【PSX】フィリップス66の株価と決算、配当

2019年5月20日

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フィリップス66(Phillips 66)は下流部門(製油・小売など)を中心にしたエネルギー企業です。

フィリップス66はコノコフィリップスから2012年に分離・上場し、米国と欧州で13カ所の製油所を操業。米国内の自社パイプラインを通じ、石油や天然ガスを輸送しています。

石油販売は「コノコ」「フィリップス66」のブランドで展開し、川中部門(天然ガスの集ガス・加工)や化学部門(オレフィンなどを製造)も抱えています。

2014年に化学子会社フィリップス・スペシャルティ・プロダクツをバークシャーに売却。

シェブロンの子会社からは貯蔵ターミナルを購入しました。

ノースダコタ州バッケンから中西部へ至る新パイプライン(パイプラインに関わる合弁会社のPSXの持ち分は四分の一)を完成させ、17年6月から操業を開始しています。

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主な指標を概観

まず、主要指標のデータを見てみます(出所はグーグルファイナンスなど)

1/2株価 85.3
5/17株価 84.8
株価上昇率 -0.6%
52週高値 124
52週安値 78.4
EPS 11.27
PER 7.52
配当(利回り) 3.20 (3.77%)
時価総額(億$) 385
株式数(億) 4.5

株価推移(チャートと伸び率)

次に、株価の推移を見てみます(青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線)

その株価の推移を1年ごとに見てみましょう

★1:各年の株価伸び率(※19年終値は5/17)
PSX 初値 最安 最高 終値 上昇率
2019 85.3 86.9 98.9 84.8 -1%
2018 101.7 78.5 123.3 86.2 -15%
2017 87.3 75.3 102.1 101.2 16%
2016 81.2 72.9 90.2 86.4 6%
2015 71.6 59.1 93.7 81.8 14%
2014 77.2 65.1 87.5 71.7 -7%
2013 54.3 50.6 77.1 77.1 42%
2012 32.8 29.4 53.6 53.1 62%

※12年初は5/1株価

各年初からの伸び率は以下の通りです

★2:各年初から2019/5/17までの伸び率
19年~ 18年~ 17年~ 16年~ 15年~ 14年~
-1% -17% -3% 4% 18% 10%
13年~ 12年~ 11年~ 10年~ 09年~ 08年~
56% 159%

配当利回りと配当性向

次に、配当利回りの推移を見てみます。

権利落ち日 1株配当 配当利回り 当日株価
2019/02/19 0.8 3/3% 96.8
2018/11/19 0.8 3.3% 94.9
2018/08/21 0.8 2.8% 105.98
2018/05/21 0.8 3.0% 97.6
2018/02/20 0.7 3.0% 92.72
2017/11/17 0.7 3.3% 82.4
2017/08/18 0.7 3.7% 72.49
2017/05/18 0.7 3.8% 67.71
2017/02/21 0.63 3.9% 64.49
2016/11/17 0.63 4.0% 60.64
2016/08/18 0.63 4.1% 57.6
2016/05/18 0.63 4.5% 50.81
2016/02/16 0.56 4.4% 51.09

さらに、配当性向の推移をモーニングスター(MS)社のデータで見てみます。

★配当性向=1株当たり配当÷EPS×100〔純利益から配当金を支払っている割合〕

★MS社は非GAAPのEPSで配当性向を試算。GAAP基準のEPS試算〔=単純計算〕の箇所は筆者挿入。

年/月 EPS 配当 配当性向
(GAAP) 単純計算 MS試算
12/12 6.48 0.45 6.9 6.9
13/12 6.02 1.33 22.1 20.6
14/12 8.33 1.89 22.7 27.8
15/12 7.73 2.18 28.2 24.7
16/12 2.92 2.45 83.9 62.3
17/12 9.85 2.73 27.7 66.9
18/12 11.8 3.1 26.3 22.7

四半期決算(予想と実値)

次に、ロイターのサイトに掲載された四半期決算の予想と実値を見てみます(2019/5/5。売上の単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)

EPS(予想と結果)

EPS予想 平均 上限 下限 期間
2020 10.83 12.86 9.67 1年
2019 7.53 8.74 6.84 1年
9-19 2.62 3.12 2.27 3カ月
6-19 2.36 2.68 1.95 3カ月
EPS 予想 結果
3-19 0.35 0.40 0.05 13.9
12-18 3.01 4.87 1.86 61.9
9-18 2.48 3.10 0.62 25.1
6-18 2.19 2.80 0.61 27.8
3-18 0.89 1.04 0.15 16.7
12-17 0.86 1.07 0.21 24.6
9-17 1.23 1.34 0.11 5.8

売上高(予想と結果)

売上予想 平均 上限 下限 期間
2020 115127 137140 87825 1年
2019 106417 115337 96473 1年
9-19 28001 31411 24152 3カ月
6-19 28358 31012 24362 3カ月
売上 予想 結果
3-19 24744 23658 -1086 -4.4%
12-18 28346 29843 1497 5.3%
9-18 29876 30592 716 2.4%
6-18 29129 29736 607 2.1%
3-18 29458 24046 -5412 -18.4%
12-17 30614 30123 -491 -1.6%
9-17 27868 26206 -1662 -6.0%

※決算予想では米国会計基準(GAAP)とは異なる「非GAAP基準」の数値が多用されています(後述のGAAP基準と異なる売上とEPSの数値は非GAAP基準)

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます(売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)

損益計算(売上、純利益等)

売上高 営業CF 同マージン 純利益
12/12 179290 4296 2.4% 4124
13/12 171596 6027 3.5% 3726
14/12 161212 3529 2.2% 4762
15/12 98975 5713 5.8% 4227
16/12 84279 2963 3.5% 1555
17/12 102354 3648 3.6% 5106
18/12 111461 7573 6.8% 5595

※同マージン=営業キャッシュフローマージン。15%もあれば優良。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

EPSや営業利益率など

営業利益率 EPS DSO
12/12 2.6 6.48 19.1
13/12 1.6 6.02 21.3
14/12 2.1 8.33 19.1
15/12 4.6 7.73 22.9
16/12 1.3 2.92 25.1
17/12 1.8 9.85 24.8
18/12 4.7 11.8 22.4

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。

バランスシート

総資産 総負債 株主資本 自己資本率
12/12 48073 27267 20806 43.3%
13/12 49798 27406 22392 45.0%
14/12 48692 26655 22037 45.3%
15/12 48580 24642 23938 49.3%
16/12 51653 27928 23725 45.9%
17/12 54371 26943 27428 50.4%
18/12 54302 27149 27153 50.0%

ROAとROEなど

ROA ROE 流動比率
単位 倍率
12/12 9 18.7 1.4
13/12 7.6 17.4 1.5
14/12 9.7 21.8 1.5
15/12 8.7 18.9 1.6
16/12 3.1 6.8 1.3
17/12 9.6 21.5 1.4
18/12 10.3 22.5 1.5

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業があげた利益の割合

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業があげた利益の割合

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る〔表では資本が負債の何倍かを表記〕

キャッシュフロー

営業CF 投資CF 財務CF
12/12 4296 -1535 699
13/12 6027 -444 -3679
14/12 3529 -2296 -1362
15/12 5713 -5738 -2117
16/12 2963 -3158 -178
17/12 3648 -1146 -2111
18/12 7573 -2471 -5167