GISとKHCを比較|ゼネラルミルズとクラフトハインツの配当・業績の違い【2026年】
最終更新:2026年10月8日(日本時間)
GISとKHCの大きな違いは、配当実績と収益回復の見通しです。
- ゼネラルミルズ(GIS):2026年9月の発表で128年間の無中断配当を確認。FY2027 Q1のオーガニック売上は横ばいですが、調整後EPSは減少しました。[1][2]
- クラフトハインツ(KHC):2019年に減配し、2026年10月時点も四半期0.40ドルを維持。2026年Q2には巨額の非現金減損損失を計上し、ブランド再投資を進めています。[3][4]
配当履歴と食品・ペットフードへの事業分散を重視するならGIS、ブランド再建の成否による業績変化を重視するならKHCが比較対象となります。いずれも、高い配当利回りだけでは配当の安全性を判断できません。
ゼネラルミルズ(General Mills, Inc./NYSE:GIS)とクラフトハインツ(The Kraft Heinz Company/NYSE:KHC)は、いずれも米国の大手食品メーカーです。KHCは2026年9月にNASDAQからNYSEへ移りました。
本記事では、両社の事業内容、最新決算、売上高、配当、減配履歴、キャッシュフロー、KHCのスピンオフ計画、バークシャー・ハサウェイとの関係、今後の見通しを比較します。
2026年10月8日時点の更新:GISの最新確定決算はFY2027 Q1(9月23日発表)、KHCは2026年Q2(8月5日発表)です。KHCは2026年9月14日からNYSE上場となり、会社分割関連の作業は停止しています。GISのブラジル事業売却は2026年9月2日に完了しました。[2][3][5][6]
GISとKHCの違いを比較
比較サマリー:配当実績のGIS、本業再建中のKHC
| 項目 | ゼネラルミルズ (GIS) |
クラフトハインツ (KHC) |
|---|---|---|
| 主力ブランド | Cheerios、Betty Crocker、Nature Valley、Pillsbury、Blue Buffalo、Häagen-Dazsなど。[7] | Heinz、Kraft、Philadelphia、Oscar Mayer、Lunchables、JELL-O、Maxwell Houseなど。 |
| 事業の特徴 | シリアル、スナック、冷凍食品、ベーキング製品、ペットフードなどに分散。 | 調味料、チーズ、加工肉、インスタント食品、飲料など。北米事業の再建が重要。 |
| 最新通期売上高 | 184億ドル FY2026、前年比5%減[8] |
約249億ドル FY2025、前年比3.5%減[9] |
| 最新四半期 | FY2027 Q1 43.90億ドル 前年比3%減、オーガニック売上横ばい[2] |
2026年Q2 62.62億ドル 前年比1.4%減、オーガニック売上1.3%減[3] |
| 配当実績 | 128年間、無中断 毎年の連続増配ではない[1] |
2019年に約36%減配 四半期0.40ドルを維持[10] |
| 現在の四半期配当 | 0.61ドル 年率換算2.44ドル |
0.40ドル 年率換算1.60ドル |
| 直近支払日 | 2026年11月2日(予定)[1] | 2026年9月25日(支払い予定として発表)[4] |
| 今後の焦点 | FY2027の販売数量・利益率、コスト削減、配当カバー。 | 2026年のブランド投資、数量回復、減損後の収益力、分割計画の扱い。 |
| バークシャーとの関係 | 主要な資本関係は確認されていない。 | バークシャーが約27.5%保有(2026年6月末)。[11] |
※2026年9月14日以降、KHCの上場市場はNYSEです。ティッカーはKHCのまま変わりません。GISは5月期、KHCは12月期のため、同じ「2026年度」でも会計対象期間が異なります。[5]
※配当利回り、株価、PERなどは日々変動するため、下のスプレッドシートで基準日を明示して更新してください。会計年度はGISが5月期、KHCが12月期で、同じ年度表記でも対象期間は一致しません。
ゼネラルミルズは減配する?GISの配当安全性
