ABNB(エアビーアンドビー)今後の見通し

消費財

エアビーアンドビー(Airbnb, Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

直近決算

1月30日(米国時間)にLRCX(ラムリサーチ)は決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想0.59$→結果0.73$
・売上高:予想24.3億$→結果24.8億$(前年同期比+6%)
★ガイダンス
《四半期》
・売上高:予想23億$→結果22.3~22.7億$
★出所
IRプレスリリース
・予想値はstreetinsiderを参照しました

企業概要

エアビーアンドビー(Airbnb)は、旅行者と宿泊施設(民泊)の提供者をマッチングするオンラインマーケットプレイスを運営しています(2008年設立)。

ウェブサイトやスマートフォンアプリを通じて、希望の日時と場所に合致する宿泊施設を検索・予約できるプラットフォームを提供しています。

Airbnbは、掲載されている宿泊施設の物件自体を所有することはなく、予約が成立するごとに一定のコミッションを受け取る「持たない経営」モデルを採用しています。

登録された宿泊先は、世界220カ国に及び、約700万件にのぼる規模です。

2020年にはIPO(新規株式公開)を果たし、その成長性が高く評価されています。

主な事業内容は以下の通りです。

★宿泊予約プラットフォーム: Airbnbのサイトやアプリを通じ、世界中の民泊(部屋、家、アパートなど)の予約が可能。旅行者は、希望の日時と場所を入力するだけで、条件に合った宿泊施設が一覧表示され、好みの宿泊先を選ぶことができます。一般のホテル宿泊とは異なり、宿泊提供者が地域の文化や体験を提供するため、旅行者はより個性的で魅力的な滞在体験を得ることができます。

★Airbnb Experiences(体験プログラム): Airbnbは、単なる宿泊予約に留まらず、現地のホストが提供するツアーやワークショップ、体験プログラムも取り扱っています。これにより、旅行者は現地の文化や生活を直接体験できます。ホストが自ら案内役となり、地域の魅力を伝えることで、通常のホテル滞在とは一線を画した旅行体験が実現します。

★長期滞在・リモートワーク向けサービス: リモートワークの普及やライフスタイルの多様化に対応するため、長期滞在向けのプランや、快適な作業環境を備えた物件の提供など、柔軟な宿泊オプションを展開。

Airbnbは、190以上の国・地域でサービスを展開。

北米、欧州、アジア、南米、アフリカ、中東など、ほぼ全世界でサービスが利用され、各地域の文化や規制に合わせたサービス提供(ローカライズ戦略)を行っています。

ホストと旅行者をつなぐプラットフォームとして、口コミやレビューシステムを強化し、信頼性の高いサービス提供に努めています。

【出典】

Posted by 南 一矢