AMAT(アプライドマテリアルズ)今後の見通し

半導体,情報技術

アプライドマテリアルズ(Applied Materials, Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

銘柄比較については関連記事(AMATとLRCXを比較:アプライドマテリアルズとラムリサーチ)を参照

直近決算

アプライドマテリアルズは2024年11月14日(米国時間)に決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想2.19$→結果2.32$
・売上高:予想69.6億$→結果70.5億$(前年同期比+5%)
★ガイダンス
《四半期》
・EPS:予想2.27$→結果2.11~2.47$
・売上高:予想72.5億$→結果67.5~75.5億$
★出所
IRプレスリリース
・予想値はstreet insiderを参照しました(ガイダンスEPS予想値のみyahoo financeを参照)。

企業概要

アプライドマテリアルズ(Applied Materials, Inc.)は世界最大規模の半導体製造装置のメーカーです。

AMATは様々な半導体チップの製造工程を手広くカバーし、各国の有望企業に向けて、半導体ウエハー製造装置と関連部品を開発・製造・販売しています。

ディスプレイ製造装置、大型ガラス基板用薄膜装置、結晶シリコン太陽電池の製造装置なども手がけています。

生産拠点は米国、中国、イスラエル、シンガポール、ドイツ、台湾などに置かれています。

2011 年にはバリアン・セミコンダクターを買収。

13年には東京エレクトロンとの経営統合での合意がなされたものの、15年には撤回されました。

19年7月には旧日立製作所系のコクサイ・エレクトリックの買収を発表しましたが、中国規制当局の認可が下りず、米中貿易摩擦に巻き込まれて破談に終わりました。

【事業構成】

★半導体システム

★アプライドグローバルサービス(AGS)

★ディスプレイ等(*周辺市場を含む)

【事業構成】

graph

【地域別売上高】

graph

Posted by 南 一矢