PM(フィリップモリス)今後の見通し
フィリップモリスインターナショナル(Philip Morris International Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(PMとMOを比較:フィリップモリスとアルトリア)を参照
直近決算
2月6日(米国時間)にPM(フィリップモリス)は決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想1.5$→結果1.49$
・売上高:予想95億$→結果97.1億$(前年同期比+7%)
★ガイダンス
《四半期》
・EPS:予想1.61$→結果1.58~1.63$
★出所
・IRプレスリリース
・予想値はstreet insiderを参照しました。
企業概要
フィリップ・モリス・インターナショナルは世界を代表するタバコメーカーです。
近年は加熱式タバコや電子タバコといった次世代製品に注力しています。
PMは、主に以下の3つの分野で事業を展開しています。
- 紙巻タバコ:世界的に有名なMarlboro、L&M、Parliamentなどのブランドを展開。各国の市場ごとに最適な製品戦略を展開。
- 次世代タバコ:加熱式タバコ「iQOS」など、燃焼を伴わない製品を開発し、健康リスク低減を目指す。電子タバコの開発を推進
- 地域別戦略:世界180か国以上で事業を展開し、各国の規制や消費者ニーズに応じた製品ポートフォリオを提供。
それ以降、各国の法規制に対応しながらグローバル展開を進め、次世代製品への移行を推進しています。
2014年から「iQOS」など加熱式タバコ市場に本格参入しました。
PMは、安定した収益を確保できる高配当企業として知られています。
世界的なブランド力と高い収益性が高く評価されています
【出典】
【事業構成】
【地域別売上高】