AVGO(ブロードコム)今後の見通し

AI(人工知能),半導体,情報技術,株価•決算

ブロードコム(Broadcom Inc./NASDAQ:AVGO)の今後の見通しを考えるために、まず金利と株価チャートの推移を確認し、次に直近決算、AI半導体、VMwareを中心とするソフトウェア、長期財務、配当・自社株買い、負債の状況を整理します。

Broadcomは現在、単なる半導体メーカーではありません。AI向けカスタムアクセラレータ、Ethernetネットワーキング、光インターコネクトなどの半導体事業と、VMware Cloud Foundationを中心とするインフラ・ソフトウェア事業を併せ持っています。

2026年8月8日時点のポイント
最新の正式決算は2026年6月3日に発表されたFY2026第2四半期です。売上高は221.87億ドルで前年同期比48%増、GAAP希薄化後EPSは1.91ドル、Non-GAAP希薄化後EPSは2.44ドル、営業キャッシュフローは104.93億ドル、フリーキャッシュフローは102.62億ドルでした。AI半導体売上は108億ドルで前年同期比143%増となっています。[1]

FY2026 Q3の会計期間は2026年8月2日に終了しましたが、2026年8月8日時点でBroadcomのIR四半期決算一覧にQ3結果はまだ掲載されていません。そのため、本記事ではFY2026 Q2を最新実績として扱います。[1]

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は米10年国債利回り

※株価の成長率や前日比、52週高値/安値のほか、PER、時価総額、株式数、出来高などを更新しています。リアルタイムではありませんが、株価は最大20分程度のディレイでフォローします。

銘柄比較については関連記事(QCOM/AVGO:クアルコムとブロードコムを比較)を参照してください。

直近決算

Broadcomは2026年6月3日、米国市場の通常取引終了後にFY2026 Q2決算を発表しました。決算説明会は同日午後2時(太平洋時間)/午後5時(米東部時間)から開催されました。[2]

FY2026 Q2:市場予想と結果

指標 市場予想 結果 評価
Non-GAAP EPS 2.39ドル 2.44ドル 0.05ドル上回る
売上高 220.4億ドル 221.87億ドル StreetInsider基準では上回る

市場予想はStreetInsider掲載値を基準としています。集計会社によって予想値には差があり、Reuters/LSEG集計では売上高予想222.7億ドルとされ、実績はわずかに下回りました。[2]

FY2026 Q2の主要実績

売上高
$22.19B
AI半導体売上
$10.8B
Adjusted EBITDA
$15.24B
フリーCF
$10.26B
項目 FY2025 Q2 FY2026 Q2 前年比
売上高 150.04億$ 221.87億$ +48%
半導体ソリューション 84.08億$ 150.09億$ +79%
インフラ・ソフトウェア 65.96億$ 71.78億$ +9%
GAAP純利益 49.65億$ 93.10億$ +88%
Non-GAAP純利益 77.87億$ 120.74億$ +55%
GAAP希薄化後EPS 1.03$ 1.91$ +85%
Non-GAAP希薄化後EPS 1.58$ 2.44$ +54%
Adjusted EBITDA 100.36億$ 152.44億$ +52%

特に半導体ソリューション売上が79%増え、売上構成比はFY2026 Q2に68%まで上昇しました。インフラ・ソフトウェアも9%増収ですが、AI半導体の急成長によって全社に占める構成比は32%へ低下しています。[1]

AI半導体売上は108億ドル

FY2026 Q2のAI半導体売上は108億ドルで前年同期比143%増となりました。記事Aにあった「FY2026 Q1のAI売上約59億ドル」という記載は誤りで、Broadcomの公式発表ではFY2026 Q1のAI半導体売上は84億ドルです。Q2にはそこからさらに108億ドルへ拡大しました。[1]

会社はFY2026 Q3のAI半導体売上を160億ドルと予想しており、前年同期比では200%超の増加を見込んでいます。

好決算でも株価が下落した理由

FY2026 Q2発表直後の時間外取引ではBroadcom株が大きく下落しました。売上高の市場予想は集計元で差があったほか、AI半導体のQ3見通し160億ドルがVisible Alpha集計の163.6億ドルを下回り、長期AI成長に対する非常に高い市場期待を満たし切れなかったことが背景にあります。[2]

つまり、Broadcomでは業績そのものが悪いかどうかだけでなく、AI売上が市場の高い期待をどこまで上回るかが短期の株価を大きく動かす状況になっています。

企業概要

Broadcom Inc.は、半導体ソリューションとインフラストラクチャ・ソフトウェアを提供する世界的なテクノロジー企業です。本社は米カリフォルニア州パロアルトにあります。[3]

