PLTR(パランティア)今後の見通し

AI(人工知能),情報技術,米新興株特選,軍事株

パランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

直近決算

2024年11月4日(米国時間)にパランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies Inc.)は決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想0.09$→結果0.1$
・売上高:予想7.03億$→結果7.26億$(前年同期比+30%)
★ガイダンス
《四半期》
・売上高:予想7.41億$→結果7.67~7.71億$
・純利益:予想2.55億$→結果2.98~3.02億$
《通年》
・売上高:予想27.6億$→結果28.05~28.09億$
・純利益:予想9.7億$→結果10.54~10.58億$
★出所
IRプレスリリース
・予想値
今期業績
ガイダンス

企業概要

PLTRはPYPL創業者のピーター・ティールが設立した次世代のデータ分析企業です。

PLTRは単にデジタルの世界のデータを集めるだけでなく、紙の文書やリアル店舗の記録まで含めて、デジタル情報とアナログ情報を統合し、分析します。

普通、データ分析を行う企業は、AIでビッグデータを解析することが多いのですが、高度なインテリジェンスが問われる業種では、それだけでは間に合いません。パランティアは、元来、米軍や国防総省、FBIやCIAといった防衛・諜報の業務を受託し、デジタル情報とリアル情報を統合して未知の脅威に対処してきました。

(例えば、テロ犯の所在地を、ビッグデータの分析と、伝聞情報や証拠の分析から突き止めたりする)

その解析プラットフォームは、防衛・諜報機関のアナリスト向けのGotham(ゴッサム)と民間企業向けのFoundry(ファウンドリー)に分かれています。

Posted by 南 一矢