ヨーロッパETFを比較する:IEV・VGK・FEZ・DFE・EUDGの株価と配当

海外ETF

欧州ETFのデータを比較し、情報を整理してみます。このページでは、積立や資産運用の参考となるように、代表的なETF(投資信託)を7つ選び、その概要(連動するインデックス等)や株価チャート、配当利回り、ポートフォリオ等の詳細を紹介します。(※HEDJとHEZUは株価推移と主要指標のみフォロー)

投資判断に不可欠な「経費率」や「投資対象の違い」を明確にしながら、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較します。積立や資産運用の参考として、ぜひご活用ください。

※株価や配当利回り、経費率などのデータは常に変動します。最新の情報は各運用会社の公式サイトをご確認ください。

📰 米国とEUの関税交渉妥結ニュース概要

2025年7月27日、米国と欧州連合(EU)はスコットランド・ターンベリーで会談し、EU向け輸入品の大半に15%の関税を課す枠組みで政治合意に達しました。航空機部品・半導体装置などは「ゼロ・フォー・ゼロ」の無関税対象、鉄鋼・アルミニウムは50%関税を維持する点も確認されています。EU側は今後3年間で米国エネルギーを7,500億ドル、対米投資を6,000億ドル規模で拡大する意向を示しました。

⚠️ 合意解釈の相違と潜在リスク

  • 「15%は天井か一律か?」
    ─ トランプ大統領は「すべてのEU品目に15%が 直線的に適用」と強調する一方、フォン・デア・ライエン委員長は「無関税例外リストを同時に設定した」と説明。早くも双方で解釈が割れています。
  • エネルギー購入額の現実性
    ─ EUの米国産エネルギー輸入実績(2024年:約645億ドル)に対し、年平均2,500億ドル超への急拡大は「実行困難」と指摘され、目標未達の場合の再交渉懸念が残ります。
  • 関税再引き上げ条項
    ─ 米政府高官は「EUが投資・購入義務を履行しなければ関税を再度引き上げる権限を保持」と発言。合意履行を巡る監視メカニズムが未整備な点はリスクです。
  • 詳細規定は今後協議
    ─ スピリッツ(蒸留酒)や農産品、サービス分野の扱いは未確定で、最終文書作成までに追加の修正余地があります。

🎯 市場反応と投資への影響

発表直後、欧米株式先物は上昇し、ユーロも小幅高。短期的には貿易リスク後退によるセンチメント改善が見られましたが、先述の「合意解釈の相違」が残るため中長期の不確実性は払拭されていません。

項目 ポジティブ影響 懸念・注意点
欧州関連ETF・株式 貿易不安が緩和され、欧州企業業績の確度が改善。ETFへの資金流入が期待される 15%関税が自動車など輸出企業の収益を圧迫/履行不足で再引き上げリスク
セクター別 航空機、化学、半導体など無関税セクターは競争力維持が見込まれる 鉄鋼・アルミなど高関税セクターは依然厳しい/スピリッツなど未決分野あり
為替・センチメント 短期的にリスクオフ後退し、ユーロが堅調となる可能性 追加協議の行方次第でボラティリティ再拡大も
合意の実効性 大枠合意により“最悪シナリオ”の関税戦争は回避 双方の「解釈違い」や目標未達で再燃リスク
投資戦略上の示唆 欧州市場への分散投資・積立には追い風 輸出比率の高いETFはポートフォリオ点検が必須