半導体事業では、データセンター向けネットワーキング、カスタムAIアクセラレータ、光接続、ブロードバンド、ストレージ、スマートフォン向けRF、産業・自動車向け製品などを扱います。

ソフトウェア事業では、VMware Cloud Foundation、CA Technologiesのメインフレーム製品、Symantecの企業向けセキュリティなどを展開しています。

FY2025の事業構成

記事AではFY2025売上高を約601億ドル、半導体約361億ドル、ソフトウェア約240億ドルとしていましたが、FY2025 Form 10-Kの正式値は以下のとおりです。[3]

セグメント FY2025売上高 構成比
半導体ソリューション 368.58億$ 58%
インフラ・ソフトウェア 270.29億$ 42%
合計 638.87億$ 100%

FY2025は半導体ソリューションが前年比22%増、インフラ・ソフトウェアが26%増でした。VMware統合とAIネットワーキング/カスタムアクセラレータの両方が成長に寄与しています。

中国売上はFY2025に17%

中国・香港向け出荷・納入による売上構成比はFY2024の20%からFY2025は17%へ低下しました。記事Aの「約18%」から公式値へ修正しています。なお、Broadcom自身も中国への出荷額と中国の最終需要は同一ではないと説明しています。[3]

VMware買収後はVCFへ集中

Broadcomは2023年11月にVMware買収を完了しました。その後、VMware事業をVMware Cloud Foundation(VCF)中心へ再編し、2024年7月には旧VMwareのEnd-User Computing事業をKKRへ売却しました。

2026年5月にはVMware Cloud Foundation 9.1を発表し、生成AI・エージェントAIなどの本番ワークロードをプライベートクラウド上で運用する機能を強化しました。AMD、Intel、NVIDIAなど複数の計算基盤を利用できる構成としています。[4]

AI関連の成長ドライバー

① カスタムAIアクセラレータ

Broadcomは、ハイパースケーラーや大規模AI開発企業向けに、用途に最適化したカスタムAIアクセラレータを設計・実装する事業を拡大しています。

汎用GPUだけでAIインフラを構成するのではなく、特定の学習・推論処理に最適化したASICを利用することで、電力効率や総保有コストを改善できる可能性があります。

② Apollo・Blackstoneと20GW超のAI基盤

Broadcomは2026年6月9日、Apollo、Blackstone Credit & InsuranceとAI XPV Platformを設立しました。2028年までにBroadcomのXPUとネットワーキングを用いた20GW超のAIコンピューティング導入を支援する枠組みです。[5]

最初の案件では、Apolloを中心とする350億ドルの資金枠を通じて、Anthropic向けの1GW超のコンピューティング設備導入を支援するとしています。

ミニ解説
「20GW超」はBroadcomがすでに20GW分の売上を確定したという意味ではありません。BroadcomのXPUやネットワーキングを大規模AIデータセンターへ導入するための資金・設備整備の枠組みです。実際の売上計上時期や規模は顧客の設備投資、導入時期、製品構成によって変わります。

③ OpenAIとのカスタムAIプロセッサ

2026年6月24日には、BroadcomとOpenAIがLLM推論向けカスタムAIプロセッサ「Jalapeño」を公表しました。OpenAIがモデル・推論ワークロードを踏まえてアーキテクチャを設計し、Broadcomがシリコン実装、ネットワーキング、システム量産面を支援しています。[6]

Jalapeñoは複数世代にわたる共同コンピューティング基盤の第1弾で、2026年末までの初期導入を予定しています。Broadcomにとっては、カスタムAIチップがGoogleなど従来のハイパースケーラーだけでなく、AIモデル開発企業へ直接広がる流れを示す重要な案件です。

④ Ethernet AIネットワーキング

AIクラスタではアクセラレータそのものだけでなく、数千~数十万個のプロセッサ間で大量のデータを移動するネットワークが重要です。

BroadcomはTomahawk、Jericho、TridentなどのEthernetスイッチ/ルーティング製品を展開しています。2026年3月には102.4TbpsのTomahawk 6を量産出荷しており、AIネットワークの帯域拡大を支えています。[7]

