サイバーセキュリティETFを比較【2026年】BUG・HACK・CIBRのおすすめは?

サイバーセキュリティ,テーマ別ETF

サイバーセキュリティ企業に投資する米国ETFのうち、代表的なBUG、HACK、CIBRを比較します。

3本はいずれも、サイバー攻撃への対策を提供する企業へまとめて投資できるETFです。ただし、経費率、純資産規模、構成銘柄数、上位企業への集中度、防衛関連企業の比率などには大きな違いがあります。

この記事では、最初に3本の結論と比較表を示し、その後、構成銘柄、各ETFの特徴、値動き、日本から購入する際の注意点を順に解説します。

先に結論

  • 規模と売買のしやすさを重視するなら、CIBR
  • サイバーセキュリティ事業への純度と低コストを重視するなら、BUG
  • 防衛・航空宇宙を含む広いセキュリティ産業へ投資するなら、HACK

ただし、3本にはPalo Alto Networks、Fortinet、CrowdStrikeなどの重複銘柄があります。複数のETFを同時に保有しても、必ずしも十分な分散になるとは限りません。

記事確認日:2026年8月3日
データ基準日:BUGは2026年7月24日、HACKは7月27~28日、CIBRは7月27日の公式情報を中心に使用

Contents

BUG・HACK・CIBRの比較表

まずは、3本の重要な違いを一覧で確認します。純資産、構成比、スプレッドなどは日々変動するため、数値は記事作成時点の参考値です。

主要サイバーセキュリティETF比較
ETF 指数・銘柄数 経費率・純資産 集中度・売買
BUG
Global X Cybersecurity ETF
Indxx Cybersecurity Index
31銘柄
2026年7月24日時点
経費率:0.50%
純資産:約13.2億ドル
上位10銘柄:約60.2%
売買スプレッド:0.08%
HACK
Amplify Cybersecurity ETF
Nasdaq ISE Cyber Security Select Index
23銘柄
2026年7月27日時点
経費率:0.60%
純資産:約26.5億ドル
上位10銘柄:約52.2%
売買スプレッド:0.25%
CIBR
First Trust Nasdaq Cybersecurity ETF
Nasdaq CTA Cybersecurity Index
42銘柄
2026年7月27日時点
経費率:0.58%
純資産:約139.6億ドル
上位10銘柄:約57.5%
売買スプレッド:0.08%

※上位10銘柄比率は、各運用会社が公表した上位10銘柄の構成比を単純合計した概算です。売買スプレッドは30日中央値です。純資産、構成銘柄数、構成比、スプレッドは変動します。[1][2][3]

3本の違い:CIBRは純資産と流動性で大きくリードしています。BUGは経費率が最も低く、サイバーセキュリティ関連売上の比率を重視する設計です。HACKは防衛・航空宇宙企業を比較的多く含みます。

サイバーセキュリティETFのおすすめはどれ?

3本のうち、すべての投資家に一律で適したETFがあるわけではありません。重視する条件によって候補が変わります。

CIBRが向く人

純資産規模、流動性、主要なサイバーセキュリティ企業を幅広く保有することを重視する人には、CIBRが候補になります。

2026年7月27日時点の純資産は約139.6億ドルで、BUGやHACKを大きく上回ります。構成銘柄数も42銘柄と3本のなかで最も多く、30日中央値売買スプレッドは0.08%です。

Palo Alto Networks、Fortinet、CrowdStrike、Cisco Systems、Broadcomなど、サイバーセキュリティ分野の主要企業を高い比率で保有しています。

BUGが向く人

サイバーセキュリティ事業への純度と、経費率の低さを重視する人には、BUGが候補になります。

BUGの経費率は0.50%で、3本のなかでは最も低い水準です。連動指数では、原則として売上高の50%以上をサイバーセキュリティ関連事業から得ている企業が採用対象となります。[1]

一方、上位10銘柄が約60.2%を占め、情報技術セクターの比率も99.6%です。サイバーセキュリティ関連企業の成長を反映しやすい反面、特定企業やIT株の値動きによる影響も受けやすくなります。

HACKが向く人

セキュリティソフトウェアだけでなく、防衛・航空宇宙を含む広い意味でのセキュリティ産業へ投資したい人には、HACKが候補になります。

2026年6月30日時点で、HACKの航空宇宙・防衛比率は9.28%です。上位銘柄にもGeneral DynamicsとNorthrop Grummanが入っています。