【2025年版】欧州ETF徹底比較!初心者におすすめの7銘柄をデータで解説

主要ETF 比較一覧表

まずは、今回ご紹介するETFの重要ポイントを一覧表で確認しましょう。特に「経費率」「投資対象」の違いに注目です。

ティッカー 投資対象 経費率(年率) 配当利回り(直近) 為替ヘッジ
IEV 欧州先進国の大型株 約350銘柄 0.59% 約2.9% なし
VGK 欧州先進国の大型~小型株 約1,300銘柄 0.06% 約3.2% なし
FEZ ユーロ圏の優良大型株 50銘柄 0.29% 約3.1% なし
DFE 欧州の高配当小型株 0.58% 約4.0% なし
EUDG 欧州の質の高い成長配当株 0.28% 約2.3% なし
HEDJ 欧州の輸出企業の高配当株 0.58% 約3.0% あり
HEZU ユーロ圏の大型・中型株 0.33% 約3.2% あり

※データは2025年6月時点のものを参考にしています。経費率・利回りは変動します。


各ETFの詳細解説

【IEV】iシェアーズ・ヨーロッパETF

  • 連動指数: S&Pヨーロッパ350指数
  • 投資対象: イギリス、フランス、スイス、ドイツなど欧州主要国の代表的な大企業約350社に投資します。
  • 特徴: 欧州の有名企業にまとめて投資できる代表的なETFです。しかし、経費率が0.59%とかなり高めな点には十分な注意が必要です。長期で保有する場合、このコストがリターンを圧迫する可能性があります。
  • 運用会社: ブラックロック社 (iShares)
  • 公式サイトで詳細を見る

【VGK】バンガードFTSEヨーロッパETF

  • 連動指数: FTSE欧州先進国オールキャップ指数
  • 投資対象: IEVよりもはるかに多い、欧州先進国の約1,300銘柄に分散投資します。大型株だけでなく中小型株も含むため、より広く欧州市場全体をカバーします。
  • 特徴: 経費率が0.06%と業界最低水準なのが最大の魅力です。IEVの約10分の1のコストで、より多くの銘柄に分散投資できるため、特にこだわりがなければ最有力候補となるETFです。
  • 運用会社: バンガード社
  • 公式サイトで詳細を見る

【FEZ】SPDRユーロストックス50ETF

  • 連動指数: ユーロ・ストックス50指数
  • 投資対象: 投資対象をユーロ圏の主要な優良企業50銘柄に絞り込んでいます。
  • 特徴: 欧州の中でもユーロを導入している国に集中投資したい場合に選択肢となります。ただし、イギリスの金融大手やスイスの製薬大手といったユーロ圏外の優良企業には投資できない点に注意が必要です。
  • 運用会社: ステート・ストリート社 (SPDR)
  • 公式サイトで詳細を見る

【DFE】ウィズダムツリー欧州小型株配当ファンド

  • 連動指数: ウィズダムツリー欧州株小型配当株指数
  • 投資対象: 配当利回りの高い欧州の小型株を投資対象としています。
  • 特徴: 高い分配金が期待できる一方、小型株が中心のため、大型株ETFよりも価格変動(ボラティリティ)が大きくなる傾向があります。景気後退局面などでは大きく値下がりする可能性もあるため、そのリスクを理解した上で投資する必要があります。
  • 運用会社: ウィズダムツリー社
  • 公式サイトで詳細を見る

【EUDG】ウィズダムツリー・欧州クオリティ配当成長ファンド

  • 連動指数: ウィズダムツリー・欧州クオリティ配当成長指数
  • 投資対象: 収益性や成長性が高いと判断された、質の高い欧州の配当株に分散投資します。
  • 特徴: 単純な高配当だけでなく、企業の「質」と「成長性」も重視して銘柄を選定しているのが特徴です。ヘルスケアや生活必需品など、比較的安定したセクターの比率が高めです。
  • 運用会社: ウィズダムツリー社
  • 公式サイトで詳細を見る

【HEDJ】ウィズダムツリー欧州ヘッジド・エクイティファンド

  • 連動指数: ウィズダムツリー欧州ヘッジド・エクイティ・インデックス
  • 投資対象: ユーロ圏の配当株のうち、収益の多くを欧州域外から得ている(=輸出企業)銘柄に投資します。
  • 特徴: ユーロ圏の株式に投資しながら、対米ドルでの為替リスクをヘッジします。円高・ユーロ安の局面で為替差損を抑えたい場合に有効な選択肢です。
  • 運用会社: ウィズダムツリー社
  • 公式サイトで詳細を見る

