DOW(ダウ・インク)今後の見通し
ダウインク(Dow Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(DOWとDDを比較:ダウインクとデュポン)を参照
直近決算
2024年10月24日(米国時間)にダウインクは決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想0.47$→結果0.47$
・売上高:予想106.8億$→結果108.8億$(前年同期比+1%)
★出所
・IRプレスリリース
・予想値はstreetinsiderを参照しました
企業概要
ダウインク(Dow Inc.)は世界最大級の素材・化学メーカーです(19年3月にDWDP〔ダウデュポン〕から分社独立)。
31カ国に104の製造拠点を持ち、主に産業用中間体やプラスチック事業、コーティング剤、シリコン等を展開。
包装やインフラ、消費者向け製品といった幅広い分野の製品を手がけています(具体的には液体射出成形や建築製造、皮革や繊維、自動車やゴム消費財、食品産業向けの化学薬品の製造など)。
近年では、使用済み回収プラスチックを再生し、低密度ポリエチレンを製造する試みも始めました。
2035年までに100%再利用できるパッケージ製品の提供を目指しています。
現在、ダウ30銘柄ではDWDPに替わり、DOWが組入れられています。
【事業分野】
★P&SP:パッケージング&スペシャリティプラスチック
★II&I:産業用中間体(インダストリアルインターメディエイツ&インフラストラクチャー)
★PM&C:パフォーマンスマテリアル&コーティングス
【事業構成】
【地域別売上高】