経費率は0.60%で3本のなかでは最も高く、30日中央値売買スプレッドも0.25%と比較的広いため、売買時の価格には注意が必要です。

「おすすめ」は投資目的によって変わります。規模と取引のしやすさだけならCIBRが優位ですが、サイバーセキュリティ専業に近い企業への集中を望む場合はBUG、防衛関連も含めたい場合はHACKの方が目的に合う可能性があります。

BUG・HACK・CIBRの構成銘柄を比較

3本には共通する銘柄が多くありますが、組入順位と構成比は異なります。以下は、各ETFの上位10銘柄を順位別に並べたものです。

上位10構成銘柄の比較
順位 BUG
2026/7/24
HACK
2026/7/28
CIBR
2026/7/27
1 Okta
8.04%
Palo Alto Networks
6.07%
Palo Alto Networks
9.02%
2 Fortinet
7.73%
Broadcom
6.04%
Fortinet
8.84%
3 Palo Alto Networks
7.72%
Cisco Systems
5.60%
CrowdStrike
7.89%
4 CrowdStrike
7.04%
General Dynamics
5.36%
Cisco Systems
7.62%
5 Varonis Systems
5.58%
Fortinet
5.27%
Broadcom
6.87%
6 Qualys
5.07%
Cloudflare
5.20%
Cloudflare
4.40%
7 Tenable Holdings
4.95%
CrowdStrike
5.18%
Okta
3.57%
8 Akamai Technologies
4.79%
Northrop Grumman
4.58%
F5
3.37%
9 Zscaler
4.66%
Varonis Systems
4.50%
Zscaler
3.20%
10 Commvault Systems
4.62%
Okta
4.43%
Akamai Technologies
2.73%

※構成銘柄と比率は日々変動します。各ETFでデータ日が異なるため、比率を厳密に同日比較したものではありません。[1][2][3]

3本に共通する主要企業

Palo Alto Networks、Fortinet、CrowdStrike、Cloudflare、Oktaなどは、複数のETFで上位に入っています。

これらは、ネットワーク防御、クラウドセキュリティ、端末保護、認証、脆弱性管理などを提供する代表的なセキュリティ企業です。

同じ3本を保有するとETFの本数は増えますが、共通する企業への実質的な投資比率が高まる場合があります。

BUGは専業に近い企業の比率が高い

BUGでは、Okta、Varonis Systems、Qualys、Tenable、Zscalerなど、サイバーセキュリティを主要事業とする企業が上位に入っています。

Cisco SystemsやBroadcomのように幅広い事業を持つ大型企業よりも、サイバーセキュリティ事業の業績が企業全体の業績へ反映されやすい銘柄を多く含む点が特徴です。

HACKは防衛企業を含む

HACKの上位10銘柄にはGeneral DynamicsとNorthrop Grummanが入っています。

両社は防衛・航空宇宙を主力とする企業であり、純粋なサイバーセキュリティソフトウェア企業ではありません。HACKは、通信、防衛、ハードウェアを含む広いセキュリティ産業への投資という性格を持っています。

CIBRは主要企業への配分が大きい

CIBRでは、Palo Alto NetworksとFortinetがそれぞれ約9%、CrowdStrikeとCisco Systemsが約8%を占めています。

上位企業への配分は大きいものの、全体の構成銘柄数は42銘柄と3本のなかで最も多く、周辺の通信機器、ハードウェア、産業支援サービス企業も含んでいます。

サイバーセキュリティETFの将来性とリスク

企業によるクラウド利用、生成AIの導入、データセンター、接続機器、オンラインサービスの増加に伴い、保護すべきネットワークとデータの範囲も拡大しています。

サイバー攻撃を受けると、事業停止、顧客情報の流出、身代金の支払い、信用低下などにつながるため、セキュリティ関連支出は企業にとって削減しにくい費用になりやすいと考えられます。

一方、サイバーセキュリティ市場が成長することと、関連企業の株価が常に上昇することは別問題です。

成長期待が株価へ織り込まれる

サイバーセキュリティ企業には、高い売上成長率を期待されている企業が多くあります。市場予想を上回る成長を続けても、期待水準に届かなければ株価が下落する可能性があります。

好決算を発表した場合でも、翌年度の見通し、契約額、顧客獲得ペース、利益率などが市場の期待を下回れば売られることがあります。

金利上昇に弱くなることがある

将来の利益成長を期待される企業は、金利上昇によって株価評価が低下しやすい傾向があります。

BUG、HACK、CIBRはいずれも高成長のテクノロジー企業を多く含むため、サイバーセキュリティ需要が拡大していても、金利や市場全体のリスク回避によって下落することがあります。