記事Aの「単芯102.4Tbps」という表現は誤解を招くため、Tomahawk 6のスイッチ容量が102.4Tbpsであるという表現へ修正しました。

⑤ 光インターコネクト/CPO

AIデータセンターの大規模化に伴い、チップ間・ラック間の接続は電力消費の大きな要因になります。BroadcomはCo-Packaged Optics(CPO)や高速光DSPなどを通じ、電気配線から光通信への移行を進めています。

カスタムアクセラレータ、Ethernetスイッチ、光接続を同時に供給できる点は、BroadcomのAI事業を見るうえで大きな特徴です。

長期業績:M&AとAIで売上規模が拡大

会計年度 売上高
百万$
営業CF
百万$
純利益
百万$
FY2014 4,269 1,175 263
FY2015 6,824 2,318 1,364
FY2016 13,240 3,411 -1,739
FY2017 17,636 6,551 1,692
FY2018 20,848 8,880 12,259
FY2019 22,597 9,697 2,724
FY2020 23,888 12,061 2,960
FY2021 27,450 13,764 6,736
FY2022 33,203 16,736 11,495
FY2023 35,819 18,085 14,082
FY2024 51,574 19,962 5,895
FY2025 63,887 27,537 23,126
FY2026上半期 41,498 18,753 16,659

FY2024~FY2025はFY2025 Form 10-K、FY2026上半期はFY2026 Q2 Form 10-Q、FY2014~FY2023はBroadcomの年次報告書系列を基礎に整理しています。[3][8]

Broadcomの長期売上は大型M&Aのたびに階段状に拡大してきました。FY2024にはVMware統合で売上が515.74億ドルへ増え、FY2025には638.87億ドルへ拡大しました。

さらにFY2026上半期だけで売上高は414.98億ドルとなり、AI半導体の急成長によってM&A以外の成長速度も大きく高まっています。

FY2026上半期

項目 FY2026上半期
売上高 414.98億$
GAAP純利益 166.59億$
営業CF 187.53億$
設備投資 4.81億$
FCF 182.72億$

FY2026上半期のFCFは182.72億ドルとなりました。大型M&A後も、Broadcomの資本配分を支えているのはこの非常に大きなキャッシュ創出力です。[8]

配当と自社株買い

BroadcomはFY2026の四半期配当を0.65ドルとしています。FY2025の0.59ドルから約10%引き上げられ、FY2026の年間配当目標は2.60ドルです。会社によれば、FY2011に配当を開始して以来15年連続の年間増配となります。[9]

FY2026 Q2に宣言された0.65ドルの配当は、2026年6月22日時点の株主を対象として2026年6月30日に支払われました。2026年8月8日時点では支払日を通過しています。[1]

配当・自社株買いの推移

会計年度 年間配当
$/株・分割調整後参考
現金配当総額
百万$
自社株買い
百万$
FY2019 1.060 4,235 5,435
FY2020 1.300 5,235 0
FY2021 1.440 5,913 0
FY2022 1.640 6,733 7,000
FY2023 1.840 7,645 5,824
FY2024 2.105 9,814 7,176
FY2025 2.360 11,142 2,450
FY2026目標/上半期 2.600 上半期6,178 上半期8,450

FY2026上半期には配当61.78億ドルに加え、自社株買いプログラムで84.50億ドルを還元しています。[8]

FCFで見る配当余力

会計年度 FCF
百万$
現金配当
百万$
FCF/配当
FY2019 9,265 4,235 約2.2倍
FY2020 11,598 5,235 約2.2倍
FY2021 13,321 5,913 約2.3倍
FY2022 16,312 6,733 約2.4倍
FY2023 17,633 7,645 約2.3倍
FY2024 19,414 9,814 約2.0倍
FY2025 26,914 11,142 約2.4倍
FY2026上半期 18,272 6,178 約3.0倍

FY2019以降、FCFは年間配当額のおおむね2倍以上を維持しています。FY2026上半期では約3倍まで上昇しており、現時点のキャッシュ創出力だけを見ると配当余力は厚い状態です。

10対1の株式分割

Broadcomは2024年7月15日に10対1の株式分割を実施しました。このため、配当やEPSの長期比較では分割前後の1株当たり数値をそのまま比較しないよう注意が必要です。[10]

財務:VMware買収後もキャッシュ創出で改善

期末 総資産
百万$
総負債
百万$
株主資本
百万$
自己資本率 現金
百万$
FY2019 67,493 42,523 24,941 37.0% 5,055
FY2020 75,933 52,032 23,874 31.4% 7,618
FY2021 75,570 50,581 24,962 33.0% 12,163
FY2022 73,249 50,540 22,709 31.0% 12,416
FY2023 72,861 48,873 23,988 32.9% 14,189
FY2024 165,645 97,967 67,678 40.9% 9,348
FY2025 171,092 89,800 81,292 47.5% 16,178
FY2026 Q2末 179,158 91,467 87,691 48.9% 19,628

