LOW(ロウズ)今後の見通し

消費財

ロウズ(Lowe’s Companies, Inc)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。


銘柄比較については関連記事(HD/LOW:ロウズカンパニーとホームデポを比較)を参照

直近決算

ロウズは2月26日(米国時間)に決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想1.81$→結果1.93$
・売上高:予想181.9億$→結果185.5億$(前年同期比+0%)
★ガイダンス
《通年》
・EPS:予想12.48$→結果12.15~12.4$
・売上高:予想847.7億$→結果835~845億$
★出所
IRプレスリリース
・予想値はstreet insiderを参照しました。

企業概要

ロウズカンパニーズは、アメリカを代表するホームインプルーブメント小売企業であり、

住宅改修やDIY(Do It Yourself)市場において重要な役割を担っています。

米国最大のホームセンターであるホームデポ(The Home Depot)に次ぐ規模を誇り、本社はノースカロライナ州に所在。

米国、カナダ、メキシコの3か国で約2,200店舗を展開し、個人・プロフェッショナル向けに幅広い住宅関連製品・サービスを提供しています。

主な事業領域と製品・サービスは以下の通りです。

★ホームインプルーブメント小売:実店舗とオンラインを融合したオムニチャネル戦略を展開。

DIY愛好者からプロフェッショナルまで幅広い顧客層に対応。

(建材、工具、塗料、照明器具、床材、板材、家電、住宅設備機器、台所キャビネット、電気配線製品、収納用品、ドア、窓、壁材)

★プロフェッショナル向けサービス:大量購入支援、専門製品サポート、リースおよび金融サービス。

プロフェッショナル向けの専門サポートとカスタマイズサービスを提供

★オムニチャネル戦略:オンラインおよびデジタル販売。

Lowe’s公式サイト、モバイルアプリ、デジタル広告を活用。

オンラインと実店舗のシームレスな連携で顧客体験を向上

社史をさかのぼると、1946年に設立され、戦後の住宅需要増加を背景に、住宅改修用品の提供を開始。

急成長を遂げ、1970年代以降は全米展開を加速。

1980年代から1990年代にかけてカナダやメキシコ市場にも進出し、現在は北米全体に強固な販売ネットワークを構築。

米国ではホームデポと競争を繰り広げながら、サービスの向上とデジタル化に注力しています。

【出典】

【事業構成】

graph
【地域別売上高】

Posted by 南 一矢