KO(コカコーラ)今後の見通し

ダウ30銘柄,バフェット銘柄,必需品

コカコーラ(The Coca-Cola Company)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

銘柄比較については関連記事(KOとPEPを比較:コカコーラとペプシコ)を参照

直近決算

2024年10月23日(米国時間)にKO(コカコーラ)は決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想0.75$→結果0.77$
・売上高:予想116.3億$→結果119.5億$(前年同期比±0%)
(売上高はGAAPが118.5億$/-1%、NON-GAAPが119.5億$/±0% 添付画像参照)
★出所
IRプレスリリース
・予想値はstreetinsiderを参照しました

企業概要

コカコーラ(The Coca-Cola Company)は炭酸飲料とジュースの販売額で世界トップのノンアルコール飲料メーカーです。

「コカ・コーラ」「ファンタ」「スプライト」「ミニッツメイド」「アクエリアス」「ジョージアコーヒー」などのブランドを保有。

炭酸飲料が売上の半分以上を占め、安定的な売上をキープしています。しかし、肥満懸念から敬遠する人もいるので、近年はミネラルウォーターなどの非炭酸飲料分野を開拓しました。

ブランドは約500、種類は3800以上のノンアルコール飲料を製造し、世界200カ国以上で事業を展開。

米本社は、各国の提携先ボトラーに濃縮原液(もしくは飲料ベース)を製造・供給(2018年度時点で濃縮原液事業がユニットケース販売量の85%)。さらには広告やマーケティングなどを行っています。

この原液が世界各地で100社以上のボトラーにより加工・販売されるのです。

2014年にはMNST(モンスタービバレッジ)と栄養ドリンク販売で提携(15年にMNSTに資本参加)。

18年にはスポーツドリンクを手がけるボディーアーマーに出資し、19年には英国でコーヒーチェーンを展開するコスタ社を買収。ホットドリンク市場でのシェアを広げました。

バフェット銘柄としても有名なKOの株価と業績などを見ていきましょう。

(※以下、EMEA=欧州+中東+アフリカ、ラ米=ラテンアメリカ、ボトリング=ボトリング事業投資、GV=グローバルベンチャー。事業重複分があるので累計は100%超あり)

【事業構成】

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Posted by 南 一矢