2026年10月8日時点でゼネラルミルズは減配を発表していません。2026年9月29日、1株0.61ドルの四半期配当を発表しました。2026年10月13日を株主名簿基準日として11月2日に支払う予定です。同社とその前身企業は128年間、配当を中断していません(連続増配年数ではありません)。[1]
配当の継続実績が長くても将来の減配リスクがなくなるわけではありません。FY2026の調整後EPSは3.55ドルで、四半期配当0.61ドルの年率換算額2.44ドルに対する参考配当性向は約68.7%です。FY2027の会社予想EPS3.00~3.20ドルを用いると約76~81%に上昇します。
FY2026の営業キャッシュフロー21.66億ドル、簡易FCF16.26億ドル、配当支払額約13.15億ドルを基準にすると、FCFによる年間配当カバーは約1.24倍でした。一方、FY2027 Q1単独では営業CF2.98億ドルから設備投資0.90億ドルを差し引いた簡易FCFは2.08億ドルで、同期の配当支払い3.30億ドルを下回りました。四半期の運転資金・税金要因があるため、Q1だけで年間配当余力を断定すべきではありません。[8][2]
KHCのスピンオフはどうなった?分割計画は一時停止
クラフトハインツは2025年9月に、事業を2つの上場企業に分割する構想を発表しました。当初は2026年後半の完了を目指していました。[12]
しかし、2026年2月11日、経営資源を既存ブランドの立て直しに集中するため、会社分割関連の作業を停止しました。2026年8月公表のQ2 Form 10-Qでも、作業再開の有無や分割実施は不確実としています。一方、2026年10月6日のReutersは「分割計画を断念」と表現しています。最新の正式開示と報道の表現には差があるため、本記事では「分割作業は停止中で、実施は未確定」と記載します。[9][6]
KHCは2026年7月1日付で運営体制を北米、欧州・太平洋先進国、新興国の3地域に再編しました。2026年8月にはブランド投資の増額も発表しています。地域再編や投資拡大は、分割作業の再開を意味するものではありません。[13][3]
- 北米
- 欧州・太平洋先進国
- 新興国
この地域再編は、事業の意思決定を速め、経営資源を重点分野へ配分するためのものです。ただし、2社分割作業の再開を意味するものではありません。分割の実施時期、各社の資本構成、ブランド配分などは未確定です。
注意点:2026年10月時点で「予定どおり2026年に必ず分割する」と書くのは不正確です。Q2のSEC開示は作業停止・実施不確実とする一方、10月の報道では断念と表現されています。株式の分割比率や分離後の配当等を確定事項とみなさないでください。[6]
バフェットはゼネラルミルズに投資しているのか
ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイと強い資本関係がある食品会社は、ゼネラルミルズではなくクラフトハインツです。
バークシャー・ハサウェイの2026年Q2開示によると、2026年6月30日時点でKHCの発行済み株式の約27.5%を保有しています。KHCにとって重要な株主ですが、同社の株式保有はKHCの事業再建や配当を保証するものではありません。[11]
そのため、KHCは一般に「バフェット銘柄」として知られています。ただし、バークシャーが大株主であることは、KHCの配当や株価の安全性を保証するものではありません。KHCは2019年に減配を実施し、その後もブランド価値の減損や売上数量の低迷に直面しています。
最新決算と業績を比較
GISは2026年9月23日にFY2027 Q1を発表し、KHCは2026年8月5日に2026年Q2を発表しました。会計年度が異なるうえ、両社は事業売却や減損の影響を受けています。報告売上だけでなく、オーガニック売上、調整後利益、キャッシュフローを確認する必要があります。
| 年・期 | GIS 売上高 (前年比) |
KHC 売上高 (前年比) |
|---|---|---|
| 最新四半期 | FY2027 Q1:43.90億ドル −3% オーガニック売上は横ばい[2] |
2026年Q2:62.62億ドル −1.4% オーガニック売上は1.3%減[3] |
| 最新通期 | FY2026:184億ドル -5%[8] |
FY2025:約249億ドル -3.5%[9] |
