ABT:アボットラボラトリーズの株価·チャート

バイオ製薬&ゲノム,ヘルスケア,医療機器

アボットラボラトリーズ(Abbott Laboratories)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

企業概要

アボットラボラトリーズ(Abbott Laboratories)はヘルスケア大手です。

医薬品、栄養食品、診断機器、自動分析機器、治療用医療機器等を製造・販売。

創業は1888年。社名は創業者にちなみ(ウォレス・C・アボット)、現在では、世界各地で109000人もの社員を抱える大企業です(日本法人はアボットジャパン、アボットバスキュラージャパン)。

ABTがつくった代表的な医薬品には「バイアキシン」(抗生物質)、「ヒュミラ」(リウマチや関節炎に有効)、「カレトラ」(HIV治療薬)、「デパコート」(抗てんかん薬)、「シンスロイド」(合成甲状腺ホルモン)、「アルタン」(吸入麻酔薬)などがあります。

2013年にバイオ新薬事業をABBV(アッヴィ)として分離・独立させ、ヒュミラやカレトラ等はABBVに承継させました。そのため、ABTの医薬品はエスタブリッシュ製品(長期収載品や後発医薬品)が中心になります。

アボットの製品には、「エンシュア」や「EAS」のような栄養食品、診断薬、免疫学的測定装置、眼科領域(AMO)などがあり、乳児用ミルクでは「シミラック」、子供用栄養食品では「ペディアシュア」というブランドを持っています。

その事業は、1)医療機器、2)診断機器、3)ミルクや栄養補助食品、4)ジェネリック医薬品(後発医薬品)などの4分野に多角化されています。

16年にはセント・ジュード・メディカルを買収し、血管部門を強化。

17年4月には、診断薬のアリーアを53憶ドルで買収しました。

19年1月には米当局からカテーテルの認可を受けました。

Posted by 南 一矢