PM(フィリップモリス)今後の見通し
フィリップモリスインターナショナル(Philip Morris International Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(PMとMOを比較:フィリップモリスとアルトリア)を参照
直近決算
2024年10月22日(米国時間)にPM(フィリップモリス)は決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想1.82$→結果1.91$
・売上高:予想96.9億$→結果99.1億$(前年同期比+8%)
★ガイダンス
《通年》
・EPS:予想6.41$→結果6.45~6.51$
★出所
・IRプレスリリース
・予想値はyahoo financeを参照しました
企業概要
フィリップモリスは世界最大のタバコ会社です。
2008年にアルトリアグループは、米国内事業をMO(アルトリア)とし、米国外のタバコ部門をPMとして分社しました。
持株会社なので、子会社を通じて各種紙巻きタバコやタバコ製品のライセンス生産を世界180カ国以上で行っています。
製品ラインナップは、高価格帯から低価格帯まで幅広く、売上首位のマルボロを筆頭に、L&M、ラーク、パーラメント、フォーチュン、ボンド・ストリート、サンプルナ、フィリップ・モリス、チェスターフィールド、ラーク、ジ・サム・スなどのブランドを保有(トップ15銘柄のうち6銘柄を保有)。
たばこの煙が嫌がられるようになったので、近年は電子たばこの「アイコス(iQOS)」を日本や韓国など52カ国で販売。
各国の規制強化や消費者の健康志向に対応し、無煙タバコやリスクが軽減された次世代タバコといった代替商品に注力しています。
【事業構成】
【地域別売上高】