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各国 国債利回り

この記事では、世界の主要国の政策金利と国債の利回りを比較してみます。

まず、主要国の10年物の国債利回りをブルームバーグのサイトで一覧し、どこの国の国債が有望かを考えてみます。

(以下のデータは2018/10/5時点のものです)

各国の国債利回りと政策金利の比較

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種類 政策金利 10年国債利回り
日本 日銀当座預金での超過準備預金の短期金利 -0.10% 0.15%
米国 フェデラルファンド金利 2~2.25% 3.2%
英国 準備預金金利 0.75% 1.66%
豪州 キャッシュレート 1.50% 2.71%
NZ オフィシャル・キャッシュレート 1.75% 2.6%
カナダ 翌日物金利 1.50% 2.56%
スイス 3カ月LIBOR −1.25~-0.25% 0.02%
ブラジル Selicターゲットレート 7.75% 11.3%
メキシコ 翌日物銀行間レート 7.75% 7.99%
中国 1年物貸出基準金利 4.35% 3.64%
香港 基本金利 2.00% 2.36%

ざっと見ると、日本の国債利回りは低すぎるので、国内債券はあまりお勧めできません。

しかし、南アフリカやメキシコ、ブラジル、トルコ等は金利が高いだけで、その内実は投資危険国です。

中国も2015年のように突然、経済不安が起きたりするので、あまりお勧めとは言い難く、英国にもEU離脱騒動に伴うリスクがあります。

そのため、ある程度、政情が安定し、毎年経済成長が続いている国を選ぶと、国債の投資先は米国、オーストラリア、ニュージーランドあたりに絞られそうです。

ただ、オーストラリアやニュージーランドに比べると、筆者には、やはり、世界最強国+最大の経済大国である米国のほうが魅力的な投資先に見えてきます。

なお、ユーロ圏の政策金利と各国の国債利回りは以下の通りですが、安定国のドイツは利回りが低すぎ、危険国のギリシャでも米国よりも1%しか金利が高くありません。

イタリアの国債利回りが米国よりも低いのは、筆者には不可解に思えます。

イタリアってそんなに安全な国だったのでしょうか・・・。

ユーロ圏は、国債の投資先として有望とは考えにくい数字が並んでいます。

ユーロ圏 政策金利
中銀預金金利 -0.40%
リファイナンス金利 0.00%
限界貸付金利 0.25%
各国 10年国債利回り
ドイツ 0.53%
フランス 0.87%
イタリア 3.31%
スペイン 1.56%
オランダ 0.63%
ポルトガル 1.9%
ギリシャ 4.44%

こうしたデータを踏まえて、主要国の国債利回りの詳細を見てみます。

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米国債:利回り一覧(3か月~30年)

【通常国債】

期間 利回り
3カ月 2.22%
6カ月 2.4%
1年 2.6%
2年 2.88%
5年 3.06%
10年 3.2%
30年 3.36%

米国の国債利回りを見ると、3か月ものと30年ものの利回り差が1%しかありません。

  • 3か月ものと1年もの(9か月差)の利回り差は0.18%。
  • 1年ものと2年もの(1年差)の利回り差は0.28%。
  • 2年ものと5年もの(3年差)の利回り差は0.18%。
  • 5年ものと10年もの(5年差)の利回り差は0.14%
  • 10年ものと30年もの(20年差)の利回り差は0.16%!!

長期国債の人気はただいま、下落中の真っ盛りという趨勢です。

10年ものでも30年ものでも大差がないわけです。

さらに、インフレ連動債の利回りを見てみます。

【インフレ連動債】

期間 利回り
5年 0.98%
10年 1.03%
20年 1.11%
30年 1.18%

こちらも、5年以降は利回りがあまり変わりません。

こうした趨勢を踏まえて、英国、オーストラリア、日本、ドイツの国債利回りを見てみます。

英国債:利回り一覧(2年~30年)

期間 利回り
2年 0.88%
5年 1.24%
10年 1.67%
30年 2.01%

豪州国債:利回り一覧(2年~15年)

2年 1.99%
5年 2.22%
10年 2.71%
15年 2.86%

日本国債:利回り一覧(2年~30年)

期間 利回り
2年 -0.12%
5年 -0.07%
10年 0.15%
20年 0.69%
30年 0.94%

ドイツ国債:利回り一覧(2年~30年)

期間 利回り
2年 -0.53%
5年 -0.05%
10年 0.54%
30年 1.13%

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