| 前年度 | FY2025:195億ドル -2%[14] |
FY2024:258.5億ドル -3.0%[15] |
| さらに前年 | FY2024:201.0億ドル -0.9% |
FY2023:266.4億ドル +0.6% |
| 2022年度・年 | FY2023:202.8億ドル +5.8% |
FY2022:260.3億ドル +2.4% |
| 最新四半期の主要指標 | GIS FY2027 Q1 | KHC 2026年Q2 |
|---|---|---|
| GAAP希薄化EPS | 0.74ドル | −4.60ドル |
| 調整後希薄化EPS | 0.75ドル(恒常為替ベース−13%) | 0.56ドル(−18.8%) |
| 営業利益(損失) | 6.34億ドル | −64.31億ドル |
| 調整後営業利益 | 6.34億ドル(恒常為替ベース−11%) | 10.41億ドル(−18.4%) |
※KHCの2026年Q2のGAAP損失には74億ドルの非現金減損損失が影響しています。調整後指標は特定の費用を除外します。[2][3]
※GISとKHCでは会計年度の終了月が異なります。単純な同期間比較ではなく、各社の業績推移を確認するための表です。
GISの現況:FY2027 Q1の売上は減少、調整後利益も低下
GISのFY2027 Q1(2026年8月30日終了)の売上高は43.895億ドルで前年同期比3%減、オーガニック売上高は横ばいでした。米国ヨーグルト事業売却により報告売上が押し下げられています。地域別では北米小売が7%減、ペットは横ばい、外食向けは1%増、海外は4%増でした。[2]
GAAP希薄化EPSは0.74ドル(前年比67%減)、調整後EPSは0.75ドル(恒常為替ベース13%減)でした。前年同期に約10億ドルの米国ヨーグルト事業売却益があったため、GAAP利益の前年比は大きく歪みます。調整後営業利益も11%減で、基礎的な利益率の圧迫が続いています。[2]
同四半期の営業キャッシュフローは2.98億ドル(前年同期3.97億ドル)、設備投資は0.90億ドル、支払配当は3.30億ドルでした。GISはFY2027通期の調整後EPS3.00~3.20ドルという見通しを据え置き、2026年9月2日にはブラジル事業売却を完了したと説明しています。[2]
KHCの現況:Q2減収・調整後減益、巨額の非現金減損
KHCの2026年Q2売上高は62.62億ドルで前年同期比1.4%減、オーガニック売上は1.3%減でした。値上げが1.3ポイント押し上げた一方、数量・製品構成が2.6ポイント下押ししました。北米売上は2.7%減、新興国売上は10.4%増でした。[3]
調整後営業利益は10.41億ドル(前年比18.4%減)、調整後EPSは0.56ドル(18.8%減)でした。GAAPでは74億ドルの非現金減損損失を計上し、営業損失64.31億ドル、希薄化後EPSはマイナス4.60ドルとなりました。非現金費用は直ちに現金流出を伴いませんが、ブランド等の将来収益性の評価悪化を示すため軽視できません。[3]
2026年上半期の営業CFは約21億ドル(前年同期比8.2%増)、FCFは約17億ドル(10.3%増)、支払配当は9.49億ドルでした。運転資金改善が寄与する一方、調整後利益は弱いため、持続的な営業CFの創出と販売数量回復を確認する必要があります。[3]
株価:過去から現在まで
チャートではGIS、KHCに加え、生活必需品ETFのVDCと米国10年国債利回りを比較します。
※チャート左目盛り:株価推移(VDC:Vanguard Consumer Staples ETFを含めて比較)
※チャート右目盛り:米国10年国債利回り
株価、52週高値・安値、PER、PBR、PSR、時価総額、配当利回りは日々変動します。固定値を本文へ残す場合は、必ず基準日を明記してください。
決算:市場予想と結果
市場におけるEPSと売上高予想の変化、会社実績、次期見通しを確認します。
個別の決算推移は、以下の関連記事で確認できます。
★ゼネラルミルズ(GIS)の今後の見通し・決算
★クラフトハインツ(KHC)の今後の見通し・決算
配当の詳細比較:実績のGIS、据え置き配当のKHC
以下は各年に実際に支払われた累計配当ではなく、各年の直近四半期配当を4倍した年率換算配当です。2026年は2026年10月8日時点の発表済み配当(GIS:0.61ドル、KHC:0.40ドル)を使っています。
