【MU】マイクロンテクノロジーの株価と決算

2019年7月14日

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マイクロンテクノロジーは半導体メモリーを扱う大手企業です。

子会社を通じてクラウドやデータセンター、モバイル製品等に用いるDRAMチップや フラッシュメモリー(NAND型、NOR型)を手がけています(主なブランドは「Micron」「Crucial」「Ballistix」等)。

2013年には「エルピーダメモリ」(300ミリDRAMウェーハの大手)、16年には台湾の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)を買収。

その事業を部門別で見ると、以下の売上比率になります(以下、19年3月の四半期売上の比率)。

事業 割合 売上
PC&ネットワーク 37.1% 2.38B
ストレージ 25.1% 1.61B
モバイル 25.3% 1.62B
組込み製品 12.5% 0.8B

地域別に売上比率を見ると、2018年は中国が57%を占めていました。

米中貿易摩擦に伴い、福州中級人民法院で特許侵害を理由にマイクロン製品の販売が差し止められたことが注目されました。

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主な指標を概観

まず、主要指標のデータを見てみます(出所はグーグルファイナンスなど)。

1/2株価 31
7/12株価 44.5
株価上昇率 43.6%
52週高値 58.2
52週安値 28.4
EPS 8.52
PER 5.22
配当(利回り)
時価総額(億$) 491
株式数(億) 11

株価推移(チャートと伸び率)

次に、株価の推移を見てみます

青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線です。

年ごとの伸び率は17年が最高潮で、その後は下がってきています。

その株価の推移を1年ごとに見てみましょう。

★1:各年の株価伸び率(※19年終値は7/12)
MU 初値 最安 最高 終値 上昇率
2019 31 31 44 44.5 44%
2018 41.5 29 62.6 31.7 -24%
2017 22.1 21.7 49.7 41.1 86%
2016 13.8 9.6 23.3 21.9 59%
2015 35.2 13.7 34.8 14.2 -60%
2014 21.7 20.7 36.5 35 61%
2013 6.6 6.6 23.1 21.8 230%
2012 6.6 5.2 8.9 6.3 -4%
2011 8.2 4.3 11.8 6.3 -23%
2010 10.1 6.5 11.3 8 -21%
2009 2.7 2.6 10.4 10.4 284%
2008 7.2 1.7 8.8 2.6 -63%
★2:各年初から2019/7/12までの伸び率
19年~ 18年~ 17年~ 16年~ 15年~ 14年~
44% 7% 101% 223% 26% 105%
13年~ 12年~ 11年~ 10年~ 09年~ 08年~
574% 574% 443% 341% 1549% 518%

四半期決算(2019予想など)

さらに、ロイターのサイトに掲載された四半期決算の予想と実値を見てみます(2019/5/5。売上の単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)

EPS(予想と結果)

予想 平均 上限 下限 期間
2020 4.66 8.02 1.93 1年
2019 6.45 7.05 6.02 1年
5-19 0.85 0.93 0.79 3カ月
売上 予想 結果
2-19 1.67 1.71 0.04 2.6
11-18 2.95 2.97 0.02 0.7
8-18 3.33 3.53 0.20 6.1
5-18 3.14 3.15 0.01 0.3
2-18 2.73 2.82 0.09 3.2
11-17 2.21 2.45 0.24 10.8
8-17 1.83 2.02 0.19 10.1

売上高(予想と結果)

予想 平均 上限 下限 期間
2020 22287 27543 18911 1年
2019 23639 24575 23223 1年
5-19 4804 4975 4693 3カ月
売上 予想 結果
2-19 5839 5835 -4 -0.1
11-18 8005 7913 -92 -1.2
8-18 8253 8440 187 2.3
5-18 7762 7797 35 0.5
2-18 7282 7351 69 0.9
11-17 6429 6803 374 5.8
8-17 5957 6138 181 3.0

※決算予想では米国会計基準(GAAP)とは異なる「非GAAP基準」の数値が多用されています。これは各社が経営実態を踏まえて調整した数値です(売上とEPSの数値が後述のGAAP基準での数値と異なる場合は、非GAAP基準の数値)。

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます(売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)

損益計算(売上、純利益等)

売上高 営業CF 同マージン 純利益
08/8 5841 1018 17.4% -1619
09/8 4803 1206 25.1% -1882
10/8 8482 3096 36.5% 1850
11/8 8788 2484 28.3% 167
12/8 8234 2114 25.7% -1032
13/8 9073 1811 20.0% 1190
14/8 16358 5699 34.8% 3045
15/8 16192 5208 32.2% 2899
16/8 12399 3168 25.6% -276
17/8 20322 8153 40.1% 5089
18/8 30391 17400 57.3% 14135

※同マージン=営業キャッシュフローマージン。15%もあれば優良な数値。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

EPSや営業利益率など

営業利益率 EPS DSO
09/8 -32.2 -2.35 58.5
10/8 18.6 1.85 50.1
11/8 4.3 0.17 54.7
12/8 -6.9 -1.04 45.2
13/8 4 1.13 60.4
14/8 20.6 2.54 51.2
15/8 18.4 2.47 53.1
16/8 1.9 -0.27 58.2
17/8 28.9 4.41 47.2
18/8 49.1 11.51 51.3

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。

バランスシート

総資産 総負債 株主資本 自己資本率
08/8 13430 7252 6178 46.0%
09/8 11459 4520 6939 60.6%
10/8 14693 4877 9816 66.8%
11/8 14752 4900 9852 66.8%
12/8 14328 5911 8417 58.7%
13/8 19118 9112 10006 52.3%
14/8 22416 10854 11562 51.6%
15/8 24143 10904 13239 54.8%
16/8 27540 14612 12928 46.9%
17/8 35336 15866 19470 55.1%
18/8 43376 10212 33164 76.5%

さらに、重要指標を見てみます。

ROAとROEなど

ROA ROE 流動比率
単位 倍率
09/8 -14.8 -33.9 1.77
10/8 14.2 29.2 2.34
11/8 1.1 2 2.35
12/8 -7.1 -12.8 2.57
13/8 7.1 14.1 2.16
14/8 14.6 30.6 2.13
15/8 12.4 25.1 2.2
16/8 -1.1 -2.3 1.96
17/8 16.2 33.2 2.34
18/8 35.9 55.5 2.79

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業が上げた利益を見る

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業が上げた利益を見る

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る(表では資本が負債の何倍かを表記)

キャッシュフロー

営業CF 投資CF 財務CF
08/8 1018 -2092 125
09/8 1206 -674 -290
10/8 3096 -448 -1220
11/8 2484 -2042 -1195
12/8 2114 -2312 497
13/8 1811 -1910 520
14/8 5699 -2902 -1499
15/8 5208 -6216 -718
16/8 3168 -3044 1745
17/8 8153 -7537 349
18/8 17400 -8216 -7776