【世界時価総額TOP対決】アップル(AAPL) vs マイクロソフト(MSFT)!最強の帝国はどちらか?
世界の株式市場の頂点に君臨し、時価総額トップを争い続ける究極のライバル、アップル(AAPL)とマイクロソフト(MSFT)。両社は私たちの生活や仕事に深く浸透し、強力なブランドとエコシステムを築き上げてきました。しかし、その収益の柱と成長戦略は大きく異なります。
本記事では、「コンシューマー(個人)の王」アップルと、「エンタープライズ(法人)の覇者」マイクロソフトの、業績、株主還元、そして未来を賭けたAI戦略を徹底的に比較・分析します。
最重要ポイント:ビジネスモデルとエコシステムの違い
比較サマリー:個人のAAPL、法人のMSFT
| 項目 | アップル (AAPL) | マイクロソフト (MSFT) |
|---|---|---|
| 主力事業 | iPhone、サービス事業 | クラウド(Azure)、ソフトウェア(Microsoft 365) |
| エコシステム | コンシューマー(個人)向け | エンタープライズ(法人)向け |
| AI戦略 | デバイス上での処理とプライバシーを重視したApple Intelligence(一部ChatGPT連携)。[9] | 法人向けAICopilotをWindows/Office/開発基盤に統合、Azure OpenAIで提供。[10] |
| 連続増配年数 | 13年(2013–2025、毎年増配)。[3] | 2003年以降毎年増配。[5] |
| 配当利回り(直近目安) | 約0.39%($0.26×4÷株価$269.05、2025-11-04)。[6] | 約0.70%($0.91×4÷株価$517.03、2025-11-04)。[6] |
業績と成長性の詳細分析
マイクロソフトはクラウドとAIの追い風で高成長を維持。アップルはiPhone依存度が高い一方、サービスの記録更新が全体を下支えし、FY2025通期売上は$416.2B(+6%)と過去最高。以下は通期の推移(AAPLは9月期、MSFTは6月期)。出典はApple 2025年Form 10-KとMicrosoft年次報告。[1][2]
| 年 | AAPL 売上高 (前年比) | MSFT 売上高 (前年比) |
|---|---|---|
| 2025 | $416.2 B (+6%)[1] | $281.7 B (+15%)[2] |
| 2024 | $391.0 B (+2%)[1] | $245.1 B (+16%)[2] |
| 2023 | $383.3 B (-2.8%)[1] | $211.9 B (+7%弱)[10] |
| 2022 | $394.3 B (+7–8%)[1] | $198.3 B (+17–18%)[10] |
| 2021 | $365.8 B (+33%)[1] | $168.1 B (+17–18%)[10] |
※B=10億ドル。AAPLは9月期、MSFTは6月期。
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直近決算ハイライト(2025年10–11月発表) Apple(FY2025 Q4): 売上$102.5B(+8%)、EPS$1.85、iPhone/サービスが9月期の記録更新。[7] Microsoft(FY2026 Q1): 売上$77.7B(+18%)、Azure成長+40%、株主還元$10.7B。[8] |
結論:あなたに合うのはどちら?
両社はともに「持たざるリスク」といえる超優良企業。どちらを選ぶかは、どのエコシステムの将来にベットするかに尽きます。
「消費者の心」を掴むブランド力とエコシステムに賭けるなら → アップル (AAPL)
iPhone×サービスの強い循環で安定的な利益創出。FY2025は通期過去最高を更新、$100Bの買戻し継続で1株価値の押し上げも期待。[3]
「世界のビジネスの進化」という大潮流に乗るなら → マイクロソフト (MSFT)
クラウドとAI(Copilot)が法人IT支出の中心へ。FY2025も二桁成長、増配・買戻しの両立で長期コアに適合。[2][4]
※本ページの分析は2025年11月4日(日本時間)時点の公開情報に基づいています。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。

