GS(ゴールドマンサックス)今後の見通し
ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
直近決算
ゴールドマン・サックスは2024年10月15日(米国時間)に決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想6.93$→結果8.4$
・収益:予想118.1億$→結果127億$(前年同期比+7%)
★出所
・IRプレスリリース
・予想値はstreet insiderを参照しました。
企業概要
ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)は世界トップクラスの投資銀行です(ダウ平均にも組み込まれている)。
富裕層をはじめ、企業、金融機関、政府機関などに金融サービス(投資銀行、証券、資産管理など)を提供しています。
具体的には、投資銀行業務(財務アドバイザリーと引受事業等)、機関投資家サービス(マーケットメイキング。債券、株式、通貨とコモディティの取引促進)、貸付、富裕層向けのアドバイザリーサービス等です。
GSは政府との関係が緊密なので、歴代政権に元幹部を送り込んできました。
たとえば、GS幹部だったムニューチン氏や元CEOのヘンリー・ポールソン氏(第74代財務長官)など、政界に転身する人が数多いのです。
近年の動きでは、2012年の資産リストラや13年の中国工商銀行(ICBC)株の売却などが注目されていました。
(※以下、EMEA=欧州+中東アフリカ)。
【事業構成】
【地域別売上高】