COP:コノコフィリップスの株価·チャート

エネルギー

コノコフィリップス(ConocoPhillips)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

企業概要

コノコフィリップスは、かつては統合石油大手の一角でしたが、2002年の企業再編により、上流事業(探鉱・生産)に注力する独立系のエネルギー企業として再編成されました。

(2012年には、製油事業などの下流部門が分離され、フィリップス66(PSX)として独立)。

COPは探鉱・生産と輸送を含む上中流分野に特化する戦略を採用しています。[8]

その事業は、大きく以下の2つのセグメントに分類されます。

★石油や天然ガスの探鉱・生産(上流事業):最新の地震探査技術や先進的な掘削技術を導入し、コスト効率と安全性の向上を実現。北米、欧州、アジア、アフリカ、中東など、世界15カ国以上で豊富な鉱区を保有し、多様な地政学的リスクを分散させる戦略を採用。

★エネルギー供給チェーンの効率化:ビッグデータやAIを活用した生産現場の最適化、リアルタイムな運用管理システムの導入などを図っています。環境への影響を最小限に抑え、安全かつ持続可能な生産活動を実現するため、最新の安全管理システムと環境保護技術を導入。

経営戦略としては、技術革新を中核に据え、生産工程の最適化と効率化を図っています(高精度な地震データの解析技術や、リアルタイムモニタリングシステムを導入し、無駄なコストの削減と安全性の向上を実現)。

また、地政学的リスクの高い地域からの撤退や、より収益性の高い鉱区への資源集中を進めることで、事業ポートフォリオの最適化を図っています。

【出典】

Posted by 南 一矢