ネットフリックス(NFLX) の株価·チャート
ネットフリックス(Netflix Inc.)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(NFLXとDISを比較:ネットフリックスとウォルトディズニー)を参照
企業概要
ネットフリックスは世界最大のネット動画配信企業です。
ネットを通じてテレビ番組と映画コンテンツをサービス加入者に提供。
加入者は、作品をテレビ、PC、モバイル等の媒体を用いてどこでも鑑賞できます。
米国ではCATVよりも安く、どんな端末でも番組を見れる利便性でユーザーの心をつかみました。
「ハウス・オブ・カード」や「マスター・オブ・ゼロ」等が有名で、独自番組が会員増に寄与していますが、最近は各国別のマーケティングを強化しています。
NFLXは独自番組の放映と同時に、第三者が制作した番組のライセンスを取得し、それを有料でネット配信することで放送局や映画会社を脅かしています。
斬新なのは、AIの機械学習を用いて2億人に迫る視聴データを分析して視聴者の嗜好をつかんでいる点です。
ネットフリックスでは視聴者の嗜好に合わせて推奨画面のデザインが変わったり、対象を絞ったメールでの宣伝を行ったりするだけでなく、「ハウス・オブ・カード」では視聴データをもとに起用俳優や監督を決めました。
ハリウッドを中心とした従来の映画会社が「プロの直観」で決めていた分野に、AIによるビッグデータの分析を取り入れたわけです。
NFLXは、17年3月末時点で会員数5085万人を記録。米ケーブルTV主要六社の会員数(約4860万人)を上回りました。
ただ、製作費はけた外れの規模です。
ハウス・オブ・カードの制作には約100億円を投じ、17年には売上高の8割に相当する89億ドル(約9300億円)の製作費を費やしています。
フリーキャッシュフローは赤字続きですが、同社は圧倒的な勢いの会員数拡大でそれを賄う方針です(※米国では製作費が計上されるのはドラマが完成し、放映された後なので、NFLXにとっては有利な仕組みになっている)
【有料会員数の推移】
【地域別売上高】