【MU】マイクロンテクノロジーの株価と決算

2020年3月28日

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マイクロンテクノロジーは半導体メモリーを扱う大手企業です。

子会社を通じてクラウドやデータセンター、モバイル製品等に用いるDRAMチップや フラッシュメモリー(NAND型、NOR型)を手がけています(主なブランドは「Micron」「Crucial」「Ballistix」等)。

2013年には「エルピーダメモリ」(300ミリDRAMウェーハの大手)、16年には台湾の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)を買収。

その事業を部門別で見ると、以下の売上比率になります(以下、19年3月の四半期売上の比率)

事業 割合 売上
PC&ネットワーク 37.1% 2.38B
ストレージ 25.1% 1.61B
モバイル 25.3% 1.62B
組込み製品 12.5% 0.8B

地域別に売上比率を見ると、2018年は中国が57%を占めていました。

米中貿易摩擦に伴い、福州中級人民法院で特許侵害を理由にマイクロン製品の販売が差し止められたことが注目されました。

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主な指標を概観

まず、主要指標のデータを見てみます(指標と株価はgooglefinance関数から取得。配当利回り〔税込み〕のみブルームバーグ)

1/2株価 54.9
3/27株価 43.5
株価上昇率 -20.80%
52週高値 61.2
52週安値 31.1
β値 1.78
EPS 2.03
PER 21.38
配当利回り
時価総額(億$) 483
株式数(億) 11.1

株価推移(チャートと伸び率)

次に、株価の推移を見てみます(青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線)。

株価の推移を1年ごとに見てみましょう

★1:各年の株価伸び率(※20年終値は3/27株価)
MU 初値 終値 上昇率
2020 54.9 43.5 -21%
2019 31 53.8 73%
2018 41.5 31.7 -24%
2017 22.1 41.1 86%
2016 13.8 21.9 59%
2015 35.2 14.2 -60%
2014 21.7 35 61%
2013 6.6 21.8 230%
2012 6.6 6.3 -4%
2011 8.2 6.3 -23%
2010 10.1 8 -21%
2009 2.7 10.4 284%
2008 7.2 2.6 -63%
★2:各年初から20/3/27までの伸び率
19年~ 18年~ 17年~ 16年~
40% 5% 97% 215%
15年~ 14年~ 13年~ 12年~
24% 100% 559% 559%
11年~ 10年~ 09年~ 08年~
430% 330% 1510% 504%

四半期決算(2020予想など)

さらに、四半期決算のEPSと売上の予想を整理してみます。

(※下記図表では、Y=年度決算、Q=四半期決算、日/月=データの日時、その右欄にあるのは1カ月前、2か月前の予想値を記載。データの主な出所は英語版のヤフーファイナンス。ただ、2019年6月までのデータ出所はロイター)。

EPS:予想と結果

予想 3/21 1月前 2月前
Y:2021 5.52 5.63 5.39
Y:2020 2.32 2.33 2.27
Q:20/5 0.55 0.56 0.53
Q:20/2 0.37 0.36 0.36
EPS 予想 結果
19/11 0.47 0.48 0.01 2.1
19/8 0.49 0.56 0.07 14.3
19/5 0.78 1.05 0.27 34.6
19/2 1.67 1.71 0.04 2.4
18/11 2.95 2.97 0.02 0.7
18/8 3.33 3.53 0.2 6.0
18/5 3.14 3.15 0.01 0.3

売上高:予想と結果

予想 3/21 1月前 2月前
Y:2021 25230 25470 25340
Y:2020 20420 20560 20490
Q:20/5 4950 5010 4980
Q:20/2 4690 4700 4700
売上 予想 結果
19/11 5020 5144 124 2.5
19/8 4521 4870 349 7.7
19/5 4686 4788 102 2.2
19/2 5839 5835 -4 -0.1
18/11 8005 7913 -92 -1.1
18/8 8253 8440 187 2.3
18/5 7762 7797 35 0.5

決算予想と結果では米国会計基準(GAAP)とは違う「非GAAP基準」の数値(各社が経営実態を踏まえて調整した数値)が多用されています。そのため、本節の売上とEPSは次節のGAAP基準の値と同じになるとは限りません。

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます(以下、売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)。

損益計算(売上、純利益等)

MU 売上高 営業CF 同マージン 純利益
08/8 5841 1018 17% -1655
09/8 4803 1206 25% -1882
10/8 8482 3096 37% 1850
11/8 8788 2484 28% 167
12/8 8234 2114 26% -1032
13/8 9073 1811 20% 1190
14/8 16358 5699 35% 3045
15/8 16192 5208 32% 2899
16/8 12399 3168 26% -276
17/8 20322 8153 40% 5089
18/8 30391 17400 57% 14135
19/8 23406 13189 56% 6313

*同マージン=営業キャッシュフローマージン。15%もあれば優良。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

EPSや売上高成長率など

MU SG(%) EPS DSO
08/8 3% -2.14 46.2
09/8 -18% -2.35 58.5
10/8 77% 1.85 50.1
11/8 4% 0.17 54.7
12/8 -6% -1.04 45.2
13/8 10% 1.13 60.4
14/8 80% 2.54 51.2
15/8 -1% 2.47 53.1
16/8 -23% -0.27 58.2
17/8 64% 4.41 47.2
18/8 50% 11.51 51.3
19/8 -23% 5.51 61.1

※SG(セールスグロース):売上高成長率(前年度比)

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。

バランスシート

MU 総資産 総負債 株主資本 自己資本率
08/8 13430 7252 6178 46%
09/8 11459 4520 6939 61%
10/8 14693 4877 9816 67%
11/8 14752 4900 9852 67%
12/8 14328 5911 8417 59%
13/8 19118 9112 10006 52%
14/8 22416 10854 11562 52%
15/8 24143 10904 13239 55%
16/8 27540 14612 12928 47%
17/8 35336 15866 19470 55%
18/8 43376 10212 33164 76%
19/8 48887 12117 36770 75%

ROAとROEなど

MU ROA ROE 流動比率
08/8 -12% -27% 236%
09/8 -16% -27% 177%
10/8 13% 19% 234%
11/8 1% 2% 235%
12/8 -7% -12% 257%
13/8 6% 12% 216%
14/8 14% 26% 214%
15/8 12% 22% 220%
16/8 -1% -2% 196%
17/8 14% 26% 234%
18/8 33% 43% 279%
19/8 13% 17% 258%

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業があげた利益の割合

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業があげた利益の割合

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る指標

キャッシュフロー

MU 営業CF 投資CF 財務CF
08/8 1018 -2092 125
09/8 1206 -674 -290
10/8 3096 -448 -1220
11/8 2484 -2042 -1195
12/8 2114 -2312 497
13/8 1811 -1910 520
14/8 5699 -2902 -1499
15/8 5208 -6216 -718
16/8 3168 -3044 1745
17/8 8153 -7537 349
18/8 17400 -8216 -7776
19/8 13189 -10085 -2438