INTC:インテルの株価·チャート
インテル(Intel Corporation)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(INTCとAMDを比較:インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ)を参照
企業概要
インテル(Intel Corporation)は最大手の半導体素子メーカーです。その命名の由来は「Integrated Electronics」(集積化したエレクトロニクス)から来ています。
現在はメモリから撤退し、マイクロプロセッサに集中し、CPU(中央演算処理装置)を収益の柱にしています。
マイクロコントローラー、グラフィック、ネットワークと通信、システム管理ソフトウエア等も手がけています。
PCでの強みは圧倒的ですが、近年には、モバイル部門で英ARMが台頭。
2015年には書き換え可能な集積回路を扱うアルテラを買収。17年にはモービルアイを買収して自動運転に参入。
新規事業に力を入れているのは、PC向け事業が伸び悩んでいるためです。
そのため、クラウドへの移行で恩恵を受けているサーバー向け事業に力を入れつつ、Iot(モノのインターネット)やメモリ、AI(人工知能)、自動運転などにテコ入れを進めています。
近年はデータセンター事業が発展し、収益の柱になっています。
インテルは長年、アイフォン用の半導体を供給してきましたが、2019年以降は状況が変わっています。
AAPLがQCOM(クアルコム)との知財紛争をやめ、同社からの製品調達を決定した頃、INTCは5G対応スマホ用通信半導体の開発から撤退することを発表しました。
その理由としては、収益化の難しさが上げられています。
5Gに関しては、2020年2月に以下の4製品を発表しています。
★「第2世代インテルXeonスケーラブルプロセッサー」:AI機能を内蔵したCPUのプロセッサー
★「Intel Atom P5900」:5G基地局向けIA SOC
★「Diamond Mesa」:5G対応ストラクチャードASIC
★「インテル イーサネット700シリーズ」:5G最適化ネットワークアダプタ
従来に比べて大規模な性能改善がなされたことが強調されていました。
クライアントコンピューティング(CCP)とデータセンター(DS)が収益の柱となっています。
【事業構成】
【地域別売上高】