【HEZU】iシェアーズ・カレンシー・ヘッジドMSCI EMU ETF

  • 連動指数: MSCI EMU 100% USD Hedged Index
  • 投資対象: フランスやドイツなど、欧州経済通貨同盟(EMU)に加盟する国の大型・中型株に投資します。
  • 特徴: 投資対象をユーロ圏に絞り込み、さらに対米ドルでの為替リスクをヘッジします。HEDJと似ていますが、こちらはよりオーソドックスなユーロ圏のインデックスに連動します。
  • 運用会社: ブラックロック社 (iShares)
  • 公式サイトで詳細を見る

投資の際の注意点(リスクについて)

欧州ETFへの投資を始める前に、以下のリスクについて理解しておきましょう。

  • 為替リスク: これらのETFは米ドル建てで取引されるため、投資の成果は欧州の株価だけでなく、米ドルと日本円の為替レートにも影響されます。円高・ドル安になると、円換算での資産価値が目減りする可能性があります。
  • 市場リスク: 欧州全体の景気後退や金融政策の変更、地政学的な出来事などによって、欧州株全体の価格が下落する可能性があります。
  • 個別ETFのリスク: 例えばDFEのような小型株ETFは、市場が不安定な局面では大型株ETF以上に価格が下落する可能性があります。ご自身のリスク許容度に合わせて商品を選ぶことが重要です。

まとめ:あなたに合った欧州ETFの選び方

最後に、ここまでの情報を踏まえて目的別の選び方を整理します。

  • 【コスト最優先】低コストで幅広く分散投資したいなら → VGKが第一候補。業界最低水準の経費率は長期投資で大きな差となります。
  • 【ユーロ圏集中】ユーロ圏の優良企業に投資したいなら → FEZ。ただし、イギリス・スイスが含まれない点に注意。
  • 【為替リスク回避】為替の影響を抑えたいなら → HEDJHEZU。投資対象の違い(輸出企業か、より広範か)で選択しましょう。
  • 【特定テーマ】高配当や小型株に投資したいなら → DFE(小型高配当株)やEUDG(質の高い成長配当株)が選択肢になります。

免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

株価:過去~現在

※チャート左目盛り:株価推移
※チャート右目盛り:緑線は米国10年国債利回り
※主要指標の単位 B:10億ドル、M:100万ドル。株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、総資産、配当利回り、経費率、権利落ち日などの情報を整理。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。





配当(分配金)と利回り

年間累計の分配金(ドル)を株価で割った利回りの推移を見てみます。
(*ここでは特別配当(分配金)を含めて計算するので、通常の定期的な配当だけで計算した時よりも利回りが高くなることがあります)

IEVの利回り

配当 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2024 2.95% 1.62 11% 55 10.7%
2023 2.94% 1.46 5.8% 49.7 8.5%
2022 3.01% 1.38 -9.2% 45.8 -13.3%
2021 2.88% 1.52 83.1% 52.8 25.4%
2020 1.97% 0.83 -41.5% 42.1 -3.2%
2019 3.26% 1.42 6.8% 43.5 -4.2%
2018 2.93% 1.33 18.8% 45.4 2.7%
2017 2.53% 1.12 -5.9% 44.2 14.8%
2016 3.09% 1.19 7.2% 38.5 -11.5%
2015 2.55% 1.11 -30.6% 43.5 -6.9%
2014 3.43% 1.6 45.5% 46.7 10.4%
2013 2.6% 1.1 -6.8% 42.3 18.2%
2012 3.3% 1.18 -1.7% 35.8 -7%
2011 3.12% 1.2 23.7% 38.5 4.6%
2010 2.64% 0.97 -2% 36.8 12.2%
2009 3.02% 0.99 -41.1% 32.8 -27.6%
2008 3.71% 1.68 45.3

