【決済の王者対決】ビザ(V) vs マスターカード(MA)!最強のビジネスモデルと成長性を徹底比較(2026年2月更新)

2026年2月版の主要更新ポイント:

  • 最新決算反映:VはFY2026 Q1(2026-01-29公表)、MAは2025年Q4/2025通期(2026-01-29公表)。[3][4]
  • 配当利回りを更新(概算、2026-02-06終値基準):V≈0.81%、MA≈0.64%※年率:V $0.67×4=$2.68、MA $0.87×4=$3.48[5][6]
  • 自社株買い(残枠の開示):Vは$211億(2025-12-31時点)、MAは$167億(2025-12-31時点)を開示。さらにMAは$140億の新規プログラムを承認(2025-12-09公表、既存枠完了後に有効)。[7]
  • PER(フォワード)を更新(参考、2026-02-06時点):V ≈25倍、MA ≈28倍[8]
  • 通期売上(ネットレベニュー):V(FY2025)$40.0B、MA(2025通期)$32.8B[9]

比較サマリー:ほぼ同じ、でも少し違う

項目 ビザ (V) マスターカード (MA)
ビジネスモデル 決済ネットワークの運営(カード発行や融資は基本的に行わない)。[1]
市場シェア(ネットワーク規模) 世界No.1(購入額・決済件数)。[10] 世界No.2。[10]
配当利回り(概算) 約0.81%
年率$2.68 ÷ 株価(2026-02-06終値)[5][6]
約0.64%
年率$3.48 ÷ 株価(2026-02-06終値)[5][6]
PER(将来予想の目安) 25倍(2026-02-06時点の参考値)。[8] 28倍(2026-02-06時点の参考値)。[8]

業績と成長性の詳細分析

最新決算ハイライト(2026年2月時点)

  • ビザ(FY2026 Q1:2025-10〜12):純収入(Net revenue)は$10.9B。GAAP EPSは$3.03(Non-GAAP EPS $3.17)。Processed transactionsは69.4B。取扱高(Payments volume)は+8%(定数ドル)、クロスボーダーは+13%。自社株買いと配当の合計は四半期で$5.1B、自社株買い承認枠の残高は$21.1B(2025-12-31時点)。[3]
  • マスターカード(2025年Q4:2025-10〜12):Net revenueは$8.8B(前年比+18%)。GAAPの希薄化後EPSは$4.52、調整後希薄化EPSは$4.76。Q4のクロスボーダーは+14%(現地通貨ベース)、Switched transactionsは+10%[4]

売上(ネットレベニュー)の推移:成長の“体力”を見る

ビザ 売上高(前年比) マスターカード 売上高(前年比)
2025 $40.0 B (+約11.4%) $32.8 B (+約16.3%)
2024 $35.9 B (+約10.1%) $28.2 B (+約12.4%)
2023 $32.6 B (+約11.6%) $25.1 B (+約13.1%)
2022 $29.2 B (+約21.7%) $22.2 B (+約17.5%)
2021 $24.0 B (+約10.1%) $18.9 B (+約23.5%)
2020 $21.8 B $15.3 B
年平均成長率(CAGR, 2020→2025) 約12.9% 約16.5%

※B=10億ドル。各社の会計年度に基づく(Vは9月期、MAは12月期)。2025通期は各社の公表資料に基づく。[9]

配当と株主還元:低利回りだが“増配+自社株買い”が本丸

配当利回りは1%未満と低い一方、両社とも増配を続けつつ、資本政策の中心は自社株買いです。直近の四半期配当はVが$0.67(年率$2.68)、MAが$0.87(年率$3.48)です(いずれも発表・支払スケジュールに基づく)。[5]

重要:本当の株主還元は「自社株買い」

VはFY2026 Q1の開示で、承認枠の残高を$21.1B(2025-12-31時点)としています。MAは2025年末時点で、既存の承認枠に基づく残高を$16.7Bと開示しています。さらにMAは、$14Bの新規プログラムを承認(2025-12-09公表、既存枠完了後に有効)しています。[7]

結論:究極の選択、どちらを選ぶべきか?

「市場のリーダー」としての安心感 → ビザ (V)

規模とシェアは世界トップクラス。FY2026 Q1でも取扱高やクロスボーダーが伸び、利益と株主還元の両輪が続いています。バリュエーション(フォワードPER)は約25倍(2026-02-06時点の参考値)です。[3][8]

「No.2からの追い上げ」で成長を狙う → マスターカード (MA)

2025年Q4はNet revenue$8.8B(+18%)と堅調で、付加価値サービスの伸びも継続。配当増額と新たな自社株買い承認もあり、株主還元の強さが目立ちます。フォワードPERは約28倍(2026-02-06時点の参考値)です。[4][7][8]

最終的な結論:「どちらか一方」ではなく両社を組み合わせることで、グローバル決済ネットワーク全体の成長に乗る戦略が現実的です。


※本ページの分析は2026年2月8日(日本時間)時点の公開情報に基づきます。投資判断はご自身の責任でお願いします。