トランプ政権と米国株投資

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【BDX】ベクトン・ディッキンソンの株価と決算、配当

更新日:

ベクトン・ディッキンソン(Becton, Dickinson and Company)は大手医療機器メーカーです。世界50カ国以上に拠点を持ち、医療機器、計器システム、抗体や試薬の開発・製造・販売等を行っています。

その事業は、以下の3部門で形成されています。

★メディカル:注射針、静脈内カテーテル、薬剤充填済みキット製品などを提供。

★ダイアグノティクス:病院向けに採血管・キット、子宮頸がん診断用細胞検診製品などを提供。

★バイオサイエンス:乾細胞解析・分離装置などを製造。

この記事では、BDXの業績や株価、配当等の情報を整理してみます。

主な指標を概観

まず、主要指標のデータを見てみます(出所はグーグルファイナンスなど)

19/1/2株価222
19/2/1株価247.4
株価上昇率11.5%
52週高値265.9
52週安値208.6
EPS3.02
PER81.94
配当(利回り)3.08 (1.23%)
時価総額(億$)667
株式数(億)2.7

株価推移(チャートと伸び率)

次に、株価の推移を見てみます(青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線)。


株価の推移を1年ごとに見てみましょう

1:各年の株価伸び率(※18年終値は12/31
BDX

初値

最安

最高

終値

上昇率

2018

215.1

209.9

264.4

225.3

5%

2017

162

164.8

228.2

214.1

32%

2016

150.6

132.9

181.6

165.6

10%

2015

140.3

130.4

156.5

154.1

10%

2014

110.4

105.4

141.3

139.2

26%

2013

79.3

79.5

110.6

110.5

39%

2012

75.6

72.2

80.5

78.2

3%

2011

85.2

70.7

89.7

74.7

-12%

2010

79

66.9

85.3

84.5

7%

2009

68.6

60.5

79.7

78.9

15%

2008

85.6

60.3

92.3

68.4

-20%

2:各年初から2018/12/31までの伸び率
18年~

17年~

16年~

15年~

14年~

13年~

5%

39%

50%

61%

104%

184%

12年~

11年~

10年~

09年~

08年~

-

198%

164%

185%

228%

163%

-

配当利回りと配当性向

次に、配当金と配当性向の推移をモーニングスター(MS)社のデータで見てみます。

★配当性向=1株当たり配当÷EPS×100〔純利益から配当金を支払っている割合〕

★MS社は非GAAPのEPSを踏まえて配当性向を試算。GAAP基準のEPS試算〔=単純計算〕の箇所は筆者挿入。

年/月

EPS

配当

配当性向

(GAAP)

単純計算

MS試算

2008/9

4.46

1.14

25.6

2009/9

4.99

1.32

26.5

26.8

2010/9

5.49

1.48

27

30.2

2011/9

5.62

1.64

29.2

29.3

2012/9

5.59

1.8

32.2

31.9

2013/9

6.49

1.98

30.5

34.8

2014/9

5.99

2.18

36.4

43.2

2015/9

3.35

2.4

71.6

58

2016/9

4.49

2.64

58.8

49.2

2017/9

4.6

2.92

63.5

82.8

四半期ごとの配当も見てみます。

権利落ち日

1株配当

配当利回り

当日株価

2018/12/10

0.77

1.3%

236.4

2018/09/07

0.75

1.2%

254.4

2018/06/08

0.75

1.3%

231.84

2018/03/09

0.75

1.3%

226.12

2017/12/08

0.75

1.3%

219.68

2017/09/08

0.73

1.4%

203.7

2017/06/09

0.73

1.5%

192

2017/03/10

0.73

1.5%

185.31

2016/12/09

0.73

1.6%

166.51

2016/09/09

0.66

1.5%

171

2016/06/09

0.66

1.5%

170.23

2016/03/10

0.66

1.7%

148.51

四半期決算(予想と実値)