VGKの利回り

配当 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2024 2.95% 1.62 11% 55 10.7%
2023 3.34% 2.03 14.7% 60.7 7.1%
2022 3.12% 1.77 -14.5% 56.7 -14.7%
2021 3.11% 2.07 65.6% 66.5 26.7%
2020 2.38% 1.25 -34.2% 52.5 -3%
2019 3.51% 1.9 0% 54.1 -4.6%
2018 3.35% 1.9 37.7% 56.7 3.3%
2017 2.51% 1.38 -17.4% 54.9 15.1%
2016 3.5% 1.67 4.4% 47.7 -11%
2015 2.99% 1.6 -33.3% 53.6 -6.8%
2014 4.17% 2.4 49.1% 57.5 9.9%
2013 3.08% 1.61 10.3% 52.3 17.3%
2012 3.27% 1.46 -23.2% 44.6 -7.9%
2011 3.93% 1.9 -17.4% 48.4 3.2%
2010 4.9% 2.3 20.4% 46.9 12.2%
2009 4.57% 1.91 -34.1% 41.8 -30%
2008 4.86% 2.9 59.7

FEZの利回り

配当 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2024 2.95% 1.62 11% 55 10.7%
2023 2.97% 1.32 13.8% 44.4 16.5%
2022 3.04% 1.16 -4.1% 38.1 -17.4%
2021 2.62% 1.21 39.1% 46.1 26.6%
2020 2.39% 0.87 -17.1% 36.4 -2.9%
2019 2.8% 1.05 -6.3% 37.5 -3.8%
2018 2.87% 1.12 15.5% 39 1.3%
2017 2.52% 0.97 -12.6% 38.5 18.5%
2016 3.42% 1.11 8.8% 32.5 -13.1%
2015 2.73% 1.02 -25.5% 37.4 -8.8%
2014 3.34% 1.37 21.2% 41 12%
2013 3.09% 1.13 -9.6% 36.6 19.6%
2012 4.08% 1.25 -17.8% 30.6 -14.8%
2011 4.23% 1.52 24.6% 35.9 -1.6%
2010 3.34% 1.22 -3.9% 36.5 4.3%
2009 3.63% 1.27 -47.7% 35 -27.8%
2008 5.01% 2.43 48.5

DFEの利回り

配当 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2024 2.95% 1.62 11% 55 10.7%
2023 2% 1.13 -64.5% 56.5 -4.4%
2022 5.38% 3.18 68.3% 59.1 -18.8%
2021 2.6% 1.89 21.9% 72.8 36.3%
2020 2.9% 1.55 -29.5% 53.4 -8.4%
2019 3.77% 2.2 -16.3% 58.3 -11.7%
2018 3.98% 2.63 47.8% 66 2.6%
2017 2.77% 1.78 -19.1% 64.3 18.6%
2016 4.06% 2.2 42.9% 54.2 -4.1%
2015 2.73% 1.54 1.3% 56.5 -1.6%
2014 2.65% 1.52 12.6% 57.4 22.4%
2013 2.88% 1.35 -6.9% 46.9 29.6%
2012 4.01% 1.45 -28.9% 36.2 -9.5%
2011 5.1% 2.04 117% 40 7.8%
2010 2.53% 0.94 -27.1% 37.1 22%
2009 4.24% 1.29 -53.8% 30.4 -35.5%
2008 5.92% 2.79 47.1

