DOW(ダウ・インク)今後の見通し
ダウインク(Dow Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(DOWとDDを比較:ダウインクとデュポン)を参照
直近決算
1月30日(米国時間)にダウインクは決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想0.29$→結果0$
・売上高:予想105.8億$→結果104億$(前年同期比+2%)
★出所
・IRプレスリリース
・予想値はstreetinsiderを参照しました
企業概要
ダウインク(Dow Inc.)は化学品や先端材料の開発・製造・販売を通じ、産業の発展を支える総合化学メーカーです。
エレクトロニクス、自動車、建築、農業、パッケージング、エネルギーなど幅広い産業分野に製品・サービスを提供。
強固な製造基盤と販売ネットワークを確立した北米を中心にして、欧州・アジア・南米などにも製品を展開してきました。
主な事業領域は以下の通りです。
★基礎化学品:エチレン、プロピレン、アロマティック、塩素、アルミニウム酸化物など、幅広い化学品を提供。
★特殊・先端材料:高機能プラスチックや特殊化学品、合成樹脂など、付加価値の高い製品群。エレクトロニクス、自動車、建築、医療など、先端技術を必要とする分野で使用。
★持続可能なソリューション:再生可能エネルギー、リサイクル技術、低炭素素材など、環境負荷低減に貢献。
社史をさかのぼると、1897年にDow Chemical Companyとして創業。
技術革新と大量生産の導入により、グローバルな化学メーカーとして成長してきました。
2019年に事業再編を実施し、収益性の高い分野への集中戦略を推進。
【事業分野】
★P&SP:パッケージング&スペシャリティプラスチック
★II&I:産業用中間体(インダストリアルインターメディエイツ&インフラストラクチャー)
★PM&C:パフォーマンスマテリアル&コーティングス
【出典】