トランプ政権と米国株投資

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【MU】マイクロンテクノロジーの株価と決算

更新日:

マイクロンテクノロジーは半導体メモリーを扱う大手企業です。

子会社を通じてクラウドやデータセンター、モバイル製品等に用いるDRAMチップや フラッシュメモリー(NANO 型、NOR 型)、3D Xpoint メモリ、半導体部品などを製造、販売しています(主なブランドは「Micron」「Crucial」「Ballistix」等)。

2013年には「エルピーダメモリ」(300ミリDRAMウェーハの大手)、16年には台湾の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)を買収しています。その事業を部門別で見ると、以下の売上比率になります(以下、17年8月期の売上比率)。

コンピュータ&ネットワーク42.4%
ストレージ22.2%
モバイル21.8%
組み込み製品13.3%

地域別に売上比率を見ると、中国が51%を占めています(台湾が12.5%、米国は13.6%)。

直近では、米中貿易摩擦に伴い、福州中級人民法院で特許侵害を理由にマイクロン製品の販売が差し止められたことが注目されました(17/7/3)。

現時点では、販売差し止めの対象製品はマイクロンの売上高の約1%なので、その影響は限定的だとも見られています(仮処分決定された製品には半導体メモリーの基幹となる技術が含まれていないため)。

主な指標を概観

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まず、主要指標のデータを見てみます(出所はグーグルファイナンスなど)。

19/1/2株価31
19/2/1株価39.6
株価上昇率27.7%
52週高値64.7
52週安値28.4
EPS12.13
PER3.27
配当(利回り)-
時価総額(億$)444
株式数(億)11.2

株価推移(チャートと伸び率)

次に、株価の推移を見てみます。


青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線です。

年ごとの伸び率は17年が最高潮で、その後は下がってきています。

その株価の推移を1年ごとに見てみましょう

★1:各年の株価伸び率(※18年終値は12/31)
MU

初値

最安

最高

終値

上昇率

2018

41.5

29

62.6

31.7

-24%

2017

22.1

21.7

49.7

41.1

86%

2016

13.8

9.6

23.3

21.9

59%

2015

35.2

13.7

34.8

14.2

-60%

2014

21.7

20.7

36.5

35

61%

2013

6.6

6.6

23.1

21.8

230%

2012

6.6

5.2

8.9

6.3

-4%

2011

8.2

4.3

11.8

6.3

-23%

2010

10.1

6.5

11.3

8

-21%

2009

2.7

2.6

10.4

10.4

284%

2008

7.2

1.7

8.8

2.6

-63%

★2:各年初から2018/12/31までの伸び率
18年~

17年~

16年~

15年~

14年~

13年~

-24%

44%

130%

-10%

46%

381%

12年~

11年~

10年~

09年~

08年~

-

381%

287%

214%

1075%

341%

-

四半期決算(予想と実値)

さらに、ロイターが調べた四半期決算のEPSと売上の予想を整理してみます(2019/1/28、売上単位は100万ドル)。

ロイター予想値

売上予想

平均

上限

下限

期間

2020

29947

33655

23968

通年

2019

30352

32250

27622

通年

2-19

7522

8008

6790

4半期

売上

予想

結果

8-18

8253

8440

187

2.27

5-18

7762

7797

35

0.45

2-18

7282

7351

69

0.95

11-17

6429

6803

374

5.81

8-17

5957

6138

181

3.04

EPS予想

平均

上限

下限

期間

2020

9.1

13.44

4.48

通年

2019

10.07

11.6

7.3

通年

2-19

2.53

2.9

1.91

4半期

EPS

予想

結果

8-18

3.33

3.53

0.2

6.09

5-18

3.14

3.15

0.01

0.3

2-18

2.73

2.82

0.09

3.16

11-17

2.21

2.45

0.24

10.81

8-17

1.83

2.02

0.19

10.09

※決算予想では米国会計基準(GAAP)とは異なる「非GAAP基準」の数値が多用されています。これは各社が経営実態を踏まえて調整した数値です(売上とEPSの数値が後述のGAAP基準での数値と異なる場合は、非GAAP基準の数値)。