競争が激しく、技術変化も速い

サイバーセキュリティ市場には、多数の専門企業に加えて、Microsoft、Cisco Systems、Broadcomなどの大手企業も参入しています。

新しい攻撃手法やAIを利用した攻撃へ対応できない企業、製品の統合や価格競争で後れを取る企業は、市場全体が成長してもシェアを失う可能性があります。

テーマ型ETFは市場全体の代替ではない

3本とも複数の企業へ分散していますが、投資対象はサイバーセキュリティとその周辺産業へ集中しています。

S&P500や全世界株式ETFのように、金融、生活必需品、公益、エネルギーなど幅広い業種へ分散する商品ではありません。資産全体の中では、テーマ投資として配分量を管理する必要があります。

各ETFの詳細解説

【BUG】Global X Cybersecurity ETF

BUGの概要

BUGは、サイバーセキュリティ事業への集中度を重視したテーマ型ETFです。

連動指数はIndxx Cybersecurity Indexで、システム、ネットワーク、アプリケーション、コンピューター、モバイル機器などへの侵入や攻撃を防ぐ技術に関わる企業を投資対象とします。

原則として、売上高の50%以上をサイバーセキュリティ関連事業から得ていることが、指数への採用条件となっています。[1]

BUGの経費率・純資産・銘柄数

2026年7月24日時点の純資産は約13.2億ドル、構成銘柄数は31銘柄です。経費率は0.50%で、比較する3本のなかでは最も低くなっています。

30日中央値売買スプレッドは0.08%です。純資産規模はCIBRやHACKより小さいものの、通常の長期投資で直ちに売買が困難になる規模ではありません。

BUGの構成

2026年6月30日時点のセクター構成は、情報技術が99.6%、素材が0.4%です。

IT企業への集中度が極めて高く、サイバーセキュリティソフトウェアや関連サービス企業の業績がETFの値動きへ反映されやすい設計です。

上位10銘柄の合計比率は約60.2%です。特定企業の決算や業績見通しがETF全体へ与える影響は比較的大きくなります。

BUGの値動き

2026年6月30日時点で、S&P500に対するベータは1.09、標準偏差は20.70%です。

市場全体より値動きが大きくなりやすいテーマ型ETFであることを考慮する必要があります。

BUGの長所と注意点

  • 3本のなかで経費率が最も低い
  • サイバーセキュリティ関連事業への純度が高い
  • 専業に近い企業の成長を反映しやすい
  • 上位銘柄とITセクターへの集中度が高い
  • CIBRより純資産規模が小さい

【CIBR】First Trust Nasdaq Cybersecurity ETF

CIBRの概要

CIBRは、3本のなかで純資産総額が最も大きいサイバーセキュリティETFです。

Nasdaq CTA Cybersecurity Indexに連動し、民間・公共ネットワーク、コンピューター、モバイル機器などのデータとネットワークを保護する企業へ投資します。[3]

投資対象はサイバーセキュリティ専業企業だけではなく、通信機器、ハードウェア、関連サービス企業にも広がっています。

CIBRの経費率・純資産・銘柄数

2026年7月27日時点の純資産総額は約139.6億ドル、構成銘柄数は42銘柄です。

経費率は0.58%、30日平均出来高は約150万口、30日中央値売買スプレッドは0.08%です。

純資産規模と取引量では、BUGとHACKを大きく上回っています。

CIBRの業種構成

2026年7月27日時点の業種構成は、ソフトウェア・コンピューターサービスが76.34%、通信機器が9.80%、テクノロジー・ハードウェアが8.86%、産業支援サービスが3.00%、航空宇宙・防衛が2.00%です。

ソフトウェア企業が中心ですが、通信機器や半導体関連の大型企業も組み入れています。

CIBRの値動き

2026年6月30日時点の過去3年間の標準偏差は23.67%、S&P500に対するベータは1.05です。

市場全体との方向性は比較的近い一方、値動きの振れ幅はS&P500より大きくなっています。

CIBRの長所と注意点

  • 純資産規模と取引量が大きい
  • 構成銘柄数が3本のなかで最も多い
  • 売買スプレッドが比較的狭い
  • 主要なサイバーセキュリティ企業の比率が高い
  • 経費率はBUGより高い
  • 上位5銘柄への配分が大きい

【HACK】Amplify Cybersecurity ETF

HACKの概要

HACKは2014年11月に設定された、米国のサイバーセキュリティETFとして運用歴の長い商品です。

Nasdaq ISE Cyber Security Select Indexに連動し、サイバーセキュリティに関連するハードウェア、ソフトウェア、サービスを提供する企業へ投資します。[2]

