HD(ホームデポ)今後の見通し

ダウ30銘柄,消費財

ホームデポ(The Home Depot Inc)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。


銘柄比較については関連記事(HD/LOW:ロウズカンパニーとホームデポを比較)を参照

直近決算

ホームデポは2月25日(米国時間)に決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想3$→結果3.13$
・売上高:予想388.3億$→結果397億$(前年同期比+14%)
★ガイダンス
《通年》
・EPS:+2%
・売上高:+2.8%
★出所
IRプレスリリース
・予想値はstreetinsiderを参照しました。

企業概要

ホーム・デポ (Home Depot Inc., HD) はジョージア州アトランタに本社を置く、世界最大級のホームセンター小売業者です。

住宅改修 (Home Improvement) およびDIY (Do It Yourself) 市場において圧倒的な存在感を示し、幅広い品揃えと顧客サービスを強みに、北米を中心に事業を展開しています。

その事業は実店舗販売とオンライン販売が軸になっています

★店舗販売

米国、カナダ、メキシコを中心に約2,300店舗を展開。建築資材、工具、住宅設備、園芸用品など、住宅改修・DIY関連商品を幅広く提供。店舗は大型倉庫型店舗として運営され、効率的な在庫管理と大量仕入れにより、コスト削減を実現しています。

★オンライン販売およびオムニチャネル

オンライン販売(公式サイトおよびモバイルアプリ)を積極的に推進し、実店舗と連携したオムニチャネル戦略を展開。消費者はオンラインで注文した商品を実店舗で受け取ったり、返品や交換が容易に行えるようになりました。

★付加価値サービス

それ以外にも様々な付加価値サービスを提供しています。

  • 専門スタッフによるサポート: DIY初心者からプロまで、顧客のニーズに合わせた専門的なアドバイスやサポートを提供。
  • ワークショップ: DIYに関するワークショップを開催し、顧客のスキルアップを支援。
  • 施工サービス: 専門業者と提携し、住宅改修やリフォームなどの施工サービスを提供。
  • レンタルサービス: 工具や設備などのレンタルサービスを提供し、顧客の負担を軽減。

HDはバーニー・マーカスとアーサー・ブランクによって1978年に設立されました

創業以来、幅広い品揃えと顧客サービス、効率的な在庫管理、物流システムを武器に、急速な店舗拡大を実現しました。

1980年代から90年代にかけて、北米市場で店舗網を大幅に拡大し、米国内での圧倒的なシェアを獲得しました。

1981年に上場して以降、HDは北米市場を中心に店舗網を拡大。2000年代には国際展開も試みました。

しかし、日本、韓国、台湾、オーストラリア、スペイン、フランス、アイスランドなど、過去に展開していた国からは現在は撤退し、北米市場に集中しています。

近年では、オンラインショッピングの需要の高まりに対応して、オンラインショッピングサイトやモバイルアプリの機能強化、店舗とオンラインのシームレスな連携などを推進し、消費者の利便性を大幅に向上させ、デジタルチャネルの強化に成功しています。

【出典】

【事業構成】

graph
【地域別売上高】

Posted by 南 一矢