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【AMGN】アムジェンの株価と決算、配当

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アムジェンはバイオ医薬の大手企業です。

遺伝子組換えや細胞培養といったバイオテクノロジーで製薬を続けています。

日本のアステラス製薬とも提携しており、18年1月にはアステラス・アムジェン・バイオファーマが高コレステロール血症に対するPSCK9抗体「レパーサ」(エボロクマブ)の新剤型(レパーサ皮下注420mgオートミニドーザー〔AMD〕)を新発売しています。

主要商品の上位5位は以下の通り。()内は18年第2四半期の売上比率。

エンブレルリウマチ治療薬22.9%
ニューラスタ白血球増殖薬19.4%
プロリア骨粗しょう症治療薬10.7%
カイプロリス多発性骨髄腫治療薬4.6%
レパーサ高コレステロール血症治療薬2.6%

バイオ医薬の草分けとなる企業であり、バイオ専門医薬業では世界のトップ規模を誇っています(売上は米国とカナダで8割を占める)。

ガン、腎臓病、関節リウマチ、骨疾患といった難病の治療薬と治療方法の開発を続けてきました。

以下、18年第2四半期での医薬品の売上高の割合です。

2018 2Q2017 2Q
Repatha®2.6%1.5%
BLINCYTO®1.1%0.8%
KYPROLIS®4.6%3.8%
Prolia®10.7%9.1%
XGEVA®8.0%7.1%
Nplate®3.2%2.9%
Vectibix®3.0%3.0%
Neulasta®19.4%19.5%
Sensipar® / Mimpara®7.4%7.7%
Parsabiv™1.3%-
Enbrel®22.9%26.3%
Aranesp®8.3%9.6%
EPOGEN®4.4%5.2%
NEUPOGEN®1.8%2.5%
Other**1.3%1.1%

近年では、脂質異常症治療剤 (CETP阻害剤)「TA-8995」を手がけるオランダの「Dezima Pharma BV」(「出島」にちなむ社名)を2015年に買収しました。

2008年に日本市場を撤退した後、13年にアステラス製薬と合弁事業を展開し、前掲の「レパーサ」を16年4月に発売しました。

17年10月31日には、キリンホールディングスHDがアムジェンとの合弁解消を発表しています(キリン・アムジェンの全株式をアムジェンに858億円で売却)。

この銘柄の最近の指標と株価チャートを見ていきましょう。

主な指標を概観

まず、主要指標のデータを見てみます(出所はグーグルファイナンスなど)

1/2株価175.4
11/27株価201.4
株価上昇率14.90%
52週高値210.2
52週安値163.3
EPS3.71
PER54.26
配当(利回り)5.28 (2.68%)
時価総額(億$)1283
株式数(億)6.4

株価推移(チャートと伸び率)

次に、株価の推移を見てみます(青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線)。

その株価の推移を1年ごとに見てみましょう 。

★1:各年の株価伸び率(※18年終値は11/27)
AMGN初値最安最高終値上昇率
2018175.4166.1208.9197.112%
2017147.9150.7191173.918%
2016159135.2175.6146.2-8%
2015160.2132.2176.6162.31%
2014114.4110.3171.6159.339%
201387.482.1118.7114.131%
20126563.890.286.233%
201155.248.364.764.216%
201056.950.461.154.9-4%
200958.345.164.456.6-3%
200846.54065.957.824%
★2:各年初から2018/11/27までの伸び率
18年~17年~16年~15年~14年~13年~
12%33%24%23%72%126%
12年~11年~10年~09年~08年~-
203%257%246%238%324%-

配当利回りと配当性向

次に、10年ほどの配当金と配当性向の推移をモーニングスター(MS)社のデータで見てみます。

★配当性向=1株当たり配当÷EPS×100〔純利益から配当金を支払っている割合〕

★MS社は非GAAPのEPSで配当性向を試算。GAAP基準のEPS試算〔=単純計算〕の箇所は筆者挿入。

★TTMは11/12時点から過去12カ月で計算した値

四半期ごとの配当も見てみます。

権利落ち日1株配当配当利回り当日株価
2018/11/161.322.7%194.2
2018/08/171.322.6%197.42
2018/05/171.322.8%174.65
2018/02/151.322.6%183.6
2017/11/171.152.7%170
2017/08/171.152.7%167.81
2017/05/171.152.7%157.06
2017/02/151.152.4%171.79
2016/11/1612.7%147.23
2016/08/1712.2%174.31
2016/05/1712.4%150.11
2016/02/1612.3%147.15

四半期決算(予想と実値)

さらに、決算を見ていきます。まずはロイターが調べた四半期決算のEPSと売上の予想を整理してみます(2018/11/18、売上単位は100万ドル)。

ロイター予想値

※決算予想では米国会計基準(GAAP)とは異なる「非GAAP基準」の数値が多用されています。これは各社が経営実態を踏まえて調整した数値です(売上とEPSの数値が後述のGAAP基準での数値と異なる場合は、非GAAP基準の数値)。

四半期決算(GAAP基準)

GAAP基準での四半期会計の実績は以下の通りでした。

(以下、次節の通年決算も含めて、売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます。

損益計算(売上、純利益等)

※同マージン=営業キャッシュフローマージン。15~35%程度あれば優良な数値。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

EPSや営業利益率など

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。上記TTMは11/12時点から過去12カ月で計算した値。

バランスシート

ROAとROEなど

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業があげた利益の割合

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業があげた利益の割合

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る指標〔下表では資本が負債の何倍かを表記〕)

キャッシュフロー

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