指数は調整時価総額加重方式で、四半期ごとにリバランスされます。

HACKの経費率・純資産・銘柄数

2026年7月27日時点の純資産総額は約26.5億ドル、構成銘柄数は23銘柄です。

経費率は0.60%で、3本のなかでは最も高くなっています。30日中央値売買スプレッドは0.25%です。

CIBRやBUGより売買スプレッドが広いため、成行注文では想定より不利な価格で約定する可能性があります。

HACKの分野別構成

2026年6月30日時点の分野別構成は、システムソフトウェアが61.62%、インターネットサービス・インフラが12.64%、通信機器が10.36%、航空宇宙・防衛が9.28%、半導体が6.09%です。

時価総額別では大型株が68.26%、中型株が28.93%、小型株が2.82%です。国別では米国が89.96%、イスラエルが6.56%、日本が3.48%を占めています。

防衛関連企業を含む

上位10銘柄にはGeneral DynamicsとNorthrop Grummanが入っています。

この点でHACKは、純粋なサイバーセキュリティソフトウェアETFというより、防衛、通信、半導体を含む広いセキュリティ産業へ投資するETFといえます。

HACKの長所と注意点

  • サイバーセキュリティETFとして運用歴が長い
  • 上位10銘柄の集中度は3本のなかで最も低い
  • 防衛・航空宇宙企業も保有する
  • 構成銘柄数は23銘柄と少ない
  • 経費率が3本のなかで最も高い
  • 売買スプレッドが比較的広い

株価・分配金の比較

以下のスプレッドシートでは、BUG、HACK、CIBRの株価推移、前日比、一定期間の騰落率、52週高値・安値、分配金利回りなどを比較します。

株価はリアルタイムではなく、最大20分程度遅れる場合があります。短期的な株価だけでなく、ETFの構成銘柄、経費率、純資産、売買のしやすさも合わせて確認してください。




ポートフォリオの比較

次に、各ETFの資産総額を占める構成銘柄の比率を比較します。

上位構成銘柄には重複が多い一方、BUGはサイバーセキュリティ専業に近い企業、HACKは防衛関連、CIBRは大型の通信・半導体関連企業を比較的多く含みます。

スプレッドシートを利用する場合でも、主要な構成銘柄と3本の違いは、前掲のHTML表で確認できます。

このETF(投資信託)の資産総額を占める金融商品(株式など)の構成比率を見てみます(投資する企業の規模別比率、組入れ上位10銘柄はチャールズシュワブのサイト内のページを参照)。

日本の投資家が知っておくべき注意点

1.購入には米国株取引口座が必要

BUG、HACK、CIBRはいずれも米国市場に上場しています。購入には、米国株・米国ETFの取引に対応した証券口座が必要です。

取扱銘柄、売買手数料、為替手数料は証券会社によって異なります。3本すべてを取り扱っていない証券会社もあるため、発注前に確認してください。

2.NISAでの取扱いは証券会社によって異なる

上場ETFはNISAの成長投資枠の対象になり得ますが、BUG、HACK、CIBRを実際にNISAで購入できるかは、利用する証券会社の取扱商品によって異なります。[4]

同じETFでも、課税口座では購入できる一方、NISAでは取り扱っていない場合があります。注文前に対象区分を確認してください。

3.為替リスクがある

3本はいずれも米ドル建てです。

ETF価格がドルベースで上昇しても、円高・ドル安が進めば、円換算した利益が小さくなったり、損失になったりする可能性があります。

反対に、ETF価格が下落しても円安が進めば、円換算後の損失が一部相殺されることがあります。

4.経費率だけでなく売買スプレッドも確認する

経費率は保有中に継続して発生するコストです。一方、売買スプレッドは購入時と売却時の取引価格へ影響します。

2026年7月下旬時点では、BUGとCIBRの30日中央値スプレッドが0.08%であるのに対し、HACKは0.25%です。

長期保有では経費率の影響が積み重なりますが、短期間で売買する場合や取引金額が大きい場合は、スプレッドと出来高も無視できません。

5.指値注文も検討する

ETFは市場価格で取引されるため、成行注文では一時的に不利な価格で約定する可能性があります。

特に米国市場の開始直後、終了直前、相場が大きく変動している時間帯はスプレッドが広がる場合があります。価格を指定できる指値注文も選択肢になります。

6.3本を同時に買っても十分な分散になるとは限らない

Palo Alto Networks、Fortinet、CrowdStrike、Cloudflare、Oktaなどは複数のETFへ組み入れられています。

3本を同時に保有すると、見かけ上はETFの本数が増えますが、実質的には同じ企業への投資額が増える可能性があります。

複数保有する場合は、ETFの本数ではなく、最終的にどの企業を何%保有することになるのかを確認する必要があります。

サイバーセキュリティETFに関するFAQ

サイバーセキュリティETFでおすすめはどれですか?