VMware買収によりFY2024には総資産と負債が急増しましたが、FY2025には総負債が減少し、自己資本比率は47.5%まで改善しました。FY2026 Q2末では自己資本比率は約48.9%です。[8]

FY2026 Q2末の債務元本は約667.20億ドル、帳簿上の総債務は約649.07億ドルでした。金額だけを見れば大きいものの、FY2026上半期だけで182.72億ドルのFCFを生んでいるため、負債とキャッシュ創出力をセットで評価する必要があります。

Q2後に約29億ドルの債務を買い付け

Broadcomは2026年6月11日、2030~2038年満期の一部シニア債を現金で買い付けるオファーを開始しました。当初の買付対価上限は25億ドルでしたが、6月17日に30億ドルへ引き上げました。[11]

最終的には約55億ドルの元本が応募され、そのうち約29億ドルの元本をBroadcomが買い付け対象として受け入れました。記事Bの「25億ドルの買付けオファーを開始」という段階から、最終結果まで更新しています。

ミニ解説
Broadcomの資本配分は、①大型M&A、②配当、③自社株買い、④負債管理を同時に行う点が特徴です。負債残高だけでは財務の安全性を判断しにくく、FCFに対する配当・買い戻し・債務返済の合計負担を見る必要があります。

FY2026 Q3の会社見通し

FY2026 Q2決算時点でBroadcomが示したQ3見通しは以下のとおりです。Q3の会計期間は2026年8月2日に終了していますが、2026年8月8日時点では実績発表前です。[1]

項目 FY2026 Q3会社見通し
全社売上高 約294億$
前年同期比 約+84%
AI半導体売上 約160億$
AI半導体前年比 +200%超
Non-GAAP営業利益率 約67%
Adjusted EBITDAマージン 約68%

全社売上高294億ドルは、StreetInsider掲載の市場予想約285億ドルを上回る見通しでした。一方、AI半導体売上160億ドルは一部の市場予想を下回っており、AI事業に対する期待の高さが分かります。[2]

投資家が確認したいリスク

  • 顧客集中:FY2026 Q2には、ある半導体ディストリビューターへの直接売上が全社売上高の42%、上位5エンド顧客が約45%を占めました。[8]
  • AI投資サイクル:ハイパースケーラーやAI企業の設備投資が減速すると、カスタムアクセラレータとネットワーク製品の成長率が大きく変動する可能性があります。
  • AIの利益率:AI半導体は急成長していますが、製品ミックスの変化により全社粗利率が必ずしも売上ほど上昇するとは限りません。
  • カスタムチップ競争:顧客は複数の設計会社や自社開発を組み合わせる可能性があり、案件獲得競争は激しくなります。
  • VMware:VCF中心への移行で収益性は高まる一方、ライセンス体系や価格変更による顧客離れには注意が必要です。
  • 負債:VMware買収後も多額の債務を抱えています。FCFが落ち込んだ場合、配当・買い戻し・返済の優先順位が変わる可能性があります。
  • 中国・輸出規制:FY2025の中国・香港向け出荷比率は17%です。米中間の輸出管理や貿易規制は引き続き事業リスクです。
  • 市場期待:好決算であってもAI売上や将来ガイダンスが高い市場期待に届かなければ、株価が大きく下落する場合があります。

過去のQCOM買収中止が示す規制リスク

Broadcomは2018年にQualcommの買収を試みましたが、米国の国家安全保障上の懸念を理由に大統領令で阻止されました。現在は米国法人となっていますが、大型M&A、半導体、AI、通信インフラはいずれも規制当局の影響を受けやすい分野です。[12]

まとめ:M&A企業から「AIインフラ+高FCF企業」へ

Broadcomは長年、大型M&Aによって事業規模を拡大してきました。しかし2026年時点では、投資ストーリーの中心が明確に変わっています。

現在の最大の成長源は、カスタムAIアクセラレータ、Ethernet AIネットワーキング、光インターコネクトです。それをVMwareを中心とする高収益ソフトウェア事業と、巨大なフリーキャッシュフローが支えています。

