NVDA:エヌビディアの株価·決算·配当

AI(人工知能),ゲーム,半導体,情報技術,高成長銘柄

NVDAの事業分野は、AIや自動運転技術を支えるコンピューティングとネットワーキングと、ゲーマーやクリエイター向けの高性能グラフィックスカード「GeForce」やプロフェッショナル用の「Quadro/NVIDIA RTX」を含むグラフィックスセグメントに分かれています。

そのGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)は3次元画像を高速で処理できるため、ゲームやデザイン、CG等に幅広く応用されています。

GPUコンピューティングは、ゲームの世界では「GeForce」を通してサービスを提供しています。

(※「GeForce」は高性能の2D描画機能と3D描画機能を備えたゲーム用のビデオチップ。3D描画では、従来CPU(PCの中核を担うプロセッサー)が担った3次元の座標計算やポリゴンの陰影処理等の処理を可能にした)

同社が初めてGPUを発明したのは1999年ですが、現在では、GeForceのほか、デザイナー向けの「Quadro」やデータセンター向けの「Tesla」など、用途が広がってきています。

NVDAは、GPUとCPUを統合した「Tegraプロセッサ」にも注力し、この分野でもパイオニアです。

Tegraは省電力でありながら高いグラフィック性能を持っており、コンピューティングに要する機能が1チップに収まるので、チップセットの面積が小さいのが特徴です。

例えば、任天堂スイッチは、このTegraがあるために、外出時でも自宅にいる時と同じように端末を用いてゲームで遊んだり、映画を観たり、動画を共有したりできるわけです。

高性能の画像処理とコンピューティングを可能にするTegraはARM系の省電力統合型プロセッサで、スマホやタブレット、ゲーム機器だけでなく、自動運転にまで応用されています。

近年、GPUは人口知能(AI)のために使用されるケースが増えてきました。ディープラーニングにおいては、NVDAのCUDA(AIモデルの開発とトレーニングに使用されるプラットフォーム)も幅広く用いられています。

(※CUDAはデータサイエンスやAI向けのGPU高速化ライブラリ)

その他、自動運転においても、トヨタをはじめとする大手自動車メーカーやサプライヤーなどと提携(ボッシュ、コンチネンタル、メルセデス・ベンツ、オーロラ、オートリブ等)。トラフィック・ジャム・パイロット(混雑した道路上で自動運転を可能にする技術)からロボタクシーまで、完全自動運転の実現を目指し、 NVIDIA DRIVE(自動運転プラットフォーム)の改良を続けています。

2020年にはデータセンター向け半導体をてがけるメラノックスとスマホ向け半導体に強いアームを買収しました。

創業者兼最高経営責任者であるジェン・スン・ファンは、NVDAが「ゲーム、デザイン、HPC、AI、自動運転車」の「全てにおいて優れた戦略的立場を持っている」と自信を強めています。

21年の年次報告書から事業別に見た収益の項目が変わったので、21年報告書のデータとそれ以前で区分します。

(※C&NET=コンピュータ&ネットワーキング)

【事業構成】

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【地域別売上高】
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株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。今後の見通しの参考情報として目標株価も掲載。

銘柄比較については関連記事(NVDA/AMD:エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズを比較)を参照

配当利回りと配当金

年平均の配当利回りや配当成長率、配当性向、年間の一株配当($)、平均株価、通年EPSの動向を見てみます。

配当 平均株価 年EPS
平均利回り 成長率 配当性向 年計
2022 0.09% 0% 4% 0.16 185.5 3.85
2021 0.08% 0% 9% 0.16 194.9 1.73
2020 0.16% 0% 14% 0.16 98.7 1.13
2019 0.37% 7% 10% 0.16 43.4 1.66
2018 0.26% 7% 12% 0.15 57.6 1.21
2017 0.38% 17% 22% 0.14 37 0.64
2016 0.91% 33% 44% 0.12 13.2 0.27
2015 1.55% 13% 32% 0.09 5.8 0.28
2014 1.82% 14% 44% 0.08 4.4 0.18
2013 2.12% 600% 30% 0.07 3.3 0.23
2012 0.32% 4% 0.01 3.1 0.23


四半期決算 予想:結果

マーケットにおけるEPSと売上の予想値の変動を更新してみます。

なお、AMDのIRページ(四半期決算)はこちら

(※Q=四半期決算、予想値は英語版のヤフーファイナンスで更新)。

★ガイダンス

(Q=四半期、Y=通年、予=予想。GD=ガイダンス。「21/1」は21/1決算で出した次期Qもしくは通年のGDを示す)

