ZS(ズィースケーラー)今後の見通し
ジースケイラー(Zscaler, Inc.)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。
目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。
金利と株価:過去~現在
※チャート左目盛り:青線は株価推移、赤線は200日移動平均線
※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り
※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。
銘柄比較については関連記事(CRWD/ZS:クラウドストライクとズィースケーラーの比較)を参照
直近決算
3月6日(米国時間)にズィースケーラー(Zscaler, Inc.)は決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想0.69$→結果0.78$
・売上高:予想6.34億$→結果6.48億$(前年同期比+23%)
★ガイダンス
《四半期》
・EPS:予想0.74$→結果0.75~0.76$
・売上高:予想6.67億$→結果6.65~6.67億$
《通年》
・EPS:予想2.99$→結果3.04~3.09$
・売上高:予想26.9億$→結果26.4~26.5億$
(株価チャートは03/06 8:31:)
★出所
・IRページ
・予想値はstreetinsiderを参照しました。
企業概要
ジースケーラーはクラウドベースのセキュリティプラットフォームを提供しています。
従来のオンプレミス型セキュリティとは異なり、クラウド経由でのゼロトラストセキュリティを実現し、リモートワークやクラウド活用をサポートしています。
ビジネスモデルとしてはサブスクリプションモデルを採用し、クラウドセキュリティサービスを月額または年額で提供。
継続的な収益を確保しながら、技術革新と市場拡大を進めています。
主な事業領域は以下の通りです。
★クラウドセキュリティプラットフォーム:企業のインターネットトラフィックを安全に管理する「Zscaler Internet Access(ZIA)」を提供。
★リモートアクセスセキュリティ:VPN不要のゼロトラストセキュリティ「Zscaler Private Access(ZPA)」を展開。
★データ保護と脅威対策:AIを活用した脅威検出、データ損失防止(DLP)、マルウェア対策を提供。
★付帯サービス:トレーニング、技術サポート、コンサルティングを提供。
社史をさかのぼると、2007年に設立し、クラウドセキュリティの市場拡大とともに成長。
2018年にNASDAQに上場し、グローバル展開を加速。
20年5月に同業のエッジワイズネットワークスを買収。
企業のゼロトラストセキュリティ導入が進み、導入企業が急増。
北米を中心にしつつも、欧州・アジアにサービスを展開しています。
【出典】
【地域別売上高】