EQIX:エクイニクスの株価·チャート

不動産(REIT)

エクイニクス(Equinix)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

企業概要

エクイニクスは、1998年にカリフォルニア州レッドウッド・シティで設立された、米国を拠点とする不動産投資信託(REIT)です。

投資された資金を活用して国際ビジネスエクスチェンジ(IBX)データセンターを運営。

世界中の電気通信業者やテクノロジー企業に対して、24か国48都市にわたるデータセンターのコロケーションサービスを提供しています。

世界中の企業がシームレスに接続し、デジタル経済の成長を加速させるための基盤をつくるのが主な仕事です。

EQIXは、REIT(不動産投資信託)という形態をとることで、投資家から集めた資金で不動産に投資し、そこから得られる賃貸収入や売却益を配当として分配しています。

これにより、多くの投資家がエクイニクスの成長に貢献し、その恩恵を享受することができます。

主な事業内容は以下の通りです。

(1) IBXデータセンター運営:中核事業

国際ビジネスエクスチェンジ(IBX)と呼ばれるデータセンター群を所有・運営。

これらの施設は、企業が自社のサーバーや通信機器を設置できる場所として、セキュリティや電力供給、冷却などの基本的なインフラが整備されています。

高い信頼性とセキュリティを備えた環境で、企業は自社のIT資産を安全に運用できます。

そして、データセンターを所有するだけでなく、その運営・管理にも積極的に関与。

最新の技術を導入し、効率的かつ安定的なデータセンター運営を実現しています。

(2) インターコネクションサービス:接続性の向上

異なるデータセンター間で直接データを交換できる「インターコネクション」サービスを提供。

これにより、企業間のネットワーク接続が高速かつ効率的に行われ、グローバルな通信インフラが実現されます。

データ転送速度の向上やセキュリティの強化が図られ、企業はよりスムーズな国際取引を行えます。

(3) 付帯サービス:包括的なサポート

セキュアキー管理、コンサルティング、ネットワーク仮想化、カスタマーサポート、マネージドサービスなど、顧客の運用を支援する多様なサービスを提供。

これらのサービスにより、企業は自社での運用負担を軽減し、効率的なデータセンター利用が可能となります。

付帯サービスを充実させることで、顧客のニーズにきめ細かく対応しています。

エクイニクスは、北米、欧州、アジア、ラテンアメリカ、中東、アフリカと、世界各地域で事業を展開しています。

そのデータセンターは、都市部のビジネスハブや、通信網のハブとして機能する場所に配置され、顧客が効率的にデータを交換できる環境を整えています。

主要な通信市場である北米と欧州だけでなく、成長著しいアジア市場や、中東・アフリカ地域にもデータセンターを設置し、現地の需要に合わせたサービスを提供しています。

【出典】

Posted by 南 一矢