さらに、決算を見ていきます。ロイターによれば四半期決算のEPSと売上の予想は以下の通りです(2018/11/18、売上単位は100万ドル)。

ロイター予想値

売上予想

平均

上限

下限

期間

2020

18389

18675

18262

通年

2019

17439

17526

17386

通年

2018

15947

16031

15844

通年

3-19

4302

4387

4251

4半期

12-18

4361

4437

4264

4半期

売上

予想

結果

9-18

4361

4402

41

0.93

6-18

4241

4278

37

0.87

3-18

4124

4222

98

2.38

12-17

3053

3080

27

0.89

9-17

3145

3166

21

0.66

EPS予想

平均

上限

下限

期間

2020

13.66

14.04

13.32

通年

2019

12.13

12.21

12.09

通年

2018

11.01

11.05

10.97

通年

3-19

3.01

3.17

2.81

4半期

12-18

2.93

2.98

2.89

4半期

EPS

予想

結果

9-18

2.93

2.93

0

0.11

6-18

2.86

2.91

0.05

1.68

3-18

2.63

2.65

0.02

0.76

※決算予想では米国会計基準(GAAP)とは異なる「非GAAP基準」の数値が多用されています。これは各社が経営実態を踏まえて調整した数値です(売上とEPSの数値が後述のGAAP基準での数値と異なる場合は、非GAAP基準の数値)。

四半期決算(GAAP基準)

BDX

売上高

営業利益

純利益

EPS

09-2017

3167

444

328

1.19

12-2017

3080

230

-136

-0.76

03-2018

4222

183

-12

-0.19

06-2018

4278

513

594

2.03

09-2018

4403

571

-135

-0.48

通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を見てみます。

損益計算(売上、純利益等)

売上高

営業CF

同マージン

純利益

2009/09

7161

1658

23.2%

1232

2010/09

7372

1587

21.5%

1318

2011/09

7829

1638

20.9%

1271

2012/09

7708

1693

22.0%

1170

2013/09

8054

1717

21.3%

1293

2014/09

8446

1746

20.7%

1185

2015/09

10282

1730

16.8%

695

2016/09

12483

2559

20.5%

976

2017/09

12093

2550

21.1%

1100

2018/09

15983

2865

17.9%

159

※同マージン=営業キャッシュフローマージン。15~35%程度あれば優良な数値。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

なお、2017年8月の売上構成では、コンサルが51%、アウトソーシングが約44%、払い戻しが5%程度になっています。

EPSや営業利益率など

 

営業利益率

EPS

DSO

2008/9

21.7

4.46

55.14

2009/9

23.1

4.99

57.28

2010/9

22.7

5.49

58.77

2011/9

22.5

5.62

56.74

2012/9

20.2

5.59

58.67

2013/9

15.6

6.49

56.41

2014/9

19.0

5.99

52.44

2015/9

14.6

3.35

49.79

2016/9

17.3

4.49

47.31

2017/9

15.2

4.6

50.74

※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。

バランスシート

総資産

総負債

株主資本

自己資本率

2009/09

9305

4162

5143

55.3%

2010/09

9651

4216

5435

56.3%

2011/09

10430

5602

4828

46.3%

2012/09

11361

7225

4136

36.4%

2013/09

12149

7106

5043

41.5%

2014/09

12447

7394

5053

40.6%

2015/09

26478

19314

7164

27.1%

2016/09

25586

17953

7633

29.8%

2017/09

37734

24786

12948

34.3%

2018/09

53904

32910

20994

38.9%

さらに、重要指標を見てみます。

ROAとROEなど

 

ROA

ROE

流動比率

単位

倍率

2008/9

14.8

24.2

2.55

2009/9

14.3

24.4

2.61

2010/9

13.9

24.9

2.7

2011/9

12.7

24.8

2.56

2012/9

10.7

26.1

2.69

2013/9

11.0

28.2

2.76

2014/9

9.6

23.5

2.74

2015/9

3.5

11.4

1.38

2016/9

3.7

13.2

1.45

2017/9

3.3

10.0

5.58

★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業が上げた利益を見る

★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業が上げた利益を見る

★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る(下表では資本が負債の何倍かを表記)

キャッシュフロー

営業CF

投資CF

財務CF

フリーCF

2009/09

1658

-1067

-80

964

2010/09

1587

-694

-1223

961

2011/09

1638

-1033

-714

1039

2012/09

1693

-894

-370

1140

2013/09

1717

-311

-968

1129

2014/09

1746

-948

-807

1093

2015/09

1730

-8318

6190

1134

2016/09

2559

-669

-1761

1866

2017/09

2550

-883

10977

1823

2018/09

2865

-15829

-58

1970

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