各国の国債利回りを比較(一覧リスト)

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この記事では、世界の主要国の政策金利と国債の利回りを比較してみます。
まず、主要国の10年物の国債利回りをブルームバーグのサイトで一覧し、どこの国の国債が有望かを考えてみます。
(以下のデータは2020/1/15時点のものです)

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各国の国債利回りと政策金利の比較

政策金利
日本 日銀当座預金の超過準備預金金利 -0.10%
米国 フェデラルファンド金利 1.50%
~1.75%
ユーロ
中銀預金金利 -0.50%
リファイナンス金利 0.00%
限界貸付金利 0.25%
英国 準備預金金利 0.75%
豪州 キャッシュレート 0.75%
NZ オフィシャル・キャッシュレート 1.00%
カナダ 翌日物金利 1.75%
スイス 3カ月LIBOR -0.75%
南アフリカ レポ金利 6.50%
香港 ベースレート 2.00%
トルコ 1週間物レポレート 12.00%
中国 1年物貸出基準金利 4.35%
メキシコ 翌日物銀行間レート 7.50%
ブラジル Selicターゲットレート 4.50%

さらに、各国の10年物国債の利回りも見てみます。

政策金利 国債利回り
日本 -0.10% 0.00%
米国 1.50%
~1.75%
1.80%
英国 0.75% 0.64%
豪州 1.00% 1.21%
NZ 1.50% 1.49%
カナダ 1.75% 1.55%
スイス -0.75% -0.58%
メキシコ 7.50% 6.79%
ブラジル 4.50% 6.74%
中国 4.35% 3.13%
香港 2.50% 1.40%

 

ざっと見ると、日本の国債利回りは低すぎるので、国内債券はあまりお勧めできません。

しかし、南アフリカやメキシコ、ブラジル、トルコ等は金利が高いだけで、その内実は投資危険国です。
中国も2015年のように突然、経済不安が起きたりするので、あまりお勧めとは言い難く、リスクがあります。
そのため、政情が安定し、毎年経済成長が続いている国を選ぶと、国債の有望な投資先は、やはり、米国です。

EU圏の政策金利は中銀預金金利(-0.5%)ですが、各国の10年物国債利回りは以下の通りでした。

ドイツ -0.21%
フランス 0.04%
イタリア 1.36%
スペイン 0.44%
オランダ -0.13%
ポルトガル 0.49%
ギリシャ 1.37%

イタリア国債やギリシャ国債は米国債よりも利回りが少し高い程度ですが、その割には大きなリスクがあります。

こうしたデータを踏まえて、米国の国債利回りの詳細を見てみます。

米国債:利回り一覧

(2020/1/15時点)

【通常国債】

期間 利回り
3カ月 1.569
6カ月 1.573
1年 1.534
2年 1.568
3年 1.572
5年 1.61
7年 1.719
10年 1.795
30年 2.251

イールドカーブをグラフにすると、以下の通りになります。

長期と短期の利回り差は以下の通りです。

5年物ー1年物 -0.314
10年物ー3カ月物 -0.153
10年物ー2年物 0.15
30年物ー3か月物 0.286
30年物ー2年物 0.589

さらに、米財務省HPでインフレ連動債の利回りを見てみます。

【インフレ連動債】

期間 利回り
5年 -0.07
7年 -0.02
10年 0.05
20年 0.27
30年 0.46

こうした趨勢を踏まえて、米国と他の先進国の国債利回りを比較してみましょう。

米英日独の国債利回り

期間 米国 英国 日本 ドイツ
2年 1.63 0.41 -0.30 -0.71
3年 1.69 0.31 -0.32 -0.76
5年 1.57 0.31 -0.33 -0.73
10年 1.78 0.64 -0.21 -0.51
30年 2.22 1.20 0.36 -0.02


2年物と10年物、2年物と30年物の利回り差は以下の通りでした。

期間 米国 英国 日本 ドイツ
10年-2年 0.150 0.223 0.089 0.206
30年-2年 0.589 0.785 0.656 0.694

Posted by 投資猫