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【ORCL】オラクルの株価と決算、配当

更新日:

オラクル(Oracle Corporation)はマイクロソフトに次ぐソフトウェア大手です。

1977年にラリー・エリソンにより設立され、現在、法人向けのオラクルデータベースは、同分野で世界ナンバーワンのシェアを誇っています。

(その製品は、データベースのほか、リレーショナル・サーバー、アプリケーション開発、意思決定支援ツール、業務用アプリケーションなど幅広い分野にわたる)

オラクルはクラウド関連のソフトウェアのほか、サーバー等のハードウエア開発にまで業務範囲を広げました。

米国株四季報等の資料を見ると、概要の説明がいまひとつ分かりにくいので、分野別の収入を図表化してみます。

(出所:オラクルIR 2018 3Q

項目100万$比率
Aクラウドソフトウェア115112%
Bクラウドプラットフォームとインフラストラクチャー4154%
A+Bクラウド分野の総収入156616%
C新規ソフトウェアライセンス料138814%
Dソフトウェアライセンスアップデートと製品サポート502752%
C+Dソフトウェア分野の総収入641566%
A+B+C+Dクラウド+ソフトウェアの総収入798182%
Eハードウェア収入99410%
Fサービス収入7968%
A+B+C+D+E+F総収入9771100%

要するに、ソフトウェアが3分の2、残りの3分の1を、クラウド分野とハードウェア、サービスで稼いでいる企業であるわけです。

主な指標を概観

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まず、主要指標のデータは以下の通りです(出所はグーグルファイナンスなど)。

1/2株価47.6
12/6株価46.8
株価上昇率-1.70%
52週高値53.5
52週安値42.6
EPS2.55
PER18.34
配当(利回り)0.76 (1.63%)
時価総額(億$)1660
株式数(億)37.9

株価推移(チャートと伸び率)

まず、オラクルの株価を見てみます。

青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線です。

その株価の推移を1年ごとに見てみましょう。

★1:各年の株価伸び率(※18年終値は12/6)
ORCL初値最安最高終値上昇率
201847.642.85346.7-2%
201738.538.552.847.323%
20163633.941.838.57%
20154535.444.936.5-19%
201437.835.846.24519%
201334.13038.338.312%
201226.325.634.133.327%
201131.624.836.425.7-19%
201024.721.531.831.327%
200917.613.92524.539%
200822.615.423.517.7-22%
★2:各年初から2018/12/6までの伸び率
18年~17年~16年~15年~14年~13年~
-2%21%30%4%23%37%
12年~11年~10年~09年~08年~-
77%48%89%165%107%-

配当利回りと配当性向

株価の次に、配当金と配当性向の推移をモーニングスター(MS)社のデータで見てみます。

★配当性向=1株当たり配当÷EPS×100〔純利益から配当金を支払っている割合〕

★MS社は非GAAPのEPSで配当性向を試算。GAAP基準のEPS試算〔=単純計算〕の箇所は筆者挿入。

年/月EPS配当配当性向
(GAAP)単純計算MS試算
2009/51.090.054.6
2010/51.210.216.518
2011/51.670.2112.612.6
2012/51.960.2412.212.2
2013/52.260.313.316.8
2014/52.380.4820.215.1
2015/52.210.5123.120.1
2016/52.070.629.029.5
2017/52.210.6429.028.4
2018/50.90.7684.488.4

さらに、四半期ごとの配当も見てみます。

権利落ち日1株配当($)配当利回り当日株価
2018/10/160.191.6%48.2
2018/07/170.191.6%48.9
2018/04/170.191.6%46.66
2018/01/100.191.6%48.8
2017/10/110.191.5%48.28
2017/07/190.191.3%51
2017/04/120.191.4%44.18
2017/01/050.151.6%38.64
2016/10/120.151.6%38.05
2016/07/060.151.5%40.53
2016/04/140.151.5%41.24
2016/01/060.151.7%35.82

四半期決算(予想と実値)

