DD(デュポン)今後の見通し
デュポン・ド・ヌムール(DuPont de Nemours, Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(DOWとDDを比較:ダウインクとデュポン)を参照
直近決算
デュポンは2024年11月4日(米国時間)に決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想1.03$→結果1.18$
・売上高:予想32億$→結果31.9億$(前年同期比+4%)
★ガイダンス
《通年》
・EPS:予想3.77$→結果3.9$
・売上高:予想124.4億$→結果123.7億$
★出所
・IRプレスリリース
・予想値はstreet insiderを参照しました。
企業概要
デュポンは特殊化学を担う世界最大級の総合化学品メーカーです。
DDにとって、ハイテク用(半導体やディスプレイ等)や産業用(自動車やエネルギー等)、栄養・バイオ用、生命保護用(高機能繊維、水関連)の四つが事業の柱になっています。
具体的には、エラストマー感光性 樹脂印刷版、接着剤、液剤、補強合成物、フォーム、コーティング、ゴム、エラストマー、局所成分、食品成分、家畜栄養、生体材料、水浄化技術、繊維を提供。
19年にはDWDP(ダウデュポン)からDD、DOW(ダウインク)、CTVA(コルテバ)が分社。
21年2月には栄養&バイオ部門を分離し、大手香料メーカーのIFFと合併しました。
【事業構成】
【地域別売上高】