四半期決算(GAAP基準)

GAAP基準での四半期会計の実績は以下の通りでした。

MU

売上高

営業利益

純利益

EPS

02-2016

2934

-5

-97

-0.09

05-2016

2898

-27

-215

-0.21

08-2016

3217

-32

-170

-0.16

11-2016

3970

359

180

0.16

02-2017

4658

1044

894

0.77

05-2017

5566

1963

1647

1.4

08-2017

6138

2502

2369

2.08

11-2017

6803

3097

2678

2.19

02-2018

7351

3567

3311

2.67

05-2018

7797

3953

3823

3.10

08-2018

8440

4377

4326

3.55

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます(売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)

損益計算(売上、純利益等)

売上高

営業CF

同マージン

純利益

8-2008

5841

1018

17.4%

-1619

8-2009

4803

1206

25.1%

-1882

8-2010

8482

3096

36.5%

1850

8-2011

8788

2484

28.3%

167

8-2012

8234

2114

25.7%

-1032

8-2013

9073

1811

20.0%

1190

8-2014

16358

5699

34.8%

3045

8-2015

16192

5208

32.2%

2899

8-2016

12399

3168

25.6%

-276

8-2017

20322

8153

40.1%

5089

8-2018

30391

17400

57.3%

14135

※同マージン=営業キャッシュフローマージン。15~35%程度あれば優良な数値。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

EPSや営業利益率など

営業利益率

EPS

DSO

2009/8

-32.2

-2.35

58.5

2010/8

18.6

1.85

50.1

2011/8

4.3

0.17

54.7

2012/8

-6.9

-1.04

45.2

2013/8

4.0

1.13

60.4

2014/8

20.6

2.54

51.2

2015/8

18.4

2.47

53.1

2016/8

1.9

-0.27

58.2

2017/8

28.9

4.41

47.2

2018/8

49.1

11.51

51.3

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。

バランスシート

総資産

総負債

株主資本

自己資本率

8-2008

13430

7252

6178

46.0%

8-2009

11459

4520

6939

60.6%

8-2010

14693

4877

9816

66.8%

8-2011

14752

4900

9852

66.8%

8-2012

14328

5911

8417

58.7%

8-2013

19118

9112

10006

52.3%

8-2014

22416

10854

11562

51.6%

8-2015

24143

10904

13239

54.8%

8-2016

27540

14612

12928

46.9%

8-2017

35336

15866

19470

55.1%

8-2018

43376

10212

33164

76.5%

さらに、重要指標を見てみます。

ROAとROEなど

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業が上げた利益を見る

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業が上げた利益を見る

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る(下表では資本が負債の何倍かを表記)

ROA

ROE

流動比率

単位

倍率

2009/8

-14.8

-33.9

1.77

2010/8

14.2

29.2

2.34

2011/8

1.1

2.0

2.35

2012/8

-7.1

-12.8

2.57

2013/8

7.1

14.1

2.16

2014/8

14.6

30.6

2.13

2015/8

12.4

25.1

2.2

2016/8

-1.1

-2.3

1.96

2017/8

16.2

33.2

2.34

2018/8

35.9

55.5

2.79

キャッシュフロー

営業CF

投資CF

財務CF

フリーCF

8-2008

1018

-2092

125

-1324

8-2009

1206

-674

-290

744

8-2010

3096

-448

-1220

2574

8-2011

2484

-2042

-1195

61

8-2012

2114

-2312

497

415

8-2013

1811

-1910

520

369

8-2014

5699

-2902

-1499

2592

8-2015

5208

-6216

-718

1187

8-2016

3168

-3044

1745

-2649

8-2017

8153

-7537

349

3419

8-2018

17400

-8216

-7776

8521

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