さらに、ロイターが調べた四半期決算のEPSと売上の予想を整理してみます(2018/11/18、売上単位は100万ドル)。

ロイター予想値

売上予想平均上限下限期間
2020411704211539853通年
2019399764106139529通年
2018397993987939638通年
3-199532977693164半期
12-181118211261110204半期
売上予想結果
9-1892649201630.68
6-181118211260780.70
3-189784977680.08
12-1795679630630.66
9-17902892121842.03
EPS予想平均上限下限期間
20203.633.963.49通年
20193.383.603.30通年
20183.083.113.01通年
3-190.770.840.734半期
12-180.940.960.934半期
EPS予想結果
9-180.680.710.033.85
6-180.940.990.055.43
3-180.720.830.1114.74
12-170.680.700.022.71
9-170.600.620.022.65

※決算予想では米国会計基準(GAAP)とは異なる「非GAAP基準」の数値が多用されています。これは各社が経営実態を踏まえて調整した数値です(売上とEPSの数値が後述のGAAP基準での数値と異なる場合は、非GAAP基準の数値)。

四半期決算(GAAP基準)

GAAP基準での四半期会計の実績は以下の通りでした。

売上高売上高営業利益純利益
02-2015932733832495
05-20151070639832758
08-2015844826541747
11-2015899329552197
02-2016901230272142
05-20161059439682814
08-2016859526411832
11-2016903530372032
02-2017920529592239
05-20171089240733231
08-2017910427492144
11-2017962130692233
02-201897713410-4024
05-20181133544513472
08-2018919327782265

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます。

損益計算(売上、純利益等)

(売上と利益、資産と負債、資本とキャッシュフローの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS。情報源はオラクル決算、亜州IR株式会社の『米国株四半期速報』、週刊東洋経済社の『米国会社四季報』等)

売上高営業CF同マージン純利益
5-200822430740230.5%5521
5-200923252825537.6%5593
5-201026820868128.6%6135
5-2011356221121433.7%8547
5-2012371211374340.1%9981
5-2013371801422438.8%10925
5-2014382751492134.8%10955
5-2015382261458023.6%9938
5-2016370471368521.3%8901
5-2017377281412617.5%9335
5-2018398311538616.9%3825

EPSや営業利益率など

営業利益率EPSDSO
2009/536.81.0975.0
2010/536.71.2168.2
2011/535.71.6762.6
2012/537.91.9663.9
2013/538.82.2661.0
2014/539.22.3857.9
2015/537.42.2155.9
2016/535.42.0754.2
2017/535.22.2151.7
2018/536.00.9048.5
TTM35.90.9733.5

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。上記TTMは11/12時点から過去12カ月で計算した値。

バランスシート

総資産総負債株主資本自己資本率
5-200847268242432302548.7%
5-200947416219712544553.7%
5-201061578303793119950.7%
5-201173535332904024554.7%
5-201278327342404408756.3%
5-201381812366674514555.2%
5-201490266428194744752.6%
5-2015110903618054909844.3%
5-2016112180643904779042.6%
5-2017134991807455424640.2%
5-2018137264910404622433.7%

さらに、重要指標を見てみます。

ROAとROEなど

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業が上げた利益を見る

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業が上げた利益を見る

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る(下表では資本が負債の何倍かを表記)

ROAROE流動比率
単位倍率
2009/511.823.32.03
2010/511.322.01.84
2011/512.724.22.76
2012/513.123.92.6
2013/513.624.73.23
2014/512.723.93.35
2015/59.920.84.13
2016/58.018.63.74
2017/57.618.53.08
2018/52.87.73.96

キャッシュフロー

営業CF投資CF財務CFフリーCF
5-20087402-907632817312
5-20098255-2599-44227726
5-20108681-1031926648451
5-201111214-608151610869
5-201213743-8381-609913095
5-201314224-5956-850013574
5-201414921-7539-406814341
5-201514580-19047960613189
5-201613685-5154-998012496
5-201714126-21494908612105
5-201815386-5625-998213650

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