PSX:フィリップス66の株価·チャート

エネルギー

フィリップス66(Phillips 66)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

企業概要

フィリップス66(Phillips 66)は下流部門(製油・小売など)を中心にしたエネルギー企業です。

PSXはフィリップス66はCOF(コノコフィリップス)から2012年に分離・上場し、米国と欧州で13カ所の製油所を操業。石油販売は「コノコ」と「フィリップス66」のブランドで展開。MLPによる輸送・貯蔵、燃料小売やシェブロンとの合弁による石油化学、メキシコ湾深海開発プロジェクト(合弁事業)も行っています。

天然ガスに関しては、合弁会社DCP Midstreamを通して処理施設(61ケ所)や液分画システム(12ケ所)、64万マイルのパイプラインを保持。

化学事業では、合弁会社CPChemを通してオレフィンやポリオレフィンを米国や中東で生産しています。

近年、カリフォルニアの製油所を再生可能燃料の生産拠点に転換しました。

【事業構成】

年/月 17/12 18/12 19/12 20/12 21/12
M&S 71% 64% 67% 65% 66%
石油精製 25% 30% 29% 28% 26%
中流事業 5% 6% 5% 7% 8%

(M&S=マーケティング&スペシャリティ)
【地域別売上高】

年/月 17/12 18/12 19/12 20/12 21/12
米国 74% 78% 78% 76% 85%
海外 26% 22% 22% 24% 15%

近年の動きをみると、2014年に化学子会社フィリップス・スペシャルティ・プロダクツをBRK(バークシャーハサウェイ)に売却。

CVX(シェブロン)の子会社からは貯蔵ターミナルを購入しました。

ノースダコタ州バッケンから中西部へ至る新パイプライン(パイプラインに関わる合弁会社のPSXの持ち分は四分の一)を完成させ、17年6月から操業を開始しています。

Posted by 南 一矢