売上 Q:予 Q:GD
24/1 22000 21520~24480
23/10 17960 19600~20400
23/7 12610 15680~16320
23/4 7150 10780~11220
23/1 6330 6370~6630
22/10 6140 5880~6120
22/7 6920 5772~6018
22/4 8460 7940~8260
22/1 7290 7938~8262
21/10 6860 7252~7580
21/7 6530 6664~6936
21/4 5500 6174~6426
21/1 4530 5194~5406
20/10 4410 4704~4896
20/7 3970 4312~4488


業績:財務情報

通期の売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの詳細を見てみます(単位は百万ドル)
なお、NVDAのIRページ(年次報告書)はこちら

損益計算(売上、純利益等)

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NVDA 売上高 売上成長 営業CF 純利益
08/1 4098 33% 1270 798
09/1 3425 -16% 249 -30
10/1 3326 -3% 488 -68
11/1 3543 7% 676 253
12/1 3998 13% 909 581
13/1 4280 7% 824 563
14/1 4130 -4% 835 440
15/1 4682 13% 906 631
16/1 5010 7% 1175 614
17/1 6910 38% 1672 1666
18/1 9714 41% 3502 3047
19/1 11716 21% 3743 4141
20/1 10918 -7% 4761 2796
21/1 16675 53% 5822 4332
22/1 26914 61% 9108 9752
23/1 26974 0% 5641 4368
24/1 60922 126% 28090 29760

★一株当たり指標(EPS等)

次に、一株当たりで見た指標を見てみます。
※SPS:売上高÷株式数
※CFPS:営業キャッシュフロー÷株式数
※EPS:純利益÷株式発行数
※CFPS/SPS=営業キャッシュフローマージン。15%もあれば優良。
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NVDA SPS CFPS EPS CFPS/SPS
08/1 1.69 0.53 0.33 31%
09/1 1.14 0.08 -0.01 7%
10/1 1.47 0.22 -0.03 15%
11/1 1.54 0.29 0.11 19%
12/1 1.58 0.36 0.23 23%
13/1 1.75 0.34 0.23 19%
14/1 1.69 0.34 0.18 20%
15/1 2.08 0.4 0.28 19%
16/1 2.2 0.52 0.27 23%
17/1 2.65 0.64 0.64 24%
18/1 3.86 1.39 1.21 36%
19/1 4.7 1.5 1.66 32%
20/1 4.41 1.92 1.13 44%
21/1 6.66 2.33 1.73 35%
22/1 10.63 3.6 3.85 34%
23/1 10.75 2.25 1.74 21%
24/1 24.42 11.26 11.93 46%

バランスシート

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NVDA 総資産 総負債 株主資本 自己資本率
08/1 3748 1130 2618 70%
09/1 3351 956 2395 71%
10/1 3586 921 2665 74%
11/1 4495 1314 3181 71%
12/1 5553 1407 4146 75%
13/1 6412 1585 4827 75%
14/1 7251 2794 4457 61%
15/1 7201 2783 4418 61%
16/1 7370 2901 4469 61%
17/1 9841 4079 5762 59%
18/1 11241 3770 7471 66%
19/1 13292 3950 9342 70%
20/1 17315 5111 12204 70%
21/1 28791 11898 16893 59%
22/1 44187 17575 26612 60%
23/1 41182 19081 22101 54%
24/1 65728 22750 42978 65%

★ROAとROEなど

NVDA ROA ROE 負債比率 流動比率
08/1 21% 30% 43% 299%
09/1 -1% -1% 40% 278%
10/1 -2% -3% 35% 316%
11/1 6% 8% 41% 342%
12/1 10% 14% 34% 420%
13/1 9% 12% 33% 489%
14/1 6% 10% 63% 595%
15/1 9% 14% 63% 638%
16/1 8% 14% 65% 257%
17/1 17% 29% 71% 477%
18/1 27% 41% 50% 803%
19/1 31% 44% 42% 794%
20/1 16% 23% 42% 767%
21/1 15% 26% 70% 409%
22/1 22% 37% 66% 665%
23/1 11% 20% 86% 352%
24/1 45% 69% 53% 417%

★ROA=純利益÷総資産
★ROE=純利益÷自己資本
★負債比率=総負債÷株主資本 ※低ければ安全性は高い。借金して収益性を上げると負債比率は上がりがち。
★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る指標

キャッシュフロー

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NVDA 営業CF 投資CF 財務CF
08/1 1270 -761 -326
09/1 249 -209 -349
10/1 488 -519 61
11/1 676 -650 192
12/1 909 -1143 237
13/1 824 -744 -15
14/1 835 -806 390
15/1 906 -727 -834
16/1 1175 -400 -676
17/1 1672 -793 291
18/1 3502 1278 -2544
19/1 3743 -4097 -2866
20/1 4761 6145 -792
21/1 5822 -19675 3804
22/1 9108 -9830 1865
23/1 5641 -7375 -11617
24/1 28090 -10566 -13633