EUDGの利回り

配当 株価
平均利回り 年累計 年伸び率 平均株価 年伸び率
2024 2.23% 0.72 5.9% 32.3 8%
2023 2.27% 0.68 -15% 29.9 6%
2022 2.84% 0.8 70.2% 28.2 -14.8%
2021 1.42% 0.47 20.5% 33.1 24.9%
2020 1.47% 0.39 -29.1% 26.5 4.7%
2019 2.17% 0.55 -16.7% 25.3 -1.6%
2018 2.57% 0.66 46.7% 25.7 3.2%
2017 1.81% 0.45 -18.2% 24.9 15.3%
2016 2.55% 0.55 41% 21.6 -6.5%
2015 1.69% 0.39 2.6% 23.1 -3.7%
2014 1.58% 0.38 11.8% 24


ポートフォリオの比較

次に、このETF(投資信託)の資産総額を占める金融商品(株式など)の構成比率を見てみます。
投資する企業の規模別比率はチャールズシュワブのサイト内のページを参照。


ヨーロッパの経済力

最後に、EUおよびユーロ圏の経済力を見ていきましょう。

ここで、世界銀行データバンクから主要統計を閲覧してみます。

実質GDPと成長率

(※実質GDPは2015年米ドル基準。単位は億ドル )

【EU】

実質GDP 名目GDP 実質成長率
2005 122696 119070 1.92
2006 126983 127047 3.49
2007 130989 147126 3.15
2008 131829 162406 0.64
2009 126097 147132 -4.35
2010 128933 145454 2.25
2011 131328 157418 1.86
2012 130400 146369 -0.71
2013 130359 152960 -0.03
2014 132413 156342 1.58
2015 135472 135472 2.31
2016 138193 138852 2.01
2017 142081 147348 2.81
2018 145016 159715 2.07
2019 147654 156896 1.82
2020 138859 152921 -5.96
2021 144577 171026 4.12
2022 147983 179979 2.36
2023 148450 185244 0.31

【ユーロ圏】

実質GDP 名目GDP 実質成長率
2005 107561 105197 1.68
2006 111036 111748 3.23
2007 114368 128629 3.00
2008 114846 141012 0.42
2009 109653 128879 -4.52
2010 112043 126291 2.18
2011 113968 136197 1.72
2012 113008 126389 -0.84
2013 112759 131917 -0.22
2014 114339 134910 1.40
2015 116697 116697 2.06
2016 118873 119645 1.86
2017 121980 126462 2.61
2018 124216 136922 1.83
2019 126163 134138 1.57
2020 118094 130212 -6.40
2021 123015 145946 4.17
2022 125868 153835 2.32
2023 126146 157797 0.22

一人当たりGDP/人口/失業率

(*失業率はILO方式。一人当たりGDP〔実質〕の単位はドル、人口は万人)

【EU】

1人当りGDP 人口 失業率
2005 28168 43558 9.57
2006 29058 43700 8.63
2007 29874 43847 7.45
2008 29969 43988 7.20
2009 28599 44092 9.12
2010 29201 44153 9.80
2011 29797 44075 9.84
2012 29543 44140 10.81
2013 29462 44247 11.33
2014 29851 44358 10.85
2015 30474 44454 10.02
2016 31021 44549 9.12
2017 31844 44619 8.14
2018 32448 44692 7.27
2019 33018 44720 6.70
2020 31009 44780 7.37
2021 32742 44700 7.0
2022 33300 44720 6.2
2023 33260 44800 6.0

【ユーロ圏】

1人当りGDP 人口 失業率
2005 32656 32938 9.02
2006 33553 33092 8.31
2007 34381 33265 7.44
2008 34357 33427 7.48
2009 32697 33536 9.54
2010 33331 33615 10.07
2011 33978 33542 10.11
2012 33617 33616 11.29
2013 33430 33730 11.93
2014 33782 33846 11.60
2015 34374 33949 10.84
2016 34913 34048 10.02
2017 35749 34122 9.06
2018 36323 34198 8.18
2019 36859 34228 7.55
2020 34435 34295 8.20
2021 36034 34300 7.9
2022 36600 34400 6.6
2023 36620 34500 6.4

Posted by 南 一矢