金・金鉱株ETF(GLD・IAU・GDX・GDXJ)を比較する
金/金鉱株ETFのデータを比較してみます。
金ETFの代表は、ステート・ストリート社の【GLD】、ブラックロック社の【IAU】ですが、金鉱株ETFとしてヴァンエックベクトルの【GDX】【GDXJ】も紹介してみます。
(※GLDとIAUはともに金の国際価格に連動するので性質的な違いはほぼなく、運用資産や経費率に違いがある)
このページでは積立や資産運用の参考となるように、ETF(投資信託)の概要(連動するインデックス等)や株価チャート、ポートフォリオ等の詳細を整理してみましょう
Contents
金/金鉱株ETFの概要
【GLD】SPDRゴールドシェアETF
- 金の国際価格(LBMA金価格=旧ロンドン金値決め価格)に連動。
- 費用控除後の金地金価格の動向を反映させることを目指す。
【IAU】iシェアーズゴールドトラストETF
- LBMA金価格の変動におおむね連動するETF。
- 金に投資するETFなので、GLDのIシェアーズ版のようなもの
【GDX】ヴァンエックベクトル金鉱株ETF
- NYSE Arca金鉱株インデックスに連動する
- カナダや米国を中心に大・中・小の金鉱株に投資する。
【GDXJ】ヴァンエックベクトル中小型金鉱株ETF
- MVIS中小型金鉱株インデックスに連動
- カナダや米国を中心に世界の中小金鉱株に分散投資する
株価:過去~現在
※チャート左目盛り:株価推移
※チャート右目盛り:緑線は米国10年国債利回り
※主要指標の単位 B:10億ドル、M:100万ドル。株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、総資産、配当利回り、経費率、権利落ち日などの情報を整理。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
ポートフォリオの比較
次に、このETF(投資信託)の資産総額を占める金融商品(株式など)の構成比率を見てみます。
投資する企業の規模別比率はチャールズシュワブ、組入れ上位10銘柄はフィディリティのサイト内のページを参照。