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【VZ】ベライゾンの株価と決算、配当

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ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications Inc.)はAT&Tに並ぶ通信キャリア大手で、世界最大級の規模を誇っています。

総合電気通信会社として、有線音声、データ/無線/ネットサービス、電話帳発行などを行い、連邦政府向けにもサービスを提供しています。

固定電話、携帯電話の双方を手がけ、3Gと4Gの通信サービスを提供。高レベルのネットワーク品質や料金後納携帯(ポストペイド)事業に強みがあります。

社歴をたどると、2000年に地域電話のベル・アトランティック社が通信を手掛けるGTE社を買収することから今の事業形態は始まりました。

2009年に携帯電話キャリアのオールテルを買収。

14年には米携帯大手のベライゾン・ワイヤレスを完全子会社化(英ボーダフォンの持ち分を取得し、合弁事業を解消)

15年にネット大手のAOLを買収することで第四世代移動通信網(4GLTE)で先行します。

17年6月には米ヤフーのネット事業等を約48憶ドルで買収し、AOLと共に子会社Oathと統合しました。

次世代技術である5Gに関しては、18年から19年初頭にかけて商用化を目指しています。

売上高は米国で100%計上されており、その事業構成は移動通信(ワイヤレス)が69.4%、固定通信(ワイヤライン)が24.3%を占めています(17年12月時点)。

主な指標を概観

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まず、主要指標のデータを見ると、以下の数字でした(出所はグーグルファイナンスなど)。

1/2株価53.2
12/6株価57.9
株価上昇率8.70%
52週高値61.6
52週安値46.1
EPS7.86
PER7.36
配当(利回り)2.41 (4.15%)
時価総額(億$)2387
株式数(億)41.3

株価推移(チャートと伸び率)

次に、株価の推移を見てみます。

青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線です。

その株価の推移を1年ごとに見てみましょう。

★1:各年の株価伸び率(※18年終値は12/6)
VZ初値最安最高終値上昇率
201853.246.360.758.19%
20175442.954.652.9-2%
201645.744.256.553.417%
20154742.850.646.2-2%
201449.145.45246.8-5%
201344.541.553.949.110%
201240.336.847.343.37%
201136.133.140.140.111%
201031.225.235.835.815%
200931.924.532.431-3%
200840.723.540.731.7-22%
★2:各年初から2018/12/6までの伸び率
18年~17年~16年~15年~14年~13年~
9%8%27%24%18%31%
12年~11年~10年~09年~08年~-
44%61%86%82%43%-

配当利回りと配当性向

株価の次に、配当金と配当性向の推移をモーニングスター(MS)社のデータで見てみます。

★配当性向=1株当たり配当÷EPS×100〔純利益から配当金を支払っている割合〕

★MS社は非GAAPのEPSで配当性向を試算。GAAP基準のEPS試算〔=単純計算〕の箇所は筆者挿入。

年/月EPS配当配当性向
(GAAP)単純計算MS試算
2008/12-0.771.78-231.278.8
2009/121.721.87108.7145
2010/120.91.93214.4213.9
2011/120.851.98232.978.8
2012/120.312.03654.8654.8
2013/1242.0952.3654.8
2014/122.422.1689.344.6
2015/124.372.2351.090.8
2016/123.212.2971.366.3
2017/127.362.3331.759.6
TTM7.852.3730.230.2

さらに、四半期ごとの配当も見てみます。

権利落ち日1株配当配当利回り当日株価
2018/10/100.60254.4%54.3
2018/07/100.594.6%51.34
2018/04/100.594.9%48.27
2018/01/100.594.5%51.69
2017/10/100.594.7%49.14
2017/07/100.57755.3%43.2
2017/04/100.57754.7%48.54
2017/01/100.57754.3%52.76
2016/10/070.57754.6%49.92
2016/07/080.5654.0%55.9
2016/04/080.5654.3%52.18
2016/01/080.5655.0%44.83