| 基準年 | GIS 年率換算配当 | KHC 年率換算配当 |
|---|---|---|
| 2026 | 2.44ドル 四半期0.61ドル(2026年9月発表)[1] |
1.60ドル 四半期0.40ドル(2026年8月発表)[4] |
| 2025 | 2.44ドル 0.60ドルから0.61ドルへ増配 |
1.60ドル 横ばい |
| 2024 | 2.40ドル 四半期0.60ドル |
1.60ドル 横ばい |
| 2023 | 2.36ドル 四半期0.59ドル |
1.60ドル 横ばい |
| 2022 | 2.16ドル 四半期0.54ドル |
1.60ドル 横ばい |
| 2021 | 2.04ドル 四半期0.51ドル |
1.60ドル 横ばい |
| 2020 | 2.04ドル 0.49ドルから0.51ドルへ増配 |
1.60ドル 2019年減配後の水準 |
GISは配当を128年間中断していませんが、毎年増配する「連続増配株」とは異なり、据え置き期間もあります。2026年9月29日の会社発表でも年間の継続実績は128年と明記されています。[1][16]
KHCは2019年に四半期配当を0.625ドルから0.40ドルへ引き下げ、2026年8月の決議でも0.40ドルを維持しました。2026年9月25日が支払日、9月4日が基準日です。配当額が横ばいでも株価下落により利回りが高くなる点に留意してください。[10][4]
配当の詳細はこちら:
★ゼネラルミルズ(GIS)の配当推移
★クラフトハインツ(KHC)の配当推移
2026~2027年の見通し:高配当の持続性が焦点
GISのFY2027見通し
GISは2026年9月23日のFY2027 Q1発表で、2026年7月に示した通期予想を据え置きました。オーガニック売上成長率を−1.5~+0.5%、調整後営業利益を恒常為替ベースで8~13%減、調整後EPSを3.00~3.20ドルと見込んでいます。ブラジル事業売却とFY2026の53週を比較する影響により、報告売上高成長率には約4ポイントの下押しを見込んでいます。[2]
| 指標 | GIS FY2027会社見通し |
|---|---|
| オーガニック売上高 | -1.5%~+0.5% |
| 調整後営業利益 | 恒常為替ベースで-13%~-8% |
| 調整後EPS | 3.00~3.20ドル |
| FCF転換率 | 約95% |
| FY2027コスト削減 | 7.5億ドル以上 |
年率換算配当2.44ドルをFY2027調整後EPS予想3.00~3.20ドルで割ると、参考配当性向は約76~81%です。FY2026の約69%から配当余力が縮小する見通しで、年間FCFの回復も確認したいところです。[2]
KHCの2026年見通し
KHCは2026年8月5日のQ2決算で、2026年通期のオーガニック売上高見通しを前年比−2.0~−0.5%へ引き上げました。一方、調整後営業利益は恒常為替ベースで16~18%減、調整後EPSは2.03~2.09ドルを見込んでいます。追加ブランド投資額は前年比約7億ドルへ増額され、フリーキャッシュフロー転換率は約110%に引き上げられました。[3]
| 指標 | KHC 2026年会社見通し (Q2更新時点) |
|---|---|
| オーガニック売上高 | −2.0%~−0.5% |
| 調整後営業利益 | 恒常為替ベース−18%~−16% |
| 調整後EPS | 2.03~2.09ドル |
| FCF転換率 | 約110% |
| 追加投資 | ブランド・営業・研究開発などへ前年比約7億ドル |
年率換算配当1.60ドルを2026年の調整後EPS予想2.03~2.09ドルで割ると、参考配当性向は約77~79%です。2026年Q2には巨額の非現金減損損失が発生しており、調整後EPSに加えGAAP損失、FCF、負債、ブランドの収益回復を確認する必要があります。[3]
またKHCは、2026年11月12日に投資家向け説明会(Investor Day)を開催し、中長期戦略と財務見通しを説明する予定です。会社分割の取り扱いについても、その後の正式な開示を確認する必要があります。[17]
結論:GISとKHCのどちらが向いているか
