NEM(ニューモントマイニング)今後の見通し

素材,金・金鉱株

ニューモントマイニング(Newmont Mining Corporation)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。

銘柄比較については関連記事(NEMとGOLDを比較:ニューモントとバリックゴールド)を参照

直近決算

2月21日(米国時間)にニューモントマイニングは決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想1.07$→結果1.4$
・売上高:予想51.5億$→結果56.5億$(前年同期比+41%)
★出所
IRプレスリリース
・予想値はstreetinsiderを参照しました

企業概要

ニューモントマイニングは、世界有数の金生産企業として、グローバルな採掘事業を展開しています。

2019年にカナダのゴールドコープを買収して統合された同社は、北米をはじめ、オーストラリア、ガーナ、南米を含む多数の国・地域で採掘活動を実施。

その事業はアメリカ、カナダ、メキシコ、ドミニカ共和国、ペルー、スリナム、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、パプアニューギニア、エクアドル、フィジー、ガーナなどに広がっています。

その生産品目は金が売上の90%以上を占めていますが、銀、銅、亜鉛といった二次的な金属資源も一定の規模で生産しています。

さらに、各拠点ではBrucejack、Red Chris、Penasquito、Merian、Cerro Negro、Yanacocha、Boddington、Tanami、Cadia、Lihir、Ahafo、NGMなど、多彩な鉱山プロジェクトを運営し、安定した資源供給と成長を実現。

本社は米国コロラド州デンバーに所在し、グローバルな展開と最先端の採掘技術を背景に、業界内での競争優位性を確立しています。

【出典】

【地域別売上高】

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Posted by 南 一矢