SBUX:スターバックスの株価·チャート
スターバックス(Starbucks Corporation)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(MCDとSBUXを比較:マクドナルドとスターバックス)を参照
企業概要
スターバックス(Starbucks Corporation)は世界最大級のコーヒーチェーンを展開しています。
自社ブランドコーヒーやエスプレッソのほか、紅茶、コールドドリンク、菓子類やアイスクリーム等を販売。
直営店(Company-operated store)やライセンス店などを合わせると世界で33000店以上を展開。
近年では、超大型店「リザーブ・ロースタリー」を主要都市に展開(シアトル、ニューヨーク、東京、上海等)。
2018年には、茶葉販売のテバナが全店閉店。茶系飲料のタゾはユニリーバ、ライセンス商品の販売権はネスレに売却。近年、加熱する宅配事業に関しては中国でBABA(アリババ)と提携。北米ではウーバーイーツと提携しています。
18年6月には、カリスマ経営者のハワード・シュルツ会長が退任を発表しましたが、事業は拡大を続けています。
シュルツ氏は「スタバはただの喫茶店ではなく、顧客にとっての「サードプレース」(仕事、家庭に次ぐ第3の居場所)である。だからこそ、そこは仕事や家庭のストレスから逃れられる一時の安息の場所、魅力的で刺激的な場所でなければならない。『ここにあるものは全て一流』でなければならない」という信念をもとに企業文化をつくり、コーヒー豆をひくだけでなく、挨拶等のサービスにも力を入れ、顧客満足の最前線を担うバリスタを育て上げました。
スターバックスは買収や海外進出に熱心です。
2011年に野菜・果物ジュースを製造する「エボリューションフレッシュ」を買収。12年には茶葉販売チェーンの「ティーバナ」を買収。
14年にはスターバックスコーヒージャパンを完全子会社化。
中国では合弁事業のイーストチャイナを17年12月に完全子会社化しました(台湾合弁事業は権益を放棄)。スターバックスの米国内の既存店売上高は天井にぶつかっているので、海外に販路を見出しています。
スターバックスはスイスのネスレへの販売権付与(71億5000万ドル)で中国事業の拡大の資金を獲得。この提携により、ネスレは中国のスーパーマーケットやレストランなどでSBUXブランドのパッケージコーヒーを売れるようになり、SBUXは中国市場から利益を獲得できるわけです。
【事業構成】
【地域別売上高】