両社とも足元は調整後利益が減少しています。GISは長期配当履歴の強さを持つ一方、KHCはブランド再建・巨額減損・会社分割作業の停止という複数の課題に直面しています。株価水準を離れて安全性を断定することはできません。
配当実績と事業の分散を重視するならGIS
GISは2026年9月の発表で128年間無中断の配当実績を確認しました。食品に加えペットフードなどにも事業が分散しています。ただし、FY2027 Q1は調整後EPSが恒常為替ベースで13%減少し、通期も利益減少が見込まれています。配当の継続だけでなく、販売数量・利益率・FCFの改善が重要です。[1][2]
従ってGISは「無条件に安定成長する食品株」ではなく、利益が弱い局面で配当維持と収益回復の双方を評価する銘柄と捉えるのが適切です。
本業再建による回復余地を重視するならKHC
KHCは2019年の減配以降、2026年10月時点でも四半期0.40ドルを維持しています。2026年Q2には74億ドルの非現金減損損失を計上し、調整後利益も減少しました。ブランド再投資と販売数量回復に向けた変化はあるものの、実績の確認が必要です。[3][4]
2026年2月以降、会社分割の関連作業は停止され、直近のSEC開示でも実施は不確実とされています。現在の焦点は分割による価値顕在化より、数量・市場シェアと利益率の回復です。[6]
現時点の整理
- 配当履歴:GISが優位(128年間無中断。ただし毎年の連続増配ではない)
- 足元の収益性:両社とも調整後利益減少。KHCは追加的に巨額減損を計上
- 配当余力:予想調整後EPSで算出した参考配当性向はGIS約76~81%、KHC約77~79%
- 回復余地:KHCのブランド投資の効果、GISの売上・コスト改革
- 再編リスク:KHCの会社分割作業は停止中、上場市場はNYSEへ移行
配当実績を優先するならGIS、ブランド再建の成果と不確実性を評価するならKHCという見方ができます。ただし最終的な優劣は買付価格、配当利回り、事業見通しによって変わります。
GISとKHCに関するよくある質問
ゼネラルミルズは減配しましたか
2026年10月8日時点で減配は発表されていません。2026年9月29日に四半期0.61ドルの配当を決議し、11月2日の支払いを予定しています。ただしFY2027は減益予想のため、FCF等を確認する必要があります。[1]
ゼネラルミルズは連続増配株ですか
128年間、配当を途切れさせていないと2026年9月に公表しました。ただし毎年増配したわけではなく、据え置き期間もあるため「128年連続増配」ではありません。[1]
KHCのスピンオフは中止されたのですか
2026年2月に関連作業を停止しました。2026年8月のSEC提出資料では実施自体が不確実とされていますが、10月のReutersは分割断念と報じています。本記事では、明示的な正式決定と報道の表現を区別しています。[6]
バフェットはGISに投資していますか
大きな資本関係があるのはKHCです。バークシャーの2026年6月末開示ではKHC株式を約27.5%保有しています。これは同社の配当や株価を保証するものではありません。[11]
GISとKHCの配当性向はどちらが低いですか
年率換算配当を会社予想の調整後EPSで割った参考値では、GIS FY2027が約76~81%、KHC 2026年が約77~79%です。年度が違うことに加え、調整後EPSは一部費用を除外するため、営業CF・FCFと合わせて評価してください。[2][3]
GISとKHCはどちらも高配当株ですか
株価によって配当利回りは変化します。配当利回りの高さは安全性の保証ではなく、利益成長、FCF、財務、配当の持続性を同時に確認する必要があります。
KHCの上場市場はNASDAQですか
いいえ。2026年9月14日以降、KHC普通株式はニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引されています。ティッカーはKHCのままです。[5]
※本記事は2026年10月8日までに公表された会社IR・SEC開示等を基に作成しています。GISとKHCの会計年度は異なります。株価、配当、会社見通し、経営再編の状況は変化します。本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