  • FY2026 Q2売上:221.87億ドル、前年同期比48%増。
  • AI半導体売上:108億ドル、前年同期比143%増。
  • 半導体売上:150.09億ドル、79%増。
  • ソフトウェア売上:71.78億ドル、9%増。
  • Non-GAAP EPS:2.44ドル。
  • Q2 FCF:102.62億ドル。
  • FY2026上半期FCF:182.72億ドル。
  • Q3売上見通し:約294億ドル。
  • Q3 AI半導体見通し:160億ドル。
  • 配当:四半期0.65ドル、FY2026年間目標2.60ドル。
  • 増配:会社発表ではFY2011以来15年連続。
  • AI XPV Platform:2028年までに20GW超のAI導入を支援する構想。
  • OpenAI:カスタム推論プロセッサJalapeñoを共同開発。
  • 負債管理:Q2後に約29億ドル元本の長期債を買い付け対象として受け入れ。

今後の確認ポイント
Broadcomの評価では、単純なPERや売上成長率だけではなく、①AI半導体売上の伸び、②AIネットワーク需要、③大口顧客集中、④VCFの成長、⑤FCF、⑥配当と自社株買い、⑦VMware買収後の負債削減をセットで確認する必要があります。特にAI売上への市場期待が非常に高いため、「成長しているか」だけでなく「市場予想以上の成長を維持できるか」が株価を左右しやすくなっています。

四半期決算(EPSと売上)の推移:予想と結果

最後に、四半期決算について予想と結果を確認します。

売上高とEPSについて、マーケットのアナリスト平均値と企業の発表を比べてみます。

(単位はEPSがドル、売上高が100万ドル)。

予想値はStreetInsiderなどの市場コンセンサス、実績値はBroadcomの四半期決算資料を基礎とします。

免責事項
本記事は公開されている会社開示資料や市場データを整理した情報提供を目的とするもので、特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。AI設備投資、顧客需要、輸出規制、VMware事業、M&A、金利、競争環境などによって将来の業績は変動する可能性があります。

最終更新:2026年8月8日

【注】(出典リンク)

  1. FY2026 Q2業績・AI半導体売上・Q3見通し・四半期配当・最新決算確認 → 一次情報:Broadcom FY2026 Q2 Financial Results一次情報:Broadcom Quarterly Results(確認日:2026-08-08)
  2. FY2026 Q2発表時間・市場コンセンサス・決算後の市場評価 → 一次情報:Broadcom Q2 Earnings Schedule二次情報:StreetInsider二次情報:Reuters(確認日:2026-08-08)
  3. 会社概要・FY2025売上・セグメント構成・中国売上・顧客集中 → 一次情報:Broadcom FY2025 Form 10-K(SEC)一次情報:Broadcom Annual Reports(確認日:2026-08-08)
  4. VMware統合・VCF 9.1・プライベートクラウド/AI戦略 → 一次情報:Broadcom「VMware Cloud Foundation 9.1」一次情報:VMware EUC事業売却完了(確認日:2026-08-08)
  5. AI XPV Platform・Apollo/Blackstone・20GW超のAI導入構想 → 一次情報:Broadcom/Apollo/Blackstone「AI XPV Platform」(確認日:2026-08-08)
  6. OpenAIとのカスタムAIプロセッサJalapeño → 一次情報:OpenAI and Broadcom「LLM-Optimized Intelligence Processor」(確認日:2026-08-08)
  7. Tomahawk 6・102.4Tbps AIネットワーク → 一次情報:Broadcom「Tomahawk 6」一次情報:Broadcom Co-Packaged Optics(確認日:2026-08-08)
  8. FY2026 Q2 Form 10-Q・上半期CF・BS・顧客集中・債務・自社株買い → 一次情報:Broadcom FY2026 Q2 Form 10-Q(SEC)一次情報:Broadcom Financial Reports(確認日:2026-08-08)
  9. FY2025通期・FY2026配当目標2.60ドル・15年連続増配・FCF → 一次情報:Broadcom FY2025 Q4/Full-Year Results(確認日:2026-08-08)
  10. 2024年7月の10対1株式分割 → 一次情報:Broadcom Stock Split FAQs(確認日:2026-08-08)
  11. 2026年6月の債務買付け・上限30億ドルへの拡大・約29億ドル受入れ → 一次情報:Broadcom Cash Tender Offers(2026-06-11)一次情報:Tender Offer Results and Upsize(2026-06-17)(確認日:2026-08-08)
  12. 2018年Qualcomm買収中止・国家安全保障上の規制事例 → 一次情報:Presidential Order Regarding Proposed Qualcomm Takeover(確認日:2026-08-08)

Posted by 南 一矢