.093 1.035
直近配当利回り 2.78 3.41
経費率 0.1 0.47
3ヶ月TR 0.48 2.51
1年TR -5.14 7.56
3年TR 5.72 3.27
5年TR 9.48 6.85

電気通信サービスセクターETFの業種比率(or国別投資率)

次に、VOXとXLUの投資先となる業種比率を比べてみます。

出所はどちらも前述のファクトシートです。

【VOX】

  • 総合電気通信サービス:61.4%
  • 代替通信事業会社:23.7%
  • 無線通信サービス:14.9%

※参考:IXPの国別投資比率(2017/12/28)

  1. 米国:37.90
  2. 日本:16.31
  3. イギリス:9.03
  4. カナダ:6.67
  5. ドイツ:4.58
  6. 中国:4.42
  7. スペイン:3.57
  8. フランス:2.97
  9. オーストラリア:2.72
  10. シンガポール:1.70
  11. スウェーデン:1.67
  12. メキシコ:1.61
  13. ノルウェー:1.19
  14. オランダ:1.17
  15. イタリア:1.15
  16. 台湾:1.08
  17. スイス:1.08
  18. キャッシュ等:0.36
  19. その他:0.81

米国電気通信サービスセクターETFの構成銘柄

次に、ブルームバーグのサイトでETFの構成銘柄を見てみます(12/29閲覧。以下、略称)。

  • VZ:ベライゾン・コミュニケーションズ
  • T:AT&T
  • CTL:センチュリーリンク
  • TMUS:TモバイルUS
  • ZAYO:ザヨ・グループ・ホールディングス
  • VG:ボネージホールディングス
  • S:スプリント
  • SHEN:シェナンドー・テレコミュニケーションズ
  • IRDM:イリジウム・コミュニケーションズ
  • CCOI:コジェント・コミュニケーションズHldgs
  • VOD:ボーダフォン・グループ
  • 9984:ソフトバンクグループ
  • DTE:ドイツテレコム
  • 9432:日本電信電話
  • 941:チャイナ・モバイル
  • 9433:KDD
  • TEF:テレフォニカ
  • BCE:ビーシーイーインク

それぞれのETFの構成比率は以下の通りです。

VOX IXP
ベライゾン 22.75 17.38
AT&T 21.96 19.1
センチュリーリンク 4.43
TモバイルUS 4.16
ZAYO 3.06
VG 2.78
スプリント 2.6
SHEN 2.58
IRDM 2.55
CCOI 2.31
ボーダフォン 6.66
ソフトバンク 5.52
ドイツテレコム 4.63
日本電信 4.5
チャイナ・モバイル 4.44
KDDI 3.78
テレフォニカ 3.59
BCE 3.41

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