【注】(出典リンク)
- GIS 2026年9月発表の四半期配当・128年間無中断 → General Mills「Quarterly Dividend Declared」(2026-09-29)(確認日:2026-10-08) ↩
- GIS FY2027 Q1決算、セグメント業績、キャッシュフロー・通期見通し → General Mills「FY2027 First-quarter Results」(2026-09-23) → SEC「GIS Form 10-Q FY2027 Q1」(確認日:2026-10-08) ↩
- KHC 2026年Q2決算、巨額減損、キャッシュフロー・通期予想 → SEC「KHC Q2 2026 Earnings Release」(2026-08-05) → SEC「KHC Form 10-Q Q2 2026」(確認日:2026-10-08) ↩
- KHC 2026年8月発表の四半期配当 → Kraft Heinz「Dividend of $0.40」(2026-08-05)(確認日:2026-10-08) ↩
- KHCのNYSEへの上場市場変更(2026年9月14日) → SEC「KHC Form 8-A(2026-09-08)」 → SEC「KHC Form 8-K(2026-08-26)」(確認日:2026-10-08) ↩
- KHCの会社分割・作業停止の正式開示と最新報道 → SEC「KHC Form 10-Q Q2 2026:分割の実施は不確実」 → Reuters「Kraft Heinz backs protein, fiber trends」(2026-10-06)(確認日:2026-10-08) ↩
- GIS主力ブランドと製品 → General Mills「Brands」(確認日:2026-10-08) ↩
- GIS FY2026 Q4・通期決算、FY2027予想と配当・CF → General Mills「Fiscal 2026 Fourth-quarter Results」(2026-07-01) → SEC「General Mills FY2026 Form 10-K」(確認日:2026-10-08) ↩
- KHC 2025年通期決算・2026年事業投資・分割作業停止 → Kraft Heinz「Full Year 2025 Results」(2026-02-11)(確認日:2026-10-08) ↩
- KHC 2019年の四半期配当引き下げ → Kraft Heinz「2018 Full Year Results」(2019-02-21)(確認日:2026-10-08) ↩
- バークシャー保有KHC株式約27.5%(2026年6月末) → SEC「Berkshire Hathaway Form 10-Q 2026 Q2」(確認日:2026-10-08) ↩
- KHC 2025年9月の2社分割計画発表 → Kraft Heinz「Announces Plan to Separate」(2025-09-02)(確認日:2026-10-08) ↩
- KHC 2026年7月の地域別運営体制 → Kraft Heinz「New Global Operating Structure」(確認日:2026-10-08) ↩
- GIS FY2025通期決算 → General Mills「FY2025 Full Year Results」(確認日:2026-10-08) ↩
- KHC FY2024通期決算 → Kraft Heinz「2024 Full Year Results」(確認日:2026-10-08) ↩
- GISの過去配当履歴 → General Mills「Dividends and Stock Splits」(確認日:2026-10-08) ↩
- KHCの2026年11月12日Investor Day予定 → Kraft Heinz「Investor Day Announcement」(2026-09-02)(確認日:2026-10-08) ↩


GISの配当を判断する4つの指標
FY2027の調整後EPS予想では参考配当性向が約76~81%に上がります。四半期CFの変動に加え、年間利益・FCFの回復を追う必要があります。[1][8][2]