四半期決算(予想と実値)

さらに、ロイターが調べた四半期決算のEPSと売上の予想を整理してみます(2018/11/18、売上単位は100万ドル)。

ロイター予想値

売上予想平均上限下限期間
2019132216134775130000通年
2018130939132011129500通年
3-193219632822318004半期
12-183440235429339504半期
売上予想結果
9-183251332607940.29
6-1831767322034361.37
3-1831220317725521.77
12-1733266339556892.07
9-1731418317172990.95
EPS予想平均上限下限期間
20197.547.856.85通年
20186.466.626.32通年
3-191.721.861.644半期
12-181.531.671.384半期
EPS予想結果
9-181.681.780.102.88
6-181.531.660.134.93
3-181.251.500.256.14
12-171.121.140.022.60
9-171.231.340.110.48

※決算予想では米国会計基準(GAAP)とは異なる「非GAAP基準」の数値が多用されています。これは各社が経営実態を踏まえて調整した数値です(売上とEPSの数値が後述のGAAP基準での数値と異なる場合は、非GAAP基準の数値)。

四半期決算(GAAP基準)

GAAP基準での四半期会計の実績は以下の通りでした。

売上高純利益EPS
2015/33198442191.02
2015/63222442311.04
2015/93315840380.99
2015/123425453911.32
2016/33217143101.06
2016/6305327020.17
2016/93093736200.89
2016/123234044951.1
2017/32981434500.84
2017/63054843621.07
2017/93171736200.89
2017/1233955186694.56
2018/33177245451.11
2018/63220341201

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます。

(売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)

損益計算(売上、純利益等)

売上高営業CF同マージン純利益
12-2008973542662027.3%-2193
12-20091078083156529.3%4894
12-20101065653336331.3%2549
12-20111108752978026.9%2404
12-20121158463148627.2%875
12-20131205503881832.2%11497
12-20141270793063124.1%9625
12-20151316203893029.6%17879
12-20161259802271518.0%13127
12-20171260342530520.1%30101

※同マージン=営業キャッシュフローマージン。15~35%程度あれば優良な数値。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

EPSや営業利益率など

営業利益率EPSDSO
2008/1217.3-0.7743.94
2009/1213.01.7241.09
2010/1213.70.941.71
2011/1211.60.8538.77
2012/1211.40.3138.36
2013/1226.5437.87
2014/1215.42.4237.96
2015/1225.14.3738.06
2016/1221.53.2144.86
2017/1223.27.3659.38
TTM22.17.8563.7

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。上記TTMは11/12時点から過去12カ月で計算した値。

バランスシート

総資産総負債株主資本自己資本率
12-20082021851605934159220.6%
12-20092269071855254138218.2%
12-20102200051814363856917.5%
12-20112304611944913597015.6%
12-20122252221920653315714.7%
12-20132731842343483883614.2%
12-2014232109219811122985.3%
12-2015244175227747164286.7%
12-2016244180221656225249.2%
12-20172571432140474309616.8%

ROAとROEなど

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業があげた利益の割合

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業があげた利益の割合

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る〔下表では資本が負債の何倍かを表記〕

ROAROE流動比率
単位倍率
2008/123.313.91.01
2009/121.78.80.78
2010/121.16.40.73
2011/121.16.51.01
2012/120.42.50.79
2013/124.631.92.62
2014/123.837.71.05
2015/127.5124.50.64
2016/125.467.40.87
2017/1212.091.70.91
TTM12.479.30.97

キャッシュフロー

営業CF投資CF財務CFフリーCF
12-200827452-314741265110319
12-200931390-23156-1600714518
12-201033363-15054-1365016905
12-201129780-17250-583613536
12-201231486-20502-2125315311
12-201338818-148332645022214
12-201430631-15856-5770513440
12-201539027-30043-1511221252
12-201622810-10983-134175751
12-201725305-19372-67348058

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