NVDA(エヌビディア)株価・チャート
エヌビディア(NVIDIA Corporation)の株価チャートの推移と主な指標(目標株価やPERなど)を確認します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(NVDA/AMD:エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズを比較)を参照
企業概要
エヌビディア(NVDA)は世界一の画像処理半導体(GPU:グラフィックス・プロセッシング・ユニット)メーカーです。
GPUは、ディスプレイに画像や映像を表示させる部品が集められたグラフィックボードに搭載され、3Dグラフィックスを出力します。
(※PCで言えば、CPU〔中央演算処理装置〕は頭脳にあたり、GPUは画像処理を高速に実行する役割を担う)。
これは、従来、PCやゲーム機器などで用いられてきましたが、アニメ、映画等の3Dグラフィックス、建築物や工業製品の3DCG、ARやVR等にまで用途が広がり、近年は人工知能(AI)のディープラーニングのために必須の製品となりました。CPUは一つ目の計算を済ませた後に二つ目の計算に取り組む「逐次演算」を行いますが、GPUは複数の計算を同時にこなす「並列計算」に優れているからです。
また、エヌビディアは、AI向けGPUだけでなく、GPU向けソフトウェア制作環境である「CUDA」を提供しています。CUDAはGPUを用いたアプリを開発するためのプログラムツールです。技術者はCUDAを用いてプログラムコードを作成するので、ここを押さえているNVDAに対して、他のGPUメーカー(AMD等)は攻めあぐねています。
GPUとCUDAを持つNVDAはAI開発が加熱する中で、その恩恵を最大限に受けています。
そのほか、NVDAは、高速計算処理を支援するプラットフォームやネットワーキング・プラットフォームにも力を入れ、データセンターを支援しています。従来はサーバーがコンピューティングの単位だったが、ワークロードが拡大し、データセンター規模のコンピューティングプラットフォームが必要になったからです(ネットワーキングが不可欠な要素となった)。
エヌビディアの事業は「コンピュート&ネットワーキング(Compute & Networking)」と「グラフィックス(Graphics)」という2つのセグメントに分かれています。
コンピュート&ネットワーキングはデータセンター向けの事業が中心で、グラフィックスはゲーミングGPUなどを手がけています。