MAR(マリオット)今後の見通し
マリオットインターナショナル(Marriott International Inc)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
直近決算
MAR(マリオット)は2月11日(米国時間)に決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想2.37$→結果2.45$
・売上高:予想63.7億$→結果64.3億$(前年同期比+6%)
★ガイダンス
《四半期》
・EPS:予想2.37$→結果2.2~2.26$
《通年》
・EPS:予想10.63$→結果9.82~10.19$
★出所
・IRプレスリリース
・streetinsider
企業概要
マリオットはホテル業界を代表するグローバル企業です。
自社で施設を所有する「資産運用型」と、フランチャイズや管理契約を通じた「持たない経営」モデルを組み合わせて事業を展開しており、これにより高い経営効率を実現しています。
北米を中心に、欧州、アジア、南米、中東、アフリカなど、全世界で事業を展開。
7500以上の施設を運営し、140万以上の客室を保有するグローバルネットワークを用いて世界中の旅行者に多様な宿泊体験を提供できる体制を整えています。
その事業は以下の3つのセグメントで異なる市場ニーズに柔軟に対応しています。
(1) 北米フルサービス事業:米国とカナダでラグジュアリーおよびプレミアムブランドのホテルを運営。
主なブランドは「JWマリオット」「マリオットホテルズ」「シェラトン」「ウェスティン」「ルネッサンスホテルズ」「ル・メリディアン」「オートグラフ」「デルタホテルズ」「ゲイロードホテルズ」「トリビュート」など。
これらのブランドは、上質なサービスと高級感を提供し、ビジネスや贅沢な旅行需要に応えています。1
(2) 北米限定サービス事業:米国とカナダで独自のサービスや価格帯に合わせたホテルを運営。
主なブランドは「コートヤード」「レジデンス・イン」「フェアフィールド・イン&スイーツ」「スプリングヒル・スイーツ」「エレメントホテルズ」「モキシホテルズ」など。
これらは、コストパフォーマンスに優れ、ビジネス旅行者やファミリー層に人気があります。1
(3) 国際事業:北米以外の地域で、ホテルを運営し、サービスを提供。
主なブランドは「JWマリオット」「セントレジス」「エディション」「ブルガリホテルズ&リゾーツ」「マリオット」「ウェスティン」「フォーポインツ」「アロフト」「ACホテルズ・バイ・マリオット」「プロテア」「エレメント」「モキシ(国際展開版)」など。
各地域の文化や市場環境に合わせたサービス展開が行われ、マリオット、コンラッド、シェラトンなど、ラグジュアリーブランドの客室が全体の約1割を占めています。
1927年に設立されたマリオットは2016年に同業者であるStarwood Hotels & Resortsを買収。
これにより、規模拡大とブランドポートフォリオの多様化を実現し、世界最大級のホテルグループとしての地位を確立しました。
買収後、スターウッド系ブランド(ウェスティン、シェラトンなど)がマリオット、リッツ・カールトンと統合され、30以上のブランドを展開するに至っています。
現在、各地域での現地パートナーシップの強化、デジタル技術を活用したオンライン販売チャネルの拡充、そしてブランドのローカライズにより、さらなる市場拡大を目指しています。
【出典】
【事業構成】
(※「リース他」は自己所有とその他収入を含む。「BMF」はベースマネジメントフィー、「IMF」はインセンティブマネジメントフィー)