規模と流動性を重視するならCIBR、サイバーセキュリティ事業への純度と低コストを重視するならBUG、防衛関連を含む広いセキュリティ産業へ投資するならHACKが候補です。

どれが適しているかは、投資目的、許容できる値動き、他の保有資産によって異なります。

BUGとCIBRの違いは何ですか?

BUGは、サイバーセキュリティ関連売上の比率を重視し、IT企業への集中度が高いETFです。

CIBRは純資産と取引量が大きく、サイバーセキュリティ企業に加えて、Cisco SystemsやBroadcomなどの通信・ハードウェア関連企業も高い比率で保有しています。

BUGとHACKの違いは何ですか?

BUGはサイバーセキュリティ専業に近い企業への集中を重視しています。

HACKはGeneral DynamicsやNorthrop Grummanなどの防衛企業を含み、通信機器や半導体にも投資します。経費率と売買スプレッドはHACKの方が高い水準です。

CIBRの主な構成銘柄は何ですか?

2026年7月27日時点では、Palo Alto Networks、Fortinet、CrowdStrike、Cisco Systems、Broadcomが上位5銘柄です。

そのほか、Cloudflare、Okta、F5、Zscaler、Akamai Technologiesなどを保有しています。

3本をすべて購入すれば分散できますか?

必ずしも十分な分散にはなりません。上位構成銘柄の重複が多いため、同じ企業への投資比率が高まる可能性があります。

BUG・HACK・CIBRはNISAで購入できますか?

NISAの成長投資枠で購入できるかどうかは、証券会社の取扱商品によって異なります。利用する証券会社で、各ETFがNISA対象として登録されているか確認してください。

サイバーセキュリティETFに配当はありますか?

構成企業から受け取った配当などを原資として分配が行われる場合がありますが、高配当を主目的とするETFではありません。

サイバーセキュリティ企業には成長投資を優先する企業が多いため、分配金利回りよりも、構成銘柄、成長性、経費率、値動きの大きさが主要な比較項目になります。

サイバーセキュリティETFの将来性はどうですか?

クラウド、AI、データセンター、接続機器の普及により、セキュリティ需要の拡大が期待されます。

ただし、需要の拡大がそのまま株価上昇につながるとは限りません。高い成長期待、金利上昇、競争激化、技術変化などによって大きく下落する可能性があります。

まとめ:規模と流動性ではCIBR、サイバーセキュリティ事業への純度と経費率ではBUG、防衛関連を含む構成ではHACKに特徴があります。経費率だけでなく、実際にどの企業をどの比率で保有するETFなのかを確認することが重要です。

免責事項:本記事は2026年8月3日時点で確認できる情報に基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。純資産総額、組入銘柄、構成比、経費率、売買スプレッド、価格、分配金は変動します。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。

【注】(出典リンク)

  1. BUG公式データ(指数、純資産、経費率、銘柄数、上位構成、セクター構成、売買スプレッド、リスク指標)
    Global X「Cybersecurity ETF(BUG)」
    Global X「BUG Fact Sheet」
    Global X「BUG Summary Prospectus」
    Indxx「Indxx Cybersecurity Index」
    (確認日:2026-08-03)
  2. HACK公式データ(指数、純資産、経費率、銘柄数、上位構成、分野別構成、売買スプレッド)
    Amplify「Amplify Cybersecurity ETF(HACK)」
    Amplify「HACK Holdings」
    Nasdaq「Nasdaq ISE Cyber Security Select Index」
    Nasdaq「HXRXL Index Methodology」
    (確認日:2026-08-03)
  3. CIBR公式データ(指数、純資産、経費率、銘柄数、上位構成、業種構成、売買スプレッド、リスク指標)
    First Trust「First Trust Nasdaq Cybersecurity ETF(CIBR)」
    First Trust「CIBR Holdings」
    Nasdaq「Nasdaq CTA Cybersecurity Index」
    (確認日:2026-08-03)
  4. NISA制度と成長投資枠の対象
    金融庁「NISAを知る」
    金融庁「NISAに関するよくある質問」
    (確認日:2026-08-03)

Posted by 南 一矢