【配当王対決】コカ・コーラ(KO)vs ペプシコ(PEP)!業績・配当・安定性を徹底比較(2026年5月更新)
KOとPEPはどちらも世界的ブランドを持ち、インカム投資家からも支持される銘柄です。もっとも、KOは飲料(原液・濃縮液を含む)中心のモデル、PEPは飲料に加えてスナック(Frito-Lay等)を抱える分散モデルで、景気局面やコスト環境への耐性・成長ドライバーが少し違います。[1][2]
2026年5月版の主要更新ポイント:
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比較サマリー:一目でわかる両社の違い
| 項目 | コカ・コーラ(KO) | ペプシコ(PEP) |
|---|---|---|
| 事業の軸 | 飲料中心。原液・濃縮液を含む資産軽量型の色が強く、高い利益率が出やすい。[1] | 飲料+スナック(Frito-Lay等)の二本柱で分散。売上規模は大きいが、製造・物流・原材料コストの影響を受けやすく、構造的にマージンはKOより低めになりやすい。[2] |
| 増配年数 (会社発表ベース) |
64年連続[6] | 54年連続[7] |
| 配当利回り(概算) 株価:2026年5月6日時点、配当:公表の年率 |
約2.70% 年率$2.12[6][8] |
約3.82% 年率$5.92[7][8] |
| 最新決算 (本稿更新時点) |
2026年Q1 Net revenues $12.5B、Comparable EPS $0.86[3] |
2026年Q1 Net revenue $19.443B、Core EPS $1.61[4] |
業績と成長性の詳細分析
直近決算ハイライト(いつ時点:KO=2026年Q1、PEP=2026年Q1):
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売上高の比較(年次)
売上規模はスナックを持つPEPが大きくなります。一方で、利益率ではKOが優位になりやすい構造です。KOは2025通期もNet operating revenuesが$47.941B、Comparable operating marginが31.2%でした。PEPは2025通期のNet revenueが$93.925Bで、売上規模ではKOを大きく上回りますが、2025通期のオーガニック売上成長率は+1.7%にとどまりました。[5][9]
| 年 | KO:Net Operating Revenues | PEP:Net Revenue |
|---|---|---|
| 2020 | $33.01B[10] | $70.37B[11] |
| 2021 | $38.66B[10] | $79.47B[11] |
| 2022 | $43.00B[10] | $86.39B[11] |
| 2023 | $45.75B[10] | $91.47B[11] |
| 2024 | $47.06B[10] | $91.85B[11] |
| 2025 | $47.94B[5] | $93.93B[9] |
| 年平均成長率 (CAGR, 2020→2025) |
約7.8% | 約5.9% |
※B=10億ドル。KOは暦年決算(12月期)、PEPは週次ベースの会計年度(2025通期は2025-12-27終了)。年次の数値は各社の年次報告(10-K)等の会社開示に基づきます。[10][11]
配当と株主還元:利回りだけでなく「増配の確度」と「稼ぐ力」を見る
両社とも長期の増配実績がありますが、配当利回りは「株価(いつ時点)」で変動します。ここでは、会社が公表している年率配当と、2026年5月6日時点の株価を用いて概算しました。[8]
| 項目(いつ時点) | KO | PEP |
|---|---|---|
| 年率配当 | $2.12(2026年2月19日発表、四半期$0.53)[6] | $5.92(2026年6月支払分から適用予定、四半期$1.48)[7] |
| 配当利回り(概算) | 約2.70%(株価$78.48、2026年5月6日 12:05 UTC)[8] | 約3.82%(株価$155.04、2026年5月6日 12:01 UTC)[8] |
| 増配年数(会社発表) | 64年連続[6] | 54年連続[7] |
| 株主還元の特徴 | 高収益な飲料ブランドを背景に、長期増配を継続。2025年には配当として$8.8Bを株主に還元。[6] | 配当利回りはKOより高め。2026年は配当$7.9B、自社株買い$1.0B、合計$8.9Bの株主還元を見込む。[4] |
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会社ガイダンス(要旨): KO(2026通期見通し、2026年4月28日時点):オーガニック売上+4〜5%、Comparable EPS成長+8〜9%(2025年Comparable EPS $3.00比)、Free cash flowは約$12.2Bを見込む。[3] PEP(2026通期見通し、2026年4月16日時点):オーガニック売上+2〜4%、Core constant currency EPS成長+4〜6%、報告ベースのNet revenue成長+4〜6%、Core EPS成長+5〜7%を見込む。[4] |
結論:あなたに合うのはどちら?
「利益率の高さ」「飲料ブランドの強さ」「オーガニック成長の安定感」を重視するなら → コカ・コーラ(KO)
KOは飲料中心のモデルで、価格・ミックス、原液販売、ブランド力による利益の積み上げが得意です。2026年Q1はNet revenuesが+12%、オーガニック売上が+10%と強く、Comparable operating marginも34.5%でした。配当利回りはPEPより低めですが、利益率の高さとブランドの安定感を重視する投資家には向きやすい銘柄です。[3]
「分散(飲料+スナック)」「売上規模」「配当の厚み」を重視するなら → ペプシコ(PEP)
PEPはスナック事業が柱として効いており、消費環境が読みにくい局面でも「二本柱」で耐性を作りやすいのが特徴です。2026年Q1はNet revenueが+8.5%、Core EPSが+9%と改善し、North Americaでも食品・飲料の双方で順次回復の兆しが出ています。ただし、2026通期のオーガニック売上見通しは+2〜4%で、KOよりやや慎重な成長前提です。[4]
最終的な結論:「どちらか一方」に絞るより、KO(飲料の高収益モデル)とPEP(飲料+スナックの分散モデル)を組み合わせて、生活必需品の安定収益と増配の流れに乗る考え方も現実的です。より利益率とブランド力を重視するならKO、より高めの配当利回りと事業分散を重視するならPEP、という整理になります。
※本ページの分析は2026年5月6日(日本時間)時点で入手可能な公開情報に基づきます。投資判断はご自身の責任でお願いします。

