【エンタメ巨人対決】ネットフリックス(NFLX) vs ディズニー(DIS)!ストリーミングの王か、メディアの帝国か?
世界のエンターテイメント業界の覇権を争う2大巨人、ネットフリックス(NFLX)とウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS)。「ストリーミング」という戦場で激突する両社ですが、その成り立ち、事業構造、そして収益源は全く異なります。
本記事では、ストリーミングのパイオニアとして確固たる地位を築くネットフリックスと、テーマパークから映画、スポーツまでを網羅する巨大メディア帝国ディズニーの、業績、戦略、そして投資対象としての魅力を比較・分析します。
最重要ポイント:ビジネスモデルの決定的な違い
配当方針の違い:無配のNFLX、復活・増額のDIS
直近決算アップデート(2026年2月8日時点)
- NFLX(2025年Q4/2025通期:2025/12期):
2025年Q4の売上は$12.05B、営業利益$2.96B(営業利益率24.5%)。2025通期の売上は$45.18B、営業利益率は29.5%。広告収入は2025年通期で$1.5B超と開示されています。[1] - DIS(FY2026 Q1:2025/12期に相当):
売上$25.98B(前年比+5%)、総セグメント営業利益$4.6B(+8%)。配信を含むEntertainmentでは、SVOD(Disney+/Hulu等)の営業利益が$450Mと黒字を継続。Experiences(パーク等)は売上$10.01B、セグメント営業利益$3.31B。[2] - ESPNのDTC(直販)本格化:
ESPNは単体DTCサービスを2025年8月21日に開始し、機能や価格を公表しています。[4]
比較サマリー:集中戦略のNFLX、分散戦略のDIS
| 項目 | ネットフリックス (NFLX) | ディズニー (DIS) |
|---|---|---|
| 事業内容 | ストリーミング中心(広告プラン拡大) | テーマパーク、映画、配信、スポーツの複合体 |
| 現在の利益源 | サブスク収入+広告(広告プランの伸長) | Experiences(パーク等)が柱、DTCは黒字定着へ |
| 最大の課題 | コンテンツ投資・競争激化の中で、マージンを維持しつつ成長を続ける | 配信の黒字定着と、レガシーTV縮小への適応 |
| 配当方針 | 配当なし[5] | 年$1.50($0.75×2)[3] |
業績と成長性の詳細分析
ネットフリックスは広告プラン拡大とプラン設計の最適化が進み、2025通期の売上は$45.18B(前年比+16%)。さらに、通期の広告収入が$1.5B超と明示されました。[1][5]
ディズニーはパークの底堅さに加え、SVODを中心に配信の黒字が継続。FY2025通期売上は$94.43B(前年比+3%)です。[3]
| 年 | NFLX 売上高 (前年比) | DIS 売上高 (前年比) |
|---|---|---|
| 2025 | $45.18 B (+15.9%)[5] | $94.43 B (+3.4%)[3][6] |
| 2024 | $39.00 B (+15.6%)[5] | $91.36 B (+2.8%)[6] |
| 2023 | $33.72 B (+6.7%)[5] | $88.90 B (+7.5%)[6] |
| 2022 | $31.62 B (+6.5%)[5] | $82.72 B (+22.7%)[6] |
| 2021 | $29.70 B (+19.0%)[5] | $67.42 B (+3.1%)[6] |
※B=10億ドル。ディズニーは9月期(Fiscal Year)、ネットフリックスは12月期。前年比は概算(小数点以下の丸めで誤差あり)。
結論:あなたに合うのはどちら?
両社への投資は、「ストリーミング事業そのもの」の将来性を買うか、「不滅のIPとパーク」という総合力を買うかの選択です。
「ストリーミング」という純粋成長に賭けるなら → ネットフリックス (NFLX)
世界最大級の有料配信プラットフォーム。広告プランの拡大と価格・プラン設計の最適化により、売上と収益性の両立が進みました。[1]
「世界最強のIP×パーク」の総合力に賭けるなら → ディズニー (DIS)
パーク等の収益力に、配信の黒字化が重なると評価が見直されやすい局面。加えて、ESPNのDTC展開が中長期の収益多角化の鍵になります。[2][4]
※本ページの分析は2026年2月8日(日本時間)時点の公開情報に基づいています。投資判断